FROM 柴山桂太@滋賀大学准教授
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電力システム改革が本格的に始まろうとしています。いま、国会に提出されている電気事業法改正案では、電力自由化や発送電分離の工程表が示されています。実現すれば、電力事業の「戦後最大」の改革となるのは間違いないでしょう。
http://mainichi.jp/select/news/20131015k0000e020082000c.html
言うまでもないことですが、電気はわれわれの生活に深く関わっています。もし大規模な停電が起きれば、日常生活がどれほど麻痺してしまうかを考えれば、明らかです。電車などの移動手段も、携帯やパソコンなどの通信手段も、工場の生産ラインもコンビニやスーパーなどの物流も、電気に深く依存しています。一九世紀の終わりに電気が普及して以後、現代人の生活には欠かせなくなっており、いまやもっとも重要なインフラと言っていいでしょう。
問題は、この分野が純粋な市場競争になじむのか、という点です。現在、日本には10社の電力会社が存在し、地域の電力を独占的に供給しています。確かに価格競争はありませんが、そのかわり、電力会社は安定供給を法律で義務づけられており、送配電網の維持管理も徹底されています。そのため日本の電気料金は、先進国ではやや高い部類に属するものの、停電時間は、世界的に見ても低いことで知られています。
http://www.fepc.or.jp/enterprise/supply/antei/sw_index_02/index.html
電力会社が発電、送配電、小売を一括して行う「垂直統合モデル」が日本の特徴です。これは停電をなるべく少なくし、電力の安定供給を優先するという発想から出てきたものです。
これから始まる電力システム改革は、この体制を変えて、発電と送配電を分離し、新規参入を容易にして企業間の競争を活発にするという内容です。そうなれば、消費者は安い電力を提供してくれる会社と契約するので、選択肢は増えるし価格競争も出てくるだろう、というわけです。
問題は、本当にうまくいくのか、ということです。一九九〇年代から欧米では電力システム改革が進められてきましたが、まったく成功とはほど遠い状況です。まず、どの電気事業者も利益を優先するので、供給余力が減り、送電網の更新が遅れるなどで、停電が起きやすくなってします。加えて電気料金も、各国で値上がりしています。これはよく、二〇〇〇年代の資源ブームで原料となる化石燃料が値上がりしたことが大きいと言われますが、同じ時期、日本の電気料金に変化がないことを考えると、それだけが理由ではないでしょう。
http://www.enecho.meti.go.jp/denkihp/shiryo/ryokin-kokusaihikaku.pdf
日本は資源がないので、エネルギーのほぼ全てを輸入に頼っています。資源価格の乱高下がダイレクトに電気料金に反映されないようにするためには、それなりの智恵が必要です。加えて日本では、台風や地震などの天災が多いため、送配電網の維持にコストもかかります。(日本の停電時間が少ないのは、雷などで故障した送電線の修復に、地域の電気事業者が尽力している賜物です。)日本の「垂直統合」モデルは、こうした事情から出てきたものです。
特に送配電網の維持には、非常に高度な技術が必要です。(高度何メートルにもなる鉄塔を上り、故障箇所を修理することの難しさを想像してみてください。)われわれが払う電気料金には、その技術者を育成し、生活を保障する分も含まれています。発送電が分離され、送配電会社が利益を優先するようになった時、果たして現状の安定供給体制は維持できるのでしょうか?
