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2015年6月20日

【浅野久美】反省あっての再出発

From 浅野久美@月刊三橋ナビゲーター&チャンネル桜キャスター
http://keieikagakupub.com/38news/

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●●日本は「発展途上国」へと転落するのか? 豊かで安全な日本を後世に残すための条件
http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_CN_mag_3m.php?ts=hp

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先週は梅雨入り宣言とともに、ペヤングソースやきそばも復活して、世の中騒然となりましたね。
・・・って、それほどのソーゼンでもありませんでしたか。

しかし、やはり品切れ店が続出したとのこと。
私の近所のスーパーでも、《おひとりさま5個まで》と張り紙がありました。
そんな中、熟年の御夫婦が声を出して数えながら、
ふたりで10個、抱きしめるようにしてレジに向かう場面に出くわしましたよ。

やはり長年に渡って愛された老舗ブランド、異物混入は大問題だけど、消えてから感じる存在感は大きかったようで、
再販を待ち焦がれたファンの根強さを実感。
「嬉しいわねぇー」「おかえり」と言いながら手に取っていた御夫婦
(これがけっこうおしゃれなお二人で、どうやら健康志向?らしく、ウォーキングの帰りという出で立ち)をみて、
インスタントやきそば史に対する、日本人の《正しい歴史認識》を共有出来て、何故かじーんと来ちゃったりしましたね。

私も普段は滅多に目を合わせないよう、歯を喰いしばって堪え忍ぶインスタント麺なのですが、
スーパーの棚に、『新しい気持ちで頑張ります!』といわんばかりの、文字通り、フタが取れて一皮むけたペヤングを見たら、
思わず四角い顔を撫でてしまいました。

なんせヤツはコンパクトに四角いですからねぇ。
そのあたりは、丸顔や、すり鉢型のやきそばたちとは違い、整列すれば無駄な隙間を作らないきっちりとした姿勢。
撫でているうち、生来の真面目さになんだか愛おしささえ覚え、復活記念にとうとう一つお買い上げしてしまいました。
たぶん10年ぶりくらいのペヤング・・・

いえね、まだ食べてはいないのよ。
でも、お酒をたくさん飲んだ後に必ず欲しくなる味ベスト3を告白すると、私の場合は、
チキンラーメン(断然、袋の方。卵なし)
日清のカレーヌードル(withハバネロ唐辛子)
ソース味かケチャップ味の何かしら(with沖縄の島唐辛子)・・なんですよ。
一応、普段はかなりの健康志向だし、薬膳もそこそこ取り入れているし、血管年齢だって自信あり・・なのに、
飲んでしまうとすっかり不健康上等モードになるというね。
か弱くて傷つきやすくて薄ーい意志の飼い主・・・というわけで、
そのうち、酔って帰って気が大きくなった夜中にでも、生まれ変わったペヤングの再出発を、
(たぶん記憶のないまま)讃えることになるであろう、
個人的に、《深夜のジャンクフード注意報》が出された今日この頃であります。

そして、ふと思い出すのはかつての高校時代の部活。
練習の出来ない雨の日は、ミーティングと称して、よく、
ベビースターラーメンを部室のテーブルにてんこ盛りにしてました
さらに、コーラやドーナツやプリンやチューリップ(近所の肉屋の骨つきからあげ)その他、
多種多様な駄菓子を並べてはみんなで無制限に口にしつつ、きゃらきゃらと、30秒に一回は腹を抱えて笑ったJK時代の記憶。
(いったい彼女たちは何があんなに可笑しかったんでしょうねぇ。
・・・怖い物なんかなーんもなかったあの頃。新陳代謝のよい華奢なボディをひたすら懐かしみながら、
梅雨の空を遠い目で見上げる浅野です。
あ、そういえばカタツムリって見なくなったなぁ・・・。
あ、そういえばエスカルゴも食べていないなぁ・・・。
というわけで、みなさま、今週もお仕事お疲れさまでした。

