日本経済

2016年5月16日

【三橋貴明】最強の地方創生

From 三橋貴明

———————————————

【PR】

熊本地震では避難、復興の拠点となるべき公共施設等の被害も目立った。

民間住宅も含め、大きな被害を受けた建物の多くは、新たな耐震基準が適用された1981年以前に建てられた建物だった。これまで「危険だ」と何度も議論になってきたにもかかわらず、こうした旧耐震基準の建物の多くで、耐震化が先送りされてきた。その最大の理由は「財政問題」である。

「そもそも日本に財政問題などない」と語る三橋貴明が、日本の防災安全保障、さらには国土強靭化とは何かについて詳細に解説する。
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_mag.php

———————————————

【今週のNewsピックアップ】
安倍総理は緊縮財政の間違いを認めよ!
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12159821706.html
名目GDP600兆円目標と「財政出動」による需要創出
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12160177977.html

17年4月の消費税増税は、どうやら最低でも「延期」という話になりそうです。とはいえ、単純に延期するだけでは、「現在の停滞」が延々と続くというわけで、我が国のデフレ脱却への道は見えてきません。

消費税は最低でも「凍結」。その上で、需要を創出する大々的な財政出動を実施する。しかも、単年度ではダメです。藤井先生が書かれている通り、最低でも三年間は積極財政を継続しなければなりません。

加えて、プライマリーバランス黒字化などというナンセンスな目標の破棄。「グローバル」な財政健全化の定義である、政府の負債対名目GDP比率の引き下げに目標を変更する必要があります。

そして、何よりも重要なのは、安倍総理が「デフレ下の緊縮財政の間違い」を認め、国民に説明することです。そもそも、総理は2012年6月のご自身のメールマガジンで、

『昨日、社会保障・税一体改革関連法案が衆院を通過しました。

3党合意についての私の考え方は、すでにメールマガジンでご説明した通りです。

報道等ではあまり触れていませんが、現在のデフレ下では消費税を引き上げず、法案には引き上げの条件として名目経済成長率3%、実質成長率2%を目指すという経済弾力条項が盛り込まれています。

つまり現在のデフレ状況が続けば、消費税は上げないということです。

しかし、野田総理のこれまでの委員会答弁は、この点があいまいであると言わざるを得ません。

要は民主党政権を倒し、デフレからの脱却を果たし、経済成長戦略を実施して条件を整えることが大切です。
そして、「その条件が満たされなければ消費税の引き上げは行わないこと」が重要です。
(安倍晋三元総理のメールマガジン(http://www.s-abe.or.jp/mailmagazine 2012年6月27日号より)』

と、書いているわけです。すなわち、2014年度の消費税増税は、自身の持論(しかも、正しい持論)までをも裏切ったという話なのでございます。

ところで、政府が消費税増税を見送り、財政を拡大するとして、果たして「何」に支出をするべきなのでしょうか。もちろん、ジョセフ・スティグリッツ教授の提言通り、「インフラと技術」に投資するべきです。

あるいは、アイケングリーン教授の言う、
「G7各国政府が真剣に需要を下支えしたいなら、財政出動を考えなければなるまい。財政余地のある国はそれを使うべきだ。金利が歴史的低水準まで下がり、建設的なインフラ投資をするまたとないチャンスを今使わないとしたら、一体いつ使うというのか。(日経のインタビューから引用)」
こそが、まさに正解なのでございます。

というわけで、「建設的なインフラ投資」について、具体的な提案を致したく、三橋は日本文芸社から「最強の地方創生 交通インフラの整備で日本は爆発的に成長する!」を刊行いたします。
http://www.amazon.co.jp/dp/4537261463/

ご期待くださいませ。

ーーー発行者よりーーー

【PR】

熊本地震では避難、復興の拠点となるべき公共施設等の被害も目立った。

民間住宅も含め、大きな被害を受けた建物の多くは、新たな耐震基準が適用された1981年以前に建てられた建物だった。これまで「危険だ」と何度も議論になってきたにもかかわらず、こうした旧耐震基準の建物の多くで、耐震化が先送りされてきた。その最大の理由は「財政問題」である。

