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2023年6月7日

【藤井聡】「維新」が台頭したのは、岸田自民が完璧に失った「ヤンキー気質」を「売り」にしているからである。

こんにちは。表現者クライテリオン、編集長の藤井聡です。

先月の統一地方選挙ではっきりと現れてきたのが、「維新」(日本維新の会、ならびに、大阪維新の会)の大きな台頭です。その選挙を通して、選挙前約400人だった首長・地方議員数について、「600人以上」という目標を掲げたところ、それを遙かに上回る774人にまで拡大しました。

とりわけ、「維新」の根城である大阪では、知事、市長のみならず、府議会でも市議会でも過半数を上回る議席を初めて獲得するに至りました。奈良県では、今まで自民党結党以来ずっと自民が独占してきた知事の座を、この度奪い取る事に成功しています。さらには、自民王国であった和歌山県の衆議院の補選では、自民が推薦する候補を破っています。

こうした結果を受けて、これまで「維新」に融和的でなかった岸田内閣が、「維新」にすり寄るように、「維新」が肝いりで進める大阪のIRを政府として即座に認可する等の姿勢を見せています。

「維新」は、政権奪取できるのは我々しかない、という強気の姿勢を打ち出し、今や野党第一党の立憲民主党を脅かす存在となりつつあります。

折しも、自民党がタッグを組んできた公明党の勢いがここ最近衰えてきていることも受け、自民と公明の間に隙間風が吹きつつあります。そんな中、自民党が公明を軽視し、「維新」を重視する政権運営を図る流れが出始めていますから、維新は、単独政権奪取を見据えつつ、公明党を追い落として政権に食い込む可能性が現実味を帯び始めています。

しかし、「維新」の政策は、基本的に徹底的に緊縮を進め、公共投資を縮小し、外資企業をはじめとした大企業を呼び込む構造改革を進める、という凄まじく新自由主義的なもので、政策論の視点から言って、全く不合理なものとしか言いようがありません。

にもかかわらず、なぜここまで「維新」に人気があるのでしょうか?

この点について、いろいろな説明の仕方がありますが、根本的な原因は、煎じ詰めて言うなら、次の一点に集約できると考えられます。

それはつまり、「維新は、岸田自民が完璧に失った「ヤンキー気質」を売りにしているから」というものです。

「ヤンキー」、というのは、しばしば「やんちゃ」などと呼ばれる性質で、「お利口さん」の正反対の気質です。

ヤンキーには、お利口さんと対比すると次のような特徴があります。

■■■ヤンキーとお利口さんの特徴■■■
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヤンキー           お利口さん
――――――――――――――――――――――――――――――――――
自分の意志や思いを重視    目上や他者の「顔色を窺う」事を重視
仲間の掟/自分のポリシーを大切に 命令やコンプライアンスに基づいて行動
仲間・友達を大切にする    仲間・友達はなく、知り合いしかいない
ブレない           ひたすら日和見でブレにブレる
気合い、気概を重視      ひたすら臆病
周りを巻き込む勢いあり    勢いは無く、ただ巻き込まれるだけ
波風立てることを厭わない   波風たたせることをひたすら避ける
活力・元気あり        活力・元気なし
――――――――――――――――――――――――――――――――――

要するに、「ヤンキー」というのは、中高のクラスで言うなら、周りがおとなしい子ばっかりの中で、活発で、周りに流されず、周りを巻き込んだり、波風を立てることを恐れずに、自分の意見や考えや意志に基づいて振る舞おうとする活力ある「やんちゃ」で「目立つ」生徒達、というイメージです。

これは、とにかく目立つことや波風立てること、上司や先生に叱られたりすることを怯え、ひたすら他人や上司、先生の顔色を窺いながら、長いものに巻かれながらおとなしく生きている「お利口さん達」の真逆の存在です。

日本人の多くは「お利口さん」なのですが、誰が人気があるかというと、もちろん「ヤンキー」なのです。

古くは「ビーバップハイスクール」や、最近なら「東京リベンジャーズ」や少し前なら「クローズ」等が人気を博していましたし、最近大人気の「スラムダンク」でも、その主人公の桜木花道は典型的な「ヤンキー」さんです。

