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2015年2月3日

【藤井聡】大阪都構想(2):「大阪市民に,自分たちの市を解体して5つに分割してもよいですか?」を問う投票

From 藤井聡@京都大学大学院教授

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●月刊三橋最新号のテーマは「フランス経済」。

中東の混乱、ISILの背景にある「ある問題」がわかる

https://www.youtube.com/watch?v=eQUSqYvie2s

「ユーロという罠」に落ちた大国の選択から、
なぜ、明日の日本が見えるのか?

フルバージョンが聞けるのは、2/10まで。

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大阪都構想(2):「大阪市民に,自分たちの市を解体して5つに分割してもよいですか?」を問う投票

前回のメールマガジンで,「大阪都構想:知ってもらいたい7つの事実」を配信しましたところ,大きな反響をいただきました.
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/01/27/fijii/

特に,ある政治団体からは,「間違った情報」だと断定し,抗議する文書もいただきました.
http://oneosaka.jp/news/%E5%85%AC%E9%96%8B%E8%A8%8E%E8%AB%96%E4%BC%9A%E3%81%AE%E7%94%B3%E3%81%97%E5%85%A5%E3%82%8C.pdf

しかしもちろん,当方の記事は,間違ってなどいません.

ついては,その中身やその他の論点については,これからさらに詳しく解説してまいりますが,それはさておき,中でも特に多くの方が驚いていたのが,その「7つの事実」以前に当前のこととして記載していた,以下の事実です.

【事実0】今回の住民投票の対象者は,「大阪市民」だけです.「府民」は投票できません.

実は,当方の多くの大阪府民の知り合いに,大阪都構想の話をすると,かなりの方々が,

「えっ? 俺,投票いかんでええの? 行く気まんまんやったのにぃ....」

というリアクションでした.

なんともまぁ....その程度の事実も,ほとんど知られていない訳ですから,この状況のまま投票となれば,トンでもない事になるのでは…と改めて感じ入ったところです.

ところで,「なぜ,大阪府民全員が影響を受けるはずの『大阪都構想』の住民投票に,大阪市民だけが対象なのか?」と言えば,今回の「構想」が甚大な直接的影響を即座に及ぼすのが「大阪市民」に限られていて,それ以外の府民にはそこまでの影響は即座には及ばない,というのが最大の理由だと思われます.

なんと言っても,前回ご指摘した様に,

【事実2】今の「都構想」は,要するに「大阪市を解体して五つの特別区に分割する」ことです.

というのが,事実なのですから,今回の投票を,より正確に表現するのなら,「大阪都構想」の投票というよりも,

『大阪市廃止分割』構想

と呼ぶことの方が,より一般の方にその趣旨が正確に伝わり安いのではないか,という指摘もしばしば耳にします.いずれにしても,こうした状況を考えれば,

「今回の投票は,『大阪市民に,自分たちの大阪市を解体して,5つに分割してもよいですか?』を問う投票です」

とも,解釈できるわけです.

是非とも,大阪の方,ご関心の方は,少なくともこの点だけでも,ご理解いただければ幸いです.

【本稿第一部】(完)

※ 以下は,「本稿第二部」.都構想についての詳細論点解説の第一弾です.詳しいところにご関心の方は,是非,下記もお読みください.タイトルは....

【第二部:『なぜ,大阪市民の税金が,大阪市「外」に使われるのか?』】

さて,この「都構想」あるいは「大阪市廃止分割」構想については,様々な論点がありますが,その論点の一つとして,前回のメルマガで,「大阪市から流出した大阪市民の税金が,大阪市『外』(例えば,千早赤阪村なども含めた自治体)に使われる」ということを指摘しました【事実4】.

この当方の指摘に対して,「デマ」「ウソ八百」と断ずる見解が公表されていますが,
https://www.youtube.com/watch?v=27iGZXbwmzE
こうした見解表明は,極めて遺憾です.言うまでも無く,当方の指摘は,デマでもウソでもなく,明確な論拠のある指摘であるからです.

