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2015年12月7日

【三橋貴明】台湾を飲み込む中国というブラックホール

FROM 三橋貴明 http://keieikagakupub.com/38news/

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【今週のNewsピックアップ】
苦難の台湾(前編)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12102197350.html
苦難の台湾(後編)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12102518383.html

台湾を訪問してきました。

本メルマガの読者の皆様のほとんどは、「台湾は親日国」という認識を抱いているでしょう。それは、相対的に見る限り間違いない事実です。と言いますか、地球上に「反日国」など、中国、韓国、北朝鮮以外には存在しません。

というわけで、9月に中国を取材して回ったときと比べると、今回の台湾行は本当に楽でした。

ちなみに、嘉儀市を回っている際に、同行者のH氏がタクシーのトランクに荷物を置き忘れてしまいました。中国では100%、戻ってこないでしょうが、タクシーを呼んでくれたホテルの方々が尽力して下さり、無事にH氏の手元に戻りました。

というわけで、中国とは比較にならないほど安全で、暮らしやすい台湾なのですが、まさに「中国という問題」により、国家消滅の危機が近づいています。少なくとも、三橋はそう感じました。
何しろ、台湾は中国と「言葉」が同じです。本省人、外省人に限らず、台湾人は北京語を話せます。中国との間に「言語的な壁」が存在しないのです。

さらに、台湾の人口は2300万人です。さすがに、台湾が日米のように「国内の需要中心」で持続的に経済成長を遂げるのは、なかなか厳しいです。
と言いますか、台湾は「戦後」に日本がアジア経済を「雁行型経済発展」させた際に、先頭の雁となった日本に向け、様々な製品を輸出し、「台湾の奇跡」と呼ばれる経済成長を遂げた雁の一つなのです。

誤解している日本国民が少なくないでしょうが、日本国は「戦前」も「戦後」も変わらず先進国です。日本はもちろん、欧米の学者や評論家の中にも、
「日本は(江戸時代の)発展途上国段階から、先進国へと発展を遂げた」
と、間違った論説を展開する人が少なくありません。自国の供給能力が不足する発展途上国が、「鎖国」をできるはずがないでしょうに(実際に、日本は清蘭と貿易をしていたわけで、完全に国を閉ざしていたわけではないですが)。

江戸末期、日本は技術格差から一時的に「先進国の座から滑り落ちた」に過ぎず、その後、国民の投資や労働により生産能力を高め、瞬く間に先進国に戻りました。

というわけで、戦後の日本にしても、我が国は「自国の人材・技術・資本」で経済成長することが可能であったし、実際にしたわけです。日本の経済成長に、台湾など周辺アジア国の投資は不要でした。というわけで、台湾や韓国などは、「日本への輸出」というシンプルな形で経済成長を遂げ、自国に資本や技術を蓄積することができたのです。

それに対し、中国の経済成長は「他国の資本、人材、技術」を飲み込む形で実現しました。日本が「雁行型経済発展の先頭の雁」であるならば、中国は「ブラックホール」です。
そして、中国というブラックホールに最も資本、人材、技術を吸い込まれてしまったのが、台湾という国なのです。さらに、現在の台湾は「国内市場」までをも中国というブラックホールに飲み込まれようとしています。

今後、台湾が国内の市場を中国企業に席巻され、さらに少子化を理由に「中国移民」を大々的に受け入れる決断をしたとき、「中国共産党による台湾併合」が、カウントダウンを始めたことになります。

日本にとって重要な隣国の一つである台湾が、「台湾国民の主権国家」であり続けるためにも、日本国民の皆さまには「素晴らしき台湾」と同時に、現在進行形で進みつつある「危機」についても知ってほしいのです。

—メルマガ発行者よりおすすめ—

【YouTube】

TPPは日本の植民地化を進めるのか・・・?
https://youtu.be/ntQpHSDoyjY

本当に経済学は経済を良くするのか?
https://youtu.be/T7qPdljmVfg

三橋貴明が自らの目で確かめた中国”鬼城”の実態とは?
https://youtu.be/YkvY94zM_yc?t=4m16s

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【三橋貴明】情報制約

【三橋貴明】台湾を飲み込む中国というブラックホールへの3件のコメント

  1. ろんどなー より

    台湾が中国に飲み込まれる、というのは日本にとってもゆゆしき事態ですが、そういう我が国もすでに内側から蝕まれているのでは?と疑っています。あれほど色々と画策し東南アジアや欧米を取り込んでいる中国が日本に手を回していないはずがない。まるで八百長のように歴史戦でボロ負けを続ける害務省、デフレを続けて国力減退させた上に増税と絶対緊縮で防衛費を抑え込む罪務省のみならず、与野党、マスメディア、法曹界にも怪しい人物は入り込んでいるでしょう。手遅れになる前に日本がやるべきなのは憲法改正のみならず、1)中国バブル崩壊の間に経済成長国に戻りGDPで中国を抜く。2)MI6のような情報機関設立。3)スパイ防止法と外患誘致罪の実用化。4)防衛費のGDP1%枠撤廃、などなど。日本でこんなことを言うと、待ち構えたように「右翼」「軍国主義」などとレッテル貼りをする人たちがいますが、先進国なら当たり前なことばかり。日本国民の大多数は戦後70年「どのように国を守るか」という大事な問題を考えずに避け続けてきましたが、そろそろ正面から自由に議論すべき時が来た、と思います。

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  3. 匿名 より

    日本もブラックホールに飲み込まれないよう気を付けないといけません_。国家の舵取りを誤らないようお願いしたいです…。

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