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2015年3月6日

【施 光恒】「修行」と新自由主義

From 施 光恒(せ・てるひさ)@九州大学

——————————————————-

●世界を動かす力の正体とは?

https://www.youtube.com/watch?v=xSpcGUoATYk&feature=youtu.be

※※月刊三橋『激流グローバルマネー』より

——————————————————-

おっはようございまーす(^_^)/

早いもので、あと2週間もすると南のほうから桜便りがちらほらと聞こえてくることだと思います。

しかし、ニュースでは、相変わらず新自由主義(市場原理主義)の経済政策が花盛りです…。
(_・ω・`)

「電力・ガス10兆円市場を開放 分社化義務付け 電気事業法改正案を閣議決定」(『日本経済新聞』2015年3月3日付配信)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF03H0D_T00C15A3MM0000/

「特区に外国人・女性呼び込み 政府が追加規制緩和案」(『日本経済新聞』2015年3月4日付配信)
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO83923790U5A300C1EE8000/

電力・ガス市場の自由化も難なく通りそうですし、国家戦略特区では外国人や外国企業の呼び込みに必死です。TPPも遅くとも今年前半には通ってしまいそうですし、農業、漁業や医療の株式会社化への準備も着々と進められつつあるようにみえます。小学校での英語の正式教科化や大学の授業の英語化など、英語偏重の教育改革もどんどん行われています。

「格差の拡大」や「地方経済の衰退」、「事実上の移民解禁による治安の悪化」、「英語偏重による日本のアイデンティティの喪失」など、いろいろと懸念が提示されているのに、なぜ、新自由主義や、それに基づくやみくもなグローバル化の推進が、止まらないのでしょうか。

新自由主義がなぜ各国で受け入れられてしまったのかについて、新自由主義批判の代表的論客である経済地理学者デイヴィッド・ハーヴェイ氏(ニューヨーク市立大学名誉教授)が興味深いことを書いていました(ハーヴェイ/渡辺治監訳『新自由主義──その歴史的展開と現在』作品社、2007年)。

まず、ハーヴェイは、新自由主義は、きちんとした「学説」というよりも、いんちきなイデオロギーに過ぎないと批判します。

たとえば、新自由主義は、表向きは「小さな政府」や「公正な競争」を唱えます。しかしその実、グローバル企業は、米国をはじめとする各国政府と密接に結びつき、政治力(国家の力)を存分に利用して、自分たちがビジネスしやすい環境を半ば強引に作り上げていきます。その結果、グローバルな投資家や企業に有利で、各国の一般国民には不利な社会ができてしまいます。

(例えば安倍政権は、日本に投資する外資系企業に対し、副大臣、政務官クラスの政府高官をわざわざ付け、様々な便宜を図るという「企業担当制」を始めるそうです。あからさまなグローバル企業優遇策ではないでしょうか)。
「3月に対日投資促進策 「企業担当制」を創設」(『毎日新聞』2015年2月24日付)
http://mainichi.jp/select/news/20150225k0000m010075000c.html

米国も例外ではなく、80年代のレーガン政権以降、グローバル企業が儲ける一方、格差は大幅拡大しています。一般国民は貧しくなり、生活の不安定化に悩まされています。

なのになぜ、米国の一般国民の多くは、これまで新自由主義を事実上、受け入れてきてしまったのでしょうか。

ハーヴェイ氏は、米国で新自由主義が広く受け入れられるようになったのは、新自由主義やそれに基づくグローバル化の推進こそ、「自由」、特に「個人の選択の自由」をもたらすものだという宣伝に一般国民がまんまと騙されてしまったからだと指摘しています。

米国人は、「自由」、特に「個人の選択の自由」という言葉に非常に弱い。「新自由主義こそ、「選択の自由」を拡大する望ましい考え方だ!!」と言われると、それにコロッとひっかかって、説得されてしまったのだというのです。

