日本経済

2016年12月6日

【藤井聡】 市場の「脱ブラック化」が、「人手不足」を解消させる

FROM 藤井聡@京都大学大学院教授

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今、我が国のデフレは深刻な状況に立ち至りつつありますが、その一方で全国各地では「人手不足」が問題視されています。

デフレとはもちろん「需要不足」の問題。平たく言えば、お客さんが少ない状況。そんな状況では通常、失業率が上がり、人手不足とは正反対の「人余り」が生じることになります。

しかし今、現実には多くの業界の経営者が「人手不足」に頭を悩ませています。仕事が増えたので人を雇おうとしても、雇えない――と困っているわけです。

政府はこの状況を改善するために、少子高齢化が問題の背景に存在しているという認識の下「外国人労働者を増やす」と同時に「一人当たりの生産性を上げる」技術開発の取り組みを進めようとしています。

しかし、今、日本で起こっている「人手不足」問題は、ただ単に「少子高齢化」が原因なのではなく、長く続いたデフレからの「脱却」プロセスにおける必然的帰結なのです。

そしてそのための処方箋としては、

「各企業の『過剰サービス』を消滅させる事」(=企業の脱ブラック化)

が必要であり、そしてそれを実現するために

「各企業の『過剰サービス』を解消するため(=企業の脱ブラック化)の
構造政策(規制強化や様々な行政指導等)」

が求められています。

以下、この結論に至る論理を、順を追って解説したいと思います。

(ステップ1)デフレで過当競争が生ずる
日本は1998年、それまでのインフレから一転してデフレになり、それ以後、各企業の業績は悪化、賃金は低下していきます。

そんな厳しい状況では、少しでも業績が悪い企業は倒産し、「勝ち組」「負け組」が産み出されていくようになります。

つまりデフレ下で、あらゆる業界で「過当競争」が生じたのです。

(ステップ2)過当競争が「ブラック企業」を生み出した
そんな「過当競争」下では、各企業は「生き残り」をかけ、多少の無理を厭わなくなりました。

つまり各企業は「倒産するよりはマシ」とばかりに、対価(価格)には見合わない「過剰サービス」を提供するなったのです。

もちろんそのシワは全て労働者に行きます。

労働者は皆「仕事が無いよりはマシ」とばかりに、安い給料で過剰労働サービスを提供するようになっていきます。

つまり日本人は皆、労働者も経営者も、デフレに負けないためにものすごく真面目に頑張ったのです。

しかし、インフレと正反対の「デフレ」下では、日本人のそんな真面目さが裏目にでてしまい、大きな問題を生み出すことになってしまいました。

「ブラック企業」問題です。

「僅かな対価しかもらえないのに、過剰な労働を求められ、強要される」――というブラック企業が、デフレ下で生まれていったのです。
http://blackcorpaward.blogspot.jp/p/blog-page_12.html

(ステップ3)20年デフレが、あらゆる市場を「ブラック・マーケット」化させた
ブラック企業と言えば「ワタミ」や「ユニクロ」が有名ですが、デフレの今、日本企業は多かれ少なかれ皆「ブラック企業」状態です。

そもそも「ブラック企業」は労働者にとっては最悪ですが、消費者・顧客にとってみれば「良質のサービスや商品を安くて売ってくれる企業」。ですから人気が出るのも当たり前。

つまり、ブラック企業は高い「競争力」を持っているのです。

結果、デフレ状況下では、非ブラックな企業はどんどん潰れ、ブラック企業だけが生き残る事になります。こうして、デフレが20年も継続した今日、あらゆる業界でブラック企業が拡大していき、市場そのものが「ブラック・マーケット」化していったのです。

結果、現代の労働者は皆、(サービス残業等の形で)労働時間が長いわりに給料は安く、結果、「実際上の労働単価」が下がってしまうことになっていきます。

(例えば、これはもちろん http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6837
この問題も、http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47873
こんな業界も例外ではありません http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48511?page=4

いわば現代人は皆「貧乏暇なし」状況。

そんな不当な「貧乏暇なし」状態を辛抱することが、労働者の当然の「義務」の様に言われるようすらなってしまったのが、今日の日本の姿です。

(ステップ4)ブラック・マーケットはわずかな需要増にも対応できない
さて、デフレが産み出した「過剰サービスを供給するブラック・マーケット」は、需要が限られたデフレでは確かにその需要を満たすことができるのですが、デフレ以外の状況ではその需要を満たせない、という「構造的欠陥」を抱えています。

