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2023年6月25日

【三橋貴明】世界で唯一麹菌を「家畜化」した民族

【近況】

最近、月刊三橋キャスターの
浅野久美さんの影響もあり、
料理をするたびに、
「この中で発酵食品は何なのか?」
について考えるようになりました。

和食を作る場合、
糀菌を使った発酵食品は欠かせません。
味噌、醤油、味醂、酢、酒なしで、
和食を作るのは不可能です。

糀菌は、実は日本の国菌です。
2006年10月12日、日本の醸造学会大会で、
日本の糀菌が「国菌」と認定されたのです。
糀菌は日本の伝統的発酵食品の製造に
欠かすことが出来ないのは当然として、
日本の人々のものの見方、考え方、
そして日本の社会に
大きな影響を与えてきました。

また、糀菌だけでなく、
微生物は食品分野だけでなく、
医療関係、医学、産業処理などの分野でも
大きく活躍をしています。

糀菌をめぐる物語は、例えば、
「日本人が唯一、糀菌を家畜化した」
「日本人が世界史上初、
糀菌の培養をビジネス化した
(史上初のバイオビジネス)」
「灰を投入することで、糀菌を純粋化した」
特に、灰を入れることによって
アルカリ側にphが傾き、
麹菌以外の雑菌が繁殖しにくくなる。

この種のノウハウを、
過去の日本国民は数百年、
数千年かけて醸成してきた。

三橋は「現代の日本人」については
全く評価してません。
とはいえ、先祖の日本人は別です。
我々は偉大な先祖を持っている。
この「日本国」を「今以上」に
素晴らしい形と化し、
子孫に引き継ぐ義務を持っているのですよ。

◆小学館から「日本経済 失敗の本質:
誤った貨幣観が国を滅ぼす」
が刊行になりました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4093888973

◆経営科学出版から
「歴史教科書が教えてくれない
古代日本「帝国」の誕生」が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38nike2_980_teika

◆週刊実話 連載
「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」
第520回 財政破綻の眼鏡

◆メルマガ 週刊三橋貴明
Vol738 一般均衡理論と貨幣の不確実性
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
なぜ、経済学が貨幣を認識していないのか?
理由は、
主流派経済学の基盤である一般均衡理論が、
貨幣無しでなければ成立しえないためです。

◆メディア出演

もはや正気を失っている!
国民殺しに加担する財政破綻論者たち
[三橋TV第718回]三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/b_hDz8xkdXA

たまには「日本アゲ」をやろう
世界で唯一麹菌を「家畜化」した民族
[三橋TV第719回] 浅野久美・三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/2-cDYcIx3DQ

日本の国菌「麹菌」
食料安全保障強化の切り札はこれだ!
先人の叡智「発酵」に学ぼうぜ!
[三橋TV第720回] 浅野久美・三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/pRCGxU3jAjA

特別コンテンツ配信中!

シンガーsayaの3分間エコノミクス
【第63回 金融収支】
https://youtu.be/THH-RNz5xxk

日本は経済成長していない。
確かにその通りです。
ならば、日本経済を成長させるためには
どうしたら良いのでしょうか。
日本経済の成長に
本当に必要な指標、考え方、そして政策を、
わたし、シンガーsayaと共に
学んでいただくのが
「シンガーsayaの3分間エコノミクス
第二巻」です。
さあ、私と共に経済成長について
「ゼロ」から学んで下さい。
特別コンテンツとして、
三橋貴明&saya
「シンガーsayaが三橋先生に
ひたすら聞いてみた 第一回」
の全編もご視聴いただけます。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/economics/

◆三橋経済塾
6月17日開催、三橋経済塾第十二期
第六回対面講義を配信致しました。
是非ご視聴下さいませ。
https://members12.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?page_id=75
ゲスト講師は中野剛志先生でした。
インターネット受講の皆様、
お待たせいたしました。

◆チャンネルAJER
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【三橋貴明】世界で唯一麹菌を「家畜化」した民族への1件のコメント

  1. 利根川 より

    国民「我々には『食事(和食)をする権利』がある!」

    実際、憲法で健康で文化的な生活が保障されているので、その通りではあるのですが、和食を作るのに欠かせない味噌や醤油、それを作るための麴菌を作る業者さんが居なければ和食は作れないし食べることはできないわけです。

    国民「我々には医療を受ける権利がある!」

    まったくもってその通り。あなたには医療を受ける権利があるわけですが、そもそも医者が居なければ医療を受ける権利があったって医療は受けられないわけです。

    ”現代の経済で最も重要なのは国民がサービスや商品を作る生産能力を持っていること”

    です。現代の生産事情においては大量生産・自動生産(チャットGTP含む)が当たり前の時代なので、生産能力は余り気味になっていく傾向にあります。なので、

    ”現代の経済では国民がサービスや商品を作る生産能力を持っていることが重要だが、生産能力よりも重要なのは「需要」の方”

