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2013年4月23日

【鶴田正平】ヘーゾーさんのコーゾー改革のヤバさ

FROM 鶴田正平

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※このメルマガとは全く何の関係もない中野様のご提案のため、
中野様のサインも入っています。

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ご無沙汰しております、二度目の登場となります、ジャイアント鶴田こと鶴田正平でございます。

オフィシャル執筆陣多忙の時。。。。の不定期なピンチヒッター要員としまして、並み居る強豪レスラー・・・もとい、新進気鋭の論客の皆様の中で誠に力量不足にて恐縮でございますが、僭越ながら、今回、務めさせていただきます。

・・・さて・・・・

この一月間、
TPPの参加が表明されたり、
日欧EPAが開始されたり
第三の矢として、ものすごーーーく構造改革路線チックなの施策方針が発表されたり
おまけのおまけに(実質的な!)日米EPAの参加交渉が開始されたり、
いやぁ、もう、ホンットにもう今となっては「伝統的」なんて言葉をつけたくなっ
ちゃう程のえげつなーーーい「戦後レジームどストライク!」な施策方針が
矢継ぎ早に放たれましたですね(大笑)。

いやぁ。。。。さすがに安倍政権、民主党政権と違って、ホンットに能力が高い!その方向がイイかワルイかはさておいて、ガッツガッツと事が進んでいきますね!ホント、スゴイ!!!

。。。。

というような状況を見て、おそらく大半の国民は、

(1)「まぁ、なんだかいいんじゃないの、株もあがってるしぃ」

な反応でしょうが、

(2)「うんっ、やっぱ安倍さんは違う、ニッポンの救世主だよね」

な反応を持つ人々も少なくなかろうと思います。

でも中には、

(3)「こりゃまずい。。。能力高い分だけ、日本の国柄破壊の進行速度がハンパねぇじゃん。。。」

っていう人もごく一部におられると思います。

で、(1)ってのが大半なので、この人達が世論の中心を担っています。

でもこの(1)のひとたちは、自分の頭で考えて意見をつくってるんじゃ無くて、いわば「ノリ」と「雰囲気」で世論をつくってる、ってところですね。

ってことを考えると、この(1)の世論の「中身」をつくってんのは、(2)ってことだと思います。つまり、この(2)の人達の話がメディアで増幅されて(あの民主党政権に対する「辟易感」と一体となって)(1)が形作られてるんだと思います。
(※ ちなみに、(3)の人は、今の日本じゃぁ、ほとんど誤差クラスの数パーセント程度でしょうから、世論には直接影響しねぇなぁ、ってところでしょうね)

じゃぁ、この(2)の人達が一体どんな人達なのか。。。。ちょっと考えてみましょう。

まず、アベノミクス第三の矢の「構造改革派」の人達は(2)でしょう。

アベノミクス第一の矢の「リフレ派」の人達もまた、(2)でしょう。

(ちなみに、アベノミクス第二の矢の「積極財政派」の人達は、ちょっとパターンが違う人達ですから、(2)の方もいるでしょうが、(3)も結構いるでしょうね 笑)

でもなんと言っても、「いわゆるホシュ」って人達は、明確に (2) ですね。

「民主党政権によって亡国の縁に立たされた我が国日本、この危機を救うのが安倍総理なのだ!」

っていう、物語、っすね(笑)。

この「ホシュ」の人達ってそもそも数は少ないんですが、
世論のキャスティングボードを握る程の「数」は持っています。
※ここが(3)の人達との決定的違いっす(笑)。

実際、安倍政権誕生の影には、この少数の「ホシュ」の皆様方の並々ならぬ尽力があったことは、間違いありません。

普通考えますと、この「ホシュ」の人達は、基本的に国柄をまもろーとしますから、通常は、あまりにヘーゾー的なコーゾー改革路線に対しては、
(3)
の立場を取る「はず」です。

そうなれば、まぁまぁ、バランスがとれて、三本の矢もまとまっていくってこともあるやに思えますが。。。。このキャスティングボード役のホシュの面々が、(2)になっちゃったものですから、
結局、「(3)」が圧倒的に少数派になってしまって、
結局、保守すべきものが保守できねぇ!!な状況になっちゃってるんじゃぁないかと。。。。

90年代全日プロの状況でいいますと、
ジャンボと戦ってたちょー世代軍で、
三沢と川田と小橋が鶴田軍に寝返っちゃったようなもので、
そおなりゃぁもう、菊池とデビューしたてのしょっぱい田上だけじゃやぁ、
どーしよーもねーや、って話ですね(笑)。

そうそう、ちなみにこの状況って、
かの小泉政権の時と同じなんですよね…..

あんときも、靖国だなんだかんだといって、
ホシュの人達が、(2)にまわちゃって、
結局、コーゾー改革ヘーゾークラッチ決められちゃって、
ロープに手が届かずにギブ取られたわけっすから。。。。

いやぁ。。。。少数派の力って、時と場合によっちゃあ、大事ですよね、ホント。

。。。。ってことで、ぷ・ぷ・ぷ プロレスニュ〜〜〜スな、桜井さんの解説付きの90年代武道館放送席からの実況生中継でお送りいたしました。

また、機会がございましたらお目にかかりませう!

