日本経済

2018年4月4日

【藤井聡】いよいよ、「プライマリー・バランス」を巡る攻防が本格化します。

From 藤井聡@京都大学大学院教授

ご無沙汰しています。京都大学の藤井聡です。

年始の三橋さんの逮捕報道以来、
こちらでのメルマガ配信を控えさせて頂いておりましたが、
法的な問題等も無きことも確認されたとのことで、
改めて本メルマガ配信も再開させて頂くこととなりました。

その間、2月に言論誌『表現者クライテリオン』を創刊し、
https://the-criterion.jp/
それにあわせて、『週刊ラジオ表現者』も、毎週月曜日の放送を継続し、
https://the-criterion.jp/category/radio/
『表現者メールマガジン』の配信を始めました。
https://the-criterion.jp/category/mail-magazine/

この『表現者メールマガジン』(無料)では、
当方からは毎週月曜日に、
主として「保守」に関わる諸々のお話を差し上げていますが、
経世済民新聞でもお馴染みの柴山桂太さんや、
文芸批評家の浜崎洋介さん、
若手言論人・研究者の川端祐一郎さんなどからも毎週一度ずつ、
様々な切り口の記事を連日(週日)、配信しています。

是非、皆様もこちらの定期購読も願えますと有り難いです。
(この無料メルマガの登録は、コチラから↓
http://www.mag2.com/m/0001682353.html

そしてこの度は、この『表現者』の雑誌やメルマガ、ラジオの取り組みも、
ある程度「軌道」に乗って参ったこともあり、
新年度を迎える機会に改めて、
「政策論」とりわけ「経済政策」を中心の記事を配信すべく、
再開させて頂くこととなった次第です。

さて・・・先にも触れましたが「表現者メルマガ」では、経済に限らず、
政治や社会全般、思想、文学など幅広い記事を配信していますが、
やはり、まさに今、日本国家で最も大切な政策的課題は、
「デフレ脱却」を果たし、
「衰退途上国」という不名誉な状況から抜け出すことに他なりません。

そのためにもやはり今、日本にとって最も大切な政策論は、
来月5月から6月にかけて閣議決定される「骨太の方針」の
「プライマリーバランス」を巡る記述が如何なるものになるか、
という一点にあります。

この記述が、
「2022年にPB黒字化を目指す」
となれば、政府支出が大きく削られ、
消費増税もほぼ決定的となり、
大型補正も不可能となり、
当面、日本が「衰退途上国」から抜け出すことが不可能となります。

一方で、財政規律はあくまでも、世界標準と同様に
「債務対GDP比の安定化である」ことを明記すると同時に、
PBについての記述が全面削除されるなら、
デフレ脱却までの消費増税の延期・凍結の見通しも得られ、
自由度の高い政府支出が可能となり、
デフレ脱却が果たされ、
これ以上の「日本の衰退」を防ぐことも可能となります。

あるいは、PBについて記述されることがあったとしても、
今、政府試算で自然に黒字化すると想定される2027年が、
PB黒字化の目標年次となるなら、
同様に、デフレ脱却の可能性が開けることになります。

さらには、PBの定義が、

「建設国債は、PB算定時に除外する」
「未来投資案件は、PB算定時に除外する」

と改変されるだけでも、政府支出の自由度が確保されます。

(※ これはちょうど、将来の税収を増やす投資案件は、
PB算定時に除外される「財政債」と同様の扱いをする、という考え方です。)

さらには、

「目標年次までのPBの改善推移を直線で固定しない」

という考え方も効果的です。

今のPB制約は、PB赤字を毎年、「同額ずつ改善していく」
という「直線的な改善」が前提となっています。

しかし、初期数年はPB制約に配慮せずに財出を拡大し、
経済を十分に拡大させてから、
終盤の数カ年でPBを改善していく、
という「非・直線的な改善」の方が、デフレ脱却は容易となります。

あるいは、
「『税外収入』の将来推計値を適正化する」
という方法もすこぶる効果的です。

この「税外収入」というのは、金利が上がれば拡大するのですが、
現状のシミュレーションではその効果が考慮されておらず、
将来推計値が、「過小」評価になっています。

これを改善するだけで、将来の政府の財政余力は、
大きく拡大することになるのです。

・・・・

もちろん、こうした話は極めて「テクニカル」な話ですが、
この「テクニカル」な話をこの僅か1,2ヶ月の間にクリアできなければ、
我が国の財政派結局、「緊縮」のままとなり、
我が国は半ば永遠に、「衰退途上国」から、
脱することが出来なくなってしまうのです。

だから、この「PBを巡る攻防」は、
文字通りの「日本を守る防衛最前線」なのです。

本メルマガの読者の皆さんだけでも、
この真実をしっかりとご認識の上、
この1、2ヶ月の間の「PBを巡る攻防」で、
「緊縮派」でなく「国民経済派」が少しでも有利となりますよう、
様々なご支援を頂けますと大変有り難く存じます。

それでは、来週からも、よろしく御願いします!!

