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2015年12月14日

【三橋貴明】2016年を読み解く5つのポイント

FROM 三橋貴明 http://keieikagakupub.com/38news/

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【無料】対談映像

『世界ランク1〜3位独占!次世代スパコンから見る経済』
https://youtu.be/Dv3ZblXhAdk

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【今週のNewsピックアップ】
2016年を読み解く5つのポイント(前編)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12104298913.html
2016年を読み解く5つのポイント(後編)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12104662172.html

ビジネス社から刊行した「これからヤバイ世界経済-2016年を読み解く5つのポイント-」の5つのポイントは、
http://www.amazon.co.jp/dp/4828418571/

●第1のポイント ゼロ成長に向かう中国
●第2のポイント 大量難民で融解化するユーロ圏
●第3のポイント 大構造改革でさらにデフレ化する日本
●第4のポイント 前例踏襲で破滅の道を進む日本
●第5のポイント 利上げに走る米国と途上国化する先進国

になります。内、1、2、5についてはブログで触れましたので、今回は3と4について。

現在、日本はデフレで経済が低迷していますが、まさに「デフレ」が原因であり、他に原因はありません。例えば、日本の経済低迷を受け、
「日本は人口減少で消費が減っているため、経済成長できない」
と、事実無根というか、勝手な思い込みの主張をする人がいます。

日本の消費、すなわち「民間最終消費支出+政府最終消費支出」の合計を見ると、日本経済の絶頂であった97年度が369兆円で、13年度が394.4兆円と、実は増えています。
2014年度は394.1兆円と、若干、減ってしまいましたが、これが「なぜなのか?」については、今さら説明するまでもないでしょう。

いずれにせよ、日本経済の低迷を引き起こしているのは、民間と政府の「投資」の縮小なのです。
消費は、確かに総人口の影響を受けるのかも知れませんが、投資は違います。投資は「将来の成長のために、リスクをとって投資する」という国民(政府含む)の意志の問題なのです。

要するに、日本の経済の低迷を「人口」と絡めるならば、
「日本の人口が頭打ちになり、国民が成長できないと思い込み、投資を減らした結果、実際に成長していない」
が正解になります。

日本の投資が伸びないことについて、「政府の規制が強すぎるため」とのレトリックが広まり、橋本政権以降、我が国では延々と「構造改革」が実施されてきました。

デフレという「需要不足」の状況で、供給能力を引き上げる「規制緩和」という構造改革が実施された結果、「敗者の国民」を生み出し、デフレを悪化させてきたというのが、97年以降の日本の現実です。

デフレが深刻化すると、税収が伸びません。税収が伸び悩むと、財政赤字が拡大し、今度は「緊縮財政」という名の構造改革が実施され、さらなるデフレ深刻化を招きます。

規制緩和や緊縮財政でデフレが悪化すると、「構造改革が足りないからだ!」との論調が主流になり、またもや構造改革。話がいつまでたっても終わりません。

すでに、日本の官僚の間では緊縮財政を含む構造改革が「前例」と化しています。官僚は、基本的には前例踏襲を好むため、日本は「構造的に構造改革が推進される」状況に至ってしまいました。

日本に閉塞をもたらしている「構造改革が推進される構造」を打破するためには、どうしたらいいのでしょうか。とりあえず、
「緊縮財政や規制緩和といった構造改革は、デフレを促進する」
という因果関係を国民が明確に理解する必要があります。

というわけで、いつもの本とは異なり「明るい文体」で構造改革の問題について語りつくした「これからヤバイ世界経済-2016年を読み解く5つのポイント-」、是非、ご一読を。

—メルマガ発行者よりおすすめ

【解説】
人口減少は大チャンス!?
https://youtu.be/To6OMrIABwI

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【三橋貴明】出口のない国々

【三橋貴明】2016年を読み解く5つのポイントへの3件のコメント

  1. 學天測 より

    三橋さんや、藤井先生はまだまだ若い。私もですが・・・あはは。だから老人世代の様に逃げ切れる事はまずない。というか逃げ切れるという発想がまず成立しない。だからこそ、もう駄目な人はあきらめて生き残るために若い世代で組織とその基盤づくりをした方がいいかもしれません。腐ったローマが東ローマに新たな首都を築いたようにどこかの都市を基盤として、周囲の都市や農村の地方でまともな日本を再開せんともう駄目な段階かと思うと言うかそうでしょう。その場所は国内、国外問わない。跨ってもいい。そういうグランドデザインを描ける人がいればいいですね。来年は明るくなることもないでしょう。むしろ2016年はまだ良かったと10年後は皆が言うに決まっている。なぜならまだその連中は未来がこのままでどうにかなるとどこかで考えているからです。自分だけは安心だと根拠のない物を信じているからです。そうやって今を必死にやる事から逃げ続けた不真面目な人間と言うか大衆が今の社会の中枢を占めている。自らが乗る船の底に穴をあけてまで金品を奪い、豪華な船室で安心だと思ってる救いようのない連中が溢れている。これだけ滅びゆく国の状態が顕著に出ていてその末期の事例が過去にいくらでもあって学べるのにそれを知ろうともせず、知ってても見なかったことにして、どうにかなるさとへらへら笑っている。一体、彼らはどうしたいのでしょうか?私には今だに理解できません。小保方春子さんの件にしても、大学が事実ではなく世の雰囲気で裁くなんて、大学の自殺で、STAP現象が確認されたら、世は何事もなかったように目立ったけじめもとらない。もう、わけわかめです。

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  2. ぬこ より

    日本の官僚(≒米国)は裏では、日本人の自殺者増加をその目標にしているんでしょうね。

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  3. 神奈川県skatou より

    三橋先生のご活躍をいつも熱く応援しております。自分には、規制緩和とか構造改革ばかり連呼される政治家は短命かと思われます。政治は規制の操作、税の操作だとすれば、緩和だけしか唱えない政治は片手落ちで安定を生まず、いずれ有権者か経済指標か、後年の歴史評価に裏切られるのが道理だからです。日曜夕方の演芸番組でもクニノシャッキンを連呼する(円楽師匠はさすがに言うの辞めたようです)ご時世、どうしても公共投資がだめな国民世論であり、内需拡大を緩和で喚起するとすれば、労働時間でしょうか。6時間とか。だれでも陽のあるうちに仕事を終えれば、日が暮れる前に別の活動、それは生産活動よりも余暇的行動、消費活動にいそしむのではないでしょうか。そういう明るい未来を、政治は見せて頂きたいものですね。

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