「そもそも日本に財政問題などない」と語る三橋貴明が、日本の防災安全保障、さらには国土強靭化とは何かについて詳細に解説する。
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_mag.php

関連記事

日本経済

【藤井聡】日本の再デフレ化を防ぐために、「5%への消費減税」を見据えた大型経済対策を

日本経済

【藤井聡】デフレの原因ここにあり 〜福田氏「醜聞」騒動が示す財務省の虚偽隠蔽体質〜

日本経済

【藤井聡】「プライマリー・バランス亡国論」、その7つの理由

日本経済

【藤井聡】日本は今、G7諸国の中で最も「緊縮」的な財政である 〜OECDからの警告〜

日本経済

【藤井聡】「落としどころを探る」ような財出規模の決定は、愚の骨頂である。

【三橋貴明】最強の地方創生への1件のコメント

  1. 吹田のおやじ より

    コメント欄を読んでいて財政のカラクリがまだわからない方がいますね、でも財政に興味を持つ事は良い事だと思います。財政審議会に出てくる学者は本当に財政均衡が最優先で国民の所得向上よりも政府の借金の事を心配してるようです。今度の参議院選挙に立候補予定の憲法学者の小林教授と一緒で自分が正しく他は全て間違ってるいう強い思いを持った最悪の馬鹿どもが今の主流派なのだと思います。基本的にバックボーンとなる思想が間違ったままそれにきずくこともなくまた自分は正しいのかそれとも正しくないのかと省みる事もなく今日まできたのでしょう。いっぺん自分の意見を否定して逆から考える事をすれば間違いに気づくのではと思います。

    返信

    コメントに返信する

    メールアドレスが公開されることはありません。
    * が付いている欄は必須項目です

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です

名前

メールアドレス

ウェブサイト

コメント

メルマガ会員登録はこちら

週間ランキング

  1. 1

    1

    【藤井聡】「財政健全化投資」こそが、財政再建のために必要であ...

  2. 2

    2

    【三橋貴明】平成病

  3. 3

    3

    【三橋貴明】国民を守るための銃

  4. 4

    4

    【藤井聡】与党内部からも、「消費増税凍結」「PB目標撤回」を...

  5. 5

    5

    【三橋貴明】続 米朝首脳会談は開催されない

  6. 6

    6

    【藤井聡】日本最強の提言書  〜「財政再建」のための、消費増...

  7. 7

    7

    【三橋貴明】皇統と財政(後編)

  8. 8

    8

    【小浜逸郎】才能を潰すのが得意な日本

  9. 9

    9

    【三橋貴明】忌まわしき税金

  10. 10

    10

    【小浜逸郎】高度大衆社会における統治の理想

MORE

月間ランキング

  1. 1

    1

    【藤井聡】与党内部からも、「消費増税凍結」「PB目標撤回」を...

  2. 2

    2

    【藤井聡】「消費増税」すれば、「税収」が減ってしまいます。

  3. 3

    3

    【小浜逸郎】誰が実権を握り、日本を亡国に導いているか

  4. 4

    4

    【藤井聡】注意報:「財政規律」を巡る攻防でいま、「デマ」が横...

  5. 5

    5

    【saya】小泉進次郎議員と日本の家族

MORE

最新記事

  1. 日本経済

    【平松禎史】霧につつまれたハリネズミのつぶやき:第四十...

  2. 日本経済

    【三橋貴明】泥縄の消費増税

  3. アジア

    【三橋貴明】続 米朝首脳会談は開催されない

  4. 日本経済

    【藤井聡】「財政健全化投資」こそが、財政再建のために必...

  5. アジア

    【三橋貴明】忌まわしき税金

  6. 政治

    【三橋貴明】平成病

  7. アメリカ

    【三橋貴明】国民を守るための銃

  8. 政治

    【三橋貴明】皇統と財政(後編)

  9. 日本経済

    【三橋貴明】皇統と財政(前編)

  10. 政治

    【小浜逸郎】高度大衆社会における統治の理想

MORE

タグクラウド