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2015年3月17日

【藤井聡】大阪都構想(8):「都市計画の力」が失われ、大阪はダメになる

From 藤井聡@京都大学大学院教授

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このVideoには一部の方にとって不愉快な内容が含まれています。
ご覧になる場合は自己責任でお願いします。

http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_CN_mag_3m.php?ts=hp

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大阪都構想(8):「都市計画の力」が失われ、大阪はダメになる。

「大阪都構想」は、これまでほとんど誰も経験したことの無いほどに、大変に「過激」な行政改革です。

なんと言っても、100年以上続いた「大阪市」という自治の仕組み廃止し、全く新しい「特別区」という仕組みをそれぞれの地域ごとに5つもつくる大改革だからです。

おおよそ自治体の改革というと、これまでは複数の自治体を合併するというものでした。それだけでも大変な労力がかかっていたところ、新しい自治体を5つも同時に作るのですから、それは大変な改革だと言わざるを得ません。

それだけ大変な改革をやって、一体どの様なメリットがあるのかと言えば、最も良くいわれているのが「二重行政」の解消、です。

しかし、それで文字通り、年間4000億円くらいおカネが浮いてくるのなら、やる価値もあるのかもしれませんが、都構想でなければ解消できないだろう二重行政は年間1億円くらいしかない、ということを、なんと大阪市役所自身が、実際に試算しています。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASHC22H0D_S4A021C1AC8000/

つまり、それだけ大変な大改革をやっても、得られるのは、ひょっとしたら年間1億円程度しかないかも知れない───というのが実態です。

そんな可能性すらあるわけですから、常識で考えれば、都構想については、「イメージ」で判断するのではなく、「冷静」にメリットとデメリットを見比べる姿勢がどうしても必要なのは明白だ、と言えそうですね。
(※ そのあたりについては、下記原稿の前半をご参照ください。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42509?page=5

しかも、都構想は、それは、今まで大阪市が担ってきた、ミナミやキタ、ベイエリアといった大阪の都心の「都市計画の権限」を、「大阪府」に譲り渡すものでもあります。

筆者は、都構想における最大の問題点がどこなのかといえば、まさに、この点にこそあると考えています。

具体的なお話を一つ致しましょう。

リニア新幹線は、2027年に名古屋東京間が繋がる一方で、大阪へは2045年接続する事が予定されています。

この計画通りに事が進めば、27年から45年までの18年の間、大阪にはリニアが接続されないまま放置される一方、リニアで40分で結ばれた名古屋・東京は互いに大きく発展していくことは明白です。そしてその結果、大阪の地盤沈下は決定的なものとなってしまいます。

この大阪にとっての「最悪の未来」を避けるために必要なのが、大阪名古屋東京間のリニア「同時開業」です。

リニアが大阪同時開業され、18年早く大阪にリニアが開通すれば、大阪府の人口は実に26万人(3.6%)も増え、
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/wp-content/uploads/2015/02/MasRAC_pptx/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%894.JPG

経済規模も年間約1.3兆円(3.3%)拡大するであろうと推計されています。
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/wp-content/uploads/2015/02/MasRAC_pptx/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%895.JPG

「都構想」を推進する方々が推計した財政効果が、現時点で、年間平均で、おおよそ155億円と推計されている事を踏まえるなら(毎日新聞、2014年10月17日)、この1.3兆円という数字は、文字通り桁が2桁も異なる桁違いに巨大な効果です。

したがって筆者は、「都構想」の実現に血道をあげるよりは、リニア同時開業(あるいは、つい先日金沢前開通した北陸新幹線の大阪延伸)に血道をあげる方が、遙かに生産的で、大阪の人々のために役立つであろうと、筆者は考えています。

ちなみに、「都構想」を批判するなら、「その対案を!」という意見がしばしばありますが、この「リニア」だけでも十分な対案になると筆者は考えます。さらにちなみに言いますと、当方の「対案」は、リニアも服得た「大大阪構想」という、これまでの国土強靱化計画における大阪構想があるのですが….それについてはまた別の機会、じっくりお話したいと思います。
(なお、その当方の提案の原型は、今から3年近く前に公表した、下記提言書のP13に記載した『「大阪・西日本副首都構想」 10 年プロジェクト』です。
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/images/stories/PDF/Fujii/201204-201206/other/fujii_seisaku.pdf )