ハイッ、
ツールータッ! オー!!
ツールータッ! オー!!
ツールータッ! オー!!
・・・・

PS
ヘーゾーさんのコーゾー改革のヤバさは、
藤井先生の下記の本をお読みになるとよく分かると思います。
http://amzn.to/11C8cEd

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【鶴田正平】ヘーゾーさんのコーゾー改革のヤバさへの6件のコメント

  1. yosh より

    ここで書くのは初めてですがどうしても書きたかったもので書きます。自分も断固(3)です。そして構造改革の時の小泉劇場とまったく同じような手法に危機を感じます。国民へ経済がよくなれば数字としてわかりやすく、簡単に支持します。自民党が嫌いな人でさえ首相を支持します。理由? そんなのどうでもいいんですよ。民主党よりマシだから、とかでいいんじゃないでしょうか。今は自民党と安倍首相を支持するしかありませんが、安倍さんと麻生さんのTPP推進だけは止めなければなりません。ここで小林よしのり氏がどうとか、具体案を出せとかおっしゃられている人も考えてはいかがでしょうか。三橋さんの言うとおり自分も他の自民党のTPP反対議員に意見を出すしかないと思っています。安倍さんを支持する人(私もですが……)は、安倍さんが民主主義の中で自分を支持する民意を無視して、TPPに参加交渉をしたことだけは忘れてはなりません。今のTPP騒動はイラク戦争を「アメリカの同盟は必要だから仕方がない」と支持した光景と一緒です。仕方がないで思考停止して人を殺すのです。今回はその対象が大多数のB層や底辺と呼ばれる方々ですね。自分はそんな世の中は御免こうむります。

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  2. のりお より

    まるで小林よしのりが書いたかのような文章ですね。誤解を受けないように最初の申し上げておきますが、私も構造改革、規制緩和のようなワードにアレルギーを持つ者の一人です。さて国柄破壊とは何でしょうか?そのような定義の曖昧なワードによる批判は、金融緩和で国家破綻、国の借金で国家破綻などと言うこれまた定義の曖昧なワードで批判する、破綻論者と同じ穴の狢のように思えてなりません。私がアベノミクス第三の矢批判の中で、一つ欠けているなと思うことは『時間』です。例えば、農業の生産性を高める議論に対して、デフレ下で生産性を高めて如何する?という批判があります。しかし、その様な政策を打って実際に効果が表れるまでにどれだけ時間が掛るでしょうか?制度設計から法改正、政策を実行し社会にその政策が浸透し実際に農産物の価格が下がるまでには莫大な時間が掛るはずです。女性の社会進出云々もまたしかりです。実際に女性の求職者が増えるまでには莫大な時間が掛るでしょう。民主党政権のように、デフレ放置下で上記の様な政策を実行する事には私も反対です。しかし、安倍政権では明確にデフレ脱却を目指しているわけです。第三の矢はデフレ脱却後を見越した政策であると個人的には思います。しかしながら、発送電分離などの心配な政策があるのもまた事実。ただ、ワードに反応して頭ごなしに批判するのは生産的では無いと考えます。仮に、寡占や安定供給等の懸念が払しょく出来るのであればやっても良い位の柔軟な姿勢。ワードに反応するのではなく中身を論ずる冷静さが必要ではないでしょうか?識者の皆様におかれましては、個々の政策に対して抽象論ではなく、専門家の立場から社会にどのような影響を及ぼすか、私ならこうする等の具体的な議論を期待しております。

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  3. 名前はまだ無い より

    ついにフジ。。。もとい鶴田さんも我慢できなくなりましたか。そりゃそうです。安倍総理の日本記者クラブでの発言を聞くと第一、第二の矢は既に放たれたそうです。(私には第二の矢は早すぎて全く見えませんでしたが)「いよいよ第三の矢です」と高らかに宣言しておられました。また「いつまでも財政出動を続けるわけにはいかない」と言って歳出の上限枠を盛り込んだ『骨太の方針』というなんだか懐かしいやつがまた出るようです。私は断固(3)の立場を取ります。もはやホシュの仲間意識のためにこれ以上日本を破壊されるのはご免被ります。

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  5. デジャブ より

    今現在の第二次安倍政権に小泉構造改革のデジャブを見ている気がしますね。あの時の反省が全然見られません。規制緩和と構造改革・・・恐らく今回も、リング中央でコーゾー改革ヘイゾークラッチを決められた保守は逃れられナイでしょうね

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  6. Tansar より

    橋下と同様に日本の歴史には恨みしかない革命家「下駄屋之平蔵(gETAyaNOHEIZOU)」さんがピーマン頭な安倍之晋三(しんぞう)さんを手玉にとっておられるわけですね。象サン同士。象印下痢便内閣。  象印の「極め羽釜」を購入したいが、高価だにゃあ。 みかけは兎も角、平蔵さんは決してアメリカ被れな方でも金の亡者でも新自由主義で阿呆になった者でもないです。グローバル社会で泳げる「世界人」になれるようにと青少年啓蒙にも熱心だから。「日本人」をやめての「世界人」です。つまり意図的にこの国を意図的にカオス化させて出自の身分の「水平化」からの競争を指向するわけです。勤務校である慶應大学の諭吉先生曰く「天ハ人ノ上に人ヲ作らず、人ノ下ニ人ヲ造ラズ」の人ノ下ノ人によるラディカルな実践者です。だから彼を単なる売国奴といって誹謗するのは失礼です。

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