From 佐藤健志
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●●憲法9条は日本の誇りなのか? 国家の危機の原因か?
月刊三橋最新号のテーマは「激論!憲法9条〜
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まずは先週の記事で提起した、「経済(活動)」と「ビジネス」
三橋貴明さんの著書『繁栄の絶対法則』(PHP研究所)
経済(活動)とは、「ある特定の共同体(国家、社会、地域など)
ゆえに経済活動が、つねに効率よく利益をもたらすとは限らない。
ビジネスとは、「経済活動の中で、
言いかえれば、
結びつくべき共同体が存在しないところに、「ビジネス」
ことになります。
しかるに今のところ、
EUのように超国家的な性格を持った組織もつくられはしましたが
となると「国際経済」も、
冒頭の定義を当てはめれば、これは「国際社会に帰属する人々が、
よって、国際経済が確立される条件は単純明快。
宮沢賢治さんの有名な言葉をもじれば、
「世界全体が豊かで安心な暮らしを送れるようにならないかぎり、
という意識の、地球規模における定着です。
前回記事で取り上げた濱口梧陵さんにしても、
「
と思ったからこそ、
しかし現実の国際社会に、
なるほど冷戦期、とくに1970年ぐらいまでのアメリカには、「
1940年代末、
けれどもこのすべては、
アメリカが相対的に衰退し、冷戦も終わって久しい現在、「
とくに新自由主義に基づくグローバリズムは、「国際経済」
ここでご紹介したいのが、1988年のアメリカ映画『ゼイリブ』
『ハロウィン』や『遊星からの物体X』などで知られるジョン・
舞台となるのは、格差が拡大し、
主人公ネイダ(アメリカの社会運動家、ラルフ・
そのサングラスをかけていると、街にあふれる広告や、新聞・
すなわち、
「指示に従え」
「消費せよ」
「物を考えるな」
「眠ったままでいろ」
「権力者の言うままになれ」
という命令の洪水。
しかも街を行き交う人々のうち、豊かそうな連中に限って、
やがて反体制グループと接触したネイダは、
地球は強欲なエイリアンによって(「第三世界」ならぬ)「
アメリカの富裕層はエイリアンと結託、
ネイダが見聞きした命令の洪水こそ、
「ローリング・ストーン」誌の特集記事(
映画の後半には、エイリアンと結託した富裕層の男が、
残された共同体がどうなるかなんて、知ったことではないのです。
それどころか『ゼイリブ』には、
反体制グループは、スラム街の教会をアジトにしていたものの、
なお『ゼイリブ』という題名は、
直訳すれば「奴らは生き、われわれは眠る」。
ただし、ここで言う「LIVE」とは「繁栄を謳歌する」
「繁栄するのは奴らだけ、われわれは操られて搾り取られる」
とすべきでしょうね。
グローバリズムにたいして、どんな立ち位置を取るか。
それはまさしく、「経済」と「ビジネス」
ではでは♪
PS
もしあなたが、あなたの大切なお子さんやお孫さんに
「豊かで格差のない日本」を残したいなら、、、
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PPS
4月号のテーマは、憲法9条。もうすぐ憲法記念日。そして、
いま改めて「戦後日本とは何か」を問い直せます。
<佐藤健志からのお知らせ>
1)戦後70年、日本人はみずからパラドックスに陥り、
三橋貴明さんも「読んで『これだ!』と思った」と絶賛!
「毒をもって毒を制する、愛国者のためのワクチン」
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2)一見、関係なさそうなもののつながりを探ると、
現在の日本は、若い女性を中心としたやせすぎと、
ところが「デフレ」(需要不足)の概念を導入すると、
経済と皮下脂肪の関連とは何か?
KADOKAWAのメルマガ「踊る天下国家」最新号、
「経済と皮下脂肪のつながり〜やせすぎも太りすぎも『デフレ』
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バックナンバーもどうぞ。
どれも音声ファイルがついています。
「さらば、愛の行為よ〜日本で男女関係は成り立つか」
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「石原慎太郎から安倍晋三まで〜2015年はどんな年になるか」
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「アベノミクスの成否はゴジラに聞け!」
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「日本再生のめまい」
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「女性閣僚と風俗嬢の間」
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3)4/16(木)発売の「表現者」60号(2015年5月号、
最近、保守派の間で目立つ内部対立。その根底には、
保守派の世界観も、「あの思想」
ご一読を。
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5)ポップカルチャーがいかに政治の真実を語るかについては、
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7)そして、ブログとツイッターはこちらです。
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