いずれにしても、リニアの同時開業は、大阪の浮沈を考える上で最も大切な論点の一つなのですが──都構想が実現してしまうと、このリニアの早期開業が、危機を迎えてしまうのです。

なぜなら、リニア開業ためには、大阪にそれを接続するための「駅」をつくる「都市計画」(あるいは都市整備)が必要なのですが、都構想が実現した後には、そんな「都心部における都市計画」を行う「実力」を大阪が毀損させてしまうことが危惧されるからです。

リニアは、「大深度」のトンネルで名古屋から大阪にやってきます。深い地下(大深度)は、地上の地権者は関係ありません。ところが、「駅」に近づけば当然、大深度ではなく、トンネルは地上に近づいてきます。

そうなると、駅の近辺の路線整備の事業では、「地権者」との交渉が必要になってくるのです。

言うまでも無く、駅は、大都会のど真ん中にあります。そこには、実にたくさんの「地権者」がおられます。したがって、都会のど真ん中にリニアを引っ張ってこようとすれば、「駅」や「線路」を作るために、極めて複雑な、夥しい数の地権者達との権利関係の調整交渉が必要となるのです。

そして、その交渉が難航したり、不調に終われば、リニアをつくるための財源があっても、政治決断があっても、リニアは大阪には接続しない、という事になります。

したがって、たかだが「地権者交渉」なんて些細な問題だ、ということは全く無く、実際のプロジェクトを進めていく上でそれは、政治決断や財源確保に並ぶ、最も重要な要素なのです。

実際、大阪名古屋間のリニア開通にあたって、名古屋の前後一キロ区間の地権者交渉が難航し、これが、リニアの開通を遅らせるのではないかという事が、都市計画の専門家の間ではしばしば指摘されています。

そして筆者はもしも「都構想」が実現してしまえば、この地権者交渉を行う実力が大阪において大きく劣化し、それを通して、リニア大阪接続がさらに大きく遅れてしまったり、歪な形でリニア駅がつくられてしまうことになるのではないかと、強く危惧しています。

なぜなら、「大阪都」が実現すれば、そうした都市計画は全て、「大阪府」が対応する事になるのですが、大阪府には、そんな複雑な都市計画上の調整を行ってきた「経験」が全くなく、したがって、そのための「ノウハウ」「技術力」をほとんど持ち合わせていないからです。

なぜといって、そうした大都会の都市計画は、これまで全て、「大阪市」が対応してきたのであり、「大阪府」は、郊外の、地権者の権利関係が至ってシンプルな地域での開発しか担ってきてはいなかったからです。

100年以上にわたって、大都会のど真ん中で様々な都市開発を行い、ミナミやキタ、アベノ、そしてベイエリアの開発やUSJ誘致のための都市計画調整など、実に様々な都市計画を進めてきた「大阪市」には、都市計画のノウハウ、技術力が、実に多く蓄積しているのです。

そもそも大阪は、日本を代表する大都会。

大正期の大大阪時代には、東京よりもさらに大きな、文字通り、日本一の大都会だったのです。

したがって、これまで過去何十年もの間、優秀な都市計画を学んだ学生達の中には、「建設省」「国交省」に行くよりも、日本最先端の都市計画ができる大阪市に就職しよう、と考える者もたくさんいました。

ただし大阪府には、そういう傾向は見られませんでした。なぜといって大阪府は、(郊外の計画を行うことはあっても)日本を代表する都市空間の都市計画とは無縁の存在だったからです

ところが、都構想が実現すれば、その「大阪市」は解体されることになります。そして、これまで大都会の都市計画に携わったことの無い、「大阪府の都市計画部局」が、日本有数の大都市大阪のまちづくりを担当することになるのです。

都市計画の事をよく知る専門家は、もうそれだけの理由で、「大阪はもう、ダメになるだろう」という、強い危惧の念を抱いています──。

もちろん、現在の大阪市の優秀な人材が、大阪府でも活用されることもあるでしょう。

しかし、現在の大阪市の都市計画局の人間の多くは、これからは、特別区の都市計画課で働き、大都市計画ではなく、5つの別々の特別区の「地域計画」に、それぞれの「区長」の指示に従いながら従事しなければならなくなります。

したがって、仮に、大阪府で大阪市の都市計画の技術者達が活用されることがあったとしても、多くの技術者達がバラバラに働かされることになるのですから、「大阪市の都市計画の組織力」は大きく毀損せざるを得ないのは、火を見るよりも明らかです(各特別区に勤務する技術者の上司は、それぞれの区の「区長」なのです。別々のリーダーを持つ者達が、一致団結して協力な組織力を発揮することができるなぞということはあり得ません)。