追伸1:プライマリー・バランスについては是非、
過日「増刷」となりましたこの一冊をお読み下さい。
https://www.amazon.co.jp/dp/4594077323

追伸2:「PB戦線」の意味を深く理解するためにも是非、
危機と対峙する保守思想誌『表現者クライテリオン』をご購読ください!
https://www.fujisan.co.jp/product/1281687591/

追伸3:「表現者メルマガ」にご関心の方は是非、下記よりご登録下さい!
https://the-criterion.jp/category/mail-magazine/

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【藤井聡】いよいよ、「プライマリー・バランス」を巡る攻防が本格化します。への24件のコメント

  1. 拓三 より

    法的な問題等なきこと….. ?

    その論理付….残念です。

    藤井氏がメルマガ再開の意図は解ります。
    細かい事は言いません。知性と感性の循環でしょう。

    しかし「法的な問題」を再開の論理にしてしまえば保守思想の否定を意味します。

    これは決して思想に縛られている様なガチガチな話ではありません。根本的な問題定義だと私は思っています。

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      1. スズメのかたびら より

        拓三さん、よく言ってくれました。
        東京スポーツwebでは、三橋貴明は2016年秋にも逮捕歴があると報じられてます。「10代妻への暴行逮捕から釈放、三橋貴明氏の陰謀論過去ブログ」というタイトルで今もその記事は見られます。。中野さんもそうですがこのことを知ってるのか知らないのか。知っていてまだ関わりを持つなら本当に残念としかいいようがない。このブログに寄稿している全員に不信感を持ってしまいました。

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        1. スズメのかたびら より

          過去に逮捕歴があると報じられていたことを
          藤井氏がまったく知らなかったと仮定しても
          このたび、
          ここのコメントを藤井氏は読むでしょうから
          もう知らなかったとかは今後は言えませんね。

          報道が事実だと仮定すると逮捕が2回目っていうことになるわけですが
          知ってもなお、
          どういう理屈でブログを再開するのか
          藤井氏に説明していだきたいですね。

          藤井氏のクライテリオン(基準)がどんなものか
          みんなでよく見届けるチャンスだと思います。

          その結果によっては
          ここに寄稿している人間達ではない、
          さらにもちっと基準がしっかりしている人間の集団で
          言論空間を新たにきっちり作っていかなければ、
          どうしようもない。という結論になります。

          事件を起こして、
          チャラっと何事もなかったかのように
          振舞われたら、
          しかもそいつらが保守を自称してたら
          その現象自体が
          日本の滅びの象徴のような出来事って
          ことになってしまうでしょ?

          報道がまったくの嘘なら、
          重大な報道被害として
          三橋氏は東スポに
          苦情入れたほうがいいんじゃないですか。

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      1. 拓三 より

        スズメのかたびらさん。

        私は三橋氏をどうこう言っているのではありません。
        人間誰もが完璧ではありません。人間誰もが叩けばホコリはでます。私なんかホコリどころか生ゴミが出る人間です。過去は過去です。

        しかしながらクライテリオンの物差しが法であるならばクライテリオンなど論ずる事自体馬鹿げたお花畑のサークルにすぎません。

        藤井氏も今回メルマガ再開にいたっては深い考えがあるのは解ります。「法的等問題」を理由にしたのも一言で言えば「めんどくさい」からでしょう。しかしその薄っぺらい言葉が保守思想の命取りになるんです。

        再開を否定しているのではありません。保守思想を大切に思っているのであれば誰もが納得がいく筋の通った論理を私は語って頂きたかったのであります。

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        1. スズメのかたびら より

          誰でも欠陥はありますよ。私もそうです。

          しかし、その欠陥の度合いが
          酷いのと比較的軽いのとじゃぜんぜん違う。
          花粉症と白血病とじゃ対応の仕方がちがくなる。
          白血病が再発しないようにってね
          誰でも過去にいろいろあるから
          過去は過去なんて単純にして終わらせては
          いけない問題だと思いますが。
          病気の深刻度のはかり具合が
          たくぞうさんと私、藤井氏とわたしでは
          違うかもしれませんね。

          逮捕歴が過去にもあったかもというのは
          これが事実だとすると軽い方ではないという
          認識です。自分にとっては。
          周囲にはそんな人いませんもん。

