From 渡邉哲也@経済評論家
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●韓国格差社会の正体とは?
http://www.youtube.com/watch?v=ZK5RY5rIGs8
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さて、桜の季節卒業式シーズンがやってまいりました。そして、今回で私の三橋貴明の「新」日本経済新聞への連載寄稿は最後になります。短い間でしたが、私のコラムにお付き合いいただきありがとうございました。このメルマガでの寄稿は終了しますが、何か変わったわけではありません。ちなみに5月下旬予定で三橋さんとの対談本も予定されています。お楽しみに
世界は激動の時代を迎えています。世界的な戦後レジュームの脱却というか、それとも回帰というか、、、ウクライナ問題では失われたと思われていた東側西側という概念が復活し、ロシアは帝政時代を迎え、中国では毛沢東主義が拡大、、、なんというか、
アジアのクリミア半島、韓国では、支配階級と被支配階級が復活し、現代版 両班社会が築かれようとしています。そして、中国への大接近と、、、『大清属国 利子朝鮮』が生まれようとしているのかなぁ
日本も価値観外交で大東亜共栄圏を復活させようとしていますけどね。まぁ、今回は、武器なしですからどうなることやら、、、
人がいる限り、争いが起きる これは人類の性なのでしょう。性悪説ではないですが、人に欲がある限り、これは終わらないと思います。どんなに綺麗ごとを並べても、食べてゆくために人は争いを起こす。
これを制限するのが 秩序ということになりますが、秩序を生み出すには強いリーダーが必要で、、リーダーになるには争いに勝たなくてはいけない と、、、めんどくさいものですね。
まぁ、どんな社会でも外交でも、学校と同じで、リーダーになるには、
1、力が強い
2、金がある
3、勉強ができる
ということになるのでしょうね。
日本の場合、2と3は十分ある。問題は1ということになりますね。今現在の解決の手段が日米安保なのでしょう。その意味では米国は重要なパートナーという事になります。
しかし、あくまでも別の国、米国は米国のエゴイズムを押し付けてくる。まぁ、これも米国の政治家の立場に立てば当たり前なのですね。それをどのように折り合いつけるかが、日本の政治家の力量ということなのでしょう。
私が知る限り、多くの与党の政治家は一生懸命頑張っています。まぁ、残念ながら、その先はセンスの問題で、センスが悪い人ががんばるとちょっと厄介でもありますが、、、それはどこの社会でもどんな時代でも同じなのでしょう。
■軍人は4つに分類される。BYゼークト
★有能な怠け者。これは前線指揮官に向いている。
理由は主に二通りあり、一つは怠け者であるために部下の力を遺憾なく発揮させるため。そして、どうすれば自分が、さらには部隊が楽に勝利できるかを考えるためである。
★有能な働き者。これは参謀に向いている。
理由は、勤勉であるために自ら考え、また実行しようとするので、部下を率いるよりは参謀として司令官を補佐する方がよいからである。また、あらゆる下準備を施すためでもある。
★無能な怠け者。これは総司令官または連絡将校に向いている、もしくは下級兵士。
理由は自ら考え動こうとしないので参謀の進言や上官の命令どおりに動くためである。
★無能な働き者。これは処刑するしかない。
理由は働き者ではあるが、無能であるために間違いに気づかず進んで実行していこうとし、さらなる間違いを引き起こすため。
何人かの政治家の顔が浮かんだ方も多いのではないでしょうか で、貴方は、、、ということですね。
とりとめのなく私の連載コラムはこれで終わりです。 それでは、また、どこかで会いましょう。
尚、私に御用の方はこちらから 渡邉哲也公式サイト
http://www.watanabetetsuya.info/
★製作期間1年★中学高校生でも理解できるように作りました。 若い方に読んでいただきたい生きた経済の入門書です。完全な実用書であり、学術書ではありません。
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PS
三橋無料Video「中国侵略問題」を公開中
http://www.youtube.com/watch?v=Bner2NC2O-8
【渡邉哲也】無能な働き者への9件のコメント
2014年3月28日 6:39 PM
元ネタはゼークトではない「処刑するしかない」のくだりも創作
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2014年3月29日 2:27 PM