さらには、当面の間は、大阪府の都市計画部局が、大阪市の人材を部下として活用する体勢が取られるケースも多発するでしょう。なんと言っても、その組織は大阪「市」ではなく、大阪「府」なのですから、そうなるのは必定です。そもそもこれまでの「会社の吸収合併」の様々な事例を振り返れば、そういう事態は容易に想像できます。

そしてもちろんそうなれば、大阪市のまちづくりの技術力が適切に発揮できないという事態が往々にして発生することになります(部下の自分の方が能力の高いような上司に仕えることほど、無駄なことは無い、ということは、誰もが知る真実、ですよね)。

そしてさらに決定的なのが、もうこれからは、優秀な都市計画を学んだ学生は、大阪には就職しなくなるだろう、という問題です。

実際、「都構想」の話が持ち上がって以来、大阪市に就職する都市計画を学んだ学生は、激減しています。実際、これまでたくさんの優秀な学生を送り込んできた大学でも、今となっては大阪市就職者がほとんど居なくなる、あるいは、「ゼロ」となっている、というケースが激増しています。

一方で、大阪「府」への就職者が増えているのかといえば──そういう傾向は、少なくとも当方が見聞きする範囲でではほとんど明確には見いだせないのが実情です。

万一、将来的に、徐々に優秀な人材が就職する傾向が高まっていく様な事があったとしても、数年から十数年の間、人材難が続き、結果としてその組織の実力が大きく毀損してしまうことは確実だと言えるでしょう。

つまり、都構想の議論が出始めたことで、大阪の都市計画の実力は、人材の点から、着実に低減仕始めており、今後も少なくとも当面はそれが継続すること間違いない状況なのです。

こうした問題を考えれば、リニアを大阪に接続する話が、政治や財界の力でなんとか前に進んだとしても、肝心の「都市計画の力」が大阪から失われてしまっているが故に、その実現が遠のいてしまう、という最悪の未来が、十分に現実味あるものとして予期されるのです。

そして、たかだか駅を上手につくる事ができない、というただそれだけの理由で、リニア開通が遅れたり、不便な所に作られたり等、歪な形でつくられてしまい、その結果として、大阪の発展が大いに阻害され、その凋落は、今以上に決定的になっていってしまうのです。

「都構想で大阪はダメになる」───都市計画の現実という一点を見据えるだけでも、その結論は十分に受け入れざるを得ぬ「真実」なのです。

PS
「都構想」で大阪がダメになる、より包括的な理由にご関心の方は、是非、こちらを。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42509

PPS
動画でも配信しております。是非、ご試聴ください!
https://www.youtube.com/watch?v=aOxV1XxJXmc&feature=youtu.be

PPPS
月刊三橋の最新号のテーマは、
「農協改革のカラクリ〜巨大利権をめく?るヒ?シ?ネス攻防戦なのか?」です。
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_sv.php

なぜ、「農協改革」を議論する規制改革会議のメンバーに、農業の専門家がいないのか?
そんな疑問をお持ちの方には、お役に立つかもしれません。

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【藤井聡】大阪都構想(8):「都市計画の力」が失われ、大阪はダメになるへの11件のコメント

  1. げんちゃん より

    先生のこの内容の説得力に、感服します。私も大阪府・市をよく見てきましたが、それ以上によく見ていらっしゃると思いました。私は、稀代の最悪市長が、バカな政策を立ち上げ、それを無知な市民が支持をしていることに残念に思う大阪市民です。たくさんの善良な市民が、この論文に啓蒙されることを願ってやみません。

