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2018年6月1日

【三橋貴明】移民送り出し国「日本」 前編

From 三橋貴明@ブログ

チャンネル桜
「Front Japan 桜」
に出演しました。

【Front Japan 桜】
衰退途上国化を阻止せよ
/ 戦争と民族の悲劇が凝縮された“親日国”ポーランド
/ 事実上の移民~外国人労働に門戸
/ マレーシア、高速鉄道計画を中止[桜H30/5/30]
https://youtu.be/Cq0JgaSnUS0
http://www.nicovideo.jp/watch/so33287451

本ブログの読者の皆様にとっては、
今更ですが、
参考【今や世界4位「移民受け入れ大国」日本の末路】
日本は世界第四位の移民受け入れ大国です。

という事実を、なぜか今更、
西日本新聞が記事にしました。

OECDのデータは、
昨年9月に出ていたのですが・・・。

『「移民流入」日本4位に
15年39万人、5年で12万人増
https://www.nishinippon.co.jp/feature/new_immigration_age/article/420486/

人口減と少子高齢化による
人手不足を背景に、日本で働く外国人が
増え続ける中、経済協力開発機構
(OECD)加盟35カ国の
最新(2015年)の外国人移住者統計で、
日本への流入者は前年比
約5万5千人増の約39万人となり、
前年の5位から韓国を抜いて
4位に上昇した。

OECDの国際移住データベースから判明。

日本が事実上の「移民大国」
であることが浮き彫りになった。

日本語教育の推進など
定住外国人の支援策が急がれる。

国際移住データベースは、
世界約200の出身国・地域別に
1年間のOECD加盟35カ国への
外国人移住者を集計している。

日本への移住者は

「有効なビザを保有し、
90日以上在留予定の外国人」

を計上しているという。

15年のトップ10は

(1)ドイツ(約201万6千人)
(2)米国(約105万1千人)
(3)英国(47万9千人)
(4)日本(約39万1千人)
(5)韓国(約37万3千人)
(6)スペイン(約29万1千人)
(7)カナダ(約27万2千人)
(8)フランス(約25万3千人)
(9)イタリア(約25万人)
(10)オーストラリア(約22万4千人)

-となっている。(後略)』

イギリスはブレグジット以降、
移民流入が減っています。

2016年は、
日本はイギリスをも抜き去り、
世界第三位の移民受け入れ大国
になっている可能性があります
(2017年は確実だと思います)。

最近の移民問題で怖いのは、

「日本はすでに移民大国だよ」
「日本は移民無しではやっていけないよ」

などと、移民国家の
既成事実化が始まっている点です。

第二次安倍政権初期には、

「安倍さんは保守派だから、
移民受け入れはしないよ」

「技能実習生や留学生は移民ではないよ
(※OECDの定義でも、
国連の定義でも「移民」です)」

などと、日本の「非移民国家」を
強がる主張を見かけたのですが、
すでに消え失せたようです。

日本は、安倍政権により
移民国家への道を驀進している。

これが、事実です。

もっとも、チャンネル桜の番組でも
解説しましたが、我が国は
移民国家化するよりも先に、
移民送り出し国になりそうな勢いで
「衰退」していっています。

衰退途上国「日本」
(今後は、この表現を使います)。

何しろ、デフレが未だに継続しており、
実質賃金も下がり続け、
国民はひたすら貧困化。

番組では、ニュージーランドで
「外国人メイド」さながらに、
ベビーシッターをして暮らす
日本女性について、河添さんが
紹介してくれましたが、
将来的には「普通の話」
になるのでしょう。

二十年後、日本は移民国家でありながら、
同時に移民送り出し国の
「貧困国」と化しています。

このままでは、確実にそうなります。

それが嫌ならがば、

「デフレから早期に脱却する」

「移民ではなく生産性向上で
人手不足を解消する」

の二つを推進するしかありません。

逆に言えば、政府が、

「生産性向上のための投資をすることで、
現在のデフレギャップを埋める」

ことが可能なのが日本国であり、
進むべき道は明らかなのです。

それにも関わらず、骨太の方針には、

「デフレを促進する緊縮財政と、移民受入」

が盛り込まれる可能性が濃厚です。

絶望感が沸き起こってきますが、
それでもあきらめるわけにはいきません。

このままでは、我々は、

「日本国を中国の
冊封体制下の属国にした世代」

「日本国を「かつて日本国と呼ばれていた」
列島にした世代」

として、将来世代から恨まれ、
呪われるのが確実な情勢なのです。

続く。

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