【今週のNewsピックアップ】
いいですか、落ち着いて聞いてください。
バランスしないBSはありません。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12838563477.html
「歳出構造の更なる平時化」を
許してはならない
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12838688760.html
未だに、高橋洋一氏が、
「借方(資産サイド)に徴税権を掲載する」
「借方と貸方がバランスしていない」
バランスシートを
堂々と公開していたので
驚いてしまったのですが、
何を考えているんですかね。
https://twitter.com/sayaohgi/status/1752128282546585830
もしかして、
バランスシート(貸借対照表)が何なのか、
理解していないとか。まさかね・・・・。
ちなみに、
バランスしないバランスシートは
ありませんし、
「徴税権」なる勘定項目は
この世に存在しません。
高橋氏のオリジナルです。
というわけで、
三橋が正しい国家(統合政府)の
バランスシートを作ってみました。
「作ってみました」とか
大仰に書いていますが、
日銀の資金循環統計から簡単に作れます。
三橋の作業時間は、
20分程度ですかね。
【2023年9月末時点
日本国家の統合バランスシート(兆円)】
http://mtdata.jp/data_88.html#JPBS
上手の通り、
「中央政府のバランスシート」
「日本銀行のバランスシート」を作成した上で、
統合政府のバランスシートを作りました。
ソースも明確でございますので、
高橋氏のオリジナル・バランスシートとは
異なります。
上図が正真正銘の「正しい国家の統合
バランスシート」になります。
高橋氏のオリジナル・バランスシートに対し、
本田悦郎氏が、
『本田悦朗@etsuro0112
なぜ、日銀当座預金が
貸方(負債側)から消えているのですか?
負債性十分です。』
と、突っ込んでいましたが、その通り。
中央銀行の貸方に
「現金」「日銀当座預金」が載っている以上、
政府の(連結)統合バランスシートを
作成した際に、
両者を「削除」してはダメでしょう。
要するに、高橋氏の作成した
国家の連結バランスシートとやらは
「出鱈目」なのですが、
この手の「嘘」を平気でつける感覚が
分からない。
もしかして、本人は「嘘」とは思っておらず、
本気で正しいと思って、
あの図を堂々と掲げたのか。
まさかね・・・。
真相は分かりませんが、
中央政府のバランスシートにせよ、
日本銀行のバランスシートにせよ、
国家の統合バランスシートにせよ、
普通に日本銀行の資金循環統計から
作れるのですよ。
別に、特別なデータというわけではない。
それにもかかわらず、
高橋氏の出鱈目(というか妄想?)
バランスシートが
堂々とまかり通るということは、
皆、真面目にソースデータを
見ていないということですね。
難しい話ではありません。
ソースデータを見ることで、
真実が見えてきます。
ちなみに、日本銀行の資金循環統計は、
こちらです。
https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sj.htm
◆経営科学出版から
「経済大国ニッポンの不自然な没落
なぜ、「信じられない衰退」は現実化したのか」
が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38botu_teika
◆経営科学出版から
「年金倍増で日本経済は大復活する!
デフレの終わり、
第二の「高度成長」の始まり」
が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38nenk_blog
◆メルマガ週刊三橋貴明Vol770
穀物輸出と食料安全保障
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
日本が食料安全保障を
「輸出」により強化する場合、
具体的に幾らの予算を使えば良いのか?
具体的金額を試算しました。
◆メディア出演
日経平均上昇!
実は、株価は景気や所得と
無関係に上がるんだよ
[三橋TV第814回]三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/n6ApPTmQil0
コンパクトシティは
棄民政策や緊縮財政じゃないんだよ!
[三橋TV第815回]三橋貴明・saya
https://youtu.be/qWIhDsJl2Vg
欧州の穀物とアフリカ移民
自業自得の国家消滅の顛末
[三橋TV第816回]三橋貴明・saya
https://youtu.be/36uXwQ1EooQ
日本は経済成長していない。
確かにその通りです。
ならば、日本経済を成長させるためには
どうしたら良いのでしょうか。
日本経済の成長に
本当に必要な指標、考え方、
そして政策を、
わたし、シンガーsayaと共に
学んでいただくのが
「シンガーsayaの3分間エコノミクス
第二巻」です。
さあ、私と共に経済成長について
「ゼロ」から学んで下さい。
特別コンテンツとして、
三橋貴明&saya
「シンガーsayaが
三橋先生にひたすら聞いてみた第一回」
の全編もご視聴いただけます。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/economics/
◆三橋経済塾
2月17日、
三橋経済塾第十三期第二回対面講義の
お申込み受付を開始しました。
https://members13.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=2056
ゲスト講師は荒川和久先生です。
◆チャンネルAJER
「財務省はなぜ、
プライマリーバランスの
黒字化目標に拘るのか?」
(前半)三橋貴明 AJER2024.1.30
https://youtu.be/Spv0sYo1WHA
【三橋貴明】正しい国家の統合バランスシートへの3件のコメント
2024年2月5日 9:21 PM
「誰かの負債は誰かの資産」
「一万円札は発行元の日銀にとっては『一万円の負債』だが、受け取っている国民にとっては『一万円の資産』」
社会全体でみると資産の額と負債の額は必ず一致する。社会全体で見たとき、資産だけを増やすことはできないし負債だけを減らすこともできない。だからこその”バランス”シート。
こうした基本的な理屈はアホの私にでも理解できるわけですが、「じゃあ実務をやってみろ」と言われるとできないわけだ。簿記、ムズカシイネ。簿記は選択制でとってなかったしね…専門家でも何でもない一般人はともかくとして、専門家である経済学者が貸借対照表を書けないのはまずいのでは?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「借方(資産サイド)に徴税権を掲載する」
「借方と貸方がバランスしていない」
バランスシートを
堂々と公開していたので
驚いてしまったのですが、
何を考えているんですかね。
(中略)
本田悦郎氏が、
『本田悦朗@etsuro0112
なぜ、日銀当座預金が
貸方(負債側)から消えているのですか?