ハーヴェイ氏は次のように書いています。

「『自由』という言葉は、アメリカ人の常識的理解の中であまりにも広く共鳴を受けるので、それは「大衆への扉を開くためのエリートたちの押しボタン」になってしまい、ほとんどあらゆるものを正当化する」(同書、60頁)。

「自由」や「個人の選択」というのが、米国人を説得する時のいわば「マジック・ワード」なんですね。だいたいのものは「自由」と結び付ければ、米国国民は受け入れてしまいます。アフガン紛争やイラク戦争も、「自由」で正当化され、米国民は納得してしまいました。

実際、アフガニスタン紛争での作戦名は「不朽の自由作戦」(Operation Enduring Freedom)でしたし、イラク戦争の場合は「イラクの自由作戦」(Operation Iraqi Freedom)でした…。
ヘ(__`;)ヘトホホ

新自由主義的政策を一般国民に受け入れさせる際にも、米国の財界人や政治家、官僚などのエリートは、「自由」を用いたのです。

政治家や財界人や学者に、

「小さな政府、自由化、民営化、規制緩和が必要だ!これらは、ユーたちのフリーダムを増やすよ!!」

「グローバル化によって、「自由」というアメリカ的価値を世界に広げることが我々の使命なのだ!自由貿易をどんどん推進し、外国にも「自由」の恩恵を施すべきだ。自由万歳、アメリカ万歳!!」

などと言われると、米国人の多くは「Oh! イエ〜ス!ウィ キャン!!」と、右派も左派も、半ば思考停止して納得してしまうというわけです。

文化によって価値観が違うので、新自由主義的政策が、どのような論法で国民に受け入れられるかは国ごとに異なるだろうと、ハーヴェイは述べています。

さて、では日本ではどうなのでしょう。どのような論法、価値づけによって、日本の一般国民は、新自由主義的政策を受け入れさせられてしまったのでしょうか。ハーヴェイのいう「大衆への扉を開くためのエリートたちの押しボタン」とは、日本では何でしょうか。

少々ヘンな言い方に聞こえるかもしれませんが、日本の場合は、「修行」系の言葉だと思います。もっと現代的な言い方をすれば、「自己啓発」系の言葉といってもいいかもしれません。

日本人は、伝統的に「修行」好きです。「修行」こそ、日本文化の根底にある特徴的な価値の一つです。

現代の感覚からすると「修行」という言葉はちょっと大げさな印象を与えるかもしれませんが、現代の我々も、「修行」系の価値──「精進」、「努力」、「自己啓発」、「自分を見つめる」、「自分を高める」、「視野を広げる」など──がやはり大好きです。

もっと丁寧にいえば、「周囲の他者のさまざまな観点を知り、取り入れ、そこから自分自身を厳しく見つめ直し、自分に欠けているものを反省し、一生懸命努力・精進することによって視野を広げ、周囲の期待に応えられるように自分を高めていく」ことが大切だと、現代でも日本人の多くは考えています。これについては、右も左も、あまり関係ありません。

日本では、新自由主義的な経済政策やその一つとしてのグローバル化推進は、こうした「修行」系の言葉に結び付けられることによって、正当化されてきたのだと思います。

90年代後半以来、「グローバル・スタンダードに合わせる」、「聖域なき構造改革」、「身を削る覚悟」、「痛みを伴う改革」などのスローガンが使われてきました。最近でも、「第三の開国」、「日本を開く」、「グローバル人材の育成」、「多文化共生社会の実現」などを、政治家や財界人が連呼しているのをよく耳にします。

日本の場合、基本的にこれらは、「修行」系の価値に結び付けられています。

「日本人、および日本社会はこれまで、閉鎖的で内向きだった。グローバルな世界に目を開き、国際社会が日本に何を期待しているかをよく認識し、それに応えなければならない。閉鎖的でぬるま湯のような体質を各業界で打破し、痛みを伴う改革に耐え、グローバルな視野を獲得するように努め、自分自身や社会を不断に変え、高めていかなければならない。世界で輝く日本にしていかなければならない」。

