【近況】
直近のインフレ率は
CPI(総合消費者物価指数)で3%。
三橋は需給の問題を語る際には、
コアコアCPIを使いますが、
本日は話題的にCPI。
現在のCPI上昇率は、
食料品価格上昇が牽引しています。
光熱費等は政府の支援により、
対前年比マイナスになっています。
十月に政府が輸入小麦の売渡価格を
10%引き下げ、かつ円高に転換すると、
輸入物価が一気に下落。
CPIは下がっていく、
と、多くのエコノミストは予想しています。
もっとも、コストプッシュ型インフレは
各種の要因で下がるかもしれませんが、
供給能力の毀損による
サプライロス型インフレの方は、
そうはいきません。
恐ろしいことに、
日本は長期デフレで
人手不足が深刻化しているタイミングで、
24年4月にエッセンシャルな分野で
働き方改革。残業規制。
人手不足がさらに深刻化し、
今度は「人件費」がトリガーとなり、
物価上昇率のプラスが
続くことになるでしょう。
となれば、
皆さんが保有している銀行預金の
実質的な価値が下がっていく。
年率3%のインフレが十年続くと、
実質的な価値は
26%も目減りしてしまうのですよ。
もちろん、銀行預金の
実質的な目減りが投資や
消費を拡大することになるのですが、
そもそも多くの日本国民は、
「物価上昇が続くと、
銀行預金の実質的な価値が目減りしていく」
という事実について、
失念しているような・・・。
というわけで、本「事実」を今後、
繰り返しお伝えしていこうと思っております。
◆経営科学出版から
「年金倍増で日本経済は大復活する!
デフレの終わり、第二の「高度成長」の始まり」
が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38nenk_blog
◆小学館から「日本経済 失敗の本質:
誤った貨幣観が国を滅ぼす」
が刊行になりました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4093888973
◆メルマガ週刊三橋貴明Vol756
インフレ率と銀行預金
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
物価上昇が継続すると、
銀行預金の実質的な価値が
下落していくという「事実」を、
日本国民は早急に思い出す必要があります。
◆メディア出演
「それ大事!」
地方自治と地方財源の真実を語ろう
[三橋TV第772回]三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/oKjbCS-gzLc
小林興起先生再登場
中露が日本に攻めてこないって、本当か!?
[三橋TV第773回]
小林興起・三橋貴明・saya
https://youtu.be/lFZHa3v_cwM
全銀システム障害から理解できる
銀行預金って何なんだ?
[三橋TV第774回]三橋貴明・saya
https://youtu.be/R9DwGoUR4Uc
日本は経済成長していない。
確かにその通りです。
ならば、日本経済を成長させるためには
どうしたら良いのでしょうか。
日本経済の成長に
本当に必要な指標、考え方、そして政策を、
わたし、シンガーsayaと共に
学んでいただくのが
「シンガーsayaの3分間エコノミクス
第二巻」です。
さあ、私と共に経済成長について
「ゼロ」から学んで下さい。
特別コンテンツとして、
三橋貴明&saya
「シンガーsayaが三橋先生に
ひたすら聞いてみた第一回」の
全編もご視聴いただけます。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/economics/
◆三橋経済塾
10月21日開催、
三橋経済塾第十二期第十回対面講義が
配信されました。
https://members12.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=2261
ゲスト講師は非公開でしたが、
あの方でございました。
インターネット受講の皆様、
お待たせいたしました。
◆チャンネルAJER
「全銀システムの障害と
供給能力の崩壊」(前半)
三橋貴明 AJER2023.10.24
https://youtu.be/jx7hZJU-HaY
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