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  2. inoue より

    リニアだけの事でないのでは大阪市と大阪府の借金をどのように減少させていくのかも議論しないと

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  3. はっちゃん より

    私は大阪市民ですが、実は3月21日に大阪市中央公会堂で藤井教授の講演があるとお聞きしたので行ってまいりました。残念ながら藤井教授の講演は聞くことができなかったのですが、それでも行って本当に良かったと思いました。まず第一に本当に見た感じ1000人ぐらいの人が参加していて、「大阪にもまともな人はたくさんいるんだな。」と思いました。そして、ピアノの弾き語りから始まり、吉富さんの講演、笑福亭竹林師匠の落語など、「市民大会」ってこんなに良いものなのか?と思いました。笑福亭竹林師匠のお話は本当に面白くて感動しました。やっぱり大阪ってすごい街だな。層が厚い。このように思いました。それと、こんな市民大会をボランティアで開催されるなんてホント、頑張っておられる方がたくさんいらっしゃるんだなと思いました。藤井教授のお話は4月に出される本を拝読したり、サトシフジイドットコムを拝見すればかなり理解できると思います。ところで「橋下徹はサイコパスではないか」という話がとある人のフェイスブックに書いてあったそうです。「サイコパス(精神病質)」とは、良心(他者に対する愛着または愛情に基づく義務感と定義するらしい)をもたない人のことで、精神医学の専門家の多くは反社会性人格障害とも言うそうです。どうやらサイコパスとはちゃんとした病気(精神病)みたいです。しかも治らないそうです。興味が出たので「良心をもたない人たち」(マーサ・スタウト著)を読んでみましたが、そうですね。私は自分の知る限りの橋下市長の言動を総合すると、「人を騙したり操作したりする、他人を傷つけても良心の呵責を感じない、一貫して無責任、驚く程利己的、泣き落しがお得意、カッとしやすい、攻撃的、刺激に飢えて退屈を感じている」などのサイコパスの特徴に合致しかねないことも多い疑いがあると思います。もしそうであるなら私たち大阪市民はサイコパスを・・・言うのも怖いことですね。

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  4. メイ より

     歴史と伝統ある都市をひとつ解体するという、非常に大それた、物騒な事をしなければ問題を解決できない、という事になりますと、申し上げにくいですが、橋下市長は、有能とは言えないのではないでしょうか。 橋下氏はよく、「府と市で、長年ずっと話し合いをしてきたのに解決しなかったのだから、もう話し合いでは無理なんですよ」と仰いますが、「だから大阪市を潰します」という結論になるのはおかしいと思います。それは、議会制民主主義を根本から否定するものです。 それぞれの立場があるのですから、話し合いがスムーズに進むとは限らないのは当たり前の事ですし、それでも言葉を尽くして話し合うのが行政というものの姿勢だと思っていました。 その基本ルールを土台からひっくり返して、治政において「意見が同じじゃないのでいなくなって下さい」という考え方は、どんなにもっともらしい理屈をつけても、本当に酷い事です。危険です。 また、特定の個人や団体の意見ばかりが通りやすくなるのも、危険な事ではないですか。市民の為に幾重ものフィルターをかけるように何度も話し合う事が「まどろっこしい」と感じるようでは、本心から市民を想っている訳ではないのでしょう。  そもそも、橋下氏が知事や市長になられたのはこの数年であり、それまでの府市の話し合いというのは、橋下氏がご自分でなさってこられた訳ではないでしょう。あるいはこの数年で音をあげられた、という事ですか?それならあまりにも、根気が無さ過ぎるのではありませんか。 こんな調子でどんどん政治を根底から壊して行ったら、大阪はどうなってしまうのでしょうか。 恐らく、政治というのは、私が想像するよりも難問奇問がたくさんあって、「あちらを立てればこちらが立たず」という事のほうが多くて、キレイに解決する事の方が少ないのかもしれません。 時には、誰かに泣いてもらわなくちゃいけなくなったりするのかもしれない・・。そんな時、泣いてもらう側に、その理由を十分説明して理解を求めたり、不満が解消されなければ、その不満の矛先が自分に向かう事も引き受けざるを得ない・・。全ては、言葉であり、配慮であり、大変な労力を要するのが政治の本来なのでしょうね。 ですが、正直に申しますと、橋下氏には、そのような地道な努力をなさろうという気は無いようにお見受けします。 思い通りにいかなければ簡単に感情的になってキレますし、反論されれば意見を聴くどころか相手を攻撃し、面倒があれば民間に任せれば良い、というやり方であれば、こんなに楽な事はありませんね。

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  5. 大阪のおばちゃん より

    大阪府下の他の市から反感を買うかも知れないのに、どうして大阪市の為に発言なさるのだろうと思っていましたが、今回で納得です。大阪市は周辺都市の心臓だったと言うことですね。人材は大切ですよね。大阪市がバカなことをやっている間に、優秀な行政職や教職希望者は他府県に行っちゃっているかもしれません。都構想が移行した後も混乱はつづき、失われた何年かになるのですね。それにしても彼らはどうして混乱を招いてまでカジノリゾート等をやりたかったのでしょう?今となっては手段が目的化してしまったのでしょうか。

