アーカイブス

2015年6月1日

【三橋貴明】技術革命で世界最強となる日本

From 三橋貴明
http://keieikagakupub.com/38news/

——————————————————-

●●三橋貴明が実践する経済ニュースを読む技術とは?
http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_CN_mag_3m.php?ts=hp

——————————————————-

【今週のNewsピックアップ】
●超・技術革命で世界最強となる日本(前編)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12032005741.html

●超・技術革命で世界最強となる日本(後編)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12032396631.html

これだけ集中的に、長時間、「国民経済」について分析し、文章を書いていると、普通の人が気が付かない、あるいは気が付いているけれども言葉で説明できない様々な「原則」に気が付きます。

例えば、「経済力」がおカネの話ではなく、国民の需要を満たす「自国」の供給能力であること。

経済力とは「経世済民の力」でございます。経世済民とは「国民が豊かに、安全に暮らしていくための政治」を意味するため、そもそも「おカネ」という概念は入っていないのです。

もちろん、おカネの概念が入っても「構わない」わけですが、おカネが存在しない世界で「国民が豊かに、安全に暮らしていく」ことは、少なくとも論理的には可能です。

あるいは、以下のケースはどうでしょうか。
おカネが大量に溢れ、国民の手元に紙幣が積み上がっている状況で、モノやサービスの供給が滞り、国民が飢え、次々に死んでいく国家です。この国は果たして、経済力が「大きい」のでしょうか。それとも「小さい」のでしょうか。
疑いようもなく、後者です。

さらに、供給能力は以下の三つから成り立っています。

モノ、ヒト、そして技術。

モノ、ヒト、カネでは? と、思われた方がいるかも知れませんが、それはいわゆる「経営(ビジネス)の三要素」です。ビジネスをするのは、企業です。企業は「国民経済」という巨大なマクロ基盤の上で動く、駒(しかも、小さな駒)の一つでございます。

企業にとっては、モノやヒトに投資する際に、とりあえずおカネは必須です。おカネがなければ、設備投資や人材投資はできません。よって、経営の三要素はモノ、ヒト、カネでも構わないです。

とはいえ、国民経済という観点からは、どうなるでしょうか。何しろ、国民経済の最大のプレーヤーは政府であり、政府はシニョリッジ(通貨発行益)の行使により、債務を増やすことなく、債権を増やすことが可能な存在なのでございます。あるいは、中央銀行にしても、金利支払いや返済不要な債務(現金紙幣というおカネ)を発行することができます。

国民経済という視点から見ると、おカネの重要性は著しく落ち、実際に供給能力を織りなす三つは「モノ、ヒト、カネ」ではなく、「モノ、ヒト、技術」の三つであることが分かります。

すなわち、モノ、ヒト、技術こそが「経済の三要素」なのです。

そして、このモノ、ヒト、技術を強化する、すなわち「経済力を高める」にはどうしたらいいのか。

などなど、皆様が何となく理解していたようで、実はよくわかっていなかった「経済の本質」を解き明かした一冊こそが、5月28日に刊行になった徳間書店「超・技術革命で世界最強となる日本」なのでございます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4198639442/

是非、ご一読を!

PS
2015年上半期に起こった日本経済の大問題。三橋貴明の解説が聞けるのは6/10まで
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_sv.php

関連記事

アーカイブス

【藤井聡】政府は民間よりも平均的に不合理なのか?

アーカイブス

【青木泰樹】期待はずれの日銀総括

アーカイブス

【佐藤健志】朝日の異常な愛情

アーカイブス

【三橋貴明】政府が認めた朝日の慰安婦捏造報道

アーカイブス

【三橋貴明】デフレ完全脱却による財政再建に向けた提言(後編)

