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おはようございま〜す(^_^)/
前回、「恥の文化の力」
http://www.mitsuhashitakaaki.
少々くどいかもしれませんが、今回も「恥の文化」の話を少し。
前回のメルマガのあと、周囲の学生から、「日本の道徳は、「
また、メルマガのHPやフェイスブックのコメントにも、「
(コメント、どうもありがとうございました<(_ _)>)
私も、日本の道徳は、「世間様」だけでは終わらず、「お天道様」
ですが、前回書きましたように、
「日本文化 = 恥の文化 = 良心が弱く、権威にも弱く、他律的で主体性がなく同調主義的だ!
というイメージがいまでも結構、根強いみたいです。
(__`;)トホホ
少々前の本ですが、一昔前のいわゆる「進歩的文化人」
「日本人が水戸黄門のドラマが好きなのは、日本人が、
この進歩的文化人氏以外にも、『水戸黄門』
でも、日本の道徳に対するこういう見方って、
確かに、日本人は、
「世間が分かってくれなくても、己を貫き、
そういう強さをしっかり持っている日本人も、
「世間様」だけではなく、「お天道様」
確かに、日本人が、「人目を気にする」ことは多いようです。
発達心理学の本などをみると、子供のしつけの際に「
これは別にへんなことでもなんでもなく、
子供は、だいたい最初は、母の目を意識することを覚えます。
子供は、成長のある段階で「世間の見方」を身につけます。
でも、そこで成長が止まり、
当然のことですが、世間が間違うこともあるってことが、
「自分は○○だけど、周囲はそうはみてくれない」とか、「
それで、
たとえば、石川啄木のこの短歌、
腹立つわがこころ
あまりに我を知るがかなしき
たぶん、啄木がある程度、売れてからだと思うのですが、
世間の見方に満足できなくなると、人は、
「世間は自分や自分を取り巻く事情をよく知らないようだが、
そして、多くの人は、現実の世間そのものではなく、
こういう感じで、結構多くの日本人が、「
ベネディクトは、「恥の文化」を「世間様」
そして大多数の日本人は、「世間様」
そう考えると、さきほどの某進歩的文化人氏の「
むしろ『水戸黄門』は、不当な権威や権力にこびない、
たとえば、『水戸黄門』のドラマでは、
ある町では、悪代官が、強欲な商人と結託している。そして、
だが、
以上のようなものです。
このようなおなじみの設定では、悪代官や強欲商人は、
したがって『水戸黄門』の物語が与えるメッセージは、
「お天道様はきっとすべてを観ていてくださり、
m9(`・ω・_) キリッ
こういうメッセージに、
『水戸黄門』を、
相変わらず長々と失礼しますた…
<(_ _)>
PS
「月刊三橋」5月号は、
国土強靭化と公共事業にまつわる「バカの壁」
PPS
テレビや新聞ではわからない裏側の事情がよくわかります。
【施 光恒】続・「恥の文化」の力への3件のコメント
2013年5月17日 5:51 PM
よこしまな権力者が巨大すぎて、未来永劫勝てそうにありません。味方は一人もいません。どうやって、強く生きれば良いですか?
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2013年5月18日 3:07 PM
私もお天道様に恥じないように生きて行きたいと思いました。でも最近はちょっと『世間の見方』の方があまりにも偏っているように感じることもしばしばでくたびれます。
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2013年5月19日 7:20 PM
>お天道様はきっとすべてを観ていてくださり、最終的には正直者こそ救われるはずだ。天網恢恢素にしてもらしちまったらまずいぜ、とは漱石の『坊っちゃん』の中のせりふだったと思いますが、漱石の苦悩は相変わらず現代日本人の苦悩ですね。
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