【近況】
10月1日にインボイス制度が導入されました。
課税事業者が発行する
「適格請求書事業者登録番号」が
記載された請求書・領収書以外は、
80%しか「課税仕入」に
算入できなくなったのです。
「80%控除可能」は三年間の経過措置で、
その後はやはり三年間
「50%控除可能」となり、
2029年10月からは
完全に控除不可となる予定になっています。
意外に見落としがちなのは、
取引相手からの請求書のみならず、
タクシーや駐車場等の「領収書」も、
登録番号がない場合は、
80%しか控除できないという点です。
さらには、勉強会、研究会、サークル、
同窓会、町内会、自治会などの
任意団体が発行した領収書も、
登録番号がない場合、80%のみ控除。
多くの国民は、消費税は
「消費者から預かった預かり金」という
理解でいるでしょうが、
インボイス制度導入により、
課税事業者は、
「消費者から受け取る金額は
変わらないにもかかわらず、
課税仕入が減ることで、
消費税納税額が増える」
という事態に
直面することになるわけです。
結果的に、
消費税の「仕組み」に関する理解は
進むことになります。
インボイス制度導入にあたっては、
免税事業者が被る不利益ばかりが
強調されていました。
とはいえ、実は一義的には
インボイス制度導入は
「課税事業者に対する増税」なのです。
財務省にとっては痛恨事です。
インボイス制度導入により、
消費税(正しくは「付加価値税」)の正体が
国民に知れ渡ることになる。
◆経営科学出版から
「財政破綻論の嘘
99%の日本人を貧乏にした
国家的詐欺のカラクリ」が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38zase_blog
◆小学館から「日本経済 失敗の本質:
誤った貨幣観が国を滅ぼす」
が刊行になりました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4093888973
◆メルマガ週刊三橋貴明Vol753
インボイス制度導入という増税
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
インボイス制度導入により、
まずは「課税事業者」が
消費税増税となりました。
さらには、経理事務の作業量が増大した。
これが「現実」ですよ。
◆メディア出演
「働き改革」は、
結局は移民受入が目的だったのか!
狂気の24年問題
[三橋TV第763回]
三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/Bdoqv1C3hkk
豊かな日本はこう作れ!
泉房穂・元市長登場!
真の地方行政とは?
[三橋TV第764回]
泉房穂・三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/njXXLTwuSXk
諸悪の根源「財務省」
30年間無策なのではない。
「有害!」なんだ!
[三橋TV第765回]
泉房穂・三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/J96DWM_IX6c
日本は経済成長していない。
確かにその通りです。
ならば、日本経済を成長させるためには
どうしたら良いのでしょうか。
日本経済の成長に
本当に必要な指標、考え方、そして政策を、
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「ゼロ」から学んで下さい。
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「シンガーsayaが三橋先生に
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◆チャンネルAJER
今週の更新はありません。
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