日本経済

2019年2月13日

【藤井聡】表現者クライテリオン・シンポジウム『消費増税を凍結せよ』に是非、ご参加ください。

From 藤井聡(京都大学大学院教授)

こんにちは、京都大学大学院教授の藤井聡です。

本年4月6日に『消費増税を凍結せよ』と題した
シンポジウムを企画しました。
是非、多くの民様に下記よりお申し込みの上、
ご参加いただきたいと思っております。
https://the-criterion.jp/tax_symposium_2019/

ついては本日は、このシンポジウムについて、
お話差し上げたいと思います。

・・・・

当方が編集長を務めております
言論誌『表現者クライテリオン』では、
昨年11月に

『消費増税を凍結せよ』

と題した『別冊』を緊急出版致しております。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07JHJV5XV

この別冊では、

「10月に10%への増税するのは、
もう決まっちゃってて、
もう変えられないんでしょ?」

なる風潮が完全に間違っている、

なぜなら、まだまだ「凍結」は
実務的にも政治的にも完全に間に合う話であり、
それどころか、
そうした「凍結」を、政権中枢は、
虎視眈々と狙っている可能性は十二分以上にある、

しかも、そうしなければ、
日本は二度と這い上がれないほどの
大ダメージを受ける―――

という論点を、下記の20名を上回る論者一人一人に、
あらゆる角度から論じていただいた雑誌です。

『岩田規久男(経済学者・元日銀副総裁) 物価安定目標達成まで凍結せよ
飯田泰之(経済学者) 性急な「財政再建」は財政再建最大の敵である
松尾匡(経済学者) 消費税は消費を減らすための税である
浅田統一郎(経済学者) 「ポリシーミックス」で一気に成長軌道に押し上げよ
野口旭(経済学者) まずは二%インフレ目標の達成を!
塚崎公義(経済学者) 消費税増税は一〇年後でもよい
菊池英博(経済学者) 消費税収入は法人減税の財源になっている
青木泰樹(経済学者) 増税論に潜む経済学者の噓
富岡幸雄(経済学者) 「企業課税改革」で消費税に頼らない財政に
柴山桂太(経済学者) 消費税増税は「危機」を悪化させる
会田卓司(エコノミスト) デフレ完全脱却をめざし、まずは財政拡大を!
田村秀男(エコノミスト) 増税凍結は「ジャパンファースト」が前提
島倉原(エコノミスト) 日本の社会保障政策は歪んでいる
藤井厳喜(評論家) 御代替わりを増税で汚すな
佐藤健志(評論家) 消費税と「日本の自殺」
三橋貴明(経済評論家) 安倍総理は国民を貧困化させるのか
浜崎洋介(批評家) 政治において「既定路線」はありえない
田中皓介(社会工学者) 財務省のプロパガンダを見破れ
川端祐一郎(社会工学者) 時代の流れに逆行する改革
施 光恒(政治学者) 多国籍企業の論理に乗っ取られた日本
菊池英博×三橋貴明×安藤裕×浅田統一郎×高橋洋一×川端祐一郎×藤井聡 消費増税は安倍退陣と日本滅亡への道
髙橋洋一×藤井 聡×宮崎哲弥
「消費増税」は、あらゆる面で「論外」である
フランソワ・アスリノ(仏大統領候補)×藤井 聡
「緊縮」と闘う民主主義 世論を誘導する主要メディアにいかに立ち向かうか
安藤 裕×山本太郎 党派を超えて「反緊縮」を拡大せよ! 消費税凍結・減税に向けた国会決議を
亀井静香 消費税は大衆税だ! 』

既に、お読み頂いた方もおられるかと思いますが、
もし未だご覧になっていない方は、
是非、お読み頂くことを、「強く」推奨したいと思います。

これを一冊お読み頂ければ、
(読者が理性的である限りにおいて・・・)
消費増税凍結についてのあらゆる
疑問が溶けて無くなることは、
間違いないと、強く確信しております。

・・・

さて、この別冊が出版されてから、
菅官房長官は、実際に、
消費増税の最終判断は、
現在国会審議中の予算成立「後」であるとの旨を、
示唆しました。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019010300363&g=pol

内閣の公式スポークスマンである官房長官が
こう言明されたわけですから、
まず間違いなく、本年4月から5月
(遅ければ6月)までに、
消費増税を延期・凍結するか否かの最終判断が、
首相官邸主導で下される
ことになるでしょう。

