From 浅野久美@チャンネル桜キャスター&月刊三橋ナビゲーター
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●●憲法9条は日本の誇りなのか? 国家の危機の原因か?
月刊三橋最新号のテーマは「激論!憲法9条〜国家の危機に備えるために」
https://www.youtube.com/watch?v=4OQ4DnbgVS0&feature=youtu.be
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ここ数週間、半分は真冬日のような冷え込みでした。
うっすら雪を被った桜を見られるなんてことは、これまでの春データにはなかったので、スキありな関東人にとっては、ちょっぴりパニックな4月の前半となりましたね。
それにしても、東京中心部でほぼ満開の桜と雪が出逢えるなど、オリヒメとヒコボシより《遠距離》なポジショニングからの再会じゃないですか・・・確かにこちらは寒くてまいりましたが、次にいつ見られるかわからないような、珍しくて美しいカップルを目撃させてもらったので、これはこれでよしとしましょう。
とはいえこんな時、季節を先取りしているつもりのニセ都会人(私です)はついバタバタと慌ててしまいます。
まぁとにかく、《とりあえず》という言葉はこういう時のためにあるようなものですね。
しまいかけたヒーターをとりあえず引きずり出し、
クリーニングに出すつもりでエコバッグに詰め込んだダウンコートを広げ、とりあえずパフパフ空気を入れ直し、玄関に出したばかりの春夏用サンダルは、あまりにリアリティがなさすぎでとりあえず箱に収め、今年も流行りそうなホワイトジーンズを穿いてはみたものの、予想以上に寒々しいので、毛玉が出来て捨てようと思っていた分厚いタイツをとりあえず穿き直し、
冷たい雨が降れば、「とりあえずおでんにするかな・・」などと早めに家路を急いで、大根が煮える前に、とりあえず《熱々》《ハフハフ》なはんぺんを口に入れるまでの想像をしてみたりする、とりあえずビール・・とは到底ならず、とりあえず熱燗。と言いたくなるような厳しい寒の戻りの日々でした。
《熱々》《ハフハフ》といえば、以前、
「上アゴやけど必至のサンマー麺を食べたいよねぇ。タプタプのやつ」
なーんてことを、チャンネル桜のスタッフルームでぽろっと話したところ、たまたまそこにいた神奈川県育ちの数人で、
「サンマー麺かぁ」「大好き!」「横浜の__がおいしいわよ」と、にわかに盛り上がりました。
そこにすかさず、「お、いいねぇ、もやしたっぷり。__食堂が旨かったなぁ」と合いの手を入れてくれたのが、ご存知、泣く子も黙る敏腕プロデューサーのI氏。
Iの上(笑)さんは、その日も相変わらずお仕事山積のようで、朝からキリキリと険しいお顔つきでしたが、サンマー麺ネタで、目尻がゆるっと下がったのを見届けた瞬間でした。
つまり、神奈川者にとっては、それほどホットで《いいね》な食べ物なのですよ。
(実はIプロデューサーと私は同じ高校の出身。なので周辺の食堂情報もかなり共有しているのだ)
そして、そこに現れた東京出身のS女史は、両手でほっぺをおさえながら小さな悲鳴を上げます。「えっ、やだー、ラーメンにサンマが入っているの?」という、生臭いリアクション、いただきました。
「いやいや、そんなワケないから」、と周囲は即座に手の甲をSさんに向けて一斉に突っ込み倒すわけですが・・・
まあ、でもよく考えてみれば、我が国には《ニシン蕎麦》という古くからの定番メニューもありますが、あれ、実は私には大人になった今でも、どうもいまひとつ事情が飲み込めないままなんですよね。
いったいどんないきさつで、あのカップリングになったのかは興味のあるところ。しかも、身欠きニシンの甘露煮もかけ蕎麦もどちらも美味だけど、できれば別々に食べたい・・・のはただの好みの問題なのか、私の修業が足りないのか。
世の中のしゃれた感じの人たちは、よく、ワインとチーズの相性や、料理素材とソースの相性を、《マリアージュ》なんつー、ちょっとスカしてくすぐったい言葉を使ったりしますが、うーん・・たぶんこれも何か意味のあるマリアージュってやつにちがいない。
私もいずれ、雪と桜が出逢った意外なレア感でハッとしたように、ニシンの旨味と蕎麦粉の香りの奇跡のマリアージュに、ピンと来るのかもしれません。
・・ってことは、焼いたサンマの入ったラーメンもそれはそれでイケるかも。でも、その場合は《サンマ麺》だな。
さて、本当のサンマー麺は《生 馬麺》と書くことの多い、横浜中華街のまかない飯発祥と言われる、神奈川最高(に決まってます)のソウルフード。川崎から小田原くらいまでの、主に相模湾付近に多く分布する当地ラーメンで、片栗粉のかなり強靭な餡《あん》が前面、いや、全面に押し出された、これぞ熱々のハフハフもんです。
もしも《上アゴペロリ必至でも食べたいもの》ランキングがあるとすれば、個人的には、肉汁たっぷりの小籠包(ショーロンポー)を抑えて、常にサンマー麺が首位ですねぇ。
まあ、500円〜800円くらいの、もやしや豚コマ・・つまりすごく庶民的な具材を使ったメニューで、他県の人に言わせれば、「ふーん。なーんだ、普通じゃん」となるかもしれないのですが、チッチッチッ・・そこはちょっと違うのですよ。
全国どこにでも似て非なるものはありますが、大体は普通のスープラーメンに上から中華あんをかけたものですよね・・・