健康・・といえば、御多忙を極めているはずの三橋さんのお肌が、先日、番組でご一緒した際に
いつになく透明感を増していたので、ははぁ、さてはキミエホワイトでも飲み始めたのか!!・・・と思いきや、
毎日きちんと継続して走っていらっしゃるとのこと。
しっかり酸素が行き渡っているからこその、スッキリしたお顔の色だと理解しました。

ちなみに私は、といえば、その日は前夜にシンガーSayaさんのライブがあり、
なんだかんだで寝不足プラスお酒も多少飲んだりしたので、実は、ここだけの話、
早朝から『しじみエキス』と『すっぽん美コラーゲン』という、渋いサプリと美容ドリンクでなーんとか
ごまかしていたんですよね。
なので、若干後ろめたい私には、三橋さんの健康オーラが余計に眩しく思えてしまった・・というわけなのです。
私も、走るのは好きですが、めちゃくちゃ運動する日と、まったく動かない日々のムラがあるのはいけませんね。
この時期、霧雨ぐらいなら、頭を垂れるあじさいを鑑賞しながら軽く走るのも悪くないかな。
何れにしても、継続あってこそ・・・スッポンなしでも生きていかれる、健やかな顔色を目指すことにいたします。

以前、毎日のように走っていた多摩川の河川敷。
川の流れる風景の中の、とある場所には、花束の山が絶えません。
川崎市の中学生殺人事件で、想像を超えるような酷い殺され方で命を弄ばれた上村遼太君を悼む人たちが
今でも多く訪れています。
事件現場には、バスケ部に所属していた上村君のために、ボールやユニフォーム、多くの寄せ書きなどが供えられていました。
とりわけ、飲み物やスナック菓子とともに、カップ麺がたくさん供えられているのを見て、
この場で無残に殺されたのが、スポーツ部に所属する育ち盛りの少年だったことをあらためて実感させられます。

ひとつひとつに添えられた付箋のメッセージからは、生前、彼と仲が良かった先輩や仲間が供えたものだろうと想像できます。
きっと、部活の後には、みんなでコンビニに寄って、無邪気なおしゃべりで笑い合うような日々だったのでしょうね。
この世に生まれ、これから長く、飽きるほど長く、ずっと長く生きて行くはずだった未来を、
たったの13年で断ち切られてしまったことに、それがいったいどれほどの理不尽さなのか、私などの想像力では追いつきません。
ただただひたすら、犯人の少年たちに腹が立ちます。
上村くんの仇を取ってやりたい思いでいっぱいになります。
オトナ気ないと言われようが、
「この世から速やかに消えろ」と、強く念じてしまいます。
「貴様らに生きる権利はない」と、つい声を荒げて呟いてしまいます。

そして、彼らがたとえ自由な身になったとしても、人並みの幸せを望む選択肢などはあってよいのだろうか・・・
そんな資格を与えては絶対にいけない・・・と心底思いながら、
多摩川を渡るたび、それでも、上村くんのご冥福を祈ることしかできない、ふがいない大人であることもまた思い知らされ、
さらにやりきれない気持ちになるのです。

ずいぶん昔のことですが、
テレビのある討論番組で、ひとりの若者が、「なぜ人を殺してはいけないんですか?」
という質問をして、錚々たる大人のコメンテーターたちを凍りつかせたことがありました。
番組のラストには、(たしか筑紫哲也さんだったでしょうか)
「彼の質問に、我々大人が誰一人答えられなかったことに愕然とした」
という内容のコメントで締められましたが、
むしろ私には、筑紫さんのそのコメントの方が大変衝撃的だったことを憶えています。
(失礼ながら、私の目には、筑紫氏が、困ったような顔をしながらも、少々興奮してはしゃいでいるようにも見えました)
一体、大人がわざわざ理論で武装して、知恵を絞ってまでその若者を納得させる理由などどこにあるのか、
大変不快な気分になり、番組の存在すべてが胡散臭いものに見えてしまったものです。

