From 青木泰樹@経済学者
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●●朝鮮人強制連行、慰安婦性奴隷、南京事件、、、
なぜ、真っ赤な嘘が報道され、
「歴史」と「歴史認識」の違い、そして、その闇とは?
月刊三橋の今月号(7/11配信)のテーマは、「歴史認識問題」
http://www.keieikagakupub.com/
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ギリシャ危機は対岸の火事ではない。
この手の論評が目に付くようになりました。
確かに、私もそう思います。
しかし、ギリシャ危機から何を教訓として学ぶのでしょうか。
財務省シンパと思われるマスコミの論調は、
一言で言えば、「身から出た錆(さび)」。
ギリシャ危機を招いたのは他ならぬギリシャ自身の放漫財政の結果
放漫財政のツケは必ず払わなくてはならない。
そして例によって、「翻って、日本の場合はどうなのか」
今回驚いたのは、ギリシャが2014年度に基礎的収支(
「我が意を得たり」と思ったかどうかはわかりませんが、
曰く、「
確かに、ギリシャの政府債務対GDP比は180%くらいで、
また日本は2020年度のPB赤字解消さえ危ぶまれているとマス
「消費税再増税も歳出削減も、日本のためなのだ。
しかし、
外国と比較して多い少ないではなく、
以前、サラリーマンの住宅ローンを組む時の目安は、
つまり住宅ローン対年収比率は500%
もちろん、
あまり目くじらを立てるほど神経質になる必要はないと言っている
以前からお話ししているように、
本年中に日銀は国債発行残高の3割を保有することになるでしょう
後は適当な時期に政府と日銀間で、
政府が新しい債券(例えば長期のゼロクーポン債)を発行し、
それによって民間の債権債務関係が変更するわけではないので、
政府債務対GDP比の国際間比較以上に意味がないというか、
財務省、そのシンパのマスコミ、経済学者、評論家、
日本も、2020年度のプライマリー赤字解消に向けて9.
その方たちに是非、ギリシャ危機の本質を学んでいただきたい。
まさに対岸の火事ではないのです。
なぜギリシャ危機が生じたのか。その原因は何なのかを。
それは財政均衡主義がもたらした災厄なのです。
まさしく経済思想が現実経済を潰した事例なのです。
欧州委員会(EU)、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(
5年間でGDPは25%減少しました(
失業率も平均で26%超、若年層に至っては60%超です。
若者が希望の持てない、未来のない国にしてしまったのです。
万死に値する所業です。
ここまで経済を破壊して得たものは何か。
若干のPB黒字だけです。
それによって財政再建はかなったのでしょうか、
とんでもない、PBを黒字化しても財政破綻寸前です。
PB目標の達成は、国家の安寧も財政再建も、
これを教訓とせずして、何を教訓とすべきでしょうや。
PB目標の達成のためには、増税と歳出削減しかありません。
しかし、公的支出を削減すれば、総需要が減り、
増税分を国内で使えばまだしも、対外債務の返済に充てれば、
民需か外需が公需の減少した分を補てんするだけ増加しなければ、
ただの足し算引き算です。
この誰にでもわかることを財務省も、トロイカも、
それは、「入を量りて、出を制す」
部分だけを見て全体を顧みない。
財政を均衡させれば、万事うまくいくと思っている。
救いのない頑固脳。
そうした経済通念から脱却しない限り、
果たして、
トロイカは、
増税(付加価値税における軽減税率廃止)によってGDP1%
他に軍事費も4億ユーロ削減せよと要求しております。
ギリシャの国防にまで口を出してきています。
到底、
先ず財政支援に関して。
歳入=税収+国債収入(国債を中心とする借入金)。
歳出=一般歳出(国債費を除く政策経費)+国債費(
ですね。財政赤字は「税収<歳出」です。
他方、プライマリー均衡は、「税収=一般歳出」です。
ギリシャはプライマリー黒字の状況ですから、
それゆえ借金の返済(国債費)
この状況を打開するためにチプラス首相はこう言えばいいのです。
「私が金融支援を仰ぐのは(追加の借金したいのは)、
さらに、あなたの右のポケットにあるカネを貸してくれ。
つまり、
トロイカに損はない。
これによってギリシャの銀行は救われ、
先送りが大切なのです。
世の中には、先送りを嫌悪する人達が一定数おりますが、
先送りの対語は、拙速です。
拙速にならずに、
経済を立て直して、
もう一つ、
これ以上、ギリシャ国民に貧困の淵を覗かせてはならないのです。
メルケルに従って、若者の失業を増やしてはなりません。
その代り、次のように逆提案すればよいのです。
「ギリシャは経済成長を成し遂げることによって、
もちろん、なかなか難しいでしょう。
ギリシャはユーロ通貨を導入したことで、
以前の通貨ドラクマのままでいれば、
厳しい時期が到来しようと、
ユーロ圏に留まる限り、
今後も繰り返し、そうした状況が続きます。
それが実体経済にとって最も厳しいことなのです。
その辺の事情、
PS
10年後、「軍艦島」は「日本のアウシュビッツ」
韓国が仕掛ける情報戦から先祖や子孫の名誉を守るために必要なこ
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PPS
次号(8/11)のテーマは「<戦後70周年特集>大東亜戦争」
米軍による占領という亡国の期間に
日本人が忘れてしまった日本の歴史観を解説します。
【青木泰樹】ギリシャ危機は対岸の火事ではないへの3件のコメント
2015年7月11日 8:25 AM
ところがトロイカは国有資源を売ればいいと言っているそうでパルテノン神殿を売っぱらったお金で借金を返してギリシャに未来はあるのか・・・
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2015年7月13日 12:03 AM
よく理解出来ました、ありがとうございました。
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2015年7月14日 8:10 AM
英語が公用語になるとは思いませんが、日本語しか話せない日本人が生きずらくなる日本国ではお先真っ暗だと思います。ギリシャは対岸の火ではないと言うことは、同様なことが日本でも行われているということですね。地震や津波、台風に備え、日本人を守るための国土強靭化の予算はついたのでしょうか?財務省が予算を削減しているとの事ですが、彼らを動かしているのはグローバル企業のロビーイストですか?グローバル企業の資金源は国際金融資本家ですよね。とすると彼らの餌食にならないようにするには、銀行の力を削ぐしかないですね。法律で守られている彼らですから、貨幣発行権を持つ国にまで借金を背負わす彼らですから、緊縮財政を強いてデフレを起し、同時に大規模増税をし、日本人を死に追いやる彼らですから、法的に彼らの力を削ぐしかないと思います。リンカーンやケネディが行おうとした、銀行から借金をするのではなく、国家貨幣を銀行に販売して、電子信号で財務省に入金してもらう予算を日本人の生きる力として必要十分なベーシックインカムを、国家事業を展開し、日本人に思いっきり働いてもらうことしか明るい未来はないと思います。
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