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2014年1月20日

【三橋貴明】邪(よこしま)な人達

From 三橋貴明

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【今週のNewsピックアップ】
●偽善者
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11751024635.html

●邪(よこしま)な人達
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11752476319.html

日本というのは変な国で、新聞は右の産経から左の朝日まで、大手紙は揃いも揃って「グローバリズム」が大好きです。彼らの特徴は、グローバリズムあるいはグローバリゼーションについて、
「歴史の必然」
「不可逆的な流れ」
と、「決して後戻りはできない」という論調で記事や社説を書くことです。別に、グローバリズムやらグローバリゼーションやらが進んでも「国民経済」が成長し、中間層中心の継続的に安定的に豊かになる社会が実現できるのであれば、一向に構いません。すなわち、「経世済民」が実現できるならば、グローバリゼーションといえども「手段の一つ」として採用しても構わないのです。
グローバリズムもグローバリゼーションも、「経世済民」を実現する手段の一つとして検討するべきであり、「目的化」してはなりません。どれほどインターネットが発展し、国と国との距離が短縮化されたとしても、政府の目的はあくまで経世済民であり、これは今後も(我が国が国民主権国家である限り)永遠に変わらないでしょう。
ところで、同じくグローバリズムを推進しているとはいえ、産経・読売・日経と、朝日・毎日は「動機」が異なるようです。産経、読売、日経などは、まさしくグローバリズムの理論的支柱である新古典派経済学に基づき、日本国内で「グローバル! グローバル!」と煽っているように見えます。「市場」を重視し、政府の規制を嫌い、国境という規制すら、
「民間企業のビジネスの拡大を阻害している(そりゃまあ、阻害しているんですが)。国境にこだわるなど、もはや古い考え方だ。今後は国境を越えてモノ、サービス、カネ、ヒトといった経済的リソースを移動させるべきだ」
と考えているわけです。(あるいは考えているように見えます)「彼らのグローバリズム」の目的はあくまでビジネスであり、市場を国家の上位に置いているところが、新古典派的にグローバリズムを推進する人達の特徴です。彼らは「ビジネスの邪魔」であるからこそ、国家、国境が嫌いなのです。
それに対し、朝日新聞や毎日新聞は、新古典派経済学というよりは、単純に「日本政府が嫌い」だからこそ、グローバリズムを後押ししているように思えます。「国家、国境が嫌い」なのではなく、「日本、日本政府が嫌い」なのではないかと推測しているわけです。
日本国憲法は、全文が「国民の敵である日本政府から、いかに国民を守るのか」という思想に基づいています。よくよく考えてみれば、これは奇妙な話で、何しろわたくし達日本国民は日本国の主権者なのです。
例えば、中華人民共和国は「中国共産党」が主権を持っており、中国人民側には政治的な権力が全くありません。何しろ、選挙がないわけです。主権を持たない中国人民を、「いかに権力者である中国共産党から守るのか」という話ならば、日本国憲法のように「自国政府から国民(人民)を守る」という発想になっても構わないでしょう。
とはいえ、日本国は国民主権国家です。我が国の主権を持っているのは、日本国民(厳密には有権者)一人一人であり、責任を取らされるのも国民です。すなわち、日本政府は日本国民の主権を束ねた集合体であり、「敵対者」でもなければ、そもそも「他人」でもないのです。日本国の全ての有権者は、日本政府の一部であり、政府を「経世済民」を実現するために管理する責任を負っています。
上記の類のことを考えたことがなく、戦後のいわゆる自虐教育に染められてしまった日本人(日本国民ではなく)の一部は、自らも政府が提供する様々なサービス(インフラ・サービス、安全保障サービス、治安維持サービス、消防サービス、司法サービス、ライフライン・サービスなどなど)の上で安穏と暮らしながら、日本政府を「敵」であるかの如く感じて生き続けています。そんなに日本政府が嫌いならば、さっさとこの国から出ていけばいいのに、彼らは日本政府、日本国のインフラにどっぷりと依存しつつ、
「政府は何やっているんだ! こんな政府はいらない! これからはグローバルだ!」
などと叫んでいるわけでございます。
彼らは現在、来月の都知事選の争点に「脱原発」を据えようとしています。彼らは公共事業だろうが、自衛隊だろうが、あるいは原発だろうが、とにかく日本政府(特に自民党政権)がクローズアップされる事業、サービスを嫌悪しているわけです。とはいえ、彼らもさすがに自分の生活が脅かされるのは嫌なので、
「公共事業はやめろ!」
「自衛隊はいらない!」
「原発再稼働は許さないぞ!」
と主張しているにも関わらず、「警察を解体せよ!」「消防サービスなど不要だ!」とは決して口にしないわけでございます。
ビジネス目的で国家の主権を弱体化しようとする人たち。あるいは、日本が嫌いという、ただそれだけの理由から、我々一般の日本国民の安全で豊かな生活を脅かそうとする人たち。
邪(よこしま)な偽善者たち。
東京都のリーダーを決める時期が近づき、上記、邪な偽善者たちが再びクローズアップされようとしています。
さあ、どうしますか。日本国民一人一人が、真剣に考えなければならない時期が訪れたのです。

PS
無料Video。グローバリズムの結果、韓国はこんなに悲惨な国に、、、
http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_video2.php

PPS
もしあなたが邪な偽善者たちに騙されないために武器を手に入れたいなら、
月刊三橋がお役に立つはずです。

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【三橋貴明】邪(よこしま)な人達への6件のコメント

  1. 太郎 より

    マスコミがグローバリズムが好きなのは、日本の力を持った人達経団連などがグローバル化を推し進めてるからでしょーね。ただ日本のビックブラザー達はグローバリズムの本質を理解してるのか甚だ疑問です、グローバル化とは世界を均質統一化することであり今まで日本の大企業を支えていた母体の根幹がぶっ潰されることを意味します。つまり今まで日本企業を支えていた日本人の勤勉性 愛国心 法律 慣習などが綺麗さっぱり取っ払われます。日本という強固の城に守られて縦横無尽に海外進出が出来ると考えている経営者がおられるのならかなりお目出度いですね。本丸がいきなり絨毯爆撃でやられるのがグローバル化なんだけどイメージできてる経営者っているのかなぁ?