《絶歌》という、一冊の本が出版されて話題になっています。
いわゆる、酒鬼薔薇事件の殺人犯の著書ですが、大きな非難を浴びながらも、書店に並び始めました。
この本について、著者は「自己救済のために書いた」などという旨のコメントをしているそうですが、
まず最初に遺族や社会に贖罪の気持ちが向くこともないことに、本当に更生しているのだろうかと、この時点で疑いたくなります。
すでに、彼を「リスペクトする」などとした殺人事件も起こっている中、
被害者の未来や遺族の心の安寧をぶち壊しておきながら、
一般には、名前も顔も晒されることもなく、32歳になったいまも《少年法》に守られている著者。
人を殺したからこそ得られる報酬というものが存在するとしたら、ただの殺人賛美の商業利用じゃありませんか。
胸糞悪いとはこのこと。そんな本、手に取ることさえおぞましい限り・・・
ところが、何人かの著名な人が、この本を理屈っぽく賞賛していることを知り、またか、とうんざりしてしまいます。
こういうことに、ノーガキなんかいちいち要らないと思います。問答無用でダメなものはダメなのよ。
アメリカやイギリスにあるように、犯罪者がそれを題材に商売をすることを禁ずる法律が、我が国にも必要だと強く思います。

どんどん手にとってほしいのが《言志第4号》! ただいま発売中
http://www.genshi-net.com

さて、まだまだ湿気の多い日々が続きます。キーンと冷やした辛口の白ワインなんか飲みたいですね。
エスカルゴとまではいかずとも、ツブ貝のアヒージョでも作りますか。
深めの小皿に並べて、にんにくとアンチョビとオリーブオイルを注いでオーブン(チンでもOK)
で焼くだけ。うーん、お腹がすいてまいりました。

そうそう、大事なお知らせをひとつ。
Sayaと浅野の新番組、インターネット生放送《夜桜亭日記》が来週から始まります。
週の真ん中、軽く息抜きできるような憩いの番組にしたいな、と思っています。
ぜひ、観てくださいね。

http://www.ch-sakura.jp/1581.html

第1回目は6月24日(水)20時〜
ゲストは落語家の春風亭ぴっかり☆さんと、浪曲師の国本はる乃さんです。

ではではみなさま、よい週末を!!

PS
三橋貴明の最新無料Videoを公開中
https://www.youtube.com/watch?v=ox0dS84nBHQ

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【浅野久美】反省あっての再出発への2件のコメント

  1. メガゾーン より

    〉《おひとりさま5個まで》と張り紙がありました。 このことが示しているように、需要さえあれ(喚起できれ)ば、企業はおのずと供給力を上げるしかないのです。(一人あたりの規制販売でなく価格を上げても良かったのでは?便乗値上げの意味ではなく所得上昇の為にも‥‥と言っても一商品じゃあかんかっ)政府がマクロ的仕事を創り、本当に必要とされるモノの需要が喚起されなければ、今のデフレ推進下では、第三の矢の供給政策なんてただ安物を求めるだけの腐った供給力しか拡大しないでしょう。そしてそんなものは結局廃れていき再び需要を奈落の底に引き摺り込むだけです。 需要を喚起しない政府の糞ッタレ供給政策に鉄槌を喰らわせる為にも、反共批判だけに片寄るものでない許共産&許自由の融合にメディアはなってもらいたいものです。〉異物混入は大問題だけど、消えてから感じる存在感は大きかったようで、 中野剛志さんの存在感も大き過ぎました。この事件のように、異物として得体の知れないモノの圧力により消すための画策が実行されたのだと思います。中野氏と言う異物混入は日本にとっては大問題ではなく大推進すべき問題だったのです。

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  2. たかゆき より

    ダメなものは ダメ!!浅野さまの仰せのとおり。証明問題の公理と同じで議論の余地などありません。会津藩の「什の掟」一、年長者の言ふことに背いてはなりませぬ二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ三、虚言を言ふ事はなりませぬ四、卑怯な振舞をしてはなりませぬ五、弱い者をいぢめてはなりませぬ六、戸外で物を食べてはなりませぬ七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬならぬことはならぬものですまさに理屈など要りませぬ。《夜桜亭日記》楽しみにしております?

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