政治

2020年3月18日

【藤井聡】新型コロナウイルスによる「死亡者」および不況による「自殺者」の「最小化」を目指すリスクマ・ネジメント対策~京都大学レジリエンス実践ユニットからの提案~

From 藤井聡@京都大学大学院教授

 

京都大学大学院教授、ならびに、京都大学レジリエンス実践ユニット長の藤井聡です。

今、新型コロナウイルスの流行に伴い、日本を含む世界各国では多数の感染者と死亡者が出ています。

さらなる死者の拡大に恐れをなした各国首脳は、感染拡大を抑制するために、国民の社会、経済活動の「自粛」を要請、ないしは「禁止」しはじめました。

我が国では、感染症・ウイルス学・疫学等の専門家達で構成された専門家会議は、今回の新型コロナウイルスの特徴について分かっている諸事実に基づいて、感染拡大を防ぐために、当面の間、「密閉」「密集」「近距離の会話」という三つの条件が重なり合う機会を避けるべきであるという見解をだします。

この見解は、「三つの条件が重なり合う機会」を回避することで、感染の拡大の「速度」を押さえ込むことが可能となり、感染者数が「日本が持っている医療の容量(キャパシティ)」を超過し、「医療崩壊」が生じてしまうリスクが回避できるという趣旨に基づくものでした。

いずれにしてもこの見解は、一つの条件でも欠ければ、感染リスクは大幅に低減するのであり、したがって、一つの条件でも欠けているイベントや会合の開催を自粛は、さして重要ではない、ということを「暗示」するものでした。

例えば、密閉し密集していても、誰も近距離で会話しない、ないしは全員が確実にマスクをしていれば(会合前後に手洗いをしっかりとする限りにおいて)、感染者の飛沫が、感染してしまうほどに各出席者の口や鼻などの粘膜に到達するリスクはほぼ考えられません。

あるいは、人々が密集しながら会話している状況でも、例えば換気の良い部屋や屋外であれば、感染者の飛沫が、感染してしまうに十分な量が各出席者の粘膜に到達するリスクが大きく低減するからです。

そもそも、これまでのデータでは、各感染者の「濃厚接触者」を可能な範囲で確認したところ、「他者を感染させてしまう感染者は、全ての感染者のうちのおおよそ五人に一人」ということが示されています。


https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q14

つまり、もし仮にあなたが感染者と濃厚接触していたとしても、彼から感染してしまうリスクは五分の一「以下」に過ぎない、というわけです(なぜ「以下」なのかというと、その感染させる人も、全ての濃厚接触者に感染させるわけではないからです)。

したがって、上記の「三条件の重なり」さえ回避すれば、仮にその会合・イベントに感染された方がおられたとしても、他者に感染してしまうリスクは極めて小さい確率になるわけです。

しかし、この専門家会議の見解は、必ずしも正確に専門家会議「外」の人々に理解されることはありませんでした。

まず安倍総理は、「小中高校の休校」と、「多数の人々が集まる全国的な文化イベント、スポーツイベントの自粛」を国民に要請しました。

そして国民はこの要請に従うと共に、10人や20人程度のものも含む、全国の夥しい数にのぼるイベントや会合、集会、会議が次々にキャンセルされる事態となりました。

ただしこうした官邸・学校・国民の反応は、決して専門家会議の趣旨にそったものとは言い難いものでした。

第一に、「三つの条件の重なり」を回避するためには、「休校」せずとも、「教室の窓を全開にする」「生徒の私語を禁止する」「発言時にはマスク・ハンカチで口を覆うことを義務づける」などでも対応できたからです。

第二に、総理要請は「全国的なイベントの自粛」であり、決して、「10人や20人程度のものも含む、あらゆるイベントや会合、集会、会議」の自粛ではなかったのです。

つまり、「専門家委員会→総理→国民」という要請の連鎖(あるいは「伝言ゲーム」)の中で、自粛がどんどん拡大していき、その結果、国民は、専門家会議の趣旨とはかけ離れた「過剰自粛」を強要される結果となったのです(言うまでも無く、この視点に立てば、欧米各国の対応も「過剰」である疑義が十二分に存在いたします)。

