FROM 三橋貴明 http://keieikagakupub.com/38news/
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【今週のNewsピックアップ】
MRJ初飛行と経済力
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12094651396.html
将来への贈り物
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12095014894.html
先週、午後に新潟で講演、翌日の「午前」に高知で講演という無茶なスケジュールがありまして、新潟空港から伊丹空港、伊丹空港から高知空港へと、国内移動であるにも関わらず、飛行機を乗り継ぎました。
新潟空港⇒伊丹空港、伊丹空港⇒高知空港と、いずれも小型のプロペラ機に搭乗しました。
今後、この種の小型機が三菱航空の小型ジェット旅客機MRJに置き換えられていくのかなあ、置き換えられていくといいなあ、と想像をめぐらせたものです。さて、MRJが無事に初飛行に成功したわけですが、今後の我が国で、小型ジェット旅客機ではなく、大型ジャンボジェット機の開発、生産が進むでしょうか。無理だと思います。
理由は、すでに日本の大型ジャンボジェット機の市場はボーイング社やエアバス社という「外国企業」に席巻され、日本政府が国内の航空機産業のために「保護貿易」を推進することも、まず不可能であるためです。
日本政府が日本企業による大型ジャンボジェット機を開発、生産を支援するため、国内市場を「保護」すると、世界はもちろんのこと、国内からも猛烈な批判を受けることになるでしょう。
「自由貿易に反している!」
「グローバリズムの時代に逆行している!」
という話でございます。
国内市場を外国企業に席巻されている状況で、民間企業が「リスク」を採り、技術開発投資や設備投資を実施することは、困難極まりないです。というわけで、日本企業がジャンボジェット機を生産する時代は、このままでは訪れまないでしょう。
ギリシャ企業が、ドイツの自動車メーカに対抗できる日が(ギリシャがEU・ユーロに加盟している限り)来ないのと同じです。
無論、個人的には日本の「経済力」を強化するために、ジャンボジェット機の市場を「保護」しても一向に構わないと思いますが、政治的に通るとは思えません。
上記の通り、企業の設備投資や技術開発投資は、「リスク」を横目で見ながら実施されます。三菱重工が三菱航空機を設立し、国産小型ジェット旅客機の開発を決断したのは、我が国の経済力を強化することになりました。が、さすがの三菱重工とはいえども、現段階で大型ジャンボジェット機の開発、製造のリスクまでは取れないでしょう。
特に、我が国はデフレでございますから、企業はなおのこと「リスク」を取れない状況になっています。
というわけで、政府の投資(インフラ投資や技術開発投資)が必要な時期なのですが、安倍政権は民主党さながらの「事業仕分け」というパフォーマンスを始めました。このままでは、我が国のモノやサービスを生産する力、すなわち「経済力」は弱体化する一方です。
この状況を押しとどめるためには、経済力の本質、モノやサービスを生産する力こそが経済力であり、「おカネ」の問題ではないという真実を、できるだけ多くの国民が知るしかありません。というわけで、皆様も本メルマガで知った「経済力の本質」を、できるだけ多くの方々に伝えて頂ければ嬉しく思います。
「経済はおカネの問題ではない!」にご賛同下さる方は、
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【三橋貴明】MRJ初飛行と国産大型ジャンボジェット機への1件のコメント
2015年11月16日 1:15 PM
明日も講演ですか?相変わらずお忙しいですね。お誕生日近いですから何かプレゼントをと、リクエストありますか?
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