もちろん、現状の体制に問題がないわけではないのでしょう。例えば、電力供給が地域で分断されているために、緊急時に電力会社間で電気を融通する仕組みが未整備で、これは東日本大震災でも問題になりました。今回の電事法改正では、こうした欠陥を補うための「広域系統運用機関」を設置するとしています。この部分は、震災の経験を踏まえれば、必要な改革として議論されるべきでしょう。
いま日本が考えるべきは、予期せぬショックが起きた時に、経済社会の回復を早めるための「レジリエンス」(強靱性)の強化です。そうした方向での改革を議論することには意味があると思います。しかし諸外国の事例を見る限り、電力自由化や発送電分離が、レジリエンスを強化するものとはとても思えません。
いま提出されている法案にしたがって改革が進めば、2016年には電力小売りの全面自由化が、2020年には発送電分離が行わることになります。これによって、電力システムの市場競争は高まりますが、それが本当に日本の国情に合っているのかを、国民はもっと慎重に判断すべきです。消費者の選択肢は増えても、電気料金の価格変動が大きくなり、故障による停電が増えることになれ目もあてられません。
それでも改革が必要だという方は、日本に先行して電力システム改革を行った国で、電気料金の値下がりや安定供給の向上が起きた成功事例を教えて下さい。(いろいろ探しましたが、本当にないんです。)成功する見込みがないのに、それでも正しいと称する理論は、それこそ「机上の空論」というものでしょう。
日本でここ数年、電気料金が上がっているのは事実ですが、それは原発が止まっているからです。電気料金を引き下げたいのなら原発の再稼働を議論すればよい話であって、それを日本の電力システムのせいにするのは筋が違うというものです。
これから改革派は、電気料金の値上がりという国民の不満に便乗して、改革論へと世論を誘導していこうとするでしょう。しかし、それが本当に国益にかなうものなのか、本当に日本経済の強靱性を高めることにつながるのか、よく考えてみる必要があります。
PS
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PPS
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【柴山桂太】電力インフラが危ない?への29件のコメント
2013年10月17日 4:01 AM
またヤジ馬・・・> ここは文章の添削する場所じゃないこれはどこのルールでしょう? 論拠を述べましょう。一般的に公序良俗に反しなければ発言は許されると思いますよ。まあ、場のルールを決めるのは運営側ではあります。あなたは運営側でしょうか? あなたが運営側ならば従います。もし、運営側でないならば、あなたの発言内容には同意できませんね。あなたが自由に発言できる担保はどこにあるのかをよくお考えください。自分の好みのルールを他コメンテーターに一方的に押しつけたり「本質」とか「常識」とか「それっぽい」言葉で思考停止してクダラナイコメント(←要するに私のゴミコメント)を問題化して横ヤリを入れる行為よりも、柴山さんの趣旨を理解したうえで、それに対する自分の意見を述べたほうが有意義だと思いますよ。ちなみに「文章の添削」というのをツマラナイ問題として片付けているようですが、これを否定すると「論理の添削」「言葉の添削」「発言の添削」「根拠の添削」「正誤の添削」・・・などをも否定することに繋がりますからご注意を。
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2013年10月18日 5:50 AM
ここは文章の添削する場所じゃないので議論の本質について語りましょう。細かい穴を見つけたらこれまでの投稿者の言説から常識で保管しましょう
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2013年10月20日 1:46 AM
自分も他の電源を「投資の無駄になっても」模索してほしいと思う人間です。そのためには開発力のある会社の安定すなわちデフレ脱却と、目先の競争だけに躍起にならないためのシステム(株価の持ち合いなど、過剰競争に打ち勝たなくても一定の仕事が得られる環境)が必要だと考えてます。でないと長期的な開発なんて大手企業でもやってられないのではないかと思っています。ただ本を読まなかったり、政治などに興味がない人はあなた様のおっしゃるように「発送電分離=電力インフラ改革=新エネルギー発掘」と結びつけて考えてしまう人が多いと思います。(私の会社の同僚は、上記の考え方+東電バッシング=電力会社解体だぁ! という施行の人が多いです)政府やメディアが「発送電分離」の他国の現状とリスクリターンを国民に見せることが重要と思います。それでも感情的に原発は嫌だ!と言う方には説得不可能だとおもいます。彼らを含めた我々日本人が選挙を通じて選択をして責任を取るだけだと思います。大本営発表で「福島にトリウム原子炉の試験炉つくります」とかいってくれないかなぁと思う今日この頃。本当は民間企業が安定してグループ組んで開発するのが一番良いのだろうとは思いますが。答えとしては「発送電分離してえらいことになった後、国民の選択の結果が今の不安定高額電気料金なんですよ」と知らしめて、日本人の復活を待つしかない」というのが自分の思いついた回答です。回答になってなかったらすいません。
