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2015年11月12日

【三橋貴明】究極のグローバリズム国家

FROM 三橋貴明 http://keieikagakupub.com/38news/

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【11月18日まで】期間限定プレゼンテーション
マスコミの言わない不都合な真実
http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_C5_100_mag_3m.php

ヒカルランドから「ドイツ第四帝国の支配と崩壊 亡国の新帝国主義 」が刊行になりました。
http://www.amazon.co.jp/dp/4864713170

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韓国が「グローバリズムの優等生」なら、中国は「究極のグローバリズム国家」でございます。ここで言う「グローバリズム」とは、
「モノ、ヒト、カネの国境を越えた動きを自由化する」
という政策の話ではなく、「個の利益のためにナショナリズム(国民意識)や国家の利益を犠牲にする」という意味になります。国民の共同体である国家など「どうでもいい。自分の利益が最大化されればいい」という思想は、まさにグローバリズム的です。

もっとも、中国人民の場合は「個人」というよりは、家族や一族の利益をナショナリズムのはるか上に置いているところが、欧米のグローバリズムと少し違いますが。

いずれにせよ、多くの中国人民は中華人民共和国のことなど「どうでもいい」と思っているわけです。できるだけ、中国国内で所得を稼ぎ、まずは財産と家族を外国に移す。最後は、自分も移民する。

一族はともかく、「国家」のことなど誰も真剣に考えない。中国人民は明帝国の時代から(海禁政策がとられていたにも関わらず)支那大陸から脱出し、「外国に錦を飾る」ことを目指してきました。すなわち、華僑・華人です。

中国人民が外国に逃げようとしても逃げられなかったのは、毛沢東時代くらいではないでしょうか。
ナショナリズムがない中国人民は、とにかく「利益」のためならば、何でもやります。地元の共産党官僚と結託し、環境を破壊することも厭いません。何しろ、彼ら、彼女らは中華人民共和国のナショナリズムなど持たない、グローバリストなのです。

一応、中国にも環境保護の法律はあります。が、そんなものは誰も守りません。理由は、法律を守ると利益が減るのに加え、地元の官僚との「コネクション=政治力」により、別に法律を守る必要もないためです。

結果的に、支那大陸は人類が生存不可能な腐界と化しつつあります。

『中国「過去最悪」の大気汚染に非難集中
http://www.bbc.com/japanese/34774011
中国東北部の遼寧省瀋陽市で大気汚染が「過去最悪」とも言われる状態になり、国営メディアやネット世論は声高にこの状態を非難している。

国営人民日報によると、8日には瀋陽の一部で微小粒子状物質PM2.5の濃度が一時、1立方メートルあたり1400マイクログラムに達した。これは世界保健機関(WHO)が健康のために推奨する最大基準値25マイクログラム(24時間平均)の50倍以上にあたる。

環境保護団体グリーンピースのドン・リャンサイさんはAFP通信に、「ここ数年の観測データを見ると、少なくとも記録上もっとも高いPM2.5の数値だ」と話した。過去最大値かどうか、中国政府は確認していない。

国営メディアは、濃いスモッグは地元政府のせいだと非難している。

石炭産業など多くの重工業が集中する中国東北部では、公害は慢性的な問題だ。

◆「不合理なエネルギー消費」
 大気の状態が一気に悪化したのは、石炭を燃やす「集中暖房」が始まったからとみられている。
 地元メディアは、住民への警報や、臨時休業などの通達が遅れたと当局の対応を非難している。
 英字紙グローバル・タイムズは社説で、地元政府の公害対策の経験が浅く「情報伝達の流れがバラバラだ」と批判し、「エネルギー消費の方式や産業構造が不合理だ」と書いている。(後略)』

1立方メートルあたり、1400マイクログラム・・・・。写真を見る限り、まるで核の冬のようです。

中国の環境汚染について、日本国内には、
「日本も高度成長期に公害があったが、きちんと解決できた。中国も・・・」
と、相対化をしようとする愚か者が少なくないですが、民主主義国と共産独裁国を一緒にしないで欲しいです。