そもそもブラック・マーケットは、現有人員をフル稼働させて、ようやく成立している「限界ぎりぎり」のマーケット。ですから、「これ以上の需要に対応する」ことができません。

もちろん、そんなマーケットでも「労働者を増やす」ことができれば「需要増」に対応可能ですが、そもそもそれだけの労働者は(少子高齢化であろうがなかろうが)日本国内にはいません(無論それは、少子高齢化であればなおさら、です)。

したがって、ブラック・マーケットでは、需要が僅かでも増えれば、瞬く間に「人手不足」 となります。

これこそ、20年間もデフレを続けてきた日本が今、デフレ脱却を図ろうとして、あらゆる業界で「人手不足」が叫ばれ始めた背景です。

(ステップ5)過剰サービスの停止が「人手不足」を解消する。
では、この人手不足状況を改善するにはどうすればいいのでしょうか?

以上の経緯を踏まえれば、その回答は極めて単純です。

各マーケットが、各企業の供給の『サービス水準』を引き下げ、『価格に見合った質』の商品やサービスを提供するようにすればよいのです。

すなわち、(デフレの徒花である)「過剰サービス」をやめる――これこそが、今日の人手不足を解消する最も本質的な対策なのです。

そうすれば、労働者に「余裕」が生まれ、その「余裕」を使って「需要増」に対応することが可能となり、人手不足状況は消滅するのです。

一番わかりやすい例は、接客業。「安い客」には最低限のサービスだけを提供し、「高い客」に良質なサービスだけを提供するようにすれば、従業員に余裕が生まれ、限られた従業員でより多くの需要に対応することが可能となります(これはもちろん、生産性と賃金双方の向上を意味します)。

運送業についても、「高い荷主」に対しては迅速性・定時性をもって対応し、「安い荷主」に対しては迅速性・定時性を保証せずに配送すれば(一台あたりの積載率を上げることが可能となり)、運転手に余裕が生まれ、限られた運転手でより多くを運ぶことが可能となります(もちろん、あまりに安い荷主は断る、という方法が一番の処方箋です。いずれにせよ、これによって生産性と賃金の双方が向上します)。

建設業についても、「不十分な支払い」しかしない顧客に対しては「必要な支払いをしなければ、建設工事を完遂させない」という態度で接し、「十分な支払い」をする顧客に対しては、その工事を完遂させればよいのです。こうすれば、あらゆる顧客が必要最低現の支払いを行うようになり、結果として、価格が上昇すると共に、限られた労働者でより多くの建設需要に対応することが可能となります。

最後に製造業につい言うなら、「過剰に安い製品」の製造に費やしていた時間を減らせば(つまり、その製造を縮小すれば)、安い製品の製造に取られていた労働者の時間を縮小でき、その時間を増加した需要に分配していくことで、より多くの需要に対応することが可能となるのです。

すなわち、客(需要)が増えて来たら、

1)これまで「安い客」のために費やしてきた時間(過剰サービス時間)を削り、
2)それを通して労働者の余裕を生み出し、
3)その余裕を使って、需要増に対応していく、

という方針を採用することで、その需要増に対応していけるのです。しかも、こうすれば一人当たりの労働者が生み出す供給量(つまり生産性)も増進すると同時に、賃金も増進します。

かくして、今日のデフレ下での「人手不足の解消」のためには「過剰サービスの停止」が必要不可欠なのです。そしてそれができれば、生産性もあがり、賃金も上がっていくのです。

(ステップ6)「過剰サービスの停止」を促す構造政策を
言うまでもなく「過剰サービスの停止」は、ブラック企業の「脱ブラック化」を意味するもの。ですが、それは決して容易ではありません。

なぜなら、今日の自由な市場メカニズムにおいては、ブラック企業の方が高い競争力を持つからです。だから一部の企業が脱ブラック化しても、結局勝ち残るのは「ブラック企業」。「脱ブラック企業」は、競争で淘汰され、結果、「ブラック・マーケット」はそのまま継続してしまうのです。

つまり「ブラック・マーケット」は、民間の力だけでは到底脱却しえない、厄介な代物なのです。

そこで求められるのが、「政府の力」。

過剰な競争を抑制し、不当な低価格(ダンピング)を抑制する構造政策(適切な制度設計・規制強化と行政指導)を、それぞれの業界の特殊性を踏まえながら、それぞれの業界ごとに検討し、展開していくのです。

現内閣が進める「成長戦略」の根幹には、こうした「脱ブラック・マーケット」政策がおかれなければなりません。

今日の人手不足問題は決して単純な問題ではなく、その背後には、20年間続くデフレによって生み出された「ブラック・マーケット」という構造的問題が横たわっているのです。