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2013年10月21日 2:21 PM
いろいろ本を読みますが正確に(つっこまれない為に)・・・と思う、・・・の可能性が高い等を書かれると非常に読みにくいものになります。(個人ブログの方などは、突っ込まれないためにいちいち書いている方も見受けられます)短いセンテンスで分かりやすく囲うとすると、言い切り型になるのは仕方がないと思います。あとは読者が「そういうことなんだろうなぁ」と受け止めるかどうかだと思います。話が突飛するかもしれませんが相手(書き手)はこう考えているのかなぁと、相手の立場を想像するってのが日本の保守的な考え方だと僕は思ってます。
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2013年10月22日 10:33 PM
また・・・> こいつ単なる論理馬鹿だろ。「馬鹿」って中傷ですよ。中傷はよくない。この意味わかりますか? あと、論理を馬鹿にしている時点で、説得力を失いますよ。JAXAの話の趣旨・狙いも理解されていないようですし(意図的にすり替えている)。で、「見込みが薄いけどやってみよう」とは誰の発言でしょうか? 私は「やってみよう」とは述べた覚えはない。最初のほうで述べたとおり「廃案」すればよいというのが私の考えです。早とちりしないで、このページの全体をよく理解してから書きこんだほうが、実りある議論になると思いますよ。
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2013年10月23日 4:34 PM
だから「廃案または修正されればよい」と書いてますよ。
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2013年10月24日 11:51 PM
こいつ単なる論理馬鹿だろ。インフラ系の大前提は24365の継続稼動で現状のシステムでも一旦事故れば供給が止まる可能性があるのにさらに不安定化させてどうするの?成功事例が無い=見込みが薄いけどやってみよう→失敗したときのリスクは、現在よりも供給が不安定になります。の時点でインフラとして信用できないよね。コストの問題は安定供給の次の話。JAXAの話をたとえに出してるのも意味がわからない。そもそも前提条件が違うだろ。
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2013年10月26日 7:16 AM
>電事法改正案の成功する方法はわかりません。が、失敗しない方法なら知っています。そんな方法いりません。てか24365系の分野でわざわざ安定を害するリスクをとる意味がわからない。発送電分離がしたい連中は基盤を壊したいだけ後々責任逃れするために「電事法改正案の成功する方法はわかりません。が、失敗しない方法なら知っています」なんてことが言える。
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2013年10月27日 1:01 AM
電気・ガスの自由化が行われた英国に住んだので、実体験をお伝えできます。「自由化されると料金の競争が起きて安くなり、利用者の選択肢が広がる」という触れ込みで自由化が実地されましたが、結果的にはそうではありません。料金は上がる一方です。「どの会社が信頼できるかわからない」「サービス内容を比べたり(何社もの膨大な契約内容を読み比べる)、切り替え手続きが面倒すぎる」などの理由で、ほどんどの人は一番安心できそうな従来の最大手会社と契約しています。今の生活には電力とガスが不可欠ですから。寒い冬はなおさらです。で、どうなったかというと、結局「自由な競争」とはほど遠い結果。しかも、独占企業だった時よりも遠慮なく料金値上げをするようになり、つい最近も納得のいく説明もなく突然10%もの値上げが決まりました。「選択できるのだから、いやならもっと安い会社に換えれば?」という論理です。しかし、1社が料金値上げをすると他社も追随するので、結局どこもたいした違いはありません。そして、電力・ガスの新会社からうるさいセールス・コールが夕方の忙しい時間にしょっちゅう掛かってきます。電気・ガス自由化は「政府が甘い言葉を使って国民を騙した」と殆どの人が怒っていますが、もうどうにもなりません。プライベート・カンパニーなので政府が圧力をかけて値上げを撤回させることも不可能。しかも料金が高すぎて払えない低所得の年金生活者や貧困層に政府が生活保護とは別の補助金を出しているので、国民の税金から余分な財政出費までする始末。実際に電力・ガスが自由化された国々に住む人々に「自由化前と自由化後の変化」ついてアンケートでも集めたら、反対案の明確な根拠になるでしょう。「自由化後に良くなったことなど何もない」という結果になるのは目に見えているのですが。
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2013年10月28日 12:48 PM
柴山さんのテキストをちゃんと読んだほうがいいと思います。失敗するであろう理由を述べ、それが現実と合っている(成功事例がない)ので、成功する見込みはないと言っているのです。論の好き嫌いで誤読をするのは良くないと思います。