はっきり示されることはあまり多くないとしても、だいたい上記のような暗黙裡の論法によって、新自由主義的構造改革やグローバル化が推進されてきたのだと思います。

日本人にとって、新自由主義的な改革やグローバル化とは、単なる経済政策ではなくて、いわば「人格陶冶」や「自己啓発」、つまり「絶えざる努力によって視野を広げ、自分を変える、自分を高める」ことと結び付けられてしまっているわけです。

「国による余計な規制や調整などいらん。グローバルな市場経済の荒波のなかで、俺は自らを切磋琢磨していけるのだ! 皆もそうなれるよう努力・精進を重ねていかねばならない!!」

「外国人労働者や移民が増えたとしても、リベラルな私は、何の問題も感じません。かえって、マルチ・カルチュラルな環境のなかで視野を広げ、自分をブラッシュ・アップしていけます。皆、そうでなければなりません!日本人こそがその閉鎖性を打ち破り、自ら変わる必要があるのです!!」

なんかそんな感じのことをよく耳にしませんか。

「新自由主義」も「グローバル化」も、日本人にとっていわば「道」、「修行」なんですね。「柔道一直線」ならぬ「グローバル道一直線!!」というわけです。

そのうち、「ネオ・リベラル切磋琢磨塾」、「グローバル人材育成道場」なんかもできるかもしれません(笑)。

…と思って検索してみましたら、とっくにありました。
ヽ(ー_ー )ノ ヤパーリ

東京都教育委員会が「グローバル人材育成」のための「次世代リーダー養成道場」なるものを開設していました…。
http://www.tokyo-jisedai.com/about.php

結局、

「規制を撤廃し、民営化・市場化が進んだ社会」=「皆が努力し、切磋琢磨し、人格を高めあえる社会」=「新自由主義的社会」

「国境の垣根を低くし、多様な人々が共に働く、多文化共生社会」=「互いに視野を広げ、高めあえる社会」=「移民国家ニッポン」

新自由主義推進派は、いわば、こうした等式を暗黙裡に作り上げ、利用しているのです。

よく考えてみればすぐにインチキくささのわかる等式なのですが、こう結び付けられてしまうと、いわゆる「意識高い系」(「修行」好きの現代人バージョン)で前のめりになっている人々は、新自由主義的政策やグローバル化路線を、右派でも左派でもなかなか否定できないんですね。

政治家や官僚、財界人、学者、マスコミなどには、右派にも左派にも「意識高い系」が多いので、新自由主義にどっぷりつかり、周囲に押しつけることになるわけです。

このように、日本では、新自由主義や、それに基づくグローバル化路線が、日本人の好む「修行」や絶えざる「自己啓発」の理念と結び付けられ、広められてきたのではないかと思います。

この結びつきをどのようにしてほどき、「修行」好きの日本人の生真面目さに付け込む「新自由主義」や「グローバル化路線」の推進派に対抗していくかが問題となってきますが、それについては、次回(二週間後)のメルマガで考えてみたいと思います。

長々と失礼しますた…
<(_ _)>

<お知らせ>
(1)3月8日(日)に福岡のカフェで開催されるこじんまりとした勉強会(「学ぶカフェ」)の講師を務めます。今回は、「しっくりくる皇室論──日本人の「心のかたち」との関連で」というテーマで話します。お近くの方はぜひお越しください。

「『学ぶカフェ』のご案内〜日本の文化と教育を学ぶ〜」
日時:3月8日(日)午前11時45分から1時間半程度。
場所:R-style (アールスタイル) 福岡市中央区大名1-12-56 TheShops 2F
会費:1000円(お茶代別)
問い合わせ先:学ぶカフェ事務局
manabucafe@gmail.com
(お問い合わせ、お申し込みは上記のメールにて)。

(2)3月28日(土)には熊本で中野剛志さんの講演があります\(^_^)/
後半部では、中野さんと対談します。
http://ninigi74.com/info/824072

PS
もしあなたが日本の行く末がご心配でしたら、、、、
「日本を救う方法」をいっしょに考えませんか?
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_sv2.php