無能な怠け者と無能な働き者の決定的な差は、「自分が無能である」と気づいているか否かなんですよね。これに気づいていれば、怠け者は何かきっかけが有れば有能に近づくこともできるけれど、気づいていない人は有能に成るための努力の方法を誤るからそのままでは、あまり希望もない。これは軍人という命に直結するシビアな環境だから「処刑」ということなんでしょうが、社会はそういった人々も含めて社会ですからね。それに、人間は傲慢だからある分野で成功すれば自分は全てにおいて有能だと勘違いをして、他分野で無能な働き者にあっさり成ることが、ままある。というか、それが一番大きな問題を引き起こす原因だと感じます。正に専門バカ。自分が知らないことは、知らないと自覚自省して、視野を広げる努力を続けなければまともな指導者にはなれませんよね。渡邊先生には「視野を広げる」ことの大切さを教えていただけました。これからも先生の著作を楽しみにしております。ありがとうございました。
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2014年3月30日 11:19 AM
ガキ「敵はこういうレッテル張りで工作してくるぞ!気をつけろ!やっつけろー!」第三者「確かにそう見ることもできるけど、君らも同じような手口じゃね?そもそも、そんな論理一つだけで片付くほど社会は単純じゃないと思うよ?」ガキども「うるせー!俺らは真の愛国保守だ!それにケチ付けるお前らコミンテルンをやっつけるためにやってるんだからイイんだよ!その前にまず俺に反論してみろや、はい論破!」
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2014年3月31日 4:47 PM
そういえば、どっかの大学講師のブログにも随分多くのガキみたいなコメントが付いていましたね。ま、ブログ自体がガキのワガママみたいなもんだし。。。
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2014年4月2日 2:47 PM
何かと噛みついてばかりでしたが、今まで、大変、勉強になりました。特に、税源浸食問題に関する記事は大変興味深かったです。講じられつつあるという対策が、実効性のあるものになれば、と思っています。
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2014年4月4日 4:49 AM
処刑・・!? 比喩?冗談?ゼークトというのは人名でしょうか。私は軍隊の事は判らないので間違っているかもしれませんが、「考えの行き届かない勤勉な人材」が困る、といっても指導訓練しているのは上の人でしょうし、一人前になるまでは、勝手な行動を控えてもらい、指揮官の命令に従うよう指導するのではだめなのかなあ?部下の行動に上官が責任を持つというか・・。どうしてもだめなら軍人としては残念、となるかもしれないけれど、処刑は勘弁してあげて、ゼークトさん! リーダーの3条件、「力・お金・勉強」て、そうかなあ・・?個人レベルでは、こういう条件だと必ずしも尊敬できないかもしれません。人柄が尊敬できて、信頼できる方がいいなあと思うけれど、リーダーのタイプも様々ですから、一概には言えないですね。 渡邉先生、これで最後なのですね。それなのに、なんだか疑問ばかりですみません。今までありがとうございました。
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2014年4月5日 5:40 PM
無能な働き者って安倍総理の事ですね。「これからすごいことになる日本経済」みたいな当てにならないプロパガンダ本を今度とも期待しています。しかしなぜ4月の増税前に連載をやめるんですかねえ(ゲス顔)
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2014年4月7日 6:38 AM
歴史は螺旋であって円環でない、ことを祈りたいですね。それは歴史に学んだものだけ、なのかもしれませんが。今後は著書などで勉強させていただきます。
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2014年4月8日 4:41 AM
お疲れ様でした。毎回面白い記事をありがとうございました。ツイッターのほうは日々ウォッチしてます。しかし面白いですよね。普通に現実的でマトモな論者にはコメントが少なくて、妙な芸風でバカを集める論者にはたくさんのコメントが付くという。
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