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2014年10月5日

[三橋実況中継]2つの日本ダメ論

From 三橋貴明

三橋は冗談でも何でもなく、祖国日本を壊し続けている「二大プロパガンダ」は、朝日新聞の「いわゆる従軍慰安婦問題」と、財務省発の「いわゆる国の借金問題」であると確信しています。「いわゆる従軍慰安婦問題」は歴史認識の問題で、「いわゆる国の借金問題」は経済の問題です。

日本国民は「いわゆる従軍慰安婦問題」に代表される歴史プロパガンダにより、祖国に対する自信を喪失しました。さらに、「いわゆる国の借金問題」により、国民が豊かになる適切な政策が打たれず、増税、公共投資削減、公務員削減、各種の構造改革という、経済弱体化政策(あるいはデフレ化政策)が実施され続けてきたわけでございます。

歴史問題により国民が「過去」を否定する傾向を強め、経済弱体化政策は「将来」について絶望心を植え付けます。国民が過去を否定し、さらに将来に希望を持たない国が、存続できるとは思いません。

二つの「いわゆる問題」に代表されるプロパガンダ、キャンペーンは、要するに「日本ダメ論」です。三橋の言論活動は、実のところ「日本はダメだ」と根拠なく否定する論者たちに対するカウンターとして始まったのです。「いわゆる国の借金」問題でいえば、初期の言論活動で「日本国債の所有者のほとんどは日本国民」という情報を(数字ベースで)拡散したりしていたわけですが、当時はそれだけで「そうだったのか!?」と、大反響を受けたものでした。日本国民が、いかに酷い刷り込みを受けていたかが分かります。

朝日新聞は自らが創作した「いわゆる従軍慰安婦問題」で追い詰められつつあります。財務省発の「いわゆる国の借金問題」は、皮肉な話ですが消費税増税後の経済失速により、以前よりはパワーを失いつつあります。

「日本ダメ論」との戦いに、いわゆる「劇的な勝利」は無いでしょう。それでも、戦い続けることで、いつかは完全な勝利を得ることができるかも知れません。少なくとも「前」に進んでいることは間違いないわけですから、諦めてはならないのです。

◆一般参加可能な講演会のお知らせ。
2014年11月4日 『Voice』特別シンポジウム「2015年の安倍政権を占う」
小浜逸郎氏、藤井聡氏、三橋貴明氏、柴山桂太氏が安倍政権の経済政策を斬る!
http://voice.peatix.com/

◆徳間書店「移民亡国論: 日本人のための日本国が消える!」が発売になりました。
http://amzn.to/1yvwMKw

◆TAC出版「マスコミが絶対に伝えない 「原発ゼロ」の真実」が発売になりました。
http://amzn.to/1po2F1H

◆講談社「あなたの所得を倍増させる経済学」が発売になりました。
http://amzn.to/1zvdGop

◆月刊WiLL (ウィル) 2014年 11月号に連載「反撃の経済学 電力サービスと貿易赤字」が掲載されました。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00NJ13G6M/

◆週刊実話 連載「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」 第95回「スコットランド独立問題」
なお、週刊実話の連載は、以下で(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
http://wjn.jp/article/category/4/

◆Klug連載 三橋貴明の「経済ニュースにはもうだまされない 第274回 G20とフランスの政策転換
http://www.gci-klug.jp/mitsuhashi/2014/09/30/022428.php

◆有料メルマガ 週刊三橋貴明 Vol280 公共投資の資産効果(後編)
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
なぜ、東京において公共投資の「資産効果」に注目する必要があるのか。本稿をお読み頂ければ、ご納得頂けると確信します。

◆メディア出演

10月8日(水) 6時から文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」に出演します。
http://www.joqr.co.jp/tera/

10月9日(木) 7時からTOKYO MX「モーニングCROSS」に出演します。
http://s.mxtv.jp/morning_cross/

10月11日(土) チャンネル桜「日本よ、今…「闘論!倒論!討論!」 アベノミクスと消費税増税」に出演します。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1587

10月3日(金) チャンネル桜「報道ワイド日本ウィークエンド」に出演しました。
【どちらが必要?】「朝日新聞を糺す国民会議」と「朝日新聞検証第三者委員会」[桜H26/10/3]
http://youtu.be/nuogiLbj9DI
【消費税再増税】景気の後退は天候ではなく失政のせいである[桜H26/10/3]
http://youtu.be/–uY8OhwSQ8
【明るい経済教室】どうしても外資を呼び込みたいのなら、まずは国土強靱化の推進を[桜H26/10/3]
http://youtu.be/HcPCZocS68A