だから、外国人労働者の導入に象徴される安易かつ軽率な「人手不足対策」が進められてしまえば、今日のブラック・マーケット構造が延々と継続されるどころかますます深刻化してし、労働者の労働環境も改善されず賃金も上がらないばかりか、日本経済の需要増への対応力も失われ、デフレから脱却する力そのものが喪失されることになるでしょう。

デフレ脱却のためには、マクロな需要拡大のための財政政策を徹底推進すると同時に、その需要増に対応するための構造政策、すなわち、外国人労働者の導入に象徴される安易かつ軽率な人手不足対策とは全く異なる「ブラック・マーケット構造を是正する構造政策」が強く求められています。

政府には、正しい状況認識に基づく、正しい構造的経済政策を展開されん事を、心から祈念したいと思います。

—発行者より—

日本が国連に2億ドル払える理由
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  1. メイ より

     全く同意です。 一人あたりの生産性の向上も、効率性重視も、合理性も、大切な事でしょうと思います。しかし、あまり行き過ぎてしまうと非人間的になってしまうのでは、と心配もしていたので、先生のコラムをお読みして、ほっとする気持ちです。 そもそも人間は、無駄な事をする生き物なのではないでしょうか。お金にならないけど、バカバカしい事や、楽しい事をしたり、誰かとお喋りしたり友達になったり、ボケーっとしたり(笑)。 そして職場でも、労働力としてだけ見なされるのではなくて、ちゃんと人間として見てもらえて、人間関係を作れる。 そういった余裕や喜びや安心感が、底力となって良い仕事に結びついていくものなのではないかという気がします。 現状では、雇用主にとって都合は良いかもしれないし、消費者にとってもそうかもしれないけれど、自分たちの家族がブラック労働で苦しむ可能性も高まって、非人間的な価値観が蔓延する、社会の構造自体がブラック化しかけていることは、大きな問題であると思います。 

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  2. 拓三 より

    Aさんまず、現在のグローバル経済においてフィリップス曲線が機能している事例をどの国でもいいので挙げてください。ただし日本の90年代以前の資料は現在世界とはマッチしませんのでそれ以外でお願いします。(もしかして90年以前の日本の形にフィリップス曲線の答えがあるかもネ)また何故企業側が移民に賛成なのか。についても意見を聞きたく思います。

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  3. 學天則 より

    学問は奴隷から抜け出す物だ。すんません。現象を不確かな人間理性を懐疑し、その中で何を真実とするかですね。経済学だけで現象を捉えられると言う還元主義のなんと浅はかな事か!この方はその基本が壊れている、人間の基礎が壊れている。経済学は何時バイブルを超えたのか?長年見ていますがそういうマニュアルを下にネット工作部隊がいるとしか思えない・・・。ほんと冗談抜きで。

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  4. 學天則 より

    そのそも君のいう経済学やその学説自体がでたらめなんだよ。あれこいってるがそれが正しいと言う根拠は?君は同調しているだけのコピペなのだろうけど、それが正しいかどうか判別できない君がそれを他者にペラペラ言うのはもはや学問ではないだろう。君っは答えの奴隷だ。学問は奴隷からに毛出す物。UFOがエイリアンクラフトだという前提で会議はなりたたない。そう言うのを嘘=デマゴーグという。月があると言うのは真実だろうが根拠があって証明されてい事。君は真実とは何かを知らない癖にそれが真実だと言う、嘘つきに過ぎない。生産性が最もない嘘つきが生産性を語る。これ程の矛盾はない。

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  6. たろう より

    一人当たりの生産性(金額ベース)を上げるには、先進諸国が途上国からの安物の流入を防ぐため関税貿易に戻ることでしょう(日本の場合工業製品がほぼ無税)。それだと途上国がいつまでたっても先進国にキャッチアップ出来ないではないか?と反論があるかもしれませんが、今のまま無関税貿易を続けると先進国も途上国も共倒れになるでしょう。今の韓国や中国は日本や欧米の先進国からの技術と資金の投下により工場を作り、それを先進諸国に輸出して儲けます。で彼らは先進国の技術とノウハウの模倣を永遠に繰り返すだけであり、製品の技術開発能力は先進国に対して縮まっていません(むしろ差が明確化してる)。結局開発力を付けるには、個人の資質を上げることであり、基礎が必要です。日本の場合江戸時代の安定した時期にその資質を養い文化を築きました。その後の日本の技術開発力は世界の技術の進歩を50年早めたと言えるでしょう。このまま資本と貿易の流動に規制をかけず規制のない単一された世界を目指すなら、日米欧の人間も貧しくなり途上国の人達と同レベルの資質となり技術開発力も失います。まぁ その世界は自分たち以外の人間を奴隷とする画一化されたユダヤの理想とする世界でもありますが、、また保護貿易により中韓やその他の遅れた国にとっても、自分達のやり方で進歩することが出来、後の世界の技術と文化に貢献すると思います。