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  6. 拓三 より

    仰る通り、都構想の問題は大阪全体の弱体化であります。しかし悲しいかな、大阪の弱体を解っていながら道州制の議論にすり替える学者さんも見受けられるのが現実であります。これを世間では「嘘の上塗り」と申します。

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  7. ワクワクキンタマン より

    日付を間違えていましたので訂正します。以下を投稿します。先週14日の組長の講演をワクワク楽しみにしてましたが、現地に行くと講演中止の看板。何があったか知る由もありませんが…もし質疑の時間があったなら、大阪都になったとして府下の大阪市以外の自治体への影響はどうなることが予想されるのでしょうか?でした。来週も楽しみにしてます。

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  8. 大阪都構想の真の目的とは? より

    都市力というか、かつての大阪には有り余る力があり、ちょっとおかしな首長を選んでもなんとかなっていましたが、今の大阪には、もはや後がないとい言っても良い状況なんですね。しかし、大阪の人たちは、面白そうだとかいった安易な理由で候補者を選択することもあったように思います。現在の都構想もそういった「ノリ」で支持してる人は少なくないでしょう。(東京も某青島知事とか、国政では民主党政権の例があるので大阪だけの問題ではありませんが)そんな大阪人の皆さんには、事実を突きつけるのが一番良いのも知れません。「今の都構想を実行すると大阪は確実に没落しまっせ」と。確かに、2020年のオリンピックに向けて、東京への投資は加速しますし、リニアは名古屋以西が後回しの方向のままだし、そんな状況で、余裕こいていられるわけがありません。都構想へ移行するまでの混乱は、大阪にとって確かに致命的です。そして、そのことは、西日本の中核が揺らぐということでもあり、結果、西日本全体の没落と東京の一人勝ちという今以上の歪んだ日本が待っているということなのでしょう。そして何より、都構想自体が、大阪をだめにしてしまうリスクを多分に持っていると。ということは、都構想が進んでしまうか否かは、大阪のみならず、日本の行く末をも左右する重大な選択ということになります。大阪の人には、この都構想への住民投票が日本の将来がかかった一大選択であることを自覚いただかねばなりません。

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  9. たかゆき より

    「都市」は「人材」が造る♪関東大震災のあとの帝都復興計画後藤新平の活躍を映像で拝見したことがあります。良き都市計画は悪しき政治によって歪にされてしまいましたけれど少ない予算での地権者との交渉が鍵をにぎっていたとか。後藤新平と鋭敏な部下のご苦労は並々ならぬものだったようです。優秀な人材の集わない組織は廃れてしまう、、オラも優秀な人材になってやる と おもう今日この頃です。

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  10. ワクワクキンタマン より

    先週七日の組長の講演をワクワク楽しみにしてましたが、現地に行くと講演中止の看板。何があったか知る由もありませんが…もし質疑の時間があったなら、大阪都になったとして大阪市以外の自治体への影響はどうなることが予想されるのでしょうか?でした。来週も楽しみにしてます。

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  11. 神奈川県skatou より

    リニアで結ぶ都市間交通って、夢がありますね。未来は地産地消だという方もいらっしゃいますが、少なくとも日本国内で融通し合うぐらいは確固としてあるはずでしょう。またその規模の有機的連合こそ、日本国の強みにするべき、かと。府よりも市のほうが都市計画の遂行力があるというのは容易に理解できるはずの話で、たとえば今年度に東京圏は東名、中央、関越、東北道とすべて圏央道でつながるはずでしたが、一部の地権者との調整に失敗してわずか10キロが着工できずに来年度まで実現が先延ばしになりました。これは住民と行政の、ひととひととの、長い細かい信頼関係がなければ用地買収などという難しいパズルは解けないわけで、そのむずかしさ、理想で進まない事例だと思います。ただ、自分で例にあげてなんですが、高速自動車道というものは必ず運転手が必要であり、荷物の規模が車体の能力を超えないという点で効率に限界があり、都市間物流は鉄道貨物のほうが本来は合理性があるわけで、国の未来を考えるに一考すべきだと思われます。物流の末端は小型トラックの宅配ほど便利なものはないでしょうけど。ともあれ、都市計画は理想と現実の両輪であるはずで、「都構想」というおおざっぱに聞こえるプランだと、未来の豊かさの実現がかなり後退しやしないかと、神奈川県民ながら同感する次第であります。

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