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2015年2月14日

【浅野久美】初心にかえろう

From 浅野久美@月刊三橋ナビゲーター&チャンネル桜キャスター
http://keieikagakupub.com/38news/

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●経済ニュースの大間違い、歪みが生じるカラクリとは

http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_CN_mag_3m.php?ts=mag

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毒舌トークや辛口バトルも、結局とても勉強になってしまうメルマガ界隈ではありますが、今日はバレンタイン週末、甘いホットチョコレートでも飲んで、ひと息おさめましょ。

今年のバレンタインデーは、土曜で職場休みも多く、売れ行きが格段に悪い・・なんてニュースを当初聞きましたが、実際の印象ではどうしてどうして・・・
平日夕方に見るOLさんたちは、今年もやはり、デパートや駅ビルのチョコレート特設コーナーをみなさんまっしぐらに目指していましたよ。
こういう同性の意気込みにつられてしまうと、気がつけば自分もいつのまにかその場に上陸している、ということもしばしばなんですよねぇ。
さらには、あちこちで、差し出されるままに、試食合戦にまで参戦しちゃったりして。

「ふんふん、カカオの香りが深い」「リキュールがきいたオトナの甘さね」・・なーんてテキトーな反応をかましながらですね、まるで違いのわかる女のようなフリや振る舞いまで。
ところが、だんだん味の違いが実際にわかってくると、どんどん気持ちが華やいでしまうのが
さすが『神の食べ物』とまで言われたカカオの不思議な魅力なのでしょうか。
それなのに、ふだん滅多に食べないせいか、やがてそのうち軽い胸やけが・・・
で、さんざん試食しておいて、最終的には「みんなたいしてかわらないわね」・・などという、なんとも雑な感想となり、有意義だったのかなんだかわからない・・・けど、それなりに楽しいウォッチング&ショッピングができるのが年に一度の甘い特設会場なのですね。

そもそも何のためのチョコレートギフトなのか、バレンタインデーの『初心』がすっかりぼやけてしまうほど、今は意味合いが多様化してしまって、義理チョコ、友チョコ、自分チョコ・・そしてとうとう義務チョコやらという新たなスタイルも出現し、さらには男性→女性への逆チョコまでがあるといいます。
つまり、結局何でもアリじゃん・・という展開なのですね。

でも、日頃お世話になっている方に、堅苦しくなく感謝の気持ちを伝えるのには適度なお遊び感があってちょうどよいのも事実で、しかも、たまたまこの前後に会える人々に限る・・という、巡り合わせにもよる、ざっくりした『不公平感』も、これまた案外悪くないのよ。
ホワイトデーという余計なものが出現してからは、逆に気軽に渡せなくなってしまった・・・という弊害はあるけど、サラダオイルやカニ缶を贈るよりは、身近にギフトを楽しめる習慣はけっこう日本人の感覚に合っているのかもね・・などと、まんまとお菓子業界の策略に乗せられている消費者その一でございます。

まあ、ハロウィンのきゃぴきゃぴ仮装イベントとか、消化に悪そうで、サザエさんもびっくりの『ンガググ』な恵方巻きに比べれば、長きに渡って日本独自スタイルで親しまれかつ変化しているのがこの行事ですものね。
そういえば、私にも『初心』があったなぁ・・・。

廊下を行ったり来たり、平静を装いながら、好きな男子にチョコを渡した、初めてのガチ告白バレンタイン
・・あのときほどの心臓の強い鼓動・・・は、もういまでは、テキーラの一気飲みくらいでしか再生されませんものねぇ。

少女時代のこんな自分を、たまには見習ってドキドキ生きてみたいものだ・・などとタメイキをついてみたものの、とはいえ、当時かっこよかったお相手の男子だって、ネクタイを頭に巻いて、泣きながら松山千春を熱唱する立派な大人になった・・というわけで、
あれこれと熟し過ぎた感はありまくりですが、それでもやはり、毎年、手作りトリュフを作ろうとしていると思われる愛らしい女子中高生には、ハンズやソニプラで出くわすと、思わず「がんばるのよ」と声をかけたくなってしまう、『初心』女子には大事なイベントがこの日なのであります。