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  7. 通りすがり より

    やはり古典的な経済学は罪が深いようですね。A氏さんの話で謎がいくつも出てきます。1.プログラミングの受注と発注との”価格交渉”において、「市場価値」とかいうものは出て来ません。出て来るのはおそらく「言い値」つまり口約束なのであって、「市場」などという神はいません。(発注側は、いくらで発注するのかを”市場メカニズム”によって決断しているのでしょうか?)2.「価格は需要と供給のバランスによって決まる」と言いたげに見えますが、今藤井さんが問題にしているのは、不当に安い金しか払わないのに過剰なサービス(笑顔だの、お辞儀だの、親切さだの)を求める客(発注主)だと思います。そういう客をどう相手するのかについて、「需要曲線ガー」とは言いませんよね。3.「従業員の行動は必ず価格に置き換わる」と言いたげなのも謎です。まるで、スマイルにもお辞儀にも給料が発生しそうな感じですね。A氏さんのような人は、絶対にコンビニのレジの人に「早くしろ」などと言ってはいけないでしょう。何故なら、レジの人にチップをあげていませんから。コンビニには「商品」を買いに行っているのであって、いかなるスピードであっても「商品価値」には変わりがないですよね。また、待たされることの時間の損失を気にするなら、コンビニが混んで列が出来ている時、並んでいる人に損失の金額を要求しなくてはなりませんね。4.昼間適当に仕事をして、夜残業をして給料を稼ぐ人が多いと聞いたことがあります。古典経済学によれば、賃金は市場価値で決まるそうですが、残業をする人は市場価値が高いということなのでしょうか?私としては、残業の分を勉強に充てた方が市場価値は高まると思うのですが、そうせずに昼間適当にしている人が居ることに、経済学からの説明がつくのでしょうか。5.付加価値が高く結構需要もあるのに、作られないものなんて世の中に山ほどあると思いませんか。例えば、面白いゲームとか、映画とか、小説とか、より着心地の良い服(繊維)などですかね。そういうものの開発は、カツカツの状態では出来ないことは言うまでもないでしょう。6.市場原理主義に基づけば、まず皆が可能性を信じて商品をいろいろ作り、その中で人気のあるものだけが生き残っていき、人気のないものが廃れていく、みたいな理論出会ったと思います。では、皆が可能性を否定して、思い切って商品を作らなくなった世界はどうしたらいいのでしょうか。まあ今の日本がそんな感じなんですが。それに対応する術をA氏さんが持っていたら良いのですがね。7.最後に、市場競争に似合わない商品も山程あることも言わなくてはなりませんね。例えば医療介護サービス、(義務)教育、水道・道路・電気・公共Wifi、米、などかと思います。こういうものは誰が価格を管理するつもりでしょうか。その他、市場の失敗などという概念もあったりで言うことには事欠かないのですが、この辺で失礼いたします。

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  8. ぜんまいパパリーマン より

    藤井先生のお話全くその通りです。人手不足の解消がままならず生産性向上への投資も増えないなか、競争に打ち勝つために提供するサービスが価格に対してますます過剰になっていく。さらなる人手不足の発生と提供サービスの増加により生産性が向上しなくなる悪循環なかなか解決策が見えてこない。なぜなんだろう?どうすればいいのか?根本的な解決策はあるのだろうか?と疑問を感じ、もがき苦しみ毎日を過ごしていました。やはり、行き過ぎた規制緩和、自由すぎる競争環境は大多数の国民にとって必ずしも幸せをもたらすものではないことを改めて認識することができました。常に理論と現実のギャップを埋められない自分の能力不足になさけなさを感じますが、藤井先生のおかげで何とか理解することができます。ありがとうございます。自分が経験していない状況や立場、世界そのものを認識してもらうことは容易ではありません。藤井先生の活動には本当に尊敬と感謝しかありません。日本国、日本国民、子供たちの将来のためこれからもご活躍を祈念しております。私も子供たちの将来のため何か役に立ちます。