そして今や、自粛をしない人を批判し、場合によってはイベント開催者を「裏切り者」と言わんばかりに非難するようなこわばった空気ができあがってしまいました。その結果、誰もがイベント・会合開催について、自粛を通り越した「萎縮」してしまう事態となったのです。

そして日本中の観光地のみならず、繁華街、歓楽街から人の姿が、どんどん消えていったのです。

結果、日本中のサービス産業、ならびにその関連の製造業が今、壊滅的ダメージを受け、東日本大震災やリーマンショックと同等、あるいは、それを遙かに上回る程の国民所得の損失や倒産・失業者の拡大がもたらされる、文字通りの「国難」の状況に至っています。

こうして倒産、失業、貧困が拡大することそれ自身が問題ではありますが、今、特に危惧される事態は、累計数万人規模で自殺者数が拡大してしまうという事態です。そもそも、日本の自殺者数は「失業率」と強く連動しているのです。


https://www.newsweekjapan.jp/stories/2019/01/09/maita190109-chart01.jpg

そして実際に、1998年以降の大デフレ不況によって、累計で14万人以上も自殺者が増えたと推計されています。


https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2350207628413500&set=a.236228089811475&type=3&theater

現在、日本では新型コロナウイルスの「肺炎」が原因の死者数は今、40名程度報告されており、今後どのようにこの数が推移していくのか予断を許さない状況ですが、その新型コロナウイルスの肺炎による死者数を、「自粛による経済不況による自殺者数」が遙かに上回る事態も十二分以上に考えられる状況に至っているわけです。

これはすなわち、我が国日本が「パンデミック」に対する強靱性(レジリエンス)が極めて弱い状況にあることを意味しています。

ついては、自然災害や世界恐慌に加えて「パンデミック」も想定した上で社会の強靱性(レジリエンス)の実践的研究を重ねてまいりました(当方が代表を務める)京都大学のレジリエンス実践ユニットでは、複数のウイルス学の専門家や医師の外部有識者を含めた特別チームを形成し、この新型コロナウイルスに対する国家の強靱性=レジリエンスを確保するための公共政策方針を下記のようにとりまとめました。

「リスク・マネジメントに基づく新型コロナウイルス対策の提案」(令和2年3月18日)
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/wp-content/uploads/2020/03/corona_riskmanagement.pdf

この提案書の「概要版」はこちらをご覧いただければと思いますが・・・
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/wp-content/uploads/2020/03/corona_riskmanagement_summary.pdf

ご覧の様に、この提案書の基本方針は、以下のようなものです。

(基本方針)
「医療崩壊」
を避けつつ、新型コロナウイルスによる「死亡者数」「重症者数」の抑制を重視すると同時に、その対策による社会的経済的被害も踏まえた上で、長期的な国民的被害の最小化を目指す。

すなわち、急速な感染者・重症者の拡大は医療崩壊を導き得るリスクがあるということを十二分に念頭に置きつつ、以下のグラフに示されたような理念に基づいて、「感染による直接被害」と「自粛等による間接被害」の「総和」を最小化することを目指すべきであるという提案です。


https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2361009147333348&set=a.236228089811475&type=3&theater

そして、この方針の下、イベント等の自粛について、以下の三つの方針に基づいて、政府(首相)から国民に「要請」することを提案しています。

【方針1】60歳以上の高齢者等のイベント参加「自粛」を要請
  ※高齢者等:持病を持つ方、妊婦、ならびにそうした方々と同居している方等

【方針2】一定規模以上のイベントは、「自粛」を要請
  ※一定規模:例えば「当面は500人程度、
        感染拡大した時期/地域では100人程度」等
  ※規模選定の基準は例えば、「感染者が含まれる確率」。
   屋外は対象外とする事も可(確率計算は、提案書参照)。