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【施 光恒】「修行」と新自由主義への17件のコメント

  1. 日本田貫党総裁 より

    日本をこよなく愛しているタヌキです。新自由主義者も怪しからん連中ですが、一時期民主党が躍り出た根本理由も自民党や役人、学者どもが事なかれ主義でなにも国民の期待に応える施政をやらないので、やむなく大馬鹿民主に投票してしまった訳でした。それに懲りて再び自民党にしたわけですが、やっぱり大方の自民党は事なかれ役人・学者と同じではありませんか。明治以来の教育がいけないのだと云う識者もいるようですが、廃藩置県がそもそも諸悪の根源だという方も居られます。二十一回猛士松陰の再来が期待されます。最近学校教育が混乱して松下村塾の松陰流に云えば学校制度が田舎の草屋になりつつあり、人財育成の方法が改めて議論される風潮が生まれております。急がば回れで、世の中を改善するには昔流な藩学、私塾の振興が求められているのだろうと田貫くんは考えています。

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  2. 大川時夫 より

     新自由主義という怪しからんインチキを打ち破ることが急務ですね。昔のことで恐縮ですが、イギリスのサッチャー女史が活躍していた頃には20世紀のジャンヌダルクではあるまいか、などと驚嘆していたことがありましたが彼女も新自由主義者でした。あのころは役人・学者・政治家どもが、今もそうですが、何もしない出来ないくせに高給を獲ってふんぞり返っていて怪しからんと思い、旧弊を打破する勢力の象徴、新自由主義こそは革新勢力だと勘違いしたわけです。 得たいの知れない人間の弱さ、事なかれ主義を打ち破るには、先ず戦後のGHQ体制をかなぐり棄てて伝統的日本社会を取り戻すことこそが大切なのだと最近は考えるようになりました。最近は西尾幹二、西部先生達の桜チャンネルの番組やご著書、それから三橋氏、中野氏たちの啓蒙書を見ています。タヌキ君も日本タヌキなのです。

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  3. YOYO より

    「修行」という言葉によって、新自由主義が正しいものであるかのように受け入れられてしまう。これもプロパガンダの一手法なのでしょうか?ただ、そういう宣伝に違和感を感じている人は少なくないと思います。でも、そんなものは黙殺されます。そして、特に同調圧力が働きやすい日本社会においては、マスコミ等のプロパガンダと言っても良いような情報が幅を利かしてきました。更には、そうやって出来上がった空気に乗じ、勝ち馬に乗ろうとする輩がそれをさらに増幅していきます。(政治家や評論家、エコノミスト等)こうしてみると、日本は戦前から、その悪い所は変わっていないのではないでしょうか?軍部が独走したから戦争になったとか、言われてきましたが、マスコミが煽り、当時の社会もそれを歓迎したという側面は否定できません。問題なのは、一度出来上がった方向性や空気は、よほど大きな問題が生じても方向転換がなされないことです。消費増税は少なくとも延期するべきだった。案の定、2014年はマイナス成長に終わりました。敵は、巧みに空気を作り、同調圧力等も利用して、自分たちに都合の良い政策を実行させてきたに違いありません。地域間や世代間の分断工作も常套手段でしょう。国民一人々々が賢くなる他は対抗策はないのでしょうね。

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  4. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    もうひとつ忘れていた。「共産主義化」というのもあったではないか。

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  5. lemoned@F-NAK より

    日本人の謙虚さは、悪い方向に効果が現れると、自虐になる。楽な道を選ばない努力の姿勢は、悪い方向に効果が現れると、自ら破滅を選ぶ自殺行為になる。そして、日本人の協調性も悪用されると、グローバル化に繋がります。性格や特性は、よい方向に進むと長所になり、誤った使い方をすると短所になります。日本人讚美のお祭りはそろそろ止めて(今までが今までだけにバランスを取る意味では良かったと思いますが)、なにをどのようにすれば、我々は「長所」の方に進むことができるのか、客観的に見直す時期が当に来ていると感じました。特にグローバリストたちはビジネスの専門家が多いです。彼らは、そう言った分析や誘導は得意としています。