ついてはこの点について,さらに詳しく解説を加えたいと思います.

まず第一に,前回の記事でも「(行政的にはもちろん,そのように説明されています)」
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/01/27/fijii/を確認ください)
と当方が明確に指摘しているように,現在,「大阪府に流出した大阪市民の税金が大阪市『外』に使わることはない」と,行政的には説明されているのは事実です.
(例えば,下記の議会答弁を参照ください.
http://sazanamin.blogspot.jp/2014/11/20141022.html )

しかし,この説明は

「信頼できない」

のです(つまりその説明は,結局はウソになるのでないか? という疑義が濃厚に存在している様に思えるわけです).

これが,当方が指摘した「事実4」を理解するポイントなのですが,以下,なぜ「信頼できない」のかについて,つまり,「どうやって,結局,大阪市民の税金が,市外で使われていくようになっていくのか?」のメカニズムを解説したいと思います.

そもそも,今回の投票は,法的に言えば,行政的に定めた「協定書」の賛否を問うものなのですが,その「協定書」の中には,「流出した2200億円が大阪市「外」に使われない」ということを,保証する文言はどこにもありません.
( http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseidokaikakushitsu/cmsfiles/contents/0000275/275299/shiryou3.pdf を参照ください)

協定書に書かれていない,ということは,いわば「確約されていない」ということです.

(例えば,かつての政権が掲げた「詐欺フェスト」とすら言われた「マニフェスト」は,結局は,厳正な契約ではなく,単なる口約束であった,という事を思い起こしてください)

ではなぜ「信頼できない」のかと言えば,それは,以前も記載したように,「所得の再分配」が行われるのが一般的だからです(つまり,財源の豊かな地域とそうでない地域とを,例えばワン大阪の理念などで一体運営すれば,個別に運営している場合よりも,豊かな地域のおカネがそうでない地域に使われるようになることは,通常は避けられないのです).

ですが,より具体的・行政的には,次のように説明できます.少々ややこしいですが,是非,ご確認ください(特に,当方の指摘が「デマ」「真っ赤なウソ」だと僅かなりとも疑った方は,下記をじっくりとご吟味いただきたいと思います).

(1)大阪市民の税金が市外に使われない様にするために「特別会計」をつくると(法定協議会の資料には)書かれてあるのだが…..

まず,大阪市民の税金が,大阪市以外に使われないようにするためには,大阪市民の税金「だけ」を管理する「特別会計」が必要です.そして,その特別会計の支出項目を一つ一つチェックして,現大阪市民から大阪府に流れた税金が,適正に「大阪市内」だけに使われているかを厳しく監視しなければなりません.

ところが,この「特別会計」を作る,ということが,今,協定書には明記されておらず,したがって,確約されたことではないのです(法定協議会の資料( http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/19163/00143167/01shiryo01-01.ppt のスライド9)には記載されているのですが,肝心の「協定書」にはその旨が記載されていないのです.これが,当方の指摘の「キモ」です).

そしてこの特別会計が実際には作られなかったとすれば,「大阪市民の税金が,大阪市『外』に使われる」ことになるのはほとんど決定的となります.そして現状では,特別会計がつくられ「ない」あるいは,作られても早晩「廃止」される可能性は,協定書に書かれていない以上,十分に存在していると言わざるを得ないのです.

(2)ただし仮に「特別会計」があっても,「厳正に監視」できなければ現大阪市民の税金が市「外」にも使われることは決定的.そして,その肝心の「厳正な監視」はほとんど無理.

一方で,もしもこの特別会計が作られたとしても,その特別会計を管理する人達が,「大阪市民から流れた税金の使い道」を厳しく監視しなければ,それが大阪市「外」に使われることになるのもまた,ほとんど決定的です.

つまり,今行政的に説明されている「大阪市外には使わない」という説明は,「大阪市民の税金が,市外に使われない様に厳密に,誰かが,監視する」と宣言しているに等しいわけです.