10月4日(土) チャンネル桜「日本よ、今…「闘論!倒論!討論!」 大捏造メディア・朝日新聞を糾す!Part2」に出演しました。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1587

◆三橋経済塾
三橋経済塾第三期第九回「外需と経済学」がアップされました。中野剛志先生の講演もご視聴頂けます。
http://members.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=847
第十回講義の開催日は10月19日(日)、テーマは「経済学に欠けているもの」、ゲスト講師は元「正論」編集長の上島嘉郎先生です。

◆チャンネルAJER 今週の更新はありません。

PS
月刊三橋最新号は「朝日<慰安婦>誤報問題」。
なぜ、朝日新聞は日本を貶めるのか? 情報工作の影はないのか?
情報工作としての「いわゆる従軍慰安婦問題」とは?
https://www.youtube.com/watch?v=uZknbK44rpY&feature=em-subs_digest

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〔三橋実況中継〕日本がトップ

[三橋実況中継]2つの日本ダメ論への10件のコメント

  1. poti より

    その認識は残念ながら三年程遅いですよ現在の安倍政権の顛末を見ても理解できないのでしょうか?現状は、日本人がどうしようもない、と根本的に懐疑した上でどうするのかそれが問われておりますわま、馬鹿は死んでも治らないのでこの国の大多数の国民の愚かさは国が滅ぶまで治らないのでしょうがそれでも運が良ければ、助かるかもしれず加えて努力と犠牲次第では一度滅びた上で再建できるかもしれないもしも、消費増税にせよTPPにせよデフレにせよ失業、格差問題にせよ何故ダメなのか、国民が理解した上でストップさせたならこの見方を改めますが現状では仮に偶然止まったとしても国民自身が同じような愚策をまたぞろ持ち上げるでしょうNHKや知識人、外国人が何を言おうが、それを受け入れ、肯定してきたのもまた日本国民には違いない悲観論云々は単にその事実を覆い隠しているようにしか思えません日本人がもう少し、愚昧卑劣でなければ或いは多少なりと勇気と公徳があればよかったんですけどね。後の祭りだ

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  3. ろんどなー より

    あなた個人を批判するつもりではありません。ただ、あなたのような悲観論に安住し、絶望感で何もせず憂鬱に浸るだけの怠惰を正当化し、正しい情報を探したり学んだりする努力もせずに自国を見離して責任放棄している「受身日本人」が多いことを憂慮するだけです。これは戦後日本のマスメディアや知識人がそういう方向に導くような情報ばかりを流し続けてきた責任が大きいとは思いますが(自分も日教組活動家がいる公立校へ行き朝日新聞を読みNHKを見て育ったので少し前まであなたと同じ)。結論から申しますと「日本国民は根本的にダメ」ではありませんからご安心を。それどころか、海外に住むと実は日本はまだマシな状態に辛うじて留まっていることを実感します。そしてこのまま無抵抗に欧米追随しているとどんどん壊れてしまう位置にいることも。こういう大事な時に日本国民が「どうせ日本はダメなんだ」と諦めていたら、日本を壊して利用したい人たちは大喜びでその通りになっていくでしょう。国民は自国を外側から評価する「お客様」ではありません。このことに気づき様々な方法で声を上げ行動している人たちが実はだんだん増えていることをマスメディア以外の情報を探っていると実感します。このメルマガに辿り着いたということは、あなたご自身も実は「何とかしなくては」という問題意識と危機感をすでにお持ちなのでは?

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  4. poti より

    明確に責任をとる人間が上から下まで誰一人いない以上、現状の日本の失敗も、これから起こるであろう悲劇も日本国民全体の連帯責任とする他ないでしょう本気で現状の愚行を止めようとする人間は殆どいないで、あれば今の日本人は愚行を黙認しているに等しいその姿は政府支持率にも表れているそういう連中をダメな奴らだ、と表現して何の問題がありましょうね結局の処、日本国民の行動を見る限りこいつらには自分の国を自分で統治する意思も能力もないのではないかそういう根本的な疑念を覚えてしょうがないんですよ