日本を主語とした言論マガジン『言志』
第三号がいよいよ20日に発売です。
http://www.genshi-net.com/

そういえば、今年は『プ(ロレス)女子』なるクラスターが、リングサイドで興奮する光景がぐっと増えるそうですよ。
さらに、『女子力男子』なる、わかりづらいキーワードも流行るというのが、マーケティング業界の予想だとか。なるほど・・いよいよ『○○男子、__女子』ブームの限界も見えてきたようですね。
しかし、男子の女子力・・・とうとうネイルサロンやマツエク分野で隣に男性客が座る時代になるのでしょうか・・。

ということで、プロレスのプリン真壁さんの『スイーツ男子』っぷりにも魅せられていますが、新日本では、天山広吉さんが踊る『妖怪ダンス』の癒し動画にも、実は最近大いにはまってしまっている、(天山とバースデーが同じ)『プ女子』一歩手前の浅野です。(最後に行ったのは『三沢光晴追悼公演』)
そして、『男子力女子』には絶対に絶対にならないからなっ!と、あらためて強く心に誓う今日この頃、
みなさま、今週も寒い中、お仕事大変お疲れさまでした。

『カンボジアで、全裸でバイクに乗り走行、地元警察に捕まって収監の末に強制送還』というイギリス人三人のかっこわるいニュースを数日前にテレビでみました。
日本でも、奇異な自撮り画像を拡散してひけらかすイタい若者もいるので、決して他国のことは笑えませんが、しかし、仏教国を訪れて、そんな悪ふざけをする神経はまったく理解できませんね。
その番組では、コメンテーターか司会の人が「紳士の国のはずなのに」などと言っていましたが、それ以前に、なにやら彼らの行動は、カンボジアという国、ひいてはアジアを見下しているような気がしてすごく不快。

一人は女性で、ハダカでバイクに跨がる映像も流れていましたが、その後ろ姿の肌色に、何故でしょうね・・・なんか ウスギタナイという印象を持ってしまいました。まあ、ぶっちゃけて言えば、「見て損した」ってやつですね。
そこで、ふと、全然関係ないけど私がいわば『口直し』に見たい、と思ったのが、この時期になると話題になる、伝説のイギリス女性の美しい全裸姿の絵。

高級チョコレートでは誰もが知る、あの『GODIVA』の名前の由来となった、イギリスのある伯爵夫人『レディゴダイヴァ』・・・究極の聖なる心をもった女性と言われた、ベルギーやイギリスでは有名なお名前です。
11世紀のイギリス。地元コヴェントリー領民に重税を課す夫の伯爵に、妻のゴダイヴァさんが軽減を嘆願すると、なんと伯爵は妻に、
「じゃさ、じゃさ、おまえさ、民衆の前で全裸で馬にまたがって、町の端から端を乗り回せよ。そしたら言う事聞いてやるよー」的な無理難題を、敬虔な聖母信仰のゴダイヴァさんに押し付けたと言います。(サイテーのクソ旦那ですねぇ・・)

そして、民衆想いのゴダイヴァさん、なんと、まさかの無茶なリクエストを立派にやり遂げて、夫に圧政をやめる約束を果たさせたという結末。
史実ではない、と言われるこの伝説ですが、結局いちばんのポイントは、夫人の気持ちを理解している民衆たちが、強く窓を閉じて、その姿を一切見ないようにつとめた、という、民度の高い、紳士のお国だからこそ成り立つ部分なのです。
この話を毎年バレンタインの時期になると私にしてくれる友達がいて、最初は私も「いい話だにゃあ」・・・なんて思っていたわけですが、しかしさ、
紳士といえども、そもそもそんな下品な条件を思いつく伯爵もイギリス人なら、
その時、唯一窓を開けて覗き見してしまって、これまたこの由来で後々有名となってしまった『Peeping Tomピービングトム』くんだってやっぱり出歯亀系のイギリス紳士なのよね・・・。