だから多くの人は臆病で、本当はこうしなきゃいけないのに…と思いながら、勇気がだせず、「お利口さん」としてしか生きていけないけれど、ホントは、「ヤンキー」として振る舞って、ホントに正しいことをやるべきだと主張して実行したり、間違っていることを間違ってるといって反発したりする「ヤンキー」に憧れているわけです。

…で、政治に我々が求めているのも、実は「ヤンキー」な素養なのです。

なんと言っても、政治家は、間違っている事を間違っていると指摘し、気合いをいれて、正しい方向に変えていかねばならないのですから、「お利口さん」では務まらないのであって、どこかに必ず「ヤンキー」な素養が必須なのです。

ところが…自民党には官僚的なお利口さん議員ばかりが増えてきました。

これに対して、国民(とりわけ大阪の人たち)は、いらだち始めたのです。

そして、ついに自民党の総裁が、お利口さんの代表格、お利口さん中のお利口さん、ヤンキー的素養が皆無の、あらゆるものを絞りとった上で残された絞り粕のような人物である岸田文雄氏になってしまったのです。

別の言い方をするなら、人間の精神には「知・情・意」の三要素があり、知(つまり知性)は学者が、情(つまり情緒情動)は芸術家が、そして、意(つまり気概)は軍人が担い、それらを統合するのが政治家なのですが、戦後日本では軍が無く、その結果、軍が担うべき意・気概があらかたなくなっており、だからこそ政治家に「意」が特に強く求められている…

にもかかわらず、今の政界の中には、「意」を一切感じられない、月給の事だけを考えて言われた仕事をこなし続ける月給取りのような政治家ばかりがエラソーに跋扈するようになり、そして挙げ句の果てに、その代表格である岸田文雄氏が、リーダーになってしまった、という次第です。

これで絶望するな、という方が難しい。

そんな絶望的な状況に置かれているのが、現代日本なのです。

そんな時、ヤンキー的気質を持った「維新」は、素行はめちゃくちゃですが、それでも、気合いや根性があって、ポリシーがあって、何か変えてくれる可能性があるように…見えてくるわけです(もちろん、見えるだけの話で中身は無いのですが)。

いわば、自民党のトップが岸田文雄という超弩級の絞り粕のようなお利口さんが就任してしまったので、絶望的な気分になった多くの国民が(もともとヤンキー的気質がとりわけ好かれる大阪において特に)、ヤンキー的気質を持った「維新」に一斉に投票する様になったのです。

もちろん、そのヤンキーがスラムダンクの桜木花道や、ビーバップのトオル君・ヒロシ君の様な筋の通った素敵なヤンキーならそれでもいいのですが、「維新」は、単なる緊縮で新自由主義の政策論的には、日本を壊滅させるだけの集団なのです。いわば、不良の文脈で言うなら、素敵なヤンキーでなく、単なるデタラメな、タチのワルい暴力的な集団だ、ということになるわけです。
(なぜそう言えるのかについては、例えば、こちらをご参照ください。
『維新の台頭の根本原因は、維新が「ヤンキー風」だから。でもヤンキー政治は「気合い」があっても、確実に国を滅ぼします。』
https://foomii.com/00178/20230528071448109571

だから今、必要なのは、桜木花道やトオル君・ヒロシ君のような筋の通ったヤンキー政治家なのですが…今の維新には、というか政界にはなかなかいないですねぇ…。

かくして我々の絶望は深いわけですが…だからといって、暴力的なヤンキー集団に頼っちゃってそっちの道にいっちゃうと、人生全部が台無しになってしまうなんてことになりますから…ぜひ、ご注意ください…。

追伸1:岸田文雄氏の本質については、表現者クライテリオンの特集号『岸田文雄はニッポンジンの象徴である』をご参照ください。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BYYQZMNK?__mk_ja_JP

追伸2:岸田氏の政権腐敗の実情、G7の本質、台風2号防災問題…等について『表現者クライテリオン編集長日記』にて(ほぼ)連日記事を配信しています。是非、ご覧になってみてください。
https://foomii.com/00178

presented by Toshiya Matsukawa.

