コラム

2016年7月30日

【浅野久美】夏本番・・か

From 浅野久美@月刊三橋ナビゲーター&チャンネル桜キャスター

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いよいよ関東も梅雨明けとなりました・・・・よね?
いえね、梅雨明けしたと『みられる』なんていう気象庁の発表があまりに自信なさげでファジーなもんで、
こちらもテキトーな季節感のまま、たぶん気づいたら猛暑の日々、なんてことになるのでしょうね。

そういえば、ひと昔前の、人を励ます際の名セリフといえば、
『止まない雨はない』と『明けない夜はない』でしょうか。
今聞くとちょっと気恥ずかしい。
でも、この定番のツートップ、私はもともと懐疑的だったのですよ。
だってねぇ、雨は止んでも近々また降るし、朝になっても、半日後には夜の闇。
ぐるぐる繰り返される明と暗・・・なんだかね、余計憂鬱になりそうじゃないですか。

まぁ、
励まされる側からしたら、『人生楽ありゃ苦もあるさ』と、拳を握って力強く歌ってあげたほうが、
よほど元気が出そうな気がしますけどね。

いやはや。とにかく色々なことがありすぎて、しかも疲れ目のドライアイで世の中を眺めているせいか、
『ジャーン!夏到来』 のように、昔のとしまえんのポスター的な
積極的な夏待ちの空気はそもそも見えて来ません。
できれば、はっきりと宣言したかったであろう気象庁には、
今こそ、『明けない梅雨はない』ぐらいの励ましを投げかけてあげたいものですね。

そもそも、夏を開放的で楽しい季節、と、特別のことのようにわくわく出来るのは、
人間にしても、世間の空気にしても、健康で平常どおりの状態だからであって、暗い出来事や不安があったり、
大きな仕事やイベントを控えてバタバタすると、季節の移ろいを愛でるどころか、お天気の話題や時候のご挨拶も
テキトーになってしまいますもんね。

ところで、夏といえば海が賑わいますが、
ひとさまに自慢できることなどそれほどないあたくしが、よくみなさんに羨ましがられるのは、
子供の頃から、海岸まで徒歩5分という、のどかな土地で育ったことくらいです。
お肌が丈夫で日焼けも出来た若かりし頃、ハワイなど出かけなくても、近所の海や、少し足を伸ばした
江ノ島や鎌倉で存分に楽しめたものでした。
ところが、最近はたびたび実家に帰っても昼間は海岸には近づかず、潮風に当たるのは、
日が落ちてからのジョギング・・くらいとなりましたからねぇ。もったいないといえばもったいない。
でもね・・・オトナの女性ならわかると思うけど、海の紫外線って、けっこう後が大変なのよ。

高級なコラーゲンドリンクだの美白美容液だのが必要になるお年頃からは、昼間の海はご法度。
なるべく近づかないようにしております。
海岸バーベキューの会なんかは、もう何年も欠席。
『アサノは二次会の居酒屋から登場』ということが定例になっていますからね。

ところで、私はつい、手柄でも語るように、『元バックパッカー』を名乗ってしまいますが、
そういえば、かつては、節約旅行や放浪の旅とは最も無縁だったのが、ハワイでした。
航空券や物価も高いし、時間もかかるし、あまりにゆったりとした素直すぎる高級リゾート感がどうも、
当時の『多少の労苦を伴っても、個人で安く、でも旅の経験は自由で贅沢で、エピソード満載が望める目的地』という
バックパッカーのわがままな嗜好から真っ向から外れていたわけです。

なんたって、バイトで15万円ほど貯まると、おしりがむずむず。すぐにどこかに行きたくなる。
で、気づくと安い航空券を買って出かけていた・・・ということも多かったので、自ずと目的地はアジア界隈の物価の安い国
ということになりますね。
そして徐々に余裕が持てるようになると、アジアを出てもっと広がっていったものの、
そのうち行こう、いつかは行ってみたい・・と思いつつ、ずっと優先順位から外れていたのがハワイ。
というわけで、実は私はまだワイハ、とやらには一度も行ったことがないのです。

誇らしげに放浪旅などを語っているうちに、いつしかハワイレスな大人。
もちろん、いつでも、自由旅行者であるつもりですが、
いまや、地球のどこにいても、スマホで宿泊先や交通機関が簡単に手配できる時代ですからね。
現地に着いたらまず歩いて安宿探し・・という、かつての『バックパッカー』スタイルそのものが、
急速に変化しつつあるのかもしれませんけどね。

というわけで、先日、色白美人の友人が、晴れの日に日傘もなしで登場したので驚いて聞いてみたら、
なんと最近は、日焼けをしないサプリメントがある、というではありませんか。
その情報を知ってからは、よし、いざとなればそれに頼って、憧れのワイキキの浜辺をお散歩すればよいではないか・・・
などと膝を叩いてときめいている今日この頃。
オシャレなスーツケースを引いて、初のハワイに出かけてもよい時期が来ました・・・と、
最近になって、ようやくわかり始めたマイレボリューションな浅野です。
みなさま、今週も暑い中お仕事お疲れさまでした。

さてさて。
いよいよ明日新しい都知事が決まります。
選挙に限らず、注目されると途端に様々な醜聞が出てくるのはよくあることだとしても、
鳥越候補の女性スキャンダル記事に関しては、正直、今年上半期絶好調だった週刊文春が、
いきなり安っぽい週刊誌に戻った感じ。
鳥越氏も女子大生側も文春も、なんだかみんな胡散臭い。

いえ、東スポとかならいいのです。
『聞く耳持たず。いやがる女子大生に淫行・・・説』
『ばーじんは病気だ。ジャーナリズム魂で説教・・・か』
『スキモンGO・・・捕まえたいのは女子大生・・・とみられる』
くらいのファジーな言い方なら、読者も鼻で笑うことに慣れていますからね。

そんなこんなで、いま、仲間うちでちょっとだけブームなのは候補者たちのプチモノマネ。
(でも全然似てないの)

さて、
今年も暑くなるとみられる・・・ようですよ。
夏にオススメの食材は冬瓜。薬膳料理では定番の食材です。

ザクザク切って、
桜エビやアサリ、ホタテの缶詰などと一緒に煮るだけで、
味付けなしでも美味しくできます。冷やしても美味。
冷え性の方は、生姜汁をしぼっていただくとバランスが取れていいと思います。

ではでは、みなさまお元気な週末を!!

—発行者より—

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【浅野久美】夏本番・・かへの2件のコメント

  1. あまき より

    いつも行間から聡明な、白くそよぐものを感じていましたが、潮騒に育まれた風だったのですね。浅野さんも暑い中一週間お疲れさまでした。風の旅立ち、Vattene Amore。

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  2. kanata より

    舛添知事に辟易していた都民としては、鳥越候補の登場で上には上がいると頭を抱えたくなります。「明けない梅雨はない」もいいですが、SU-METALは「悲しい雨が虹をかけるよ」と歌っています。にわか愛国者の僕には、BABYMETALの歌にさえも、日本を感じてしまいます。

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