そしてもちろん、
そうした判断は、
現時点の「経済についての現状認識」
今後の世界経済を含めた「景気見通し」、さらには、
「現状における消費増税インパクトの破壊力についての認識」

に依存します。

ついては、そうした諸点について
政府が適切な認識を形成し、かつ、
それを通した適切な判断を促すことを企図し、
この度、昨年出版した別冊と同名の

『消費増税を凍結せよ』

と題するシンポジウムを、
開催することとしました。

日時は4月6日(土)、
場所は東京都内(田町)を予定しています。

(※ 詳細はコチラ↓
https://the-criterion.jp/tax_symposium_2019/

当日の基調講演は、
アベノミクスの成功のために奮闘され、
そして、「消費増税」によるデフレ圧力によって、
アベノミクスの成功を見届けることなく、

道半ばにして、日銀を退任された、

日本銀行副総裁の岩田規久男上智大学・学習院大学名誉教授。

別冊クライテリオンにもご寄稿頂いた内容も踏まえつつ、
ご講演いただきます。

それに引き続いて、
アベノミクスという言葉が世に生み出される以前から、

1)
(アベノミクスの原型となった)
「デフレギャップを埋めるための
財政政策と金融政策の一体的推進」

こそが今、絶対に必要である、

2)
そして、そのためには、
絶対にデフレ脱却前の消費増税は回避しなければならない、

3)

しかも、そうしたマクロ経済政策に加えて、
規制緩和・民営化路線の構造改革を徹底回避すると同時に、
災害リスク下の長期的成長率を確保する、
国土強靱化政策が不可欠である

と、安倍“衆議院議員”
(もちろん、後の自民党総裁・内閣総理大臣)に
提言し続けた筆者から、講演差し上げます。

そしてそれに引き続いて、
現在、緊縮から「反緊縮」への転換が不可欠だと主張し、
そうした路線を踏襲する政治家を支援する
「薔薇マーク運動」https://rosemark.jp/)を主導されている、
同じく、別冊クライテリオンにもご寄稿頂いた
経済学者の松尾匡教授
ご講演いただきます。

そして最期に、
別冊クライテリオンにて、
筆者と高橋洋一氏との対談の司会を務めて頂いた
評論家の宮崎哲弥氏に改めて司会を頂きながら、
当方と松尾教授との対談をいたします。

日本の国を守るために今、
私たち国民一人一人に何ができるのか―――
このシンポジウムは、
関係各位のそうした思いに基づいて企画されたものです。

ついては一人でも多くの国民の皆様にご参加いただき、
政府の「国益に叶う適正な判断」を、
それぞれのお立場で是非、
後押しいただければと思います。

例えば政治家、官僚、ジャーナリスト、
報道関係者、ブロガー等の、
増税判断に直接間接に幾ばくかでも
影響力をお持ちの皆様方におかれましては是非、
ご参加頂き、日本を守るために一体今、
何ができるのかを・・・
それぞれのお立場でご検討頂けますと、
大変有り難く存じます。

是非、下記HPよりお申し込みください。

https://the-criterion.jp/tax_symposium_2019/

一人でも多くの皆様方のご参加、
重ねて、お願い申し上げます。

追伸1:
ラジオ「週刊クライテリオン 藤井聡のあるがままラジオ」の『最悪だった平成時代』では、平成元年の消費税導入こそが、現在の日本の閉塞状況のすべての「元凶」だったことをお話しています。
https://www.youtube.com/watch?v=6gu1w2qObwI

追伸2:
表現者クライテリオンでは、「無料メルマガ」も配信しています。是非ご登録ください。
https://www.mag2.com/m/0001682353.html

—発行者より—

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【藤井聡】表現者クライテリオン・シンポジウム『消費増税を凍結せよ』に是非、ご参加ください。への6件のコメント