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【藤井聡】「維新」が台頭したのは、岸田自民が完璧に失った「ヤンキー気質」を「売り」にしているからである。への3件のコメント

  1. 利根川 より

     ザイム真理教というワードがツイッターで流行っているそうですが、だれが最初に言い始めたのやら…藤井教授でしたっけ?
     先日、『文藝春秋』5月号に掲載された元大蔵省(現財務省)事務次官の齋藤次郎氏の記事を引用して、彼の態度は「勉強不足」なのか、先輩から教わったことを不変の真理であるかのように信仰しているのかどっちなんだと書きました。

    ザイム真理教とはうまいこと言うな、と

    今朝、読売新聞の編集手帳を読んでみると

    「うまいことを言う人より、うまいものをくれる人を信じなさい」

    なんてことが書いてありましてね(苦笑い
     私は根拠のない陰謀論は嫌いですが、財務省やTV新聞関係者が三橋さんや藤井聡教授の言動を神経質にチェックしているという噂はあながち根拠のないものでもなさそうだと思いました。
     さて、三橋さんや藤井教授の記事にコメントを入れておくと財務省関係者やTV新聞関係者の目にもとまるらしいので言いたいことを言っておきましょうか。
     
    ・当時のトランプ大統領が安倍首相に対し、ラスベガス・サンズ(カジノ)にライセンスを供与するよう圧力をかけた件はアメリカでは報じられましたが、不思議なことに日本のTV新聞では一切報道されませんでした(BSでは田中康夫がやってましたけどね

    ・安倍首相が2019年1月28日、衆議院本会議の施政方針演説で、消費税増税分のほとんどが借金の返済に使われていること、つまり、消費税は社会保障の財源とは言えないことを暴露しましたが、これも報道しませんでした

    ・2023年 2月10日 衆議院内閣委員会のたがや議員の質疑で消費税は預かり税(間接税)ではないし、したがって益税も発生しないということを金子政務官が認めました。すなわち、消費税の導入根拠である「直間比率の是正」が噓であったことが判明。さらに、益税が発生しないのでインボイス制度導入の根拠である「税の公平性」の問題も発生しないことが確認された。国民にとってかなり重要な情報であるにもかかわらず、TV新聞は一切報道しませんでしたね。

    ・統一教会による苛烈な取り立てもテロ事件が起きて「隠せなくなってから報道」ということでしたし、ジャニーズについてもジャニー喜多川が亡くなってから報道ということでした。

    ・岸田首相の公邸酒盛り会も記者クラブがそばに居ながら雑誌に素っ破抜かれるまで報道しませんでした。

    大戦中は軍部について大本営発表を繰り返し、戦後はGHQについて米国で余った小麦をさばく手伝いをし、今は財務省のケツをなめているわけですね。
     徹底して「強い方につく」という方針でやっているようですが、そんな連中が

    「うまいことを言う人より、うまいものをくれる人を信じなさい」

    って?そんなだからオールドメディアは終わったとか言われてしまうんじゃないんですかね…力もなく知恵もなく、収入もない(私のことかな?)、そんな人に「お前は何もしてくれないのか!」なんて無茶ぶりはしませんが、TV新聞に携わる者たちは知識もあるれば力(宣伝力)だってまだまだあるはず。(収入だってそれなりにはあるでしょう)であれば、国民が知っておかねばならない情報はしっかり報道してもらいたいところですね。わざわざ調べなくても国会でお勉強会を開いてくれてるんだから(苦笑い

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  2. 利根川 より

     明石市前市長の泉房穂さんが現在もなお低下し続ける実質賃金について

    泉房穂さん「『働けど働けど我が暮らし楽にならず、じっと手を見る』という一節が思い浮かぶが、自分の手を見る前に政治を見た方がいい」

    といったことをつぶやいているそうで…ごもっとも(苦笑い
     TVをみれば、自称専門家がアホ面晒して

    自称専門家「企業の賃上げが重要な課題です」

    なんてもっともらしいことを言っていますが、以前も言った通り企業経営者は悪くないんですよ。森永康平のビズアップチャンネルで森永卓郎さんが解説していますが

    <総務省家計調査>

    ・1988年 
    世帯主収入474万円 
    直接税53万円 
    社会保険料37万円 
    税社会保険90万円 
    手取り収入384万円 
    消費税0 
    消費税後手取り384万円

