FROM 三橋貴明 http://keieikagakupub.com/38news/
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“今日の話は今までの全てを凌駕するスゴイ話でした。”
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【今週のNewsピックアップ】
円安でも日本の輸出増えない
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12078758249.html
再びのリセッションへ
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12079222432.html
安倍総理も麻生財務大臣も、黒田日銀総裁も誰も口にしませんし、口にしてはならないのですが、金融緩和から需要創出に結びつくと「見込まれる」ルートは、
「円安により、日本の実質輸出が増える」
だったはずなのです。無論、日本のような大国が、
「円の為替レートを引き下げるために、量的緩和を拡大する」
などと、エゴイスティックな政策をやるわけにはいきません。あるいは、やっていることを認めてはなりません。
金融政策拡大の目的は、あくまで「デフレ脱却」であり、結果的に円安になったとしても、それは「副次的な効果」に過ぎないというスタイルだったわけです。
2013年春以降、大幅に円安が進んだわけですが、日本政府や日銀は「為替レート引き下げのためにやっているのではない。デフレ脱却が目的で量的緩和を拡大している」と、説明していたわけでございます。
問題は、円安になった結果、需要が増えたのか? という点になります。
円安は外国でドルなどの外貨を稼ぐ大企業の「日本円建ての収益」の見た目を押し上げます。とはいえ、これは一度限りの効果です。
為替レートを引き下げることの最大の目的は、もちろん外貨建てで日本製品・サービスの価格を押し下げ、価格競争力を向上させ、外国企業との競合に勝つことでございます。
日本企業が円安で外国におけるモノやサービスの販売を増やせば、これは「純輸出の増加」ということで、日本の需要(=GDP)が増えます。
さて、現実は・・・。
日本の実質輸出は、これほどまでに円安が進んだにも関わらず、未だにリーマンショック前はもちろんのこと、東日本大震災前をも下回っています。
そもそも、「円安になれば、輸出が増える」とは、セイの法則に基づいた単純論なのです。すなわち、世界的に「需要が拡大している」という前提になっているわけです。
現在は、世界的に貿易総量が減少しています。世界的に需要が拡大していない時期には、「円安になれば、輸出が増える」といった単純論は、少なくともマクロ的には成り立たないのです。
安倍政権は、金融緩和を進めると同時に、国内の需要を財政政策で拡大し、輸出入の影響が小さい頑健な日本経済を目指すべきでした。ところが、実際にはデフレ対策については日銀に丸投げし、政府は緊縮財政。需要創出は「期待インフレ」だの「円安による輸出増」など、例の「はず論」頼みとなり、デフレ脱却に失敗しました。
それどころか、中国やユーロの混乱で輸出が「多少」減っただけで、二期連続のマイナス成長が視界に入ってくるほどに、日本経済を脆弱化させてしまったのです。
恐ろしいのは、それにも関わらず未だに補正予算の議論は始まらず、インフレ目標未達や二年連続のリセッション入りの責任を誰も取ろうとしない点です。現在の日本は、完全に政治不在に陥っています。
そして、この政治不在こそが、国民を貧困化させている元凶であるという事実を、いい加減に我々は理解するべきなのです。
「政治不在こそが国民の貧困化をもたらしている!」に、ご賛同下さる方は、
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「なぜ地方議員は党執行部に逆らえないのか?」
https://youtu.be/8GGn_ZgqiCA
【三橋貴明】政治不在こそが国民の貧困化の元凶であるへの5件のコメント
2015年10月5日 8:48 AM
公務員の役割は災害や犯罪の予防であって将来起こるであろうクリティカルな危機を未然に防ぐことにあると思いますが、民間人からは未然に防止された危機は見え難い。政治家さんも正当な評価を得たいと望んだ結果犯罪が多発する社会にしてから見え易く分かり易い形で事後対応した方が大衆からも評価もされるのではと考えてもおかしくないのか。防災と金儲け主義は対立しますが責任とか義務まで金で売り買いしたら嫌ですね。将来世代のために行う投資も教育投資も結果が出るのは10年先ですからね、やはり目に見え難し評価もされ難いのかな。