  1. たかゆき より

    昔 陸軍 今 財務

    東京帝大の権威を誇る 陸軍軍医 森鴎外

    海軍はすでに洋食を採用して 脚気による死者 

    零を達成しているのに

    鴎外は 脚気菌説に固執し

    日露戦争では 脚気による陸軍兵士の死者

    2万7800人

    そして 現在

    東京大学の権威を誇る 御用学者 無能官僚

    財政破綻菌説に固執して

    多数の死者を出しながら

    致死量を越える 「お薬」

    消費増税を 投与

    というわけで、、

    今も昔も 国民は

    東大の権威に 殺される。。。

    返信

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      1. たかゆき より

        脚気菌

        1886年に 東大教授 緒方正規が 「発見」

        コッホ研究所に在籍中の 北里柴三郎は 

        脚気菌の存在を全面否定

        帰国した 北里

        恩師の業績を侮辱したとして 村八分

        現代でも 大学村や官庁村では 

        ほぼ 同じ状況かと、、

        嫌な 世界ですね 村社会って。。。

        返信

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  2. トネガワ より

     資本主義とは、技術や資本(工場やロボット機材などの道具、あるいは道路・鉄道などのインフラ)に資本を投じて”継続的に”GDPを拡大していくというシステム。
     こういった「定義」のお話は、三橋さんがブログや動画で詳しく解説されているので、そちらをご覧ください。
     以前、TVでもとりあげられていましたが、

    研究者「タンパク質の研究には高度な顕微鏡(顕微鏡という名の資本)の存在が必要不可欠なのです。そして、その高度な顕微鏡は日本に7台あります。でも、中国には50台以上あります。最近の新発見は全部中国です」

    こういう事になる。
     考えてみれば当たり前の話ですが、物を作るにも研究をするにも道具や技術、つまりは「資本」が必要なわけで、資本に投資をしなければモノもサービスも作れない、すなわち経済成長できないのは当然なわけです。
     さて、ここ20年以上、日本の政治家と支持者が何をしてきたのかというと

    「経営は少ないお金でたくさんのことをやった人が評価される。永田町では予算をたくさん使っている方がよく、経営とはかなり感覚が違う」

    こういう事をやってきたわけです。
     いかにしてコストカットして成長するか(資本に投資をしないで成長するか)というゲームをやっていたわけです。

    <産業別で見た資本装備率:労働者一人当たりが装備している資本の量(万円) 出典:財務省 法人企業統計調査>

    製造業分野:それまで右肩上がりだったのが2016年まで1000万~1200万の間で横ばいの状況が続く(減ってはいないが増えていない)

    サービス業分野:1997年のデフレ突入以前は1300万円程度だったのが2016年には450万以下にまで低下している

     これを見てもらえば分かるように、日本の経営者の多くが「実際、投資していない」わけです。
     

    ”資本に投資しないで成長しようって…それ、資本主義じゃないじゃないですか、ヤダー”

     以前、藤井教授が青木教授らと対談していた際に、共産主義の有名人マルクスさんの話をしていました。
     マルクスさんは共産主義者だと言われているけれど、彼の本を読んでみると、実はマルクスさんは資本主義に肯定的だったのだそうな。
     どうしてかというと、資本主義を続けていくといずれ共産主義に近くなっていくから…だそうです。
     ここの所、成長する中国に危機感を覚えたアメリカが対中政策を講じたおかげで、だいぶ中国も傾いてきているようですが、アメリカが危機感を覚えるほど中国が成長したのは、中国が歪ながらも投資をするという事を取り入れたからです。ある意味、資本主義化。
     逆に、先進国では日本ほど酷くは無くても投資が減って、ある意味、共産化したのではないでしょうか。だから成長が鈍った。
     景気が良くない時に民間に投資をしろといっても無理な話です。
     かく言う私も「お求めやすい物」を求めてしまいます。
     だから、景気が悪い時は政府が支出を増やす(景気対策)をするべきだと思います。
     民間が投資をしにくい時は政府が投資を増やし、民間が投資を活発にしている時は、民業を圧迫しないように政府は場合によって投資を抑える。
     政府は民間とは逆の事をやるのが仕事なわけで、民間企業の経営とは違って当たり前ですよね。
     このまま、財政破綻論を信じて投資を行わないでいると発展途上国化する未来しか見えない。
     