民主主義国では、最終的には「一票」を持つ有権者の力で、公害問題を解決することができます。票を失いたくない国会議員は、企業の意向に逆らっても、公害問題を解決する法律制定のために動きます(少なくとも、建前は)。

それに対し、中国人民に選挙権はありません。中国でモノを言うのは有権者の票ではなく、共産党官僚とのコネクションや、共産党官僚の出世、地位なのです。つまりは、政治力です。

中国は法律や選挙によって物事が動くのではなく、政治力で全てが決まる「人治主義」の国なのです。というわけで、習近平が毛沢東並の独裁権力でも手に入れ、強引に企業や産業を操業停止にしない限り、中国の環境汚染は悪化の一途を辿るでしょう。

無論、中国は(大変、残念なことに)我が国の隣国です。中国の大気汚染の影響は、日本列島にまで届きます。

ならば、我が国はどうするべきなのか。
「日本の環境技術を提供して・・・・」
などと、眠たいことを言ってはダメです。彼の国が人治主義国家である以上、コストがかかる環境技術など、企業や「グローバリスト」たちが真剣に導入するするはずがありません。中国の環境汚染は、同国が共産独裁の人治主義国家という構造に起因しているのです。

上記を理解したとき、結局、日本にとって最も理想的な展開は、「共産党の崩壊」や「中国の民主化」ではなく、むしろ「毛沢東時代への回帰」であるように思えるのですが、皆さんはいかなる感想を抱いたでしょうか。

「日本は中国という国を正しく理解すべきだ」に、ご賛同下さる方は、
↓このリンクをクリック!(合計7時間01分の中国経済解説が100円で聞けます)
http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_C5_100_mag_3m.php

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【三橋貴明】究極のグローバリズム国家への9件のコメント

  1. ねこ より

    香港、マカオ、上海、など西洋の旧植民地を擁し、大陸でいくつも他国と国境を接し、チベットやイスラムトルコ系など多民族国家である中国は、島国日本よりも、歴史的にも国際的感覚が優れているのかも知れませんね。

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  2. ねこ より

    シンガポール、香港、マカオ、などのカジノを視察したそうですが、これらはどこも、イギリス、ポルトガルなど西洋の植民地の貿易港の要、であった歴史をもつ地域、ですよね。おそらく、長年、無国籍風の風情があった、西洋や外国人が交流し、住民も否応なく鍛えられて、カジノなども、受け入れる耐性のあった地域ではないか、と思います。そういう歴史のない日本の大阪には、カジノなど、安易に受け入れると猛毒危険、な代物だと思います。日本人安易に影響されて、善悪感が麻痺して毒化してしまった例( ̄_ ̄|||)、、ありますね

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  3. ねこ より

    橋下し松井しなど、カジノ視察、とか行った時点から、モロ、影響されちゃってんじゃないの(_ー_)、と疑いますね。綺麗事言わなくていいんだ、欲望のまんまでいいんだ、♪強ければそれでいいんだ〜♪力さえあればいいんだ〜♪、みたいな。やっぱカンタンに影響されるヤツ、は、そいう資質があるんでしょうね。(タイガーマスクでも見習えよ)

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  4. ねこ より

    「朱に交われば赤くなる」「悪貨は良貨を駆逐する」、先人たちの言うとおり。

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  5. ねこ より

    >中国は法律や選挙によって物事が動くのではなく、政治力で全てが決まる「人治主義」の国なのです。いろいろなレポートを見ると、たしかにそういう風に感じられます。しかし、それではいけない、と、虐げられている人の立場から、中国にもちゃんとした市民意識や法治主義を庶民から育てよう、と、協力している日本人やNPOなどがあるのも、事実ですね。中国の役人モラル低さは、やはり文革の影響があると思います。それに、「あ、中国って大国だけど、出世している人ら、結構下品じゃん、俺ら下品なのってちょっと引け目あって、世間体で上品ぶってたけど、恥ずかしく思わなくていいんだ、中国4000年の歴史がそれで正しいって証明してくれてるじゃん!」と、アメリカでも日本でも、性根下品な人たちが、開き直っちゃった、んで、強欲資本主義もブラックデモクラシーも、勢いづかせてしまった、という、精神的悪影響を世界に拡げたのではないか?と、疑っております。でも実際ノトコは、中国は三橋さんのレポートの通り、環境的に崖っぷちに立っていますのにね。やはりその考え方は、社会資産を食いつぶすことなので、社会の長期維持はできない、ということだと思います。毛沢東の呪い、でしょうか。短絡的に影響されてんじゃねえよ!って思いますね。

