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2015年11月8日

[三橋実況中継]「おおさか維新の会」による公権力を用いた明確な言論弾圧

FROM 三橋貴明 http://keieikagakupub.com/38news/

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「中国の読み方–地獄に引きずり込まれないために日本人が知るべきこと」
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_mag.php

●他国と違う・・・中国経済成長率の算出のカラクリ
●中国に存在する”鬼の城”とは?住んでいるのは一体誰なのか?
●日経新聞に煽られて中国進出した日本企業の悲劇
●地図を横にすると見えてくる…日本は中国の世界進出を邪魔する”蓋”

http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_mag.php
【11/10(火)まで】

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藤井先生がチャンネル桜の緊急特番にご出演され、おおさか維新の会の「言論弾圧」「憲法違反(通信の秘密の侵害)」について「証拠」「事実」に基づき、語られています。
皆様も、是非、ご覧くださいませ。

【緊急特番】藤井聡氏への嘘と言論弾圧を許さない![桜H27/11/6]https://youtu.be/zBIOWMdKM30

http://www.nicovideo.jp/watch/1446770252?ref=search_key_video

本日、本件を取り上げたのは、今回の「おおさか維新の会」による公権力を用いた明確な言論弾圧について、「これは間違っている」という認識を読者の皆様にもって欲しいためです。

一番怖いのは、平気で全体主義的な言論弾圧をする「おおさか維新の会」ではありません。この手の言論弾圧について「普通のこと」と国民が感じてしまうこと、これこそが全体主義への道なのだと思います。

中国では、金盾(グレートファイヤーウォール)によりインターネットを規制しています。ツイッターやフェイスブック、ロイターやブルームバーグなどに、中国からアクセスすることはできません。

また、北京公安当局は、北京市を100%カバーする監視カメラ群を設置したこと、さらに4300人のモニター監視班係を設けたことを明らかにしています。監視カメラは、ビジネス街、市場、公園、学校、バス停などに設置され、まさにジョージ・オーウェルの「1984年」の世界さながらに、人民を監視し続けているわけです。

「Big brother is watching you.(ビッグブラザーがあなたを見ている)」
監視カメラの数は、北京警察によると43万台。その名も「天網(スカイネット)」。(名前はやたら格好いい)

本当に怖いのは、中国の人民の多くは上記の「情報統制」や「言論弾圧」について、日常として受け入れているという点です。
現在も、多くの「正しいことを主張する中国人民」が当局に拘束され、弾圧を受けていますが、一般市民は情報統制により知らされないか、知ったところで「ふ〜ん」という感じでしょう。何しろ、言論弾圧は毎日起きているわけで、彼らにとってはとっくに「日常」なのです。

とはいえ、現在の中華人民共和国は共産独裁国であり、人民の国でもなければ、共和国でもありません。ついでに、中華(漢民族)の国ですらありません。共産党という国家の上位に位置する組織が支配する、全体主義国家です。

というわけで、中国のような全体主義国家にならないためにも、「おおさか維新の会」の言論弾圧に「慣れないで」欲しいのです。民主主義国の政党として問題だと、いや「異常」だと、おおさか維新の会を批判するべきなのです。

無論、SNSでそれをやると、橋本氏の信奉者たちから猛烈な批判というか、誹謗中傷や人格攻撃を受けます(三橋も受けています)。それに怯え、あるいは「面倒くさくなって」批判することをやめたとき、我が国は全体主義国家への第一歩を踏み出すことになると確信しているわけでございます。

◆ヒカルランド 「ドイツ第4帝国の支配と崩壊 亡国の新帝国主義(グローバリズム) 日本人に緊急警告!」発売開始!
http://www.amazon.co.jp/dp/4864713170/

◆飛鳥新社「亡国の農協改革 ――日本の食料安保の解体を許すな」 またもや増刷になりました(これで第五刷です)。ありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4864104387/

◆徳間書店「超・技術革命で世界最強となる日本 」がまたまた増刷になりました。これで第四刷です。ありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4198639442/

◆「致知12月号」に、「日本経済の行方 国民生活を豊かにする経済政策」が掲載されました。
http://www.chichi.co.jp/info/month

◆週刊アサヒ芸能 連載「三橋貴明の列島丸わかり報告書」第四十三回「デフレの国での国民の貧困は、全て政府の責任である」
http://www.asagei.com/

◆週刊実話 連載「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」 第149回「新・鉄のカーテン」
なお、週刊実話の連載は、以下で(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
http://wjn.jp/article/category/4/

◆Klug連載 三橋貴明の「経済ニュースにはもうだまされない」 第330回 経済の結果
http://www.gci-klug.jp/mitsuhashi/2015/11/03/024720.php

