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From 施 光恒(せ・てるひさ)@九州大学
おはようございます(^_^)/
私、少し前から、「福岡県明るい選挙推進協議会委員」
県の選挙管理委員会などと協力して、みんな選挙に行きましょう!
昨日は、その仕事で、
演題は、「民主主義と日本文化──伝統を明日に活かそう!」
現代の日本人は、日本の歴史や文化を自虐的というか、
日本は、どこかの国とは反対に、「
当メルマガの私の前回の記事で触れた「体罰」もそうですし、「
つまり「民主主義」に関していえば、「日本の伝統は、
ですが、日本の歴史や文化には、
昨日の講演では、
話題の一つとして、「和歌の前の平等」
もうかなり前ですが、評論家の渡部昇一氏が『日本語のこころ』(
西洋の平等観の基礎には、キリスト教的な「神の前の平等」や、「
他方、渡部氏によれば、日本の平等感覚の基礎にあるのは、
だいぶ以前に「和歌の前の平等」
歴史社会学者の池上英子氏(米国ニュースクール大学大学院教授)
江戸時代には、俳句をはじめ、
池上氏は、芸事のサークルは、江戸時代の人々が、
たとえば俳句のサークルです。江戸時代の俳句のサークルでは、
たとえば、芭蕉が「奥の細道」を旅することができたのは、
また、
「朝顔に つるべ取られて もらい水」(加賀千代女(かがのちよじょ)(1703−
などは有名な句ですよね。
無名の子どもの俳句も、残っています。『俳諧三河小町』(
「いまいくつ 寝たらば父様 羽根つくぞ」(大坂 八歳 はる)
300年以上前の子も、お正月に、
(^_^)
ちょっと脱線しました…
(-_-;)
話をもとに戻しましょう。
渡部氏や池上氏の議論から推測できるのは、日本文化には、「
そのときどきの時代状況に応じて身分や職位など上下の人間関係が
この感覚は、
だいたいこんな感じのが多いですよね。(以下は、2010年度、
・悪口は 人も自分も 傷つける(小学生)
・持ってるか 傷付け言葉の ブレーキを(中学生)
・いじめたら キレイな心 涙色(小学生)
・わたしから みんなに広がれ 笑顔の和(中学生)
欧米的な「法の前の平等」「神の前の平等」とは、
他に、「もののあはれ」を感じ取る「感受性の平等」
お花見はいまでも結構、職場の人と行くことが多いですよね。
またまた、だらだらと長くなってきました…
f(^_^)ポリポリ
で、結局何がいいたいかといえば、日本社会って、
国民の間にある根本的な平等感覚や仲間意識こそが、
会社の経営陣と従業員の給与の差が何百倍もあったり、「
財界だけでなく農林水産業、大企業だけでなく中小企業、
まとまり悪くなってしまって失礼しますた…
<(_ _)>
PS
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PPS
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【施 光恒】日本の平等への4件のコメント
2013年2月22日 4:12 AM
GJ !! です!
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2013年2月24日 12:02 AM
台湾の方を祖父にもつ施さんの書く話に、ノスタルジーを感じる私より(羽根つきで顔を墨だらけにしたことのない)、日本風な方なんですね。先生は。 大学進学率が上がる中で、ある企業さえも大学設立を進められており、ある意味、教育の民営化の拡大と資本家による日本のこれからの人材に対する教育が大都市圏(市場主義的に過疎地は論外)を初めとして進行しているのかもしれない、教育さえも国の力は届かなくなるのかなぁ。教育こそ早く民本主義(と言うのを戦前唱えた方が居たと、かじり読んだだけ)的に‥‥などと考え老ける毎日です。マラソンもしない毎日。脚力も落ちるハズだわさ。ラジオ体操でもしよ。 武力(戦艦)を傘に表層的に開国(他国市場の食い潰し的)させられ、その後台頭してくると資源エネルギーの封鎖を受け戦争に導かれ、その後経済面で台頭したら、今度は交渉的に封鎖されルール的変更を余儀なくされ、武力、経済とも叩き伏せられた今日この頃今頃。今度は文化(抽象的か)でいくしかないのでしょうか。 市場経済論がいまだにブームを呼ぶ中、抽象的な単語ばかりで、中小企業ぉっ万歳ぁーいっ! まとめないまま抽象的志向嗜好思考を並べただけのコメントになりました。そんな読者の存在も許されますよね?
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2013年2月24日 12:14 PM
【感受性の平等】。これは素晴らしい認知ですね。家の父は、犬や猫や魚や鳥の感受性とも平等の発言をします。ちょっとナイーブすぎるけどよく分かる、といった感じです。寒いだろうな、痛いだろうな、つらいだろうな、と鳥獣に感情移入して同情するのです。
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