    「日本は”成熟した社会”だから、これからは投資は抑えてダウンサイジングする必要がある」

    だから、「投資を抑えて」って、それ資本主義じゃなくなっちゃってるじゃないですか。
     そもそも

    21世紀初頭の成熟度で日本が満足している内に、他国では自動化技術など未来の世界へどんどん向かっている

    わけで、ここで差がついてしまったらもう挽回できませんよ。
     マハティールさんが御年92才で、どうして政治にカムバックしてきたかと言えば、国産車を実現する為です。
     一度技術力に差ができてしまってから挽回するのは至難の業です。
     例えば、そこそこの値段で性能もよく、サービスも良い日本車やドイツ車があふれかえっている状況で、性能もサービスも信頼性が低い新参の国産車を定着させるのは本当に至難の業でしょう。
     以前、世界一貧乏な大統領が演説をしていましたが、一度技術力に差ができてしまってからでは、もう「買わされるだけ」になってしまうのです。
     日本にしても、肝心要のコンピューター関連ではWindowsかリンゴちゃんを買わされるだけなのが現状ですし、「日本は成熟した社会だから」とか、21世紀初頭の成熟度で満足していると、本当に途上国化しますよ。
     経済についてだけは、リベラルも保守も利害は一致するはずです。
     保守だリベラルだにこだわらず、批判を恐れずに話ができる相手とは話をする、そんな藤井教授はもっと評価されるべき。
     まあ、本当はそうあるべきなのだと思います。だって、そうでないといつまで経っても少数派ですし、それって極右とか極左…

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      1. 神奈川県skatou より

        >「日本は成熟した社会だから」とか、21世紀初頭の成熟度で満足していると、本当に途上国化しますよ。

        成熟イコール、21世紀初頭で止まって途上国化するって、分かりやすい表現ですね。

        >「経営は少ないお金でたくさんのことをやった人が評価される。永田町では予算をたくさん使っている方がよく、経営とはかなり感覚が違う」

        経営というものが、お金を少なくするのが目的・目標だという風潮は、本当に残念ですね。

        企業というのは、金を儲けるためにあるのでなく、価値を生み出すためにあるはずです。
        価値を生み出したからお金が集まるだけであり、因果の因=価値、果=カネなのに、カネが目標では、カネを得ることができない矛盾さえ分からないのが、今の日本のトップ経営者(および政府)のレベルなんでしょうか・・
        ワタクシのような貧乏ヒラサラリーマン未満ですね;;

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        1. 利根川 より

          「経営は少ないお金でたくさんのことをやった人が評価される」

           聞こえはいいですが、それって飲食サービスという名の付加価値を生み出した現場の従業員に、支払われるべきものが支払われていなかったという事ですから、自慢げに言うような事でもないと思います。
           そういう私も「お求めやすい物」を無意識に目で追ってしまうくらいなので、同じ穴の狢です。
           資本主義というシステムはGDPを継続的に成長させるものだそうですが、全体が成長せずに「停滞」してしまうと、

          自分が成長しようとすると「”仲間の”誰かの取り分を奪う」しか方法がなくなってしまう

          当然、そうなれば”仲間内で”争いが起こるわけで、最終的には商売などやっている場合ではなくなってしまう。
          (フランスの反マクロンデモ、あるいは従業員による不適切動画など)
           停滞しているという「環境」が多くの経営者や個人をそうさせているわけで、まずは「環境」を改善しないといけないと思うのですが、環境を改善できるのは政府だけ。
           その政府を動かせるのは国民だけなので、国民の一人である私も「無理しない程度に」経済についてデータの意味と読み方を色々な人の書籍や動画で勉強させてもらっている次第です。
           因みに、今の私のレベルは57万…ではなく、緊縮増税を叫んでいる多くの政治家に毛が生えた程度のものです。
           なにせ、新・経世済民新聞で以前、青木 泰樹教授が詳しく解説してくださった潜在GDPと平均概念のGDPを第47回三橋TVでかみ砕いて解説されてようやく理解できた程度ですから。
           ここや、動画で議論を交わしているスペックが高い人達がうらやましいですね。ハナシニハイッテイケナイ
           最近、新党立ち上げの噂が流れていますが、新党を立ち上げると言っている人の中にも私と同程度の人がたくさん居ると思います。
           そんな状態で行動(新党立ち上げ)してしまったら、緊縮派にいいように転がされてしまうような気がして心配です(コロコロ
           日本の未来を考える勉強会のように、座学(を教えられる人)もセットでというなら分かるのですが…

          メーターの意味も読み方も分からずに使命感だけで車に乗り込んだらクラッシュする未来しか見えない

           レスが遅くなってすみませんでした。あまり自分が書いたものを見直すと言うことが無いもので、ゆるしてください。

          返信

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  3. 日本晴れ より

    今厚生労働省の統計不正の問題が出てますが
    景気が良いというのもいざなぎ越えの景気の良さとか戦後最長の景気拡大というのも全くの嘘だと思います。
    明らかに8%増税して日本の景気は悪くなったデフレ圧力がまた掛かってるのには歴然で。これで景気が良いなんて判断するのは明らかに嘘です。

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