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  2. poti より

    何故新聞各社がグローバリズムを推進したがるのか?きっと彼らは未だに八紘一宇と世界主義を信じているのですよ。この辺りは佐藤健志さんの著書を見れば把握できます。というか大体からして、終戦時に解体されんかった訳ですから、人員も残っているでしょうし、考えてみれば戦前由来のブツが残存してても何らの不思議はないどころか寧ろ自然に思えてきます。

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  3. ozmax より

    三橋先生、初めてコメントします。東京の有権者に「強靭化」の言葉の意味をちょっと取り違えている方を多く見受けましたので、気になったのでコメントさせていただきます。強靭化とは国土に(東京に)「しだれ柳のような強さを持たせる」という説明をされたらいかがでしょうか?日本人に響く表現だと思います。というのも、「強靭化」と聞いて「強化」だと勘違いされている方が多く、藤井先生の言う「しなやか」のイメージが伝わっていない恐れがあります。念のため、コメントさせていただきました。

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  4. ウミユリ より

    いまや、どこの国も移民が、社会問題、政治問題化しています。これだけ、有力な政治家が、多文化主義の失敗を公言し、移民問題に頭を悩ませているのに、国境を取り払い、多種多様な人種、民族、文化を混ぜれば、ばら色の未来が開けているかのように力説する輩は、馬鹿か、無知か、偽善者か、確信犯的な国家、文化破壊論者だと思います。思考回路、価値観、常識、道徳、文化、風習、宗教、そして外見が、異なるものが、集団的に混住したら、激しい摩擦や衝突が発生し、最悪の場合戦争へと発展するということが、世界中に散見されている現実が見えません。たとえ、科学や文明が進歩しようと、人間は進歩も変化もしませんから、異文化が衝突し、異民族が対立するのは、避けられない宿命と言えます。どの文化もかけがえのないものであり、守り、維持し、未来へ伝えていかなくてはなりませんん。そのためには、国境線を引き、その線をできるだけ厚くし、お互いの文化を尊重すればこそ、お互いの縄張り(国)を侵さず、棲み分ける。埼玉大学の長谷川三千子教授が主張するように、棲み分けの回復こそが、平和的な異民族共存方法であり、本当の意味での多文化共生です。

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  5. ヌコ より

    三橋さんの兼ねてから指摘される多層に渡るインフラ構造(道路等のハードインフラ、法体制や公的組織などのソフトインフラ)。公共投資と言っても裾野が広く、多岐分野に渡る為に、安易な土建業叩きだけが如何に意味が無い事か思い知らされます。また、公共投資を行う以上、必然的に内需拡大になる訳で、国の中で投資や雇用も生まれる事になるのかと思います。公共投資は皆さんの雇用を増やします。を合言葉で願いマウス。小生も、元々三橋さんと同じIT畑の人間ですが、秘密保持契約絡みの公共投資で凄い需要が増えそうな気がするのですが、気のせいなのでせうか?また、昨今有名になりつつある某超2大大国の、汚染食品や遺伝子組み換え食品の検疫体制に、公的分野にて多くの理系人材が必要とされるのでは?ちうて思います。また、防衛産業や新エネ等の分野でも多くの官民の雇用が増える事が予想されます。ここまでバラ色の未来が開けているのに、みんなの心は暗い。やっぱ、それら公的需要までも外資に投げ渡そうと思しき連中が民間議員として政権に悪影響を与えつつある事を、感じ取っているのでせうか?NOマニーで意見の合わなかった雇用の流動化を強調したアゴ某も居りましたわね。外資が日本の公共投資に食い込める体制(法や商習慣等々)が整った後に、政権は急速に第二の矢を吹かしたりしないのか?ちうて危惧しておりマウス。その時は、低賃金の外国人移民が日本に溢れかえっておるのではないでせうか?追伸:三本足の烏さま、助けて.. あのお方当選させて…

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  6. Tansar より

    三橋先生の立ち位置が明確に出ている文だと思います。痔憫と荒冥(太作会長の弱みを握られているらしい)という徒党が推す舛添さんを応援するわけにはいかない。だから道祖神みないなパンダみたいな方を応援する、天下国家を安全保障の観点から論じる日頃の彼の主張は都知事とどういう関係があるのか?ドクター中松氏 etc.を初めとする方々と同じく都知事選を彩る個性的候補たちの範疇かも。道祖神さんの人物どうかでなくて専門分野が全く異なるので準備をしているわけではないから、仮に当選しても小役人たちが敷いたことをこなしていくのがせいぜいというわけですが、日頃から経済分野に勝れた知見を提示している方が敢えてそういう方を応援するという魂胆です。 都の仕事とあまり関係ないという意味では自民党が潰そうとしている元首相二人のタッグも宇都宮先生も道祖神さんと同様かもしれないが、三橋先生の持論であるTPPを潰すことに両者はどちらも繋がって行く可能性がある。敢えて道祖神さんを推すというのは要するにダブルスタンダード。 そして「邪」などというレッテル(こういう単語は三橋先生の知的レベルに不相応だ)を貼って煽動する。 三橋先生はWJFプロジェクトさんの評どうりの方だということが明らかとなったようです。

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