    であると言える。なにせ、「売れない物は作れません」ので需要は大事ですね。需要さえあれば生産は「大量生産」が可能というわけです。
     さて、麴菌業者や医者が十分に存在したとして、そのサービスを受けるために必要となるのがお金(貨幣)です。貨幣を人より多く集める者は人より多くの商品やサービスを受けられるというわけです。念のためもう一度言っておきますが、貨幣だけあっても商品やサービスを生産してくれる人がいなければ貨幣など無意味なので、重要性で言えば

    需要>生産能力>貨幣

    といった感じのランク分けになるかと思います。
     で、貨幣ですが、どうして商品やサービスの売買に使われるほど「貴重なもの」だと認識しているのでしょうか?

    「みんながお金だと思ってるから」

    そんなフワッとしたことを言う人もいますが、貨幣はそんなインチキなものではありません。
     
    ”貨幣に価値があるのは、その国が発行した貨幣でしか納税ができないからです”

    たまに脱税チャレンジをして「故人献金」を受け取っている政治家もいますが、そうしたチャレンジャーでもなければ、どうにかして自国が発行した貨幣を手に入れる必要が出てきます。だから、皆が自国の貨幣を欲しがるし、そのような価値のあるものだから資産として蓄えたり商品やサービスの売買に使われたりもしてきたわけです。
     この貨幣、昔は金貨銀貨(あるいは金本位制)にみるように貴金属で作られていました。なので、所有する貴金属が少なくなればそれ以上は貨幣を発行することはできなかったわけです。

    ”畑を広げたら使う水の量も増やす、経済が成長したら発行する貨幣の量も増やす”

    昔は所有する貴金属の量以上には貨幣を発行できなかったので長い間人類は経済成長ができなかったというわけだ(苦笑い

    「財政均衡」

    という考え方も金貨銀貨の時代の遺物です。国内の景気が良くなって経済が活性化すれば輸入も増えます。輸入した物の代金は昔は金(貴金属)で支払われていました。支払いを続けてゆくと手持ちの貴金属がなくなってしまいます。貴金属がなければ貨幣を発行できません。

    だから、わざと不景気にして輸入を減らすということ(財政均衡)

    をしなければならなかった。現在では貴金属の量ではなく、その国の生産能力の量が貨幣発行のネックになっているので、需要と生産能力を減らす財政均衡など100害あって一利なしなのですが、未だに金貨銀貨の時代を引きずっているお爺ちゃん達が

    財政均衡を守れ

    とアホなことをいっているわけだ(苦笑い
     現代ではその国に十分な生産能力があれば貨幣の発行は容易にできるようになりました。なにせ、昔と違って貨幣の大半は「銀行預金」というただの数字でしかないので、増やすのは簡単なわけですね。
     ここまでで、現代において重要なのは生産能力(それを維持するための需要)であることが分かってもらえたかと思います。
     トマ・ピケティ氏によると

    経済成長率は資本収益率に比べ伸びが緩やか

    だとのこと。
     どういうことかというと、例えば、1997年にアマゾンの株を100万円分買っていたら、2023年には1億3000万になってる。資産(株)が資産を生み、その資本収益率アップの具合がえげつないことになっている。
     一方、経済成長率をすれば労働賃金も上がるわけだが、平均時給が600円から800円になることはあっても時給600円が6000円になったり1万円になったりはしない。つまり、経済成長率は資本収益率に比べ伸びが緩やかというわけですね。

    ”どれだけ一生懸命に働いても、資産を持つ人が働かずに得る利益の方が莫大”

    だというわけです。
     アメリカでもっとも裕福な3名の資産合計額は米国人下位50%(1億6000万人)の資産の合計額と同じだという。
    先ほど、現代の経済で需要なのは国民の生産能力とそれを維持する需要だと言いましたが、トマ・ピケティ氏が指摘するように

    ”どれだけ一生懸命に働いても、資産を持つ人が働かずに得る利益の方が莫大”

    という状況ではその内、国民は生産をやめてしまうことでしょう。(一揆じゃい!)少なくとも、このような状況下で私は額に汗して働こうとは思えません。
     世界のポンコツエリート達は

    持続可能社会を叫ぶのであれば「CO2削減」というファッションで人気取りをするのではなく、格差是正を訴えるべきだと思います

    そもそも、電気自動車で持続可能社会とか言ってますが、石油より電気自動車の充電池の材料であるコバルト(主にコンゴ共和国でしか採れない)が尽きる方がよっぽどはやそうですけどね。持続可能社会とはいったい…
     加えて言えば、コンゴ共和国では子供をフルに使ってコバルトを採掘しているのだそうで、環境破壊(鉱山開発)に児童労働とか全く持続可能でもSDGsでもないという(苦笑い

    おためごかしは反吐が出るな

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