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  9. A氏 より

    間違ってますね。賃金は労働市場(が引き締まっていれば高く、緩んでいれば安く)で決まります。またウさんはスキルが高いので市場価値は高くなるでしょうね。藤井が言っている(ステップ5)は企業が多様な需要を見ながら勝手にやってることです。誰も趣味で安物を作ってるわけではなく、また付加価値の高い商品需要がある物は企業はとっくに作っています。ところが藤井はそれでは足りないから規制や行政指導をしろと言っている。それは必然的に需要を切り捨てることになります。誰かが欲しがっている安い商品を作るのをやめさせ、誰も欲していなかった付加価値の高い商品を勝手に作って売れるのでしょうか?藤井は労働力の余裕を生むために、法規制で需要を削れと言っているのです。それとも企業には分からない高付加価値商品を、政府や官僚なら分かると!?バカなこと言っちゃいけない。そもそも人手不足は解消しちゃダメです。人手不足だから賃金に波及しうるのです。波及しないのはまだ全体として人手不足に達していないか、人手不足に達しているのに労働者に回す金がないかのどちらかです。前者は財出・リフレ派、後者は改革派がとることの多い立場。もし「人手不足に達している」ことが前提なら当然後者しかありません(ちなみにその場合、これ以上の財政出動も不必要になる)。このように多くの経済学者は賃金に波及するための議論をしているのに、あろうことか藤井は賃金に波及する前に人手不足を解消させろと言う。いったい何を考えてるのか。デフレに逆戻りです。それともデフレに戻ったら財出→人手不足になったら法規制でデフレに戻る→・・・の無限ループで、最終的に法規制と計画経済ですべてがんじがらめの共産主義国家でも作りたいのでしょうか?まったく開いた口がふさがらない内容です。あなたも一般的な経済学の教科書でも読んでちゃんと勉強したほうがいいですよ。時事評論を何千本読んでも、経済の俯瞰的な見方は絶対身につきません。マンキューマクロみたいなベタなのでok。

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  10. 通りすがり より

    もう少し加えて言えば、収益を改善するために藤井さんは「貧乏人を相手にした商売をするな」「不当に安い仕事は断れ」「価値の高い仕事をやれ」と仰っているんだろうと思います。宜しいですかね。

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  11. 通りすがり より

    うーん、何を言っているのか分かりにくいですね。「生産性という言葉」の定義が不安定です。藤井さんの定義は恐らく「商品価値_労働力」、つまり労働者のかけた体力や時間、手間に対しての得られた料金、作り上げられたサービスの価値だと思います。また生産性を 上げろ と仰っている。対してA氏さんは、「藤井は規制をして生産性を抑えろと言っている」と言っている。この「生産性」という言葉の定義は恐らく「がんばり」という、なんだかよく分からないものでしょう。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー三人の人がいたとします。アさん:1日8時間、20日働いて、プログラムを1つ完成させ、100万円で売れた。イさん:1日8時間、20日働いて、プログラムを1つ完成させ、10万円で売れた。ウさん:1日4時間、20日働いて、プログラムを1つ完成させ、100万円で売れた。この場合、給料を出すならば、ア=ウ>イで出さなければならないと思います。(原理的には)しかしA氏さんは「収益の改善」という経営者目線の話をしているので、働いた人の時間だけ見て、ウさんに極端に安い給料を出しそうですね。どうでしょうか?何か間違っていますか?

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  12. あ太郎 より

    素晴らしい問題提起だと思いますが安倍政権が積極財政をやっていない以上、生産性を上げると余計にデフレが深刻化してしまうのではないでしょうか?そもそもなぜ人手不足なのに投資が増えないかというと、需要拡大型の人手不足ではなく、供給減少型の人手不足だからだと思います。前者は経営者や株主にとってもありがたい話なので、投資も拡大していくでしょうが、後者は損ばかりで全くうれしくない話です。インフレマインドを喚起する需要拡大と違って、供給減少はむしろデフレマインドを刺激してしまうのです。だから全く賃金も上がっていかない。やはり最大の問題は需要不足と考えた方が良いと思います。特にサービス業においては、需要が増えただけで生産性が向上していくはずです。そしてマインドが好転すれば賃金も上がっていき、働く高齢者も増えるかもしれませんし、労働者の立場も向上していくでしょう。そうなってくれば自然と過剰サービスも減ってくるでしょう。