【方針3】それ以下のイベントでは感染症対策を要請
  ※換気、消毒液手洗、飛沫対策。マスク・消毒液は要政府支援。

ただし、こうした要請を通しても、感染の拡大を「ゼロ」にすることは残念ながら困難であると考えられます。

したがって、感染された方に対する万全の医療体制を構築する必要があります。

その基本方針として、以下の三方針を提案しています。

【方針1】院内感染の徹底回避
【方針2】対応可能検査数の拡充
【方針3】医療崩壊の回避

特に、方針3の「医療崩壊の回避」のためには、「感染の見込みの高い人々を優先的に検査」する体制が必要です。感染の見込みの低い人々を対象とした検査を大量に行った場合、(統計学における信号検出理論に基づいて算定される)「誤った陽性判断」をするリスク等が高まり、医療需要が急増し、医療崩壊のリスクが高まるからです。一方で、「感染の見込みの高い人々を優先的に検査」することで、より確実に陽性判断が可能となり、的確に、医療が必要な人々に限られた医療資源を提供することが可能となる可能性が高まります。

また、軽症の人々は自宅療養を基本として入院等は重症者を優先すること、さらには、人工呼吸器等の医療機器や地方衛生研究所のリソースは必要性の高い事項・症例等に優先的に活用していくことが必要です。

そもそも感染症対策は、水際対策フェーズから感染者抑制フェーズ、そして重症者・死亡者抑制フェーズへと(そのフェーズで押さえ込めない限りは)段階的に移行していくことが必要となりますが、今日のように感染者数が一定程度拡大してきた状況では、重症者・死亡者抑制フェーズへと少しずつ移行することが求められます。

したがって、今日、地方衛生研究所のリソースは「感染ルートの特定」に大量に投入されてますが、そろそろ、その感染ルートの特定に投入されていたリソースを予防・治療等に振り向けていくことが重要となります。

なお、こうしたウイルス対策は、最善の医学的な対処を効果的に図っていくことが何よりも大切ですが、それと同時に、過剰な不安を最小化するための「リスク・コミュニケーション」、すなわち、的確な国民への説明が不可欠です。

それがなければ、残念ながら感染してしまった方々や、感染者を出してしまった組織に対する不当なバッシングを被る、いわゆる「コロナ・ハラスメント」が生じてしまいます。

したがって、本提案書では、過剰な不安を回避するために、まず第一に、政府は、『パンデミックが宣言された今、コロナ対策の基本は、「感染を単に押さえ込む」というフェーズから、「重症者」「死者」を最小化するフェーズへと移行している。同時に、コロナ対策による社会的経済的損失を最小化することも求められている』と宣言することが肝要だと考えます。

そして第二に、今のところ、50歳未満の重症化リスク、死亡リスクはそれぞれ0.2%、0.1%と見込まれていること(中国の約4万症例以上のデータ、および、ダイヤモンド・プリンセス号の実績データより)、ただし、60歳以上のケースは、上記の20~70倍程度に跳ね上がる点には注意である、という旨のメッセージを発信することが必要だと考えます。


https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2371812989586297&set=a.236228089811475&type=3&theater

そして第三に、治癒した症例/発症しなかった症例/軽症で済んだ症例、ならびにその数を常に公表していくことも重要です。

・・・

以上が、京都大学レジリエンス実践ユニットにて、平成2年3月18日段階で入手できました情報、データに基づいてとりまとめた、「リスク・マネジメントに基づく新型コロナウイルス対策の提案」の概要です。

ぜひとも、政府、地方自治体、各企業や各世帯を含めたそれぞれの皆様方が、新型コロナウイルス対策を検討される際に、本提案書をご参照いただけますと幸いです。

追伸1:本提案書は、新しいデータ、情報が入手でき次第、逐次、改訂していく予定です。また、本提案書とりまとめにあたり、京都大学ウイルス・再生医科学研究所宮沢孝幸准教授、川崎医科大学総合臨床医学桑原 篤憲准教授始め、複数のウイルス学・医学のご専門の先生方にご協力いただきました。ここに記して深謝の意を表します。

追伸2:本提案書の基本的な考え方を、下記記事にて紹介しております。ご関心の方は是非、下記も併せてご参照ください。
「コロナ不安」が蔓延し、今、日本は壊れかかっています ~「過剰自粛」を乗り越える「無謀」あらざる「勇気」を持つべし~
https://foomii.com/00178/2020031317593164559