そもそも,府に流れた大阪市民からの税金は.「大阪府の一般会計」といって,本来なら,大阪府の裁量で自由に使用できる会計です.だから,「大阪市民の税金が市外で勝手に使われないようにするためには,大阪府のカネの使い方を,誰かが厳正に監視し続ける」ことが不可欠なのです.

しかし,問題は「そうした厳正な管理」は,極めて難しい,あるいは実質上,無理だ,という点です.

そもそも,その「特別会計」については,大阪府と特別区から選出された人達で構成される大阪版の「都区協議会」が,府や各特別区との間の「配分」を決めることになっているのですが,その協議会は府に配分された予算執行を,厳密に管理や監視を行う権限まではもってい「ない」のです.やはり,府に配分された予算の「管理」を行うのは,あくまでも「大阪府」なのです.
( http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/19163/00131518/26shiryo04-04.pdf のスライド11)

したがって,府に配分された予算の執行を,大阪市域内に「限定する」という様に大阪府が「確約」しない限り,「大阪市民の税金が大阪市外に流れることは必定」なのですが,大阪府は,そんな「確約」を毎年行い続けることはほとんど無理,と言えるでしょう(もちろん,行政に聞けば「いえ,流用しません」という「官僚答弁」を繰り返すでしょうが,それはタテマエで,実際には、以下の理由で「流用」されてしまうメカニズムが存在しているのです!).

そもそも,大阪府の判断は,7割もの大阪市外から選出した大阪府議会議員が甚大なる影響をもたらすのですから,議会の判断として,「常」に大阪市だけを優遇するようになるとは,到底考えられないのです.

もうこれだけで,「大阪市民の税金が市外で勝手に使われないようにするためには,大阪府のカネの使い方を,誰かが厳正に監視し続ける事」は,実質上不可能だとことが見えて参りますが,それ以外にも,「都区協議会」においては,府(知事)の影響力は大変に大きなものである,という点からも,そうした「監視」は難しいだろうということが見えて参ります.

仮に,協議会内では法的に対等だとしても,実際上の政治的パワーにおいて,区(長)と府(知事)とでは対等ではないからです.したがって,その「大阪市民から流れてきた税金」の使い道を,完璧に特別区のメンバー(つまり大阪市民)の思い通りに決定していくことは,この点からも絶望的に難しい,ということが見えて参ります.

さらに付け加えるなら,仮に,(実質上,それはほぼ不可能とも思える前提ですが)以上の問題を全てクリアしたとしても,2200億円にも上る巨額の大阪府の予算執行業務を,「監視」できる事務処理能力が,「都区協議会」という大阪府の外の組織体に存在していなければならないのですが,こうした実務的条件をクリアすることもまた,大変に厳しい条件だということも言うことができます.

これらの理由から,特別会計が仮にあったとしても,実質上,大阪府に配分された予算の管理は(有権者の7割の「大阪市以外」の大阪府民の付託を受けて議員が選出された)府議会が決定し,かつ,その特別会計についての各判断に(同じく有権者の7割の「大阪市以外」の大阪府民の付託を受けて選出された)知事が大きな影響力を持つことから,遅かれ早かれ結果的に,大阪市民からの税金が大阪市「外」に活用されていくことはほぼ決定的(=極めて蓋然性が高い)だと考えられるのです.

(4)そして何より,「ワン大阪」の理念を尊重すればするほどに,現大阪市民の税金を,現大阪市民のためだけに使っていくことは,ほとんど絶望的.