          誰でも納得できる筋の通った論理を藤井氏が
          書くのは無理じゃないですか。
          はじまりに問題がありそうで。

          はじめというか、三橋氏とかかわってきた
          今までの歴史に
          無理があるんだろうなあという
          感じがします。
          ごまかしごまかし来てしまったような。
          直感をごまかしてると後がひどいんですよねー

          今からでもまともな対応をしてもらいたいですね

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      1. 拓三 より

        スズメのかたびらさん。

        私は過去は過去で終わらせるとは言っていません。
        過去は受け入れるものでありその過去が醜ければ一生己の醜さと向き合う事を意味します。それは一生苦しむ事でもあるのです。しかしながらその醜さを自覚しそして受け入れなければスズメさんの懸念している様に一つの現象で終わってしまいます。

        己を自覚させる為に外圧的に叩けば、あるいは排除的に批判すれば自覚を促す事になるのか。それとも仲間意識を態度で示す事により自覚的内から変える事が出来るのか。どちらが正しいかは三橋次第でしょう。

        それと藤井氏がメルマガ復帰した事のほうが責任ある行動だと思います。この期に及んで排除的行動のほうが無責任ではないでしょうか。ただ「法的な問題」を口に出した事は私の中では納得出来ません。これを出した事によりスズメさんの意見のほうが筋が通る話になる。今後藤井氏がそれらしき思想を語らなければ私はスズメさんに同意します。

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        1. スズメのかたびら より

          よくわかりました。ありがとうございます。

          三橋氏の書き込みをみると
          夫婦喧嘩の延長で起きた事件であり
          マスコミや警察の反応に対してとても批判的です。

          ちゃんと向き合ってるのかどうかは
          疑問がかなりあります。
          この事件だけではなく
          自民党出馬のときもいろいろありました。
          私は三橋氏を信じて投票したんです。
          自分がほんのちょっぴり知る限りだけでも
          何度も事件が起きてるというのは
          ちょっとどうなんでしょうか。
          もっと彼の近くにいる人々は
          さらに多くのことを知っているのでは
          ないでしょうか。

          法的に問題ないと藤井氏はいいますけど
          インフラで例えたら
          スピードはメチャメチャ出るけど
          シャレにならない不具合も発生する新幹線
          とかに近くないですか?と
          リスクヘッジについてどう考えているのかなと。
          私はもうそんな新幹線の切符は二度と買わないし
          乗りたくない、
          乗ってる人も信じられないっていう
          心境です。

          長く話につきあってくださって
          ありがとうございました。

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          1. 拓三 より

            私はただの読者ですが、もし身近な存在ならば、ドツキ回しシバキ回しますけどねw(被害者のケジメの為に)

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  3. かずぅ より

    藤井先生のメルマガ復帰は本当にうれしいことです。
    いま緊縮派とのバトルの最前線がどうなっているのか、知ることができるのが藤井先生のメルマガだったからです。
    「土木がやりたくて財出を叫んでいるだけの人」といった以前の漠とした印象が完全に間違っていたことを気づかされたのもこのメルマガです。

    その後、藤井マニア笑のようになり刊行済みの著書をあらかた読破したうえ、Youtubeの出演動画も大部分を視聴し、もちろん表現者も購入しました。
    日本経済のことなどを語り合う旧くからの友人がいるのですが、彼に超人大陸の藤井先生の講義を視聴するよう勧めたところ、衝撃を受けたと言ってましたね。それをきっかけに「亡国論」も読んだようです。

    先生の講義は圧倒的な説得力というパワーがあります。一人でも多くの人に観てもらいたいと願ってます。
    私は著書を買うくらいしか支援の手立てを持っていない一介の庶民にすぎませんが、先生の緊縮派との熾烈な闘いを真剣な思いで注視しています。何卒国を救っていただきたいと願うばかりです。

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  5. ぬこ より

    PBから建設国債除外とかワロス。
    こんな当たり前の事が議論になる時点で、狂った国ですよ(笑)

    デフレなら、米国もシナも、建設国債発行等、やり放題ですよね。

    この辺の闇って、どうも日本政府の会計が単式単年度に伴う特別会計という不可解な存在。
    及びそれらが、森友問題値引きの原資になってたり、毎年購入金額が良く分からない米国債等と、リンクしてるんでしょうかね?