負債性十分です。』
と、突っ込んでいましたが、その通り。
中央銀行の貸方に
「現金」「日銀当座預金」が載っている以上、
政府の(連結)統合バランスシートを
作成した際に、
両者を「削除」してはダメでしょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
話は変わりますが、本日の国会で立憲民主の議員さんがイケメンな質疑を行っておりました。
立憲「新潟で災害が起きたときは田中角栄さんが真っ先に被災地に入って『金の心配はするな』と激励。当時の大蔵大臣も『こういう時に出さんでどうする』と災害復旧に全力で取り組んだ」
立憲「真っ先に『金の心配はするな』と言ってもらえたことでだいぶ心が軽くなったと今でも語る現地民もいる」
立憲「総理、『金の心配はするな』って言ってください」
これに対し、総理がどう答えたか。
岸田総理「予備費から出すって言ってんだろ」(意訳:予備費を超える支援はしない)
こうなんですね(笑
まあ、財務省に逆らうと様々なスキャンダルを出されてしまうようですし、それにビクビク怯えている連中には「やってるフリ」が限界なんでしょうね。
立憲の他の方は種子法や2024年問題についても質問していました。とても良い質問だと思いましたが
”実質賃金を上げたいのであれば、上げられない主な原因である社会保険料と消費税の減税、ないし廃止は必須”
※三橋TV第362回 森井じゅん先生回 参照
だと思いますので、時間が限られているので仕方がない部分もありますが、もうちょい突っ込んで頂けるとありがたかったです。
自民も立憲も岸田首相や泉代表にみるように、上の方の連中は財務省を恐れてバリバリの緊縮派ですが、原口議員の薫陶もあってか積極財政の重要性に気が付いてくれる議員さんも増えているようで未来はあかる…いかどうかはまだまだビミョ~なところでしょうか。なにせ、こんななのに自民党の支持率あがっちゃってますしね(苦笑い
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2024年2月5日 9:54 PM
エコノミストの会田卓司さんによると、バブルが崩壊して世界的な金融ショックが起きたとき、たしかに政府は財政出動をして景気対策を行ったわけだが、その額が十分なものであったのかどうかが重要。ネットの資金需要が十分にマイナスになるほど財政出動をしたのかというとそうではなかった。
野党「景気対策はまだか。政府は何をやっているんだ」
と言われると困るのでアリバイ工作にショボい景気対策をやって終わらせてしまった。お得意の「やってるフリ」である。だから「失われた30年」になった。
国会では、
国会「民間企業の『巨額の内部留保』が問題だ。ため込まれては経済が回らないではないか」
といった議論が行われておりますが、企業経営者からすれば
企業経営者「”世界的な金融ショック”の時ですら政府からのまともな支援はなかった」
企業経営者「ならば、何かあった時に『資金繰りに困らないように』企業体力(内部留保)をためておかねば」
こうなるに決まっているでしょ。企業が内部留保をため込んで経済が回らなくなってるのは君ら政治家のせいだよ(苦笑い
コロナ禍の際に安藤裕前衆議院議員が、政府による休業要請で困窮する事業者のために「粗利補償をせよ」と言ったとき、多くの事業者から
「俺たちはこう言う時に備えて努力してた(内部留保をため込んでた)から何も問題はない」
「努力してなかった(内部留保をため込んでなかった)連中は自己責任なんだから、俺たちの税金をそんな連中のために使うな」
という声があがっていました。経済が回らない原因の一つが内部留保なんだから、内部留保をため込んでいることを自慢げに言わないでもらいたいのですけどね。でもまあ、そうなるような政策(緊縮政策)をやってきたのだから、なるべくしてなっているのでしょうけれど…
ちなみに、敵対心が政府(独裁者)に向かないように国民同士をいがみ合わせる手法はソ連が得意とする手法だったそうですよ、ま~る
さて、今回の能登半島地震ですが、以前にも言ったように”全壊で300万”しかもらえないのでは住宅の再建は無理です。事業支援にしても「支給」ではなく「融資」ということではコロナ禍における「ゼロゼロ融資倒産」の二の舞でしょう。というか、ゼロゼロ融資の債務免除や劣後ローンはまだですか?
で、数千年に一度の巨大災害でも政府によるまともな支援がないとなると、
被災者「こんな巨大災害でも政府によるまともな支援はなかった」
被災者「ならば、何かあった時のためになるべくお金は使わないで貯めておかねば」
となるわけだ。お金が使われなくなるということはモノやサービスの売れ行きが悪くなるということ。日本は何に困っているんでしたっけ?景気が良すぎて困っていたんでしたっけ?
緊縮派の議員さんには時と場合を考えてもらいたいものです ま~~~~~る!(笑
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2024年2月7日 1:39 AM
bh78a0
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