FROM 藤井聡@京都大学
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「グローバル経済の優等生」韓国の過酷な現実とは。
この搾取を目のあたりにして、
「TPP加入はマスト」と言えるのか。
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黒田総裁を中心とした日本銀行が、「マネタリーベースの倍増」
言うまでもありませんがこれは、デフレ脱却のための「
株式市場はこの第一の矢を大きく評価し、その公表翌日には、
多くの方々はこの動きに、デフレ脱却、そして、
言うまでも無く、
こんな話を耳にしていますと、もう今回の「黒田バズーカ砲」(
。。。。でも、安倍政権は、このバズーカだけでは、
「三本の矢」
が必要だと考えている訳です。
じゃぁなぜ、どんだけ今回のような「バズーカ」
それは、「金融市場」と「実体市場(経済)」です。
(※ なお、一般的には「金融市場と実態経済」
これでは対比した感じがしませんので、上記の様に記載しました。
で、「金融市場」においては、実際の財・サービスではない「
(※ なお、「先物取引」という売買では、
さらに、「金融市場」のカネは(一部の国民を除くと)、
パン屋さんでパンを1万円分買うと、その1万円は直接、
ますが、証券マンから1万円の金融商品を買っても、
券マンの給料に繋がる、なんてことは無い、ということですね。
(#そんな事があったら、そりゃ、天才バカボンの世界ですね 笑)
いずれにしても、いずれもいろんなものを売り買いしてる「市場」
つまり、たくさん買ってくれる旦那がいれば、
。。。。で、「日本銀行」というのは、(日本円を使う)「
だから、今回の「黒田バズーカ」でもって、「金融市場」
・株価は上昇し、
・国債の価格も上昇し(=
・ドルやユーロなどの海外の通貨も上昇したのです!(これは、
で・・・・この金融市場と実体市場(経済)の両者は、「一体」
「接続」されてはいます。
で、どうやって接続されてるかと言えば、
「誰かが、金融市場で調達したカネを、実体市場(経済)で使う」
という事があれば、「金融市場」から「実体市場(経済)」
だから、例えば甘利大臣は、
「気の影響が実体経済に移りつつある」
http://www.nikkei.com/article/
などと発言されているわけです。
しかし・・・・黒田バズーカで供給されたの日本円の全てが、「
なぜなら、「日本の金融市場」には、日本の実体市場(経済)
さらには、日本の金融市場に参加している人達が皆、
「金融市場で調達したカネをつかって、
また別の金融商品を買う」
なんて事をやってばかりいたら、金融市場は活性化していっても、
(。。。。っていうか、そんな事ばっかやってたら、
http://www.minervashobo.co.jp/
・・・・
ということで、「黒田バズーカ」
だ・か・ら!
黒田バズーカで活気づいたエネルギーを、
その根幹にあるものこそ、
「アベノミクス、第二本目の矢」
なのであります(例えば上記記事でも、甘利大臣は、「
・・・繰り返しますが、日銀というのは、「金融市場」
『政府というのは「実体市場」における大旦那』
となり得るわけです!
だ・か・ら!、
政府が(※)、一生懸命がんばって、
「金融市場で調達したカネを、実体市場(経済)で使う」
ことをやれば、実体市場は活気づき、
(※ もちろん、民間と一緒に、であります(笑)。が、もちろん、
。。。。
ということで、
(※ ひつこいですが、もちろん、民間と一緒に、であります(笑)。
・・ということで、ひょっとすると本メルマガ読者にとっては、
ではまた来週!
PS
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韓国の実情を学び、
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【藤井聡】2本目の矢への3件のコメント
2013年4月10日 7:14 PM
以前から甘利大臣や菅官房長官の発言こそが安倍総理の真意なのではないかと思うことが多いです。安倍総理自身「財政規律を守る」ということを衆院選前の党首討論などでも何度も発言されていたように思います。やはり二本目の矢は折られているのではないでしょうか?(「機動的な財政政策」とはどういう意味かが私にはもともとよく分からないのですが)本日の三橋貴明さんのブログ記事『目覚めよ! 日本経済と国防の教科書 (中編)』に「そうではなく、安全保障の危機が深刻化し、現実に国民の生命や安全が脅かされている状況があったとして、デフレの時には経済的なボトルネック(制約条件)は存在しないという話です。要は、政府は必要なおカネを必要な国防関連分野に費やしても構わない。結果的に、国防の強化とデフレ脱却の両立が可能、という話でございます。」と述べておられるようにデフレ下における財政拡大はむしろ一石二鳥のはずです。財政拡大に内心反対の方がよく「必要な公共事業ならいいけど」とおっしゃいますがそもそも藤井先生をはじめ財政政策を訴える方が「無駄な公共投資をどんどんせよ」などとおっしゃっていた記憶がありません。「必要なものにお金をかけるべし」などそもそも議論する必要がないほど当たり前なのですが。。。
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2013年4月11日 7:04 AM
>>「市場」には、全く質の異なった、「二種類の市場」が存在しているからなのです。それは、「金融市場」と「実体市場(経済)」です。>>というご指摘、新鮮に感じました。
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2013年4月13日 3:48 AM
確かに当たり前の内容でしたねwでもそのことを政府の人間がどれくらいわかっているのかが気になるところです。
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