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【藤井聡】新型コロナウイルスによる「死亡者」および不況による「自殺者」の「最小化」を目指すリスクマ・ネジメント対策~京都大学レジリエンス実践ユニットからの提案~への17件のコメント

  1. 大和魂 より

    先日、新型インフルエンザ等の特別措置法の一部 の改正法案で、造反した山尾しおりが、ついに立憲まで離党してビックリして、政治家として見直しました。それに比べて残念なのが自民党のガメツイ乏しい奴らで、お決まりの対米従属のみの保身ですから、それでは、米国の次に国民の生活なのでまともな生活のための政治など出来ませんから、保身党にでも改名しろと思うのは、わたくしだけではないと思います。とにかく、どこもかしこも馬鹿と卑劣と天狗のクソ政治家連中がいかに多ことか、更に自らのピークすら判断出来ない奴らに提言する必要などありませんし、むしろ社会とって迷惑千万なので引きずり落とすべきだと思います。

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  2. イギリスの方針転換 自粛へ より

    イギリス政府の新方針の骨子は以下の通り――。
    ●集会に加え、パブやクラブ、劇場といった混雑する場所を避ける
    ●可能な人は全員、在宅勤務にする
    ●介護施設に住む家族や友人への「不要不急」な訪問は控える
    ●国民保健サービス(NHS)の医療施設は「本当に必要な場合」だけ利用する。NHSのウェブサイトから情報を得て、医療従事者の負担を減らす
    ●来週末までに、健康状態が最も深刻な人たちは「約12週間は他人との接触を避ける」態勢に入る
    ●欧州で最も新型ウイルスの被害の大きいイタリアに比べ、イギリスは「3週間遅れている」状態にある
    ●同じ家に住む誰かに断続的なせきや熱の症状がある場合、同居者全員が14日間、家にとどまる
    ●自主隔離が必要な人は可能ならば、「食料や日用品の購入」でも外出を控える。しかし「運動をするためなら外出してもいいが、他者と十分な距離を取ること」
    学校は現時点では閉鎖しない

    またイングランド主任医務官のクリス・ウィッティー教授によると、「社会的な接触を最小限に抑える必要が特にある」人は以下の通り――。

    ●70歳以上の高齢者
    ●既往症などで、インフルエンザのワクチン接種を勧められている人
    ●妊娠中の女性

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  3. たかゆき より

    人命か 国家か

    黒鹿大好きさんは 

    国家の損害を最小限にする対策を 選択

    「国家」に 民は含まれず

    死者は人損として処理、、、

    いずれにしろ

    黒鹿遺って 国滅ぶ。。

    ちなみに

    追実験が出来ない症例なので

    最善解は出せません

    けど

    どのような仮説を立てて

    解を導こうとするのか

    個人のセンスが問われるところ かと。。。

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      1. たかゆき より

        まいくろそふと えっぢ では

        コメント欄が表示されませんね、、

        今は サファリからコメントしてますけど
        以前よりは 書き込みが しやすくなり

        便利

        マック 特区か しら ん ♪

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  4. コロナウイルスをなめてはいけない より

    藤井!

    >医者の僕でも、コロナウイルスをナメていたが、間違っていた。

    というブログを読んでみ!

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  5. 藤井はコロナを甘く見すぎ より

    【第二の武漢】コロナの医療者感染がイタリアで2000人突破、米国も2人が重体

    岡田晴恵教授 新型コロナの現状に「規制と自粛、緩めるとまた上がる」

    【なんJに本日降臨】コロナ 感染症指定医療機関勤務で、チャーター便の患者を担当した病院医師の書き込みをご一読下さい

    【アメリカ】全世界でビザ発給停止 新型コロナ

    【大阪府】吉村知事「4月3日までに感染者3374人(重篤者227人)の試算。こんな数字なる訳ないと思うだろうが、僕は無視できない」

    【速報】米カリフォルニア州で外出禁止令 アメリカでは初

    アメリカ、全ての国外渡航中止を勧告する見通し 渡航警戒レベル最大へ

    【全労働者、原則出勤禁止】米NY州

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  6. 藤井はコロナを甘く見すぎ より より

    農業従事者の平均年齢は67歳やぞ!
    感染してジジババが倒れたら食糧生産に問題が出てくる。

    若者が経済活動をし、コロナに感染し、ジジババに広めてしまう、そこをどうやって防止するのか具体的な方法を持っていないだろ藤井には!いい加減だな!