というわけで、それでもやっぱり、あれほど美しければ誰でもトムくんになるよねぇ・・・
と言わざるを得ないような、John Maler Collien作の『Lady Godiva レディゴダイヴァ』、ぜひ、今日のバレンタインに、甘いだけではないストーリーもひとつ加えてくださいね。
お店のロゴやチョコレートの箱にも、よくみると、ゴダイヴァ夫人が馬に乗る、シュッとしたすてきなイラストが描かれていますよ。

美しいゴダイヴァさん
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゴダイヴァ夫人#mediaviewer/File:Lady_Godiva_by_John_Collier.jpg

本来は、高級トリュフチョコレートとブランデー・・・とキメたいところですが、
一昨日、胡麻焼酎をおみやげにいただいたので、やっぱり今夜はまずはお湯割りと『いかくん』ね。
でも、カカオは美容と健康によいので、眠る前でもOKだとか。
しかも虫歯防止にもよいそうですよ。(本当かなぁ)

ではでは、みなさまよい週末を!

PS
「間違った思想」が招く悲惨な現実とは?
http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_CN_mag_3m.php?ts=mag

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【浅野久美】初心にかえろうへの4件のコメント

  1. ぬこ より

    ただの一言(FBメッセージとか)で良いから、チョコっとでも何か温かい気持ちが欲しいと思うのは、贅沢なのでしゃうか?

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  2. ofu_1 より

    乃木希典陸軍大将は二人の息子を戦場で亡くしています。 大東亜戦で特攻に散った兵士の中に、将官の子弟は何人いたのでしょうか? 岸伸介は米国の庇護を受ける代わりの貢物を明らかにしていません。ひよっとすると米国、公文書館に眠っているかも知れません? あの坂本龍馬が英国政府と阿片商からの資金で、日本国内でテロを起こし政府の軍事力が枯渇したところを英国が乗り込み征服するための手先だったとする資料がスタンフォード大学(西鋭夫)にあるそうな? 米国にいるマスコミ駐在員もきっと眠っています。ペン先で記事をねつ造新聞社、ペン先で歴史ねつ造電波独占商会が正式な呼称となります。 自主独立を強化すれば家族の命のリスクを負うことになりますが、覚悟のある指導者は出てくるでしょうか? 平和教(念仏を唱えていれば誰も攻撃してこないとする狂信者)も共に生きていける社会が望ましいことですが、日本国の存亡に責任を持つものには念仏だけでは足りません。 国民の知能程度以上の政府はできないと、言う霞ヶ関出身者の共通のパターンがあります。マクドナルドの社長クラスのたまり場らしい。現場(統治制度)を理解できずに混乱させただけ。 故ダイアナ皇太子妃の行動と夏目漱石と会田雄二はつながっています。かつて大陸の四分の一、人口の三分の一を征服(植民地からの莫大な利益。現在の中国共産党への資金集中もよく似ています。)し、150年近くも大繁栄した国の貴族は自分達以外はゴキブリだと無意識に意識(?)しています。ゴキブリの前で裸になる? マスコミがマスゴミになった理由がよく解ります。マクドナルドの社長クラスの世界を相手にしていたからでしょうね。会社も傾くし、首も飛ぶし、まったくマスゴミです。

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  3. たかゆき より

    チョコ枕♪階段を登りながら、こう考えた。意地を通せば窮屈だ、、でもチョコを食せば齲歯になる。チョコなど要らぬと悟った時、詩が生まれて、画が出来る。硝煙の匂いが漂い始めた今日この頃戦地に赴いた久一さまに「死んで御出で」とおっしゃった那美さんはチョコを送られたのでしょうか。。。

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  4. kanata より

    昨年のわが社のバレンタインは、少数女子がお金を出し合って、多数男子にチョコを配るというものでした。お返しは、やはり誰かが音頭を取ってまとめて買ってくれたので、僕は500円を渡しただけでした。義理チョコの究極のカタチと言えるでしょうか。ドキドキも面倒もなく、僕的には、バレンタインは手抜きへと進化しております。

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