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これまで「リフレ派」の虚偽性を、
もちろん、つぶやきレベルの反論は散見されましたが、
最も正式の反論が原田泰氏からなされましたが、それもまた、
http://www.mitsuhashitakaaki.
リフレ派の主張は、曲がりなりにも社会科学、
ついてはこの度、応用系の統計学の学会(
題して、
『統計的「裁判」としてのデータサイエンス』〜
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.
これは、木下 冨雄先生(京都大学名誉教授)のお声掛けで開催予定の『
少々学術的な記述となっておりますので、かいつまんで、
まず、この論文の主旨は以下の通り。
『公共政策は、国民の安寧、
『しかし、経済学等の社会科学において、「計量経済学」
要するに、メチャクチャな理屈が学術の名を借りて、
で、どんな事例があるかというと。。。。
『とりわけ社会的重要性が高い被告仮説として挙げられるのが、
たとえば、トリクルダウン仮説、セイの法則、乗数効果の低減、
『しかし、これらの諸仮説は、
つまり、今の「成長戦略」
で。。。
『本稿では、そうした危惧の具体的事例として、
要するに、そんな胡散臭い経済論の事例の一つとして「リフレ派」
後は、おなじみの
・マネタリーベース(MB)と物価には逆相関がある!
→リフレ論は、今日データで却下されている
・国債発行額と為替、金利との間には、
→マンデル・フレミングモデルは現在の日本では却下。つまり、
というお話をしております。
ここで、一つだけ、
『[補論1] 原田氏は、その反論論文の中で、重要なのは実質GDPであって、
しかし、この弁護は、論理的な破綻をきたした弁護である。
そもそも、原田氏が準拠するリフレ論では、
したがって、リフレ論の弁護を果たすなら、物価、名目GDP、
しかし、実態は、
そもそもこれら三者には「実質GDP=名目GDP/デフレータ(
したがって、
そして実際、現在の日本では、「デフレが過激に進行している」
つまり、原田氏が主張するMBの増加に伴う実質GDPの増加は、
この点から考えても、
以上、いかがでしょうか?この点については、
。。。。
などを通しまして、最終的に、筆者としては、
『リフレ論が「偽」であると申し立てた当方の「統計的裁判」
と確信している次第です。
今後は、(効果的な反論が供出されない限り)
『被告仮説』
を被告とした、こうした
『統計的裁判』
を行っていくことが重要となろうかと思います。
いずれにしても、経済学の内部の腐敗はひどいものです。
「外部評価」
を導入すべきであると思います。そして、
。。。。ということで、また来週!
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【藤井聡】「政治のウソ」を暴くデータ・サイエンスへの3件のコメント
2014年6月25日 3:48 PM
心から応援します。(できれば、手伝いたいくらいです。)STAP細胞では、人は亡くなっていませんが、リフレ派は、今まで多くの人を困窮状態に追いやり、そのために、やむを得ず、自殺された方もいるかと思います。そう考えますと、影響力の面では、STAP細胞とは比較にならないです。ここまで影響力のある経済学に、企業やお金持ちの意思が入り込むと、非常に都合が悪いと思います。そのため、外部評価者は、お金持ちに影響されないような工夫は要りそうですね。
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2014年6月27日 1:11 PM
MBの増加より、それに伴う日銀のスタンスが重要だそうです…………。一部の短期的投資家だけやろ、反応するんわ。見せ金とおいしい誘惑だけで、筋金入りデフレ国を景気回復出来たら詐欺師もビックリや。藤井はんが言うように、第三の矢は、慎重に見ていかな近い将来、大変な事になるやろな。嘘「リフレ」に嘘「成長戦略」を重ねたらあかん。
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2014年6月28日 9:25 PM
旧ソ連にも曲学阿世の似非科学者の政治権力者の代表者としてトロフィム・ルイセンコ(ウクライナ語: Трохи_м Дени_сович Ли_сенко、露: Трофим Денисович Лысенко、1898年9月29日 – 1976年11月20日)*がいましたが、竹中なる似非学者の政治闘争者もそれに比肩しますね。彼の似非経済学による似非成長戦略で、「成長」の果実を享受するのは、自らが会長を勤める配下の手配師会社だけ、という空恐ろしい状況はいつまで続くのでしょうか。*ミチューリン主義農法の創立および主要な指導者で、ソ連科学アカデミー、ウクライナ国立アカデミー、全ソ連農業アカデミーを歴任、社会主義労働者英雄勲章、レーニン勲章を8回受賞、スターリン賞を3度受賞した。共産党員であった。
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