    ・2021年 
    世帯主収入533万円 
    直接税57万円 
    社会保険料78万円 
    税社会保険135万円 
    手取り収入398万円 
    消費税32 
    消費税後手取り366万円

    これを見れば分かるように、企業経営者は少ないとはいえデフレ不況の中でも給料はあげてきたのです。問題は、企業が頑張って給料を上げてもその分だけ政府が増税してしまうから

    ”増税に企業の賃上げが追い付かない”

    だけなんですよ。企業経営者は悪くないのに

    「日本の実質賃金が上がらないのは企業が賃上げしないせいで政治が悪いわけではない」

    とやってるわけだ、日本の自称専門家は数字も読めないポンコツなんでしょうか(苦笑い
     退職所得控除も廃止されるそうですし、年金も減らすそうですし、支給開始年齢も引き上げるそうですし、インボイス制度(消費税増税)以外でも着々と緊縮・増税が推し進められていますね。
     こんなことを言うと

    「退職所得控除廃止で切り詰めた分だけ他のこと(例えば子育て支援)に回してくれるんでしょ?」

    そう思う方もいるかと思いますが、そんなことないんですよ。

    2019年1月28日、衆議院本会議の施政方針演説

    安倍総理「八%引き上げ時の反省の上に、経済運営に万全を期してまいります。増税分の五分の四を借金返しに充てていた」

    はい、そうですね。そもそも、どうしてこんなに増税ばかりやっているのかといえば、2025年までに政府の財政収支を黒字化するためです。(政府の「骨太の方針」でそうなってます)つまり、増収分のほとんどは「国の借金の返済(国債の返済)」に充てちまうってことです。
     これを言うと、

    「国の借金は返済しないといけないんだから仕方ない」

    そう言う人が出てくるわけですが、事実として(自国通貨建ての)国の借金の返済なんて日本以外の国はやってないんですよ。

    森永康平のビズアップチャンネル第103回をご覧ください

    これを言うと

    「借金の返済をしなくていいなんて、そんなバカな」

    という人が出てくるわけですが、事実として日本以外の国はやってないんですよ。そもそも、国の借金ってなにかというと

    「その国の政府が今までどれだけ貨幣を発行してきたのか、今現在、その発行した貨幣がどれだけ残ってるのかの記録」

    のことを言っているわけでしてね。これを減らすことに意味なんてないんですよ。
     これを言うと

    「『国の借金』が国の借金じゃないというのなら、どうして利払いなんてやっているんだ」

    という人が出てくるわけですが、頭の体操のお時間です。
     以前も説明しましたが、政府が発行した国債は市中銀行が買い取りをするわけですが、その際に使われるお金は通常、

    日銀当座預金

    という種類のお金になります。国会で現場の日銀銀行マンが自らそのように説明しているのだから単なる事実なんですよ。で、この日銀当座預金というのは決済用の貨幣なので、金利が付くこともあるけれど基本は金利が付かないお金ということになります。

    日銀当座預金1000万を10年もってても利子はつかないので1000万のまんま

    ところが、国債は利子が付くのです。なので、市中銀行としては政府が新規に国債を発行した場合、利子のつかない日銀当座預金を利子のつく国債に変えた方がお得なわけですね。(国債は元本保証ですしね)
     
    「『国の借金』が国の借金じゃないというのなら、どうして利払いなんてやっているのか」

    というと、こういったことのためだったというわけです。
     個人や企業は貨幣の発行主体ではないので借金の返済はしなければなりませんが、貨幣を発行する政府はそうではないということです。個人と政府は違うということがなかなか理解してもらえないみたいなんですよね。