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2015年10月6日 1:04 AM
外資=アメリカと思う人多いけど、支那でっせ。株はファンドが噛んでるから解りずらいけど不動産観たらよう解るやろ。買い漁ってんのん支那人ばっかりや。まるで戦後直後に起きた事が今まさに同じ事が繰り広げられている状態でっせ(今回は違法ちゃうけど)アホな政府が、デフレ脱却だ、とアホ政策やってる内に着々とトロイの木馬は城内に入って来ております。今のアホ政府みたいに企業の言いなりやったら憲法改正した所で抑止力どころか支那にうまく利用されるのがオチやろ。黒田バズーカ?、片腹痛いわ。金融はアメリカ、政治は支那、日本はいずこへ〜。頼むから、財政政策で日本人の信頼と力(需要)を取り戻しつつ、それを援助するかたちで金融政策をし、ゆっくりでありながら力強くデフレ脱却を望みます。ラグビーWカップにちなんで、 『ワンオアオール オールオアワン』 で御座います。
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2015年10月7日 3:48 PM
どういうわけか三橋さんの経済に対する考え方にはほとんどの部分で同意できる部分が多いです。無駄な投資はだめですが必要な公共投資は今の日本の経済では絶対に必要です。公共投資をして、民間投資を引き出し日本で経済を回転させることが必要です。グローバリズムの言葉に騙されてはいけないと思います。公共投資というと過去のいきさつもあり利権が絡むイメージがありますのでマスコミ的には反対が多いのでしょう。利権があり、そのために特定の人が利益が得るならばそうならない仕組みも考えればよいでしょう。先日自民党支持者のごりごりの友人と話しましたが彼は日本は借金大国でまず緊縮財政から始めるべきだの一点張りでした。無駄をなくせというならばまず規制緩和だTPPだというのです。あなたは自民党支持でないから公共投資だ、規制はある程度必要だとい言うのだ、ということで議論が成り立ちませんでした。どのようにしたら日本が良くなるかを考えることは政党支持とはあまり関係のないことだと思いますが如何ですか?私は集団的安全保障(自衛権ではない)は独立国としては必要と思っていますが、現在の憲法では違憲と思っております。まず憲法で自衛隊をきちんと認めるべきと思います。隊員に誇りを持ってもらうべきと思っています。それから日本が戦争に巻き込まれる論議は他国から見たらバカでないかという議論です。私もそう思います。中国の庶民の一流企業ではない小さな企業に勤めている友人も一般論ですが戦争は嫌ですが自国が軍隊を持って自国を守るのは当然であると言っています。中国政府とは意見が違います。
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2015年10月7日 9:38 PM
三橋先生 売国TPPも妥結間近で御用新聞日経も景気後退を報じ一部ブログにはアベは経済が苦手だ、方策を思いつかない等と取り巻きに愚痴っているらしいとチクられてますが外国では次は経済経済経済と三連呼してどうしようもない馬鹿総理だったんだなと改めて思いしらされました。前ブログでも経済学は役に立たない不要だ。との御意見にも衝撃を受けました。それと共にメデイアに登場する証券アナリスト 経済アナリストと称する熊谷の様な詐欺師も同じく不要だと感じました。
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2015年10月9日 8:34 PM
デフレ脱却に失敗するならまだしも、低賃金労働者確保の為に米国財界(日本の大企業の大株主)の圧力で難民ならまだしも、移民緩和をしそうなこの政権。結果入ってくるのは敵性国家のシナ人。日本国民は貧困化して将来への絶望の為自殺や少子化に拍車がかかり、結果、自然豊かな日本列島は米中の貧乏人の移住先として大繁盛。最近、旧満州に白ユダが多く移住してるらしいですが、北海道もシナ資本だけでなくユダ資本にも随分と喰われてるらしいですよね。あのアメSorryって、実は米中の二重スパイだったりして(笑)。
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