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  13. A氏 より

    こんなデタラメな経済論ははじめて見た。保守派といわれる言論人がこんなデタラメで、経済のことをあまり分かってない良心的な人たちを騙くらかしてるのは、本気で怒りを禁じえない。人手不足はなっていいんだよ。デフレ下では人手不足でないにもかかわらず、コストカットで労働力にしわ寄せが行っていた。問題は人手不足が賃金上昇につながる動きが鈍いことで、これの見方は経済学者によって二種類ある。?そもそも完全雇用水準はもっと下(2%台)ではないか?完全雇用に達して労働市場がタイトなのに賃上げの動きが鈍いとすれば、それは企業が労働者に金を回したくてもまわせない状況。なので収益を改善(生産性向上)する必要がある?の見方のとき、、移民で労働者の数まで増やしてしまうのは確かにナンセンス。生産性自体の向上が必要。ところが藤井は規制をして生産性を抑えることで、人手不足を解消しろと言う。生産性を抑える手法が「業界ごとの政府の規制」という完全な設計主義なのも唖然だが、そもそも賃上げ波及にみんな頭をひねってるのに、賃上げの前に労働市場の人手不足を解消しちゃってどーすんだよ!!!デフレが続いちゃうじゃないか!もうこの人は何言ってるんだ。今度という今度はアイソが尽きた。「保守派」がこんんなにアホになってしまって悲しい。

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  14. ムーミン より

    労働市場のブラック根絶 賛成特に、派遣業界は縮小根絶すべき!!以前所属していた派遣会社の経営者は、私はカリスマベンチャー起業家、社員は自分に絶対服従せよ。悪いことは全て社員の責任、自己責任主義の徹底。会社に甘えるな!都合が悪くなると社員のポイ捨て法令順守表向き守っているポーズ。裏ではパワハラでリストラ。研修であればパワハラは許容されるとの論理。精神的追い詰め自主退職に追い込む。

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  15. 神奈川県skatou より

    冷静に考えて、施策の間違いは、因果の間違え、相関と因果の間違えが大きいと考えれば、ブラック化とデフレマインドの関係は慎重に吟味すべき問題かもしれません。モノよりカネならば、効率が労働に要求されます。カネよりモノならば、新商品が期待されます。新商品を生み出すには、手数であり、余裕です。また新商品を楽しむのは、不確定が前提であり、それこそ効率の真逆です。お金より大切なものが見えない以上、お金という数字には効率しかないので出口は無いと思います。

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  16. 學天則 より

    古代イスラエルは滅び、ユダヤ人>古代イスラエルは滅んだときは古代イスラエル人だ。すいません。

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  17. 學天則 より

    世には公と私があると思います。歴史的に血を流して公の為に戦うのが市民それを畏れて私の保身の為、体制に同調するのが小市民=奴隷。私の為に真面目な人達と言う事ですね。公があればこうならないでしょう。嘘つきには同調しないでしょう。神が見えない私しか考えない人々は神が取られた貢物。そこにあらがえば相手は必然と神となる。ソロモン王は72の悪魔を使役した、悪魔とは何か先生はお分かりになられているでしょう?そうして、古代イスラエルは滅び、ユダヤ人は捕囚されローマ支配のエルサレムでキリストは張り付けに天使長のサタンは地獄の最下層にプロメテウスはコーカサス山脈に張り付けにジャンヌダルクは火破りに、坂本竜馬は惨殺、ソクラテスは毒人参を飲まされ、ベトナム帰りのランボーは迫害される(笑)。お分かりだと思いますが救う相手こそ味方とは限らない。それが神話や経典や歴史で語られる厳しさだ、敵=魔王は本能寺にありともいうw先生も程ほどにね。土台無理な話だと思いますから。だからやるなと言う訳ではないがあくまで対症療法の延命措置となるでしょう。残念ながら・・・。神には勝てない、何事も天命がある。カインに危害を加える物は7倍の復讐を、でも神の供物は洪水=カタストロフィで神が取られます。レメクの場合は77倍、神の法を無視した人々の末路は共同体の結束の脆弱さから危機時に露呈します。既に福島原発で兆候は出ておると思います。先生でも神には勝てない。ここを忘れずにうまくやってください。ではではw見てる側はひやひやでサミュエル・トラウトマン大佐の心境でありますな。

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  18. ホワホ より

    本当に私たちの気質は真面目なのだろうか?そうやってのぼせた結果がこの苦痛なのでは無いだろうか?