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  3. 利根川 より

     縁の下のイミグレが30日に公開されるそうで、移民についてちょっと考えてみようかなと。

     まず、安い賃金で奴隷労働をさせるために移民受け入れを促進してきたのは主として与党である自公政権ですよね。令和新選組の山本太郎議員も当時国会で

    山本太郎議員「自民党は外国人労働者をこんなに引き込んで何をしようというのか!?日本人を外国人との低賃金合戦に巻き込むつもりなのか!」

    と国会で叫んでいましたが、それをニヤニヤしながら見ている周りの国会議員に強い怒りを覚えたものです。
     本当に人権が大事だと思っているのなら、日本人も外国人も酷い環境で働かされているのに、この30年間ほとんど手が入ってこなかったのはどうしてなのでしょうか?これは右にも左にも聞いてみたいですね。
     日本のリベラル派にも言いたいことがあります。最近、難民申請をしていたウィシュマさんがコロナ禍の最中にもまともな診療を受けられずに死亡した事件が世を騒がせていました。大変痛ましい事件ですが、コロナ禍の日本人がどう過ごしていたのかというと

    新型コロナ 軽症でホテル療養の男性死亡

    これですよ。日本人もまたろくに診療など受けさせてもらっていませんでした。どうしてこうなったのかと言えば、

    <日本国内の保健所数(合計 情報ソース:全国保健所長会)>

    1996年 全国に800以上存在

    1997年 全国に700に削減

    2019年 全国に500以下

    「構造改革」をスローガンに保健所を半分にまで減らしてしまった結果、手が足りなくなってしまっていたからです。
     加えて、日本医療労働組合連合会の森田進書記長によると1998年には9060床あった感染症病床が、コロナ禍初期には1869床にまで削減されていたのも痛手でした。

    さらに言えば、そもそも医師の数も足りていない。

    <人口1,000人あたりの医師数ランキング>

    出典:医療関連データの国際比較-OECD Health Statistics 2019-

    第1位 ギリシャ 6.1人
    第2位 オーストリア 5.2人
    第3位 ポルトガル 5.0人
    第4位 ノルウェー 4.7人
    第5位 リトアニア 4.6人
    第6位 スイス 4.3人
    第7位 ドイツ 4.3人
    第8位 スウェーデン 4.1人
    第9位 デンマーク 4.0人
    第10位 イタリア 4.0人
    第11位 スペイン 3.9人
    第12位 アイスランド 3.9人
    第13位 チェコ 3.7人
    第14位 オーストラリア 3.7人
    第15位 オランダ 3.6人
    第16位 エストニア 3.5人
    第17位 スロバキア 3.4人
    第18位 ハンガリー 3.3人
    第19位 ニュージーランド 3.3人
    第20位 フィンランド 3.2人
    第21位 ラトビア 3.2人
    第22位 フランス 3.2人
    第23位 イスラエル 3.1人
    第24位 スロベニア 3.1人
    第25位 ベルギー 3.1人
    第26位 アイルランド 3.1人
    第27位 ルクセンブルグ 3.0人
    第28位 イギリス 2.8人
    第29位 カナダ 2.7人
    第30位 アメリカ 2.6人
    第31位 チリ 2.5人
    第32位 日本 2.4人
    第33位 メキシコ 2.4人
    第34位 ポーランド 2.4人
    第35位 韓国 2.3人
    第36位 トルコ 1.9人

    日本は下から数えた方が早いくらいなんですよ。

    鈴木内閣「増税なき財政再建です。日本の医師数は多すぎるので削減すべし」

     よく「かわいそうだから」と犬猫の多頭飼いをして破綻している方を見かけますが、動物に限らず人助けというのは自分の実力を把握した上でやらないと助けられる方がかえって困ったことになってしまうということです。
     日本は今、自国民のことすらまともに守れないくらいボロボロになってしまっています。この状況下でさらに移民の受け入れを促進するような政策をとる人間は自国民にも外国人にもいささか無責任だと思うわけですが、移民受け入れを推進しているリベラル派の方はどう考えているのでしょうか?

     もう一つ、「かわいそうじゃないか」という方に聞きたいのですが、東の果てまでやってくる体力や財力がある方達が「かわいそうだ」と言うのであれば、健康や財力、あるいは政治的な問題で逃げ出したくても逃げ出せない残された人達は「かわいそう」じゃないんでしょうか?医師の中村さんのように本当に何とかしたい人は

    現地に助けに行くのだと思います

    これを言うと「そういうお前はどうなんだ」と言われるわけですが、日本は今やアジアの中でも「安い国(笑)」に成り下がっているわけでして…こっちが助けてほしいわ!

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