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  6. 稲美弥彦 より

    そうですね。アメリカと中国はグローバル資本同士の争いでどちらもユダヤ資本の争いに過ぎない訳です。TPPにもAIIBにもISDSやラチェットが含まれている訳であり、アメリカも中国も中東の戦争支援では一致している事を忘れてはならない。AIIBには更に言えばアメリカは不参加でもイスラエル、サウジアラビアが創設メンバー国として、ウクライナが一般参加国として関与しており、両国とも日本、ロシア、韓国、東南アジア、ドイツ以外の欧州諸国を貧しくしている点は一緒だと思います。だから日本は素直にBRICS開発銀行に入るべきだと思います。各国の(ロシア、イランを除く)マスコミは言語問わず米中に甘く、ロシアに厳しい報道を行う事は既に多くの人は知っている。

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  7. 稲美弥彦 より

    よく、言われている事だが、米国、中国、ドイツはご存知の通りグローバリズムの尖兵国家になっています。対称的なのはロシアとイランです。中国の反米は本物の反米ではなく、経済的な米国依存が強い国だと思われます。だからAIIBにビル・ゲイツやゴールドマン・サックスが関与している点からもここで解る。他方、ロシアやBRICSが主導するBRICS開発銀行は、完全に米国からの影響を受けないでやって来た銀行であることからAIIBとBRICS開発銀行は別物として考える必要があり、同時にこの2つの提携は論外と思います。無論、日本が入るのはマスコミがゴリ押ししている、第2のTPPとして悪名高いAIIBではなく、BRICS開発銀行である事は言うまでもない。AIIBはTPPやTisa、RCEP、TTIPなどと同じく、ISDS(投資家保護条例)やラチェットが含まれており、更にイスラエル(ガザ侵攻を行った国)やサウジアラビア(メナ―の惨事を引き起こした国)の創設メンバー国としての参加等から中東の戦争支援を引き起こす可能性も否めません。TPPで中国包囲網とAIIBで対米自立はどちらも大嘘だから、素直にBRICS開発銀行に入れば良いです。

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  8. ぬこ より

    ミッツ大老の仰る通り、最後の一文ではありませんが、下手に今共産等体制が崩壊して貰っては困りますよね。人口兵器(経済移民というより棄民)の方がよほど恐ろしいですよね。北海道でユダヤ資本やシナ資本が土地を買い漁ってますが、両方とも日本にとっては要らないもの(というより散々日本の貧困化に協力してきた二大巨頭)ですよね。米中(グローバリスト)が同じ穴の貉であるという事が、右も左も認識が足りないのかと思います。一方を批判すれば、必ず、他方のスパイと認定されますからね。どっちも日本にとっては要らない存在ですよ(本音では潰し合って、NWOではありませんが、人口削減して戴きたいですよね)。

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  9. たけちゃん より

    三橋先生 臨時国会召集に応じず又も外遊に出かけるアベチョンはFTAAPを言い出しました。又、海外で勝手な約束をする積もりです。アベは最早誰の意見も聞かず、自分勝手に新自由主義へ売国をする頭のおかしな独裁者です。統一教会の教義にひたすら忠実に従う下僕アベが史上最悪の総理大臣なのは確定です。アベはデノミもやるに違いありません、国民貧窮化どころか、全ての財産を奪い尽くす悪魔オーメンです。早くなんとかしなければ取り返しのつかない事になります、もうなってるのかもしれませんが。

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