店にもよりますが、神奈川県人の想うTHE『サンマー麺』とは、あん《かけ》というよりは、あん《とじ》ラーメンと呼ぶ方が近いのです。固いとろみで、麺やスープをがんじがらめに抱え込んだイメージ・・・が王道というわけなのですね。
目の前に運ばれてきた時、表面張力を箸で崩そうとしても、とろみが重すぎて麺が持ち上がらないほどのずっしり感、これが必須条件だそうです(平塚の某中華食堂店主の談)。そう、割り箸が折れることもあります。
そして、麺に餡が絡み過ぎて前半戦は食べ辛い。さらに必ずと言っていいほど上顎をヤケドする・・・ああ、この危険な面倒臭い食べ物・・でも、これを含めてがソウルなのでありますね。
また、いわゆる《ラーメン屋》ではなかなか食べられないのがサンマー麺でもあります。街角の普通の《中華食堂》だと、よく見つかります。
しかも大体が、日本人の老夫婦のやっている小さなお店。ぜひ、ラーメン好きの方には一度味わっていただきたいです。
ということで、コーフンして話が長くなりましたが、最近は、魚粉や煮干しのダシが、トンコツよりもずっと美味しいと思えるようになってきた、健康診断を来週に控えている、体脂肪率調整中の浅野です。
みなさま、今週もお仕事お疲れさまでした。
『所変われば品変わる』と言いますが、食の分布の類いはほんとに興味深いです。
サンマー麺にしても、多摩川を越えてしまうと、都内ではまず出逢えないことがわかり、私も、自分の足で境界線の存在を実感しました。
情報があふれる現代でも、このテのネタで番組が出来るくらいですからね。昔はふるさとの異なる人との交流などは、さぞかし驚きのドラマがいっぱいだったことでしょう。日本の国土は今よりも何百倍も広いイメージだったかもしれません。
我が家でも、東北出身の母と湘南出身の父が、「みそ汁は赤みそだ」「いや白だ」「トマトには塩」「いやいや砂糖って決まってるの」「おい、これ(ずんだ餅)は何モノなんだ!枝豆を甘くするなど非常識」「何言っているの。枝豆はデザートです」「お餅は丸」「いや四角だ」
・・・などと、よく食卓で楽しそうに喧嘩していたのを思い出します。
なんだかんだと相性のよい、なかなかのマリアージュ(よくわからずに使っています)っぷりの両親でした。
冷たい雪をまとう桜、熱々のとろみの衣に包まれるシャキシャキのもやしと麺・・・というわけで、一見、全然関係ないようでいて、本当にまったく関係ない、冷え冷えとアツアツのお話。
あっ、そうそう。なぜか《身欠き》というワードでふと脈絡もなく想起してしまったのですが、
ECBの会見で、ドラギ議長の前でいきなり机に飛び乗り、文字通りの上から目線で「独裁をやめろ」などと主張して取りおさえられちゃったジョセフィーヌさん(すでに前科ありの有名な方です)、今回はおっぱいは出さなかったのね(もちろん、がっかりしているわけではありません)。
この人の所属しているフェミ団体FEMENが、サッカーUEFAユーロ2012の開幕で、トップレスで抗議したり、国際見本市で、プーチンさんにおっぱいアタックした姿を思い出しますが、ほんと、そもそもなぜトップレスなのでしょうねぇ・・・
いちおう、『性差別をはじめとした社会の矛盾』にも抗議しているそうですが、上半身ハダカという、女性の特徴的な身体の差異を利用して、それを武器にしながら抗議する・・って、なんだか凄まじい矛盾じゃないですか。
まあ、でも、あまりにも凶悪で凄惨な事件がここのところ多すぎて、生身のボディ『ダイナマイト』くらいはいい方なのかも・・なんて思えてしまうのはいかんいかん。
それにしても、ジョセフィーヌさんも『してやったり!』な笑顔でしたが、ドラギさんも、金色の紙吹雪の舞う中、なんとなくニヤニヤと嬉しそうに見えたのは気のせいでしょうか。
ユーロ圏の金融を担う絶大な影響力の中央銀行、セキュリティーだけは緩和してはいけませんよね。
ではでは、よい週末を!!
PS
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【浅野久美】餡とかけまして、片栗粉をとくへの2件のコメント
2015年4月19日 9:51 PM
サンマ―麺って美味しいどすわよね。小生も秋刀魚と間違えておりましたのん。Sさんって、あのキャスターの、見た目、ちょっと天然っぽい人なのん?昨日、星陵会館で、浅野さんをお見かけしましたのん。鋭い美しさの中にオモロさらしきものの片鱗を観ましたのん。
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2015年4月20日 4:11 AM
拉麺とRhamen♪ラーメン構造なる言葉を小耳に挟んだおり無知とは恐ろしいもので、、拉麺の構造を研究なさる物好きもいるものか と 感心したことがございます。衝撃の拉麺は北三陸で食べた海鮮拉麺雲丹 鮑 北寄貝等々麺が見えない程にまで丼を覆っておりました。(塩味です)父が高知 母が秋田なのでその血を受け継いだのか酒も塩味も半端なく好きそのうえ生意気にも煙草まで嗜みますけど、、、健康診断は受けたことがございません。理由は近藤誠医師を知ったため。賛否両論ございましょうがぼくは彼の意見に与するものでございます。経済は三橋 医療は近藤が心の師匠?
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