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2013年10月30日 11:18 AM
また野次馬・・・もう釣り針はサビてます。こっそり書きこんでおこうっと。で、「超現実的な諧謔」ってのは・・・意味不明。この場合、文脈から推察するに「おまゆう」でいいんじゃないでしょうか。でもね、「おまゆう」を使い始めると、政治家・言論人・あなたも含めて「おまゆう」ということになって何の解決にもならないし、何も得るものがないんですよ。得るものといったら「おまゆう」を最後に言った人の自尊心と印象操作くらいなものだと思います。あとね、私は反発くらっても屁でもないんですよ。反発の影響範囲が極小ですからね。ところが言論ビジネスや政治運動の場合はそうはいかない。影響範囲が半端なく広いですから。まあ三橋さんはいまや信念の政治運動家ですので覚悟の上でのポジショントークでしょうけど。・・・というわけであなたのコメントはズレてますし、「周り」というのを利用した中傷です。中傷はイクナイよ。
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2013年10月31日 9:28 AM
周りから反発コメントもらいまくってる御仁が「広く世間から好感」をもたれることについてアドバイスするとか、ずいぶんシュールなギャグですね。
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2013年10月31日 12:55 PM
まるで論理学の授業のようなコトバをめぐるコトバの応酬が続くなか、敢えて「直情的」なコメントを差しはさむのをおゆるしください。この「発送電分離」(または「垂直統合」の解体)のをめぐる論点で、「価格」や「安定供給」という事のほかに、「電源種の選択肢の拡大」というものがあったかと思います。「コンセントの先に漏れなく原発がぶら下っているのは嫌だ」という「心情」から、この「発送電分離」に期待を寄せる層に対しては、皆様、どのような答案をお持ちでしょうか。こういう層には、「経済性」や「有用性」の面での難点だけを掲げても、言葉は届かないと思うのですが。。。やはり、再生可能エネルギーの現時点での微弱さ不安定さ、といったところに答を求めることになりましょうか。(勿論、対象を再生可能エネルギーに限った場合)P.S
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2013年11月2日 8:20 PM
見込みがないでいいんじゃないでしょうか。見込みを調べると、先行きの予想とか将来の可能性です。事例がないなら、新しい方法論がなければだめでしょ。
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2013年11月3日 9:29 PM
上は私宛の内容と解釈してコメントします。そのとおり。普通の読解力があれば、問題にならない部分だと思います。曲解して「問題化」しているのは反応している方々かと思いますよ。見ての通りです。また、ある意見に対して詭弁や屁理屈などと邪推したり、反射的に決めつけるようなコメントは、建設的な議論を生みません。議論が反れるか止まるかです。というか、この場は「議論」するだけの「場」ではないはず。記事の作者に対して記事の感想や意見を述べるという人が居てもよいかと思います(私ですが)。そこへ横からのヤジ馬の食いつきがすごくて芋ずる式にコメントしていましたが、空気的には学級委員長の仰るとおりになってしまいましたね。意図的などという印象操作をされれば尚更です。これではもうコメントはできませんね。なお、「きつい言葉」を使った覚えはありませんが(誤りに対しては訂正謝罪はしましたが)、何処が「きつく」感じられたのでしょうかね・・・(←独りごとです。反応は求めていません)最後に、私的には【成功事例がない=成功する見込みがない】は偽で、【成功事例がない=成功する見込みが薄い(低い)】は真です。「ない(ゼロ)」と「低い(幅がある)」は意味が異なります。ゼロというのはnothingです。無です。可能性すら完全に否定しています。それは断定しすぎだろというのが私見です。ただそれだけのツマラナイ発言なので「問題化」しないで聞き流してくださればと思います。
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2013年11月4日 11:51 AM
>「成功事例がない」=「成功する見込みがない」とはなりませんよね・・普通の読解力があれば、問題にならない部分だと思います。詭弁や屁理屈、積極的に誤読させるようなコメントは、建設的な議論を生みません。相手の直情的な反応をたしなめるのに、きつい言葉を使うのは得策とは思えない。最初から意図的にやっているのか?という印象を与えてしまいますよ。
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2013年11月5日 7:02 AM
あ。ごめん。一行目「多分あなたの書き込みは↓に対して書かれてますよね」と読めちゃった。良く読んでなかったのはオレのほうだったね。すまんね。で、「名前はまだ無い」のコメント(2013/10/17 11:07 AM)に対して私が何か意見する必要があるの?
