日本経済

2018年4月3日

【三橋貴明】移民と教育

From 三橋貴明@ブログ

昨日のエントリー で解説した通り、
安倍政権の移民政策は、
最終的には日本の「皇統」を
破壊する可能性が濃厚です。

それにも関わらず、日本では
「皇統と移民」の議論が
全く聞かれません。

理由は大きく二つあり、

(1) 日本人がナショナリズムを喪失し、皇統も国家も「どうでもいいもの」「何とかなるもの」「誰かが何とかしてくれるもの」と思っている
(2) 移民がいかなる問題をもたらすのか、知らない

だと思います。

ちなみに、日本はすでに在日韓国人・朝鮮人
という移民問題を抱えているのですが、
「良識ある国民」はそこから
目をそらします。

そして、事態が手遅れになっても
なお、目をそらし続けるのです。

スウェーデンに取材に行った際に、
現地の人々がヒュースビーや
マルメの移民問題から
「目をそらし、知らないことにしていた」
のを思い出します。

「人種差別はいけません。
移民反対はレイシスト」

と、一方的なレッテル貼りをされる
のを怖れたスウェーデンの人々は、
移民問題を
「そこにあるが、存在しない問題」
として取り扱い、取り返しが
つかない状況に至りました。

深刻な移民問題を知らない
日本人は、「本気」で移民に
ついて議論するのが苦手です。

だからこそ、

「人手不足なのだから、
外国人労働者に頼ればいいじゃん」

といった、ふわっとした意見に流され、
破滅への道を歩いていくのでしょう。

とりあえず、移民問題について
議論する際には、他国の事例を
見ることが重要だと思います。

特に重要なのは「教育」です。

『フランス 義務教育3歳から 移民層念頭に「格差是正」
https://mainichi.jp/articles/20180402/ddm/007/030/152000c

フランスで義務教育の開始年齢が
現在の6歳から3歳に引き下げられる
見通しになった。

移民層などを念頭に幼児期の
「教育格差」の是正を目的として
マクロン大統領が主導した。

2019年9月の導入を見込み、
欧州ではハンガリーと並んで
最年少の義務教育開始年齢となる。
(中略)

公立の保育学校は無料と
なっているものの、海外県や
移民系住民が多い貧困地域では
就学率が低い傾向がある。

マクロン氏は3月27日の演説で
保育学校の就学義務化方針を公表し、
「受け入れがたい格差が
是正されることを願う」
と強調した。(後略)』

フランスでは、「移民」との
教育格差を是正するために、
義務教育の開始年齢が3歳に
引き下げられることになりました。

他国から入ってきた人々のために、

「受け入れがたい格差が
是正されることを願う」

と、自国の教育制度を
変えるわけです。

イギリスの小学校などでは、
生徒の9割が移民であり、
しかもほとんどが英語を話せない
ということで、教育現場が
パニックに陥っている
地域が多々あります。

当たり前ですが、教育の
「供給能力」には限りがあるため、
学校側が「多言語の子供たち」への
対応に追われると、元々の
ネイティブな子供たちが
割を食うことになります。

「まあ、イギリスは長年、
移民を受け入れ続けたんだから、
仕方がないんじゃない」

などと思わないでください。

すでに、我が国も移民の影響で
教育サービスが
「害(あえて書きますが「害」)
を受けるケースが出ているのです。

『運動会で6か国語放送…外国人の子供急増に悲鳴
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0331/ym_180331_8868372745.html

「保護者とも意思疎通ができない」「教員の負担も限界」。

日本語を習得できていない
外国人の子供の急増に、
教育現場からは悲鳴が上がる。

横浜中華街に近い
横浜市立南吉田小学校では、
全校児童約740人の半数以上が
外国籍などの子供だ。

保護者が帰化して日本国籍
になっていても、家庭で使うのは
母国語のみという子供もいる。

昨秋の運動会では英語や中国語
など計6か国語で放送を行った。

「臨時休校が決まっても、
多言語のプリントが作れない」。

こう漏らすのは関西の
政令市の担当者。

教員は日本語にふりがなをつけたり、
個別に電話したりする対応を迫られている。

気持ちをうまく伝えられない
外国人の子供が、日本人の子供と
けんかになるケースもあり、
首都圏の政令市の中学教諭は
「生徒指導事案の8割に
外国の生徒が関わっている」
と明かす。』

子供は、母国語で
教育を受けるべきです。

学校が移民に適応し、多言語で
教育サービスを提供した場合、
どうなるでしょう。

「子供たちが広い視点を持ち、
グローバルな人材に育つ」
と思いますか?

違います。

答えは、教育サービス全体の
質が低下する。

ただ、それだけの話です。

本ブログの読者は、日本語
モノリンガルの方が多数派でしょう。

皆さんが「多国語」で教育サービスの
提供を強いられたとき、全体的な
品質を高めることができますか。

できるはずがありません。

移民国家化は、日本の
教育サービスをも壊し、将来世代に
「国家がまともな教育を
提供できない日本」
を残すことになります。

「保守」であるはずの安倍晋三総理大臣
が率いる日本政府は、移民受入により
皇統を危うくすると同時に、
教育サービスをも破壊しているのです。

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【三橋貴明】移民と教育への4件のコメント

  1. 囲碁 より

    いつも 読んでおります。ただ この頃は「だから どうしたらいいの?」とストレスばかり 溜まります。

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  2. 前田照彦・ より

    現代の日本人は皇室に対し尊崇の念が全く有りません。移民を受け入れたならば是が崩れるのは必定であり、将に三橋さんの言う通りと考えられます。私も微力ながも日の本の国を守るためかんばっております。ユーチューブにん・惟神の道・古事記を糺す・として投稿しております。一度見て頂きたいと思います。皇室を守らんとする心に感動し、ここに電文を送ります。

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