【三橋貴明】技術革命で世界最強となる日本への2件のコメント

  1. ぬこ より

    本当に三橋さんは立派な人や。カネ(お札)の力で国民の支配を目論む「奴ら」(米連銀の株主 or 米国のTPP極右)に対して、安易な陰謀論やレッテルを貼って直接攻撃せず(≒狙われるリスクを回避)、日本国民に直接、金融や国民経済の意味とは何か?を、具体的な数値やデータで以てして解く事で、国民を覚醒させ、「奴ら」の陰謀(笑)を、民主主義の力で粉砕しようとしているんですから。所謂、保守と称する連中も「奴ら」に媚びる連中が多きこの日本。よく、紙幣は「金(塊)」の裏付けが無いとダメだと言う人達も居ますけど、そもそも単なる鉱物に過ぎないAUに対して、価値を見出して、それらの相場を管理している人達って、誰なんでしょうね?(笑)。三橋先生の仰る通り、モノ、ヒト、技術、の方が、よほど経済の本質ですよね。政府紙幣が嫌いな(笑)「奴ら」は、それを日本国民に知られる事を恐れているんでしょうか?

    返信

    コメントに返信する

    メールアドレスが公開されることはありません。
    * が付いている欄は必須項目です

  2. Kaito Yuriya より

    経世済民、モノ、ヒト、ワザ。とっても刺激的ですね。ところで、カネのほうですが、日本銀行の株は51%日本政府or日本人がもっているようです。残り49%は英シティ?or米ウォールストリート?日銀の配当とは、刷ったお金の額の何%なのかご存知でしたら教えてください。新自由主義の民営化の最たるものが中央銀行の民営化かも。政府発行紙幣を刷ったらリンカーンとケネディーが暗殺されたようで、ヤバい話題であることは分かりますので..。 2675.6.1

    返信

    コメントに返信する

    メールアドレスが公開されることはありません。
    * が付いている欄は必須項目です

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です

名前

メールアドレス

ウェブサイト

コメント

メルマガ会員登録はこちら

週間ランキング

  1. 1

    1

    【小浜逸郎】水道民営化に見る安倍政権の正体

  2. 2

    2

    【藤井聡】「消費増税を凍結せよ」運動は、日本の「黄色いベスト...

  3. 3

    3

    【三橋貴明】水を売った日本政府

  4. 4

    4

    【三橋貴明】水を売り飛ばした日本政府

  5. 5

    5

    【藤井聡】「リーマンショック級」の経済下落 ~2019年には...

  6. 6

    6

    【三橋貴明】第二国土軸の建設を

  7. 7

    7

    【saya】70年ぶり漁業法の抜本改正 理由は“あー、まあ、...

  8. 8

    8

    【 小浜逸郎】みぎひだりで政治を判断する時代の終わり

  9. 9

    9

    【三橋貴明】次なる覇権国

  10. 10

    10

    【小浜逸郎】水道民営化を阻止せよ

MORE

月間ランキング

  1. 1

    1

    【藤井聡】日本はもはや「完全なバカ」なのか? 〜『消費増税を...

  2. 2

    2

    【小浜逸郎】水道民営化に見る安倍政権の正体

  3. 3

    3

    【藤井聡】壊れかけた日本 今一番大切なのは、当たり前のことを...

  4. 4

    4

    【藤井聡】「リーマンショック級」の経済下落 ~2019年には...

  5. 5

    5

    【藤井聡】「消費増税と緊縮」で日本経済は最悪「ミャンマー級」...

MORE

最新記事

  1. 政治

    未分類

    【 小浜逸郎】みぎひだりで政治を判断する時代の終わり

  2. 日本経済

    【藤井聡】「消費増税を凍結せよ」運動は、日本の「黄色い...

  3. 日本経済

    【三橋貴明】水を売り飛ばした日本政府

  4. 日本経済

    【三橋貴明】第二国土軸の建設を

  5. 政治

    日本経済

    【三橋貴明】水を売った日本政府

  6. 日本経済

    【藤井聡】「リーマンショック級」の経済下落 ~2019...

  7. 未分類

    【saya】70年ぶり漁業法の抜本改正 理由は“あー、...

  8. 政治

    欧州

    【三橋貴明】次なる覇権国

  9. 未分類

    【三橋貴明】厳冬期を迎える北海道にて

  10. 政治

    【上島嘉郎】ミャンマーに見た多民族国家の困難

MORE

タグクラウド