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2013年11月7日 2:46 AM
いいえ。「原幌平晴」さんのコメントに対するものです。「うし」さんと「名前はまだ無い」さんにはまったく関係ありません。コメントの時間をみれば一目瞭然ですが・・チェックしてくださいよ。なんかここの人達って勢いで反射的に意見する人が多いけど、人の書き込みくらい冷静にちゃんと読みましょう。そんなんじゃ幅広く深い議論なんて出来ないよ。
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2013年11月7日 5:12 AM
多分あなたの書き込みに対して↓って書かれてますよ。現在使われていない新しい技術の開発などは失敗しても投資が無駄になるだけで済みます。しかしそれを既に運用されているインフラや行政の改革、毎日の生活に直接影響のある政治的な話をごっちゃに語るのは問題です。
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2013年11月8日 5:14 PM
え。誰がいつ「だから公共インフラでレントシーキングする」なんて述べました? 私の意見は最初のコメントの返信で述べたとおりです。
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2013年11月9日 1:36 PM
え?なんでそーゆー質問になるの? 柴山さんのテキストと私のテキストをちゃんと読んでます? 私は「(今回の電事法改正案は)成功する」とは一言も述べていませんよ。なので、成功する方法はわかりません。が、失敗しない方法なら知っています。今回の電事法改正案が廃案または修正されればよい。(ちなみに、私の上の書き込みは柴山さんの趣旨に対してのコメントではありませんよ。部分に対してです。念のため)柴山さんの記事の最後の部分には全面的に賛同ですね。そして、一票を投じた議員が、この件に関して議論を深め、決断できる政治であることを望んでいます。これが私の意見です。
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2013年11月9日 10:57 PM
同じレトリックを使うなら、「成功する見込みがないとはならない」=「だから公共インフラでレントシーキングする」とはならないよ。公共インフラ、エネルギーインフラで社会実験するなって話。一般人に多大な影響がある。しかも、その実験結果は他国で「いい結果にはなってない」事例が複数ある。無理やり導入する意味が分からない。発送電分離電力自由教か?なんで発電しかしない無責任事業者に電気料金の上前跳ねられなきゃならんのよ。
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2013年11月11日 12:51 PM
みなさん柴山さんの記事一字一句ちゃんと読んでる? 結論ありきで読むとテキストの崩れがわからなくなるよ。ところで以下は電力がらみの記事。三橋貴明オフィシャルブログ「レントシーキング内閣 前編/後編」ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11639091981.htmlameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11639091981.html〜〜〜引用ここから〜〜〜完全に「間違っている」。まさに「最悪」です。間違いなく「安定性」は落ちます。安倍内閣は、完全にレントシーキング内閣。〜〜〜引用ここまで〜〜〜三橋さんはデータ重視で質の高い情報を無料で提供してくれるので大変勉強になるのですが、「完全」とか「最悪」とか「間違いなく」といった極端な表現については、以前から「大袈裟な」と感じています。あと、「正しい」「間違い」の二元論の連呼も気になります。政治は中間を扱うものですから、政治の現実と三橋さんの論にギャップが出てくるのも当然です。文章のテクニックもそうですが、トークのテクニックも磨けば、広く世間から好感がもたれ、目的達成にプラスになると思うのですが。
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2013年11月12日 12:40 PM
現在使われていない新しい技術の開発などは失敗しても投資が無駄になるだけで済みます。しかしそれを既に運用されているインフラや行政の改革、毎日の生活に直接影響のある政治的な話をごっちゃに語るのは問題です。失敗する可能性が高いものをわざわざやる意味が分かりません。柴山先生の記事に全面同意いたします。
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2013年11月13日 11:01 PM
ですよね。二択にすることは間違いを生みますよね。だから、柴山さんの「成功事例がない」=「成功する見込みが『ない』」とはなりませんよね・・ということです。「失敗する可能性が高い」の論拠が「成功事例がない」というのはOKかと。結論じゃなくて論理の話。政治の話じゃないけど、「成功事例がない」ことをJAXAは成功させましたよ。だから、「成功事例がない」=「成功する見込みが『ない』」とはなりません。
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2013年11月14日 10:24 PM
「成功事例がない」=「成功しない可能性が極めて高い」、と言う事です。「有るか無いか」の二択にすることは間違いを生みます。「失敗する可能性が高い」のに敢えてやるというのなら、成功させるための新たな仕組みが必要です。それすらないのなら「やるな」が正解。
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2013年11月16日 10:38 AM
では、成功させるためになにが必要か御答えいただけますか?どこの誰かも解らない方のブログ記事や、フェイスブックなどからの抜粋でも結構ですが、御自分がどこに賛同されるのかもコメント願います。
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2013年11月17日 3:34 PM
「成功事例がない」=「成功する見込みがない」とはなりませんよね・・PSで紹介されていた「月刊三橋」を覗いてみましたが、「役に立つ3つの理由」「気になる価格は?」を読んで正直愕然としました。この勧誘方法(文章・構成等)だと「うさんくささ」満載だと個人的には思います。(要するに安っぽくてヘタだと思います)
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2018年9月12日 7:25 AM
[…] 電力についても同じです。2020年には発送電分離が実施される予定ですが、発電と送配電を分離してしまうことが本当に望ましいのか、私は以前から疑問でした。(この点については、以前、別のところに書きました。) […]
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