◆有料メルマガ 週刊三橋貴明 〜新世紀のビッグブラザーへ〜 週刊三橋貴明 Vol337 経済学と安全保障
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
実は「経済学」もまた、安全保障の「武器」と化しているという話です。

◆メディア出演

11月10日(火) 7時からTOKYO MX「モーニングCROSS」に出演します。
http://s.mxtv.jp/morning_cross/

11月11日(水) 6時から文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」に出演します。
http://www.joqr.co.jp/tera/

11月12日(木) 17時55分からBSスカパー「NEWSザップ」に出演します。
http://www.bs-sptv.com/zap/

11月14日(土) チャンネル桜「日本よ、今…「闘論!倒論!討論!」」に出演します。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1587

11月4日(水)  チャンネル桜「桜プロジェクト」に出演しました。
【印象操作】本末転倒、TPPでの消費者利益と消費税の軽減税率議論[桜H27/11/4]https://youtu.be/hV8zZlmIpB8
【社会的インフラ】郵便ネットワークへの不安と交通ネットワークへの期待[桜H27/11/4]https://youtu.be/nUcEp3icaA4
【明るい経済教室】少子化対策の鍵は雇用対策に在り![桜H27/11/4]https://youtu.be/b5ysxZB_gq4
【中国経済】崩壊への序曲、面子と信用を引き替えにする中共の愚[桜H27/11/4]https://youtu.be/xXNPtBrm98s

◆三橋経済塾

11月21日(土) 第十一回対面講義の詳細と申込方法をご案内致します。
http://members4.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=1242
ゲスト講師は柴山桂太先生(京都大学大学院人間・環境学研究科准教授)

◆『投資(後編)?』三橋貴明 AJER2015.11.3
https://youtu.be/GDO9vP8MRIo

PS
・・・中国経済は、高騰していた不動産価格、株価がともに大幅に下落し、バブル崩壊の苦境に直面している。この状況に対する解釈は二つに分かれている。

一つは「単なる景気後退」あるいは「投資主導の経済から消費主導の安定成長への過渡期」とする見方、もう一つは「メッキが剥がれた中国経済が崩壊を始めた」あるいは「経済のみならず、中国共産党の独裁体制崩壊の序章」などとする見方だ。

単なる景気後退なのか、それとも崩壊の序曲なのか? 日本への影響は? われわれは今後、どう対処していくべきなのか?

中国取材から帰国したばかりの三橋貴明が、自らの足で集めた最新の情報を元に、「中国の読み方」、そして「中国との付き合い方」について解説する。
(月刊三橋最新号「中国の読み方〜日本が地獄に引きずり込まれないために」)
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_mag.php

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[三橋実況中継]「おおさか維新の会」による公権力を用いた明確な言論弾圧への2件のコメント

  1. ねこ より

    陳凱歌さん、北京オリンピック開会式を監督したチャンイーモウさん、そして習近平さん、は、皆さん下放を経験した、まさにロストジェネレーションだそうですね。。そこから世界に出て来る人というのは、さぞかし、生命力の強い人たちだろうな!!(かといって毟られたくはありません、用心)

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  2. ねこ より

    藤井先生も「<凡庸>という悪魔」で指摘されていることですが、池上彰さんの「そうだったのか!現代史」で、中国文革の紅衛兵についての記述が、いまだに大阪で、橋下維新を信奉する人たちを、強烈に連想させます。「既成の体制、権力的な組織、特権階級。そうしたものに対する若者の潔癖感による嫌悪感、革命にあこがれる純真さが、この運動の原動力になりました。」そして、自らも紅衛兵に参加した、映画監督の陳凱歌さんは、こう内部描写しています、「彼らの多くは、傲慢で、偏執なところがあり、相手をとことん追いつめる率直さは、ときに子供のようだった。朝から晩まで革命の夢に浸っていたが、革命が何であるかは知らなかった。そして真理を熱狂的に追い求めるようすでありながら、実際には無知をあおり立てていた。」・・これまたイメージが。。(陳凱歌さんの映画「覇王別妃」、文革の残酷さも描いていますね、ぐよぐよなんじをいかにせん〜♪)さて、いざ毛沢東の権力闘争が勝利におわったとき、紅衛兵たちはどうなったか、というと、毛の用済みとなり、自分たちの行き過ぎた行動や熱狂に疲れた彼らは、毛沢東によって「下放」と称して、体よく地方に追っ払われました、よね。。チャンチャン。。その人々のことを、中国では「失われた世代」というそうですね、知識技術が低くモラルの低下など。紅衛兵たちは若かったでしょうから、権力者に利用されたことを多少、同情する余地はある気がしますが、大人はそんな愚かではいけない、しっかりしないといけないと思いますね。中国の歴史に、反面教師として!学ぶべきことだと思います。

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