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  6. たかゆき より

    安全な 餌場ですか、、

    己の身の安全が 保障されさうだと思うと
    やって来る。。。

    小生は 三橋さまの 発信なさる
    美味しい情報のみを
    求めるだけ

    三橋さまの 人格と発信なさる情報には
    何の 関連もないでせうに、、

    自称保守とやらも 自称確信 もとい革新とやらも
    なぜ人格攻撃をなさるのか不思議

    ただし 安倍のような嘘つきは 別物
    嘘つきの発信する情報は 決して
    信用できませんもの ♪

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      1. あまき より

        >三橋さまの人格と発信なさる情報には何の関連もないでせうに、、

        まったくその通り。

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      1. スズメのかたびら より

        事件を起こしたことによって、地上派のテレビ出演が今時点ではなくなっているという事実。世間一般としての普通の感覚だよ。人格関係ない、主張が聞ければいいというほうが完全にズレている。

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        1. 地上波テレビと東スポと より

          「世間一般としての普通の感覚」とやらを根拠とするなら、
          もはやあなたに思想を語る資格はないでしょう。

          あなたは「東京スポーツでは~」などとも
          おっしゃっておられますが、
          もはや突っ込む気にもなれません。

          まさに大衆そのものですな。

          せめてご自覚ください。

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  7. メイ より

     一部の経済評論家の方などが、デフレが悪いとか、PBがどうとか色々仰るけれども、安倍晋三という税金泥棒が首相の座にいらして、私たちの税金を自分の都合で湯水のようにお使いになっておられる状況では、細かい経済の知識や議論はせん無き事・・いえ、時には誤魔化しではないかと邪推してしまう事もあるのです。
     
     現政権が莫大なお金をマスコミの幹部にバラまいて、外国にバラまいて、自分たちの仲間の為にバラまいて、自分たちの贅沢の為に自由にお使いになって、残ったお金を一般国民に使っている、という事になるのかな。
     犯人は「空気」ではなく、ちゃんと存在しているんじゃないかなと思います。
     何もかもデフレが悪い事にするのは、何か違うんじゃないか。
     藤井さんを尊敬した事もありましたが、明確に安倍政権を擁護して官僚にばかり責任を求める姿勢に、落胆せざるを得ません。
     木下陰謀論の上念さんや倉山さんとかぶります。
     残念な事ですが・・。思考停止、したかったです・・。
     
     今、官僚の皆さんは外国に行って、自分は日本の官僚だと胸を張って言えるでしょうか。中野さんはどうでしょうか。
     大切なのは、お金だけじゃなく、誇りや、仕事のやりがいや、上司から犯罪を強制されない安心な環境等、たくさんあると思う。
     
     

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  8. Futamura Harry より

    私人としての三橋氏が聖人君子でも、そうじゃなくても、どうでもイイですよ。
    言論人なら言論で勝負してくれれば結構。
    彼の方は一般人ですし。
    でも藤井聡氏は公人としての立場があるから、そうは行きません。
    自由を選ぶなら内閣官房参与を辞さなければならない。
    それを自称ホシュの皆さんが望むなら、ホシュは保守とは別物ということですね。

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  9. 拓三 より

    藤井氏は西部進の自殺にたいし言論と行動の乖離を批判されてますが ?

    西部進の自殺にたいしては逮捕者が出た。
    三橋の事件には逮捕者がでていない。

    ほーお、つまり内閣参与の立場は、法によって態度をかえるんや。
    貴方が言うご立派な保守とは己の立場の損得でクライテリオンが変わる事が現実と向き合った保守思想と言う訳ですな。

    もう一度言いますが藤井氏は「言論と行動の乖離」を批判しています。

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  10. クンメル より

    自分のやるべき仕事 ( 研究をして論文を書いてある程度レベルの高いジャーナルに論文を掲載するという努力 ) をしない人が「 論理的に正しそうなこと 」を言っても 説得力がない

    メイさんに一票 w

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  11. はっちゃん より

    今回の記事は本当に超重要な記事だと思います。私の周りでは(シンポジウムでの知り合い以外は)だれもプライマリバランスについて関心もないし、言葉も知りません。それこそ「人知れず」しかし「最強に」日本人を苦しめている国の方針なのではないでしょうか?変な言い方をして恐縮ですが、強烈なスクープにも見えます。もちろん書かれていることはすべて公開されている事実をもとにされていますが、このように専門家によって浮き彫りにされなければ私のような一般人には到底知ることはできないことです。これ、テレビでわかりやすく取り上げられたらすごいのに、と思います。何しろみんな長年こんなものに知らないうちに苦しめられて来た(進行中)のですからね。しかもこんなのを金科玉条のようにしている人達ってついこないだなぜかやたらテレビで「頭良いぞ」って持ち上げられていたあの省のお役人たちなんですから。それにしてもあの方たち、他国を真似たり過去からのグラフを分析したりするのが得意なのだろうに、なぜこれに関しては他国を真似たり(英国が良いな。構造的経常財政収支。)しないのか。このあたりはもっと根本的なところに問題があるのでしょうか。東大では国を支えるエリートの精神について、何か教えられていることがあるのだろうか。なんて思ってしまいました。

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