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  19. widelogy より

    先生の意見に大賛成です。よくぞ仰ってくださいました。規制を作る、構造に手を入れるのは必要不可欠なのです。しかし日本では戦後になって労働法等が少しずつ整備されていったはずですが、それがまともに守られているとは思えません。それはなぜか。「労働基準監督署の職員が少なすぎる」からです。法律がいくら作られても、それを守らせる具体的な人間、組織がなければ法律はただの文章にすぎません。殺人罪が刑法に規定されていても、検察や警察が存在しなければ誰も(というのは言い過ぎだが、)殺人を犯す事をためらわなくなるでしょう。ましてや、労働法等の違反は殺人や傷害のように外には(あるいは使用者、労働者等の当事者にですら)見えにくいものであり、それが世のバランスをどんどん悪化させてしまっています。真面目に法を守ろうとした企業はもうこの20年間であらかた淘汰されてしまったでしょう。現在ブラック企業の経営者でも「悪いのはわかっちゃいるが、こうじゃなきゃ生き残れないんだよ」と考えて、市場や業界や労働者や、社会に害悪を撒き散らしている人もいるでしょう。またこれは国内だけの問題では済まない。国際協調も共に行わねば、際限のないグローバル競争を強いられた大企業も中小企業は、どんどん肉体的にも精神的にも疲弊していきます。そして、またいつやってくるともわからない金融危機や金融恐慌が世界を襲った時、生まれ来るのはやはり極端な全体主義でしょう。はっきり言ってどうにもならないだろこれ、と投げてしまいたくなるような巨大な問題群に立ち向かう諸先生方を少しでも応援していきたいと思っています。がんばってください。

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  21. 拓三 より

    「日本人の真面目さが裏目に」仰る通り!20年もデフレでありながら失業率が悪くて5%ちょっととは世界ではありえない数値であります。これは日本人が共同体を中心に生きてきた民族である事の証明でもあります。しかしながらこの民族共同体を利用することで一部の資本家が私腹を肥やし、その一部の資本家に力を貸した『政治家!』並び『経済学者!』お前らの罪は、窃盗及び殺人教唆と同罪や! まして「おもてなし」と言う便利な言葉でより過剰なサービスを労働者に要求しやがって!バブルが弾け、デフレになりつつもインフレを維持するためインフレ型経営で頑張っていた企業家に対し、効率性だの甘ちゃんだのバカだの散々罵っていた企業家、学者、政治家、まだ足引っ張る気か!ええ加減退場したらどうでっか?一度蜜を吸った人間は変わりません。規模が大きければなおさら。その蜜が継続させるためには政治を動かす事が必然的重要。当たり前の話。現実そうなっています。ならばデフレ時は労働側に立つ政権交代が必然的重要なのですが……残念。ああ〜あ…….

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  22. しろくまアイス食べ過ぎてお腹を壊す人 より

    ロイホの深夜営業取りやめはまさに先生のご提言に沿ったものですね。それにしても未だデフレは解消しませんね。

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  23. より

    おっしゃる通り民間のみでは絶対に修正できないので政府の力が必要ですね。罰則も設けないと全体バランスを考えた正しい行いをした企業が淘汰されると思います。もう一つ国外企業との競争に対してはどう手を打つかが難しい。国家間である程度協調体制を取らないと厳しいのではないでしょうか。ただその肝心の政府が外国人労働者に安易に走っている有様なのが泣けますね。

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  24. 神奈川県skatou より

    ブラックの話大好きです。わくわくします。映画「Uボート」最高ですね。ひさびさにあの絶望感に没入したくなります。音速雷撃隊withコバルトブルーとか。仕事でプロジェクトの足を引っ張る奴はなで斬りですよね♪おっと・・>つまり各企業は「倒産するよりはマシ」とばかりに、>対価(価格)には見合わない「過剰サービス」を提供するなったのです。たしかにそうです。ただ、過剰サービス停止は不可能な話で、それこそビジネスの命脈であり、絶え間ないサービス向上と、それに見合う報酬アップが仕事の本質ではないでしょうか。なすべきは価格転嫁であって、向上心を止めることはそれこそ発展途上国化ではないでしょうか。でも誰もカネを払いたがらない、政府さえ、なのですからやんぬるかなです。>もちろんそのシワは全て労働者に行きます。会社の価値は社員らのノウハウと連携に宿ると理解しているのならば、普通の経営者は困難にあって社員をクビにするより、無理やりでも仕事を用意しようと考えます。なぜなら、仕事なしで社員を遊ばせていれば賃金すべてが赤字になるわけで、原価割れでも仕事をしたほうが、損が少なく、仕事をすることで技術維持または向上になる可能性があるからです。でも実態は、無理して受注した仕事、つまりは期日が短すぎる、設計が難しすぎる、時間(=人手、てまひま)をかければ可能だが人件費を計上できない、という仕事をやるとき、会社の都合で無理すじだと分かってても、お客様にとっては正規の依頼であり、ちゃんとやってもらうよう要求する訳です。そのとき矢面に立つのは現場責任者であり、経営者じゃありませんので、無理と要求の板挟みになってみな死んでいくわけです。社会的にも精神的にも、そして最後には生物的にも。それが我々世代のサラリーマン人生なのですからそれが政治の用意できたものですからザルツ、万歳