    若者に気をつけてもらって~とか言うな!

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  7. 藤井はコロナを甘く見すぎ より

    検査しないとはじまらない

    検査をたくさんして
    感染者のいない地域は、全力で経済活動を再開してもらう

    感染していない地域を守るため
    移動を制限する

    感染者が多くいる場所、とくに首都圏などでは
    外出禁止令だよ
    しょうがないだろ

    治療方法や治療薬が見つかるまで!

    藤井はリスクマネジメント言うなら、まずは検査をもっとやれと言わないとダメだろ

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  8. ●医者の僕でも、コロナウイルスをナメていたが、間違っていた。 より

    >新型コロナウイルスはミクロの目でみると80%の人には単なる風邪である。
    >致死率も若くて健康な人なら1%以下と、そこまで高いわけではない。
    >「99%大丈夫なのだから、そこまで恐れるものではない」
    >これがミクロな目で見たデータ上のコロナウイルスに対する認知である。
    略)
    >しかしひとたび新型コロナウイルスが日本で発生し、
    >現場で対応する側に回されると、
    >実情はデータと全く異なるものだという事を嫌というほど知らされた。
    >こいつらは個じゃなくて群で襲いかかってきた時、真にその凶悪さを発揮するのである。

    ・防護服を着なければいけない面倒さ

    ・検査結果が出ていない肺炎患者を個室に隔離しなければならない。病室が埋まってしまう

    ・短期間で重症化するため、人工呼吸器、人工心肺のシェアが奪われる

    この3点によってリソースを食いまくられるのが問題と書かれている

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  9. 現場の医療関係者よりお知らせ より

    日本に於いて、現在進行中の水面下での広がりは

    ★基礎疾患持ちの若
    年者

    ★医療関係者、保健関係、福祉関係のスタッフ

    ★若年層なので入院にはならない

    ★よって検査の網の目から全て漏れている

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  10. 藤井はコロナを甘く見すぎ より

    ジジババと同居してる孫が、行動を自粛したとする

    しかし、ジジババと同居してない学校の友人たちがイベントに出かけて学校にウイルスを持ち帰り広めてしまう

    学校で感染した孫が自宅に帰りジジババに感染させてしまう

    藤井よ
    こういうケースがかなり起こり得るがどうするつもり?
    ジジババや妊婦、病人は死んでもしょうがないですかね?

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  11. 藤井はコロナを甘く見すぎ より

    藤井が以前言ってたことで、原発を動かすか動かさないか、
    どっちの地獄を取るかというような話をしていたと思うが、
    政府がまともじゃない、国民もまともじゃないから
    コロナか経済、どっちの地獄を取るかという選択になってしまっている
    藤井の、リスクを減らして経済活動する
    という主張は残念ながら机上の空論でしかない
    経済を守りつつ人命も守っているようで両方守られていない
    若者に感染と感染拡大のリスクを背負わせている
    対策は自分でやってくれ状態になってる
    数字しか見てない無責任な親父である

    日本政府はイベントの自粛について強制力を発揮しようとしない
    現にアブナイと言われてるのにK-1イベントが行われようとしている
    各地でお花見をして宴会も行われてる
    強制なしの、「自粛要請」では雰囲気や気分で
    なし崩しに密閉、大声、密集条件になってしまう
    感染を気にしながらイベントをやるというのも
    藤井が経済で例に出す、サイドブレーキ上げながらアクセル踏んでるのと
    同じようなもんだ。
    何より感染者がもっと増えてきたら、経済回しながら感染防御なんて
    無理になるのは早晩限界が出てくるってわかるやろ!!

