From 三橋貴明
【近況】
三橋経済塾第八期、申込受付開始になりました!
http://members8.mitsuhashi-keizaijuku.jp/
三橋TV、続々とアップされています。
三橋TV第24回【TVが報じない水道民営化の真実】
https://youtu.be/lMcgJ1lGDFw
三橋TV第25回【緊縮財政が日本国民を殺す理由】
https://youtu.be/LoTdFN2nKpE
三橋TV第26回【人災を招く小泉政権の罪】
https://youtu.be/mywF4A62xl4
三橋TVの第25回から27回までは、
またもやシリーズものでして、
「国土強靭化」を集中的に取り上げています。
国土強靭化とは、
単なる耐震化、防災・減災にはとどまりません。
世界屈指の自然災害大国である日本において、
震災、津波、豪風、水害、土砂災害、
高潮、豪雪、火山噴火等の災害に遭うことは、
これは仕方がありません。
無論、災害からの
直接的な被害も軽減すると同時に、
「より速やかに立ち直る」ことを
目指すのが国土強靭化なのです。
災害からの復旧、復興を早めるためには、
まずは東京一極集中を解消しなければなりません。
東京圏に人口や経済力が集中している状況で、
首都直下型地震が発生した日には、
「速やかに立ち直る」どころか
「未来永劫、立ち直れない」状況になりかねません。
東京圏からの人口の分散を果たすためには、
特に日本海側の新幹線整備が有効です。
さらには、日本海側の高速道路網も強化し、
太平洋ベルト地帯に続く二つ目の国土軸、
いわゆる第二国土軸を建設するのです。
交通インフラを整備しつつ、
東京からの分散に対し
税制優遇措置を講じれば、
国民や企業は各地に散っていくでしょう。
分散した国民、企業が、
それぞれの地で経済力、
モノやサービスを生産する力を蓄積する。
いざ、いずこかの地で大規模自然災害が発生した際には、
各地の「経済力を蓄積した国民」が被災地、被災者を助ける。
これ以外に、世界最悪の「災害列島」において、
人々が生き延びる道は存在しません。
「人々が生き延びる」ためには、
少なくとも政府はカネを惜しむべきではありません。
何しろ、国債が100%日本円建てで、
かつ日本銀行が国債買取を進めている
我が国に「財政問題」などないのです。
それにも関わらず、
我が国の政府は「カネ」を惜しみ、
国土強靭化に予算を投じようとはしません。
日本は「カネ」が理由で、
亡国に至るのでしょうか。
あまりにも情けない話なので、
何とかしなければなりません。
◆週刊実話
連載「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」
第299回 移民法
なお、週刊実話の連載は、
以下で(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
http://wjn.jp/article/category/4/
◆メルマガ 週刊三橋貴明 Vol498 ドイツと中国
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
100年以上前、
現在の中華人民共和国と似たモデル(中国の方が悪質ですが)で、
グローバリズムの覇権国(当時はイギリス)に挑戦した国がありました。
その国の名は「ドイツ帝国」と言います。
◆メディア出演
12月10日(月)
チャンネル桜「Front Japan 桜」に出演します。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1651
12月15日(土)
チャンネル桜「闘論!倒論!討論!2018 日本よ、今...」 に出演します;
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1655
12月3(土)
チャンネル桜「Front Japan 桜」に出演しました。
【Front Japan 桜】
卑劣な卑劣な(水道)コンセッション / G20の裏側で / 親日国タイのリアル~映画『暁に祈れ』 / IMF要求の構造改革とは移民政策[桜H30/12/3]
https://youtu.be/6dZxBMUJgac
◆三橋経済塾
三橋経済塾第八期、申込受付開始になりました!
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皆様、是非とも来期もご入塾くださいませ!
平成30年12月15日
三橋経済塾第七期 第十二回対面講義申込受付開始しました。
http://members7.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?page_id=8
◆チャンネルAJER
『グローバリズムのトリニティ①』三橋貴明 AJER2018.12.4
https://youtu.be/gbihwGhHhbo
【三橋貴明】第二国土軸の建設をへの1件のコメント
2018年12月10日 12:49 AM
便利な所と不便な所、どちらに住みたいかと問われれば、大抵は便利な方と答えるのでしょうね。
以前、不動産業を営む御仁から聞いた話なのですが、物件探しで誰もが条件に入れてくるのが
職場・学校に通いやすい所
だそうで、まず職場や学校があると言うのが前提で、更にそこから職場・学校に近い、ないし、鉄道・バス・高速道路などにアクセスし易い所が好まれるのだそうな。
さて、平成に入って民営化や公共事業削減によって地方の交通事情は悪化していきました。廃線もめずらしくない世の中です。
一方で、東京では規制緩和が進み、ビルの高さの規制もなくなって、次々に再開発が行われていきました。
当然、人もモノ(企業)も便利な場所である東京に集まってきます。この流れを促進したのは政府です。
自分で東京一極集中を推し進めておきながら
地方は人手不足だから予算がついたとしても国土強靭化を行うのは難しい
とか、どの口が言うのかと。
ついでに言えば、建設業の技術者を減らしたのも公共事業悪玉論を唱えた当時の政治家達ですよね。
97年の建設会社の数60万社
↓
公共事業悪玉論
↓
現在の建設会社の数47万社
失われた建築技術を持つ技術者の数は130万人とも予想される。それは人手不足にもなりますよ。
自分達の政策のせいで人手不足に陥って、それをリカバリーするためにもっとダメな政策(労働力目当ての外国人労働者大量受け入れ)をやるというのは、ちょっと
インターネットTV超人大陸 「グローバリズムと地方の衰退」
に柴山圭太さんが出演されてグラフや図を使ってここら辺の事を詳しく解説してくださっているので、まだの方は一度見てみてください。
日本に財政問題は存在しないので、未来の子供たちにツケを残したくないと言うのであれば今の内にしっかり災害対策をしておいた方が良いのではないでしょうか。
なぜ財政問題がないのかという部分はインターネットTV 三橋TVの藤巻回で詳しく解説してくださっているので、まだの方はそちらをご視聴ください。
柴山さんといえば、12月3日の週間ラジオ「表現者」にも出演されていて、そちらでは消費税の話題もやっていました。
最近では、色々な方の言論活動の成果か、左右問わず消費税増税についてはマズイという認識が広まってきました。
中にはネオリベラルっぽい人まで現時点での消費税増税には反対しています。
ラジオの中でも柴山さんが指摘していますが、米中貿易戦争のみならず、ヨーロッパの混乱も加味すると何時あらたな金融ショックが来てもおかしくない状況。
消費増税した直後に金融ショックとか笑えない状況にならないように消費税増税は避けていただきたい所。
消費税増税の回避については立場を超えて協力してやっていただけると有り難いです。
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