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  25. はっちゃん より

    いつも大変ありがたく拝見致しております。私は24歳からこの20年、小さな会社の経営者です。そうです。ほとんどデフレしか知りません。まだ20年前はデフレがというよりもバブルの崩壊が主な話題になっていてテレビなどでは景気の悪い話が結構たくさんありました。しかし、今になって考えてみると今よりずっと景気は良かったと思います。デフレが続くと市場がブラックマーケット化する。これは私よくわかります。わかるというか、今の私の最大の悩みを作っているものだと認識しています。私が所属する業界も例に漏れずブラック化していると思います。ある激安店をフランチャイズ展開する企業が全国で「儲かりますよ」と散々に言い募ってかなり大きく展開しています。また、ちょっとしたアイデアも含まれているものですから面白いビジネスに見えますし、テレビで取り上げられていることも時々見かけます。ちなみに私が小耳に挟んだ3店ではどれも「儲からない」と言っていますし、私の計算ではどう考えても面白い商売はできないという答えになります。その業態(業界ではない)は通常兼業を前提としたビジネスモデルであるのでそれぞれの店はほかの商売の収益もあり、そうそうすぐには閉店ともならずなんとなくやっているところが多いです(やめた店も知っています)。まあもっとも、フランチャイズを展開する側が儲かるかどうかについては私の計算など及びませんが・・・。ブラックマーケットのしわ寄せは真っ先に同業企業の収益にくるのですが、徐々に労働者にも来るのでしょうし、小さな会社では経営者の所得にダイレクトに来ます。また、小さな会社の経営者はふつう労働者も兼ねています。人員が減っても補充をせず、例えば経理等をする人も雇わず、経営者が全部やる。確かにギリギリです。藤井教授、本当によくご存知ですね。一口に「デフレを終わらせる」と言っても、実に色々な角度から政府にはお世話にならないといけないわけなんですね。それだけデフレの弊害というものが多面的に渡るということなのでしょうかね。

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  26. agaic より

    非常に含蓄のあるロジックであり、「人手不足」の解消にはつながる気もしますが、「賃金が上がる」とまで結論付ける点については理解できず、短絡的にすぎないかと思いました。
    理由としては、上場企業などは、高水準の利益を計上しているにもかかわらず、目立った賃上げには至っていないからです。
    利益でなく付加価値ベースでの業績動向を詳細に把握していないので、もし間違っていら申し訳ありませんが、利益と付加価値に一定の正の相関はあると思いますので、であれば、何故、企業が賃上げに動かないのかについて、投稿内容では理解はできませんでした。
    仮に、利益や付加価値が相当程度上昇したとしても、典型的な日本企業は、その上昇に比例した賃上げには向かわないような気がいたします。
    理由としては、企業のステークホルダーとの関係で、従業員が一番下に置かれているように感じるからです。
    その従業員が入社したころから面倒を見ている経営者としては、うるさい株主や債権者等々からの要請を優先するでしょうし、また、従業員から感謝されるより、株価等を上昇させて、名経営者としてもてはやされる名声を取る方が大部分なのではないでしょうか。
    また、高付加価値・収益のビジネスを優先させるという処方箋も、そういうことは、大なり小なり何れの企業も取り組んでいるような気も致します。
    投稿された文脈で経営した場合、確かに経営に余裕は出る気もしますが、単なる縮小均衡に陥るリスクもはらんでおり、「儲からないビジネスを儲かるようにする」といったイノベーションをせず、単に既存顧客・ビジネスを切り捨てるだけでは、持続的な成長は望めないような気は致します。
    投稿者の書籍などを読んで、深い考えを知っている訳ではないので、当方のお思い違いかもしれません。
    機会があれば、もう少し深いところにあたってみたいと思います。

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  27. コメントに返信する

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  28. […] もちろん、長いデフレの間にマーケットが「ブラック化」し、その結果、各企業が何もかもを二束三文で売り飛ばす「過剰サービス」に走り、その結果として需要が不十分であるにも関わらず人手不足が生じている、という状況が存在するのも事実です。 (詳しくは、こちらをご一読下さい https://38news.jp/economy/08023) […]

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