    藤井自身も、健康で丈夫だからウイルスに感染しないという
    過信もかなりあるのではないか?
    自分の知るところでは、健康体の人ほど無茶やって早死に傾向やぞ
    体弱い人は、表に出ないし、日常の健康管理に敏感。
    藤井の体格は立派だけども、その分心臓、その他内臓に負担がかかるだろうし
    50歳過ぎたばかりなのに、、頭髪はすでに白髪だらけだ
    東洋医学的に見れば、「老い」がしっかり現れてるのだ
    コロナで死亡した人が患ってた病で多いのが心疾患、高血圧だ

    どっちの地獄を取るか、
    自分は、経済を後回しにしてコロナ対策するしかないと思っている
    てか、他の国もすべてそうしてるだろう?
    命があって健康であれば、まだ何とかなる
    病気になったら、苦しい、働けない、金かかるの三重苦
    ほんとに何もできない。寝てるしかない
    何より、感染が心配では若い女性の妊娠出産も難しくなるだろう

    とにかく、感染の拡大を遅らせ、治療薬の開発、治療設備の拡充
    しかないんよ 
    藤井のやってることは完全に間違ってる。
    ダイヤモンドプリンセス当たりから医療従事者はずっと頑張ってて
    既に疲弊して、これから多数の感染者がでて、それが1年続くとか
    医者のことも考えろと。

    社会の重要な部分の多くをいまだに担ってくれている高齢者も
    しっかり守らなければいけない
    年金もらいながら、野菜作ってくれてるジジババの生産力は
    バカにならない!!外国もメチャメチャになったら
    外国からの食糧輸入もどうなるか分からない!

    数字だけじゃなくてもう少し総合的に見てもらいたい!

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  12. 天鳥船 より

    >「生徒の私語を禁止する」
    >「発言時にはマスク・ハンカチで口を覆うことを義務づける」

    これで解決するような、言うことを聞く生徒ばかりであれば先生はさぞかし楽でしょう。しかし現実には、子供というものはお喋りするなと言ってもお喋りしますし、マスクをしていても、息苦しいと感じたらマスクをずらしてしまいます。一般に子供は、大人に比べると衛生観念も自己防衛観念も低いです。しかも怖いのは、今の時期、感染した子供が大した自覚症状も無いまま、春休みにお爺ちゃんお婆ちゃんの家に遊びに行き、感染させてしまうことです。これらの事態を想定すると、休校という手段で子供を感染リスクから遠ざけるのは仕方ない措置だと思います。
    また、武漢肺炎の怖いところは、新型ゆえに(支那の開発したウイルス兵器という説もありますが)分かっていないことが多い、ということです。インフルエンザや麻疹等でも人から人への感染を繰り返していくうちに強毒化していくことがあります(人の体内でウイルスが培養される為)。この新型ウイルスが、今後どのように変異しながら拡大していくか分かりません。であればこそ、後から想定外だった等と言わなくても済むように、最悪のケースを想定しながら今取り得る最大限の対策をとるのも致し方ないかと思います。
    ただ、個人的には休校措置は中学までで良いかと思いました。高校生ともなればかなり自己判断も可能でしょうし、そもそも義務教育を終えたら社会に出て働いている人だっているのですから。また、全校生徒が何百人もいるようなマンモス校であれば終業式や卒業式を中止せざるを得ないのも分かります。そんな大人数が体育館に詰めるのはリスクが高すぎます。しかし、過疎の村の全校生徒が十数人の学校まで卒業式を自粛する必要があるのか甚だ疑問です。結局ところ横並び意識と言うか、他が自粛している中で自分達だけ式をやって、万が一のことがあったら責任問題になる、だから理性的に考えればおかしいことでも、自己保身の為には止めざるを得ない。これが今の日本の空気感では無いでしょうか。

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  15. てい より

     この様な正しい提言をされている方をようやく見つけました。

     新型コロナによる死者は大騒ぎされている現在(4/18)でもそこまで多くなく、感染者の1%が死亡するとしても現状発表されている自殺者よりも到底少ない人数です。

     私自身の身の回りを見ても新型コロナに感染した人は見当たらない物の経済的苦境に立たされつつある人々は何人も見当たる状況で、身の回りの人間が自殺する恐怖、そして自分がそういった状況に追い込まれる恐怖に苛まれています。

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