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  6. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    目標をなす内容が人々に受けいれられているから、そこに到る過程が是とされ、過程が「修行」という意匠をとることもあり得るということなのであって、「修行」ficationの粉飾を施されることによって始めて目標設定が人々の賛同を得るのではありません。因果関係を逆さにとらえてはいけない。

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  7. クンメル より

    博士号を取得するためにゲッチンゲンで研究をしていたアメリカの数学者ソーンダース・マックレーンは1995年に次のように述べている。「 私は、公なプロパガンダが意見を変えさせることを以前には見たことがなかった。ドイツを去る8月まで延々と続くプロパガンダによって非常に惑わされたから、実際に世界で何が起こっていたのか私は知らなかった・・・・・私はゲッチンゲンのロイツェ通り28(数学研究所からは遠くない)にある下宿に戻った。そこでは、女性大家が定期的に夕べの茶とお喋りを私にくれた。2週間のプロパガンダが彼女を穏健な保守的意見から熱烈なナチス信奉徒へと変えたことがすぐに分かった。・・・・・1933年2月12日、私は研究休暇を取ってワイマールを訪問した。到着してオペラハウスへ行ったが、翌日のチケットが完売だった(ワグナーの50回忌記念)。幸いにも翌日オペラハウスの外で立っていて、チケットを入手出来た。オペラの前半(勿論、ワグナーだ)は素晴らしかった。中休みにロビーへ出た。24フィート先に、ヒトラーとゲーリング(新聞の写真から容易に認識出来た)が立っていた。その時は(数ヶ月後に考えたことだが)、邪悪な考えが十分でなかった。後年、ヒトラーの面影を生々しく思い出したが、1933年5月に考えたと思う。つまり、(武器を持てるなら)私が個人的に歴史を変えていたかもしれない一つの機会だったと後に思った。・・・・・Dorothyと私は1933年8月に去ってから、偉大なる数学科の唯一つのモデルとして初期ゲッチンゲンの光景を宝物のように私は持ち続けた。科学だけのためではなく、その損失を悲しんだ。私はホロコーストを予想しなかったが、政治的プロパガンダの力には気をつけ、制止は私の力を超えるけれども、世界大戦の可能性を心配した。今振り返ってみて、すべての展開は、ポピュリズム、政治的圧力、計画された政治原理に対して何らかの服従によってなされた、学界と数学的人生へのダメージの確固とした実証である。 」安倍晋三の「新自由主義」というプロパガンダに服従している世論

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  8. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    嘘だと思ったら、「オウム再び」とか「日本人の内なる霊性に目覚めよ」(書いているだけでジンマシンが出そうだ)とかいったメッセージを修行fication の粉飾を施して提示してみたらいいのです。

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  9. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    「修行」の目標設定には、価値判断が先行しているのであり、「修行」自体は何ら寄与しない。だから、「修行」ficationの「利用価値」とやらを深刻ぶって訴えるだけでは、もろもろの対象が目標や内容として予め選択されたり排除されたりするにはそれなりの(正当な)理由がある、というタイプの批判には全く耐えられないのです。

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  10. tamaleah より

    戦前の反省とGHQへの反抗から、啓蒙主義者と商人に政治を任せているのであるから、これは当然の帰結であろうや。

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  12. 維新支持者は統一国家誕生前の江戸時代の人間の視野 より