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  5. ろんどなー より

    財務省はどうしても意地でも日本をデフレに据え置き、日本の資金を海外に流出させたくてしょうがない、ようにしか見えなくなってきました。となると「日本国民が損をして、いったい誰が得をするのか?」と、考えますよね。金融引き締めに向かいたいアメリカ?資金・投資不足で不況のEU?しかも、増税で日本を不況にした財務官僚達が責任を追求されるどころか退官後に国際経済機関の要職へと栄転しているのを見るにつけ、この疑いは濃くなるばかり・・・。一方、慰安婦問題が「人権問題」を装う反日情報戦のツールであることはバレバレ。ならばこちらも「女性の人権問題」を積極的に標榜して戦うしかありません。「女性の人権問題」なら全世界普遍的であり、今現在多数いる性産業で搾取される女性や、世界中のあらゆる戦地で起きるレイプ被害者の人権は等しく尊重されて救済されるのが真の正義というもの。第二次大戦時の日本軍だけに問題を矮小化して批判しても今苦しんでいる彼女達は救われない。欧米を含む世界中の様々な過去の資料も出し、これで日本だけを責めるのは「ダブルスタンダードでありアンフェア」といえば、デタラメでも何でもなく理屈が通る話なのですが・・・。

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  6. ろんどなー より

    ということはあなた自身が「ダメ」だということで、よろしいのでしょうか?あなたが日本国民なら、という前提ですが。

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  7. 藤田昭仁 より

    三橋さんは「日本国民は「いわゆる従軍慰安婦問題」に代表される歴史プロパガンダにより、祖国に対する自信を喪失しました。」と述べられてます。、しかし外国に居住しているとはいえ日本国民の一人として、 私は従軍慰安婦問題に代表される歴史プロパガンダによって祖国に対する自信は喪失していません。さらに敷衍すれば、自分の成長の過程で 日教組の先生にめぐり合っていたかもしれませんが、日教組による日本ダメ論にも洗脳されておらず、思想と思考の自由を維持できています。歴史的プロパガンダにより祖国に対する自信を喪失したととして、朝日新聞を悪者にした地点で思考停止し、問題の本源を放置してしまうことを私はむしろ憂慮しています。マスコミに限らず日常流れている情報は 論理の面から観察すれば、ほとんど口から出まかせ、芸スポのスキャンダル記事と大差ないものばかり。それを 「これはちょっとおかしいぞ」と批判眼をもって分析してみる三橋さんのような人は極僅かにすぎません。それこそが問題の本源と私は見ています。情報の発信者自身のほとんどはそのことに気付いていないから 「言ってること」 と「言ってること」あるいは「言ってること」と「やってること」の間に整合性がない。情報の受信者も 社会に流れている情報のうち口から出まかせ情報が圧倒的多数のため異常に気付かず、出鱈目情報を鵜呑みにしてしまいます。このメカニズムが日本の活力を減衰させている根源です。たとえ朝日新聞がなくなっても、誰か別の行動主体が出鱈目情報をそれと気付かず発進し、受け手がそれを丸呑みし続けるかぎり NEVER ENDING STORYとなります。

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  8. poti より

    日本がダメなのではなくて、政治家、専門人を含めた現在の日本国民が根本的にダメなのではないでしょうか。身も蓋もない話ですが

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  9. ぬこ より

    ただただ、今日のエントリーに涙どす…(;_;)/~~~敵は残忍かつ狡猾なのでせうね…昨日の桜の討論の片山さつき先生の曇った表情に空恐ろしいもんを感じマウスのん。欧米社会の圧倒的な情報力や智謀知略に単独で向かっていった先の大戦を彷彿とする絶望感が、一体、保守さまの中にどの程度あるのでせうか??陰謀論は他の人に任せて、ミッツ先生はデータと事実で以てして、巨悪を叩きのめして戴きたく思いマウス。元IT&会計系資格保持者(小生、両方挫折しましたのん(笑))としても、ミッツ先生を尊敬申し上げておりまんの。

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  10. Kaito Yuriya より

    《日本ダメ論/ジャパン・ディスカウント》の一つでしたか。《財務省の「国民一人当たり〇〇万円の借金」》問題は。なるほどその通りですね。「《慰安婦》問題は過去をおとしめ」「《国民の借金》問題は未来をおとしめる」、という分析も適切なものです。「《国民の借金》問題」は、財務省がやっているプロパガンダですね。知っててやっているので確信犯です。東京裁判史観・米国主導の戦後体制をいまだ思考停止的に守り抜いているアホな官僚たち。「最も効果的にこれを崩すにはどうしたらいいのか」。三橋さんレベルの人でしたら、《戦略を立案》して実行することが可能なのではないでしょうか。《戦略企画部》として、三橋さんの人脈には素晴らしい方々がいらっしゃると存じます。さらに《チーム三橋の実行部隊》があると心強いですね。期待しています。 2674.10.5

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