    昔から公共を支えるのは皆の自己犠牲精神ですよね。公共基盤がよくなったって、必ずしも直接誰かに利益をもたら訳でもない。でも、まあ人類の歴史から見ればより大きな集団でより力を合わす方が有利なのは言うまでもない。うまく集団が機能すればね。それとは逆に民営化は直接なんらかの利益がある集団の中での利己主義の追求だ。ようするに今すぐ答えの出ない自由民主制をやるにあたって何千年、何百年スパンで子々孫々、自己犠牲精神を持って取り組むぞという当たり前の覚悟がどんだけあるかだと思います。今すぐ、エデンの園がほしいたってそんな方法ないですがそれが今すぐできると思いあがってる人達はすぐ飛びつく。大阪でもそんな安直な現象が起きています。ファシズムという奴です。人間とは何か?それがためされているのでしょうね。自由とは自己犠牲精神の発露ですよ。キリスト教徒やイスラム教徒が利己主義の反対であるイエスやムハンマドの神への犠牲の崇高さ否定してるのだから宗教たる自己犠牲精神が文化文明の根底だとしたら文明逆回転、野蛮という事でしょう。

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  13. ofu_1 より

    主義主張は何のため? 世界を救う三橋貴明(敬称略)。 ドルもユーロも元も円もルーブルも、中央銀行引き取りによる自国通貨建て(国債)を無限に発行できる国では永久に政府予算に困ることはありません。 中国共産党政府の救世主です。元を無限に印刷すればみんなハッピー。自国通貨建て(国債)は全ての問題を解決します。 キーボード通貨で手間ひまかからず、アルバイトの手で10兆、100兆、1000兆通貨が瞬時に増えたり消えたりする時代になりました。 貨幣の現物を必要(銀行の取り付け騒ぎ)とした100年前の生活意識とはまるでちがう世界の出現です。 政府が通貨を無限に発行して予算を組むことが可能であれば、政府関係に就職するのが生活の安定となり、目指せ公務員が全員の職業選択(特権階級)になります。裏返せば、自己資金でリスクを負う者はバカとなります。 中央銀行のコンピューターが壊れそうになったら、世界中央銀行の世界統一通貨(アース)の出番で、これまた無限に発行して世界中の人がハッピーになります? 世界の救世主の出現です。 

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  14. 売国フライ奴チキン より

     修行(財産・名誉・性欲といった人間的な欲望(相対的幸福)から解放され、生きていること自体に満足感を得られる状態(絶対的幸福)を追求することを指す。)と経済、マネーが結びつけられ、混ぜこぜの意味に変えられてしてしまったんです‥‥ね。 こりゃぁ、食べ会わせは最悪っ。ヘドが出てきますね。空洞であるはずの竹の中からも‥‥移民犯罪ゾロゾロ。

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  15. Josefine より

    施さんのコラムを愛読しています。日本は島国ゆえの辺境意識からか、古来、「優れたものは海の向こうからやって来る」という思いが強かったということもあるでしょう。中国の首都を真似て都作りをした奈良平安の時代から、そこは変わっていないと思います。逆に、国内限定の物や制度は「ガラパゴス」と卑下する。古代の中国にあたるのが、現在は第一にアメリカ、第二に英独仏の西ヨーロッパで、人文社会系の学問では今なおこれらの国々から生まれた成果を「優れたもの」「有難いもの」として追いかけているのが現状だと思います。もちろんその反動もちょくちょく起こるわけで、岸田秀的に言えば、上のような外部に向かって開かれようとする「外的自己」と内部に閉じこもろうとする「内的自己」との分裂・葛藤が日本の歴史を作ってきたことになるのですが、どちらか一方に偏らないバランスのとれた精神構造を未だに日本人は獲得できていないような気がします。しかし施さんや中野さんの内外に視野を向けた言論には、そうした分裂・葛藤を乗り越える萌芽があるように感じて追いかけています。期待しています。

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  16. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    よく練られているけれど、結局は何の説明にもなってない。日本人の心性がそんなに宗教性を帯びているというのなら、どうして、「グローバル・ジハード論」などをさしおいて、いわゆる「新自由主義」(という名の重商主義)ごときが畏敬と拝跪の対象になりおおせるというのか。その説明の方が先決だろう。

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  17. ジューン より

    こういう人逹はこれからどんどん量産されると思うので、アンチグローバルで対立するより彼らのアップデートに重点を置いたら良いと思う。

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