しかも,以上の問題を全てクリアしたとしても

(つまり,

(1)大阪市から府が吸い上げた大阪市民の税金のためだけの特別会計が作られ,かつそれが半永久的に存続し,
(2)大阪府ではなく都区協議会がその税金の『市外への流用』を防ぐためにその特別会計を厳密にチェックし,
(3)都区協議会の議論において特別区(大阪市)側の意向が最大限に尊重され,
(4)しかも,都区協議会の「監視」の下で大阪府の予算執行をコントロールできる事務処理能力が存在している,

という,超絶に細い針の穴を幾重にも通すことができたとしても ※注),

それでもやはり,大阪都構想の中心理念である「ワン大阪」の理念がある限り,大阪市民の税金が現大阪市民のため以外に使われるのは,ほとんど決定的だと言っても差し支えありません.

(※注 仮に,この四つが成立する確率が,それぞれ50%という大きな確率を想定しても,これらの内いずれかが成立せずに,結局,2200億円が大阪市「外」で使われてしまう確率は実に94%,仮に30%程度だとすれば実に99%以上,つまり実務的には実質100パー!とも言いうる水準となります.これに,下記の「ワン大阪の理念が真面目に遂行されすぎてしまう」という可能性も加味すると,その確率はさらに高まります)

そもそも,大阪都構想とは,「大阪都と大阪市との間の壁を取っ払い,大阪の都心を大阪全体で支えていこう!」という理念です.

その理念がある以上,大阪府が吸い上げた2200億円程度の税金を「必ず大阪市内だけに使う」という仕組みを続けていくことは,「理念的」に不可能だと言えます.

例えば,仮に新大阪府の初代大阪府知事が「大阪市民から吸い上げた2200億円だけは,特例的に大阪市民に使う!」と宣言したとしても,将来の都知事がワン大阪の理念により強くこだわった途端,2200億円は「現大阪市内だけ」に使われるとは限らなくなってしまいます.

あるいは,「ワン大阪」の理念に沿って,今,大阪市内にある大阪府の施設(病院,体育館,等,の整備・運用に(特にそれが十分に効率化されるでもなく),ただただ2200億円の一部が流用したというだけでも,それだけで,現在の大阪府の財政が「軽減」され,その「軽減」された分が「大阪市外」(例えば,千早赤坂村や大阪府の債務返済を含む)に使われるようになるのは決定的です(そもそも、おカネに色もなく名前も書いてはいないのです).

・・・・

いずれにしても,今,大阪市・大阪府は,「大阪市民の税金は,大阪市以外に流れることはない!」という説明を,協定書に明記しないままに,公言していますが,現実的な状況を精査すれば,その説明通りに財政を運営できるようになるためには,厳しいハードルをいくつもいくつも超えていかねばならないのです

したがって,「協定書に,明確に保証する記述が不在である現状」において,「市外に流れた大阪市民の税金が,市外に使われることは無い」という事を長期的に保証し続けることは,実質上,ほとんど不可能であると言って良い状況にあるのです.

そういう状況にあるにも関わらず,「大阪市民の税金を,都構想実現後も,大阪市外には使いません!」と言い続けとたら,我々は

「信頼できない」

と言わなければならないのではないか,という事が,協定書や協議会資料を精査すれば,明らかになってくるのです.

なお,念のために申し添えておきますが,「信頼できない」と言っているのは,説明者の人間性故に信頼できない,という事を指摘しているのでは決してありません.状況的に,ほとんど不可能な事を「やります!」と断定しているが故に,信頼できない,と指摘しているに過ぎないという点を,是非,誤解無きようにお願いいたします.

それはまるで,かつてある政党が「事業仕分けさえやれば,このマニフェストに書いてあることは全部出来ます!」と公表しつつ選挙を戦ったという事態と類似した構図にあると考えられるのではないか,というのが,筆者の見立てです.

以上が,当方が,「府に流れた大阪市民の税金が,大阪市以外にも使われる」と指摘した根拠です.

以上を踏まえてもなお,当方の指摘が「嘘八百」「デマ」と断ずることは,はたして可能なのでしょうか? 当方は無論,それは不可能だと認識しています.それ故,過日公表した原稿の中に,この論点を「事実4」として記載した次第です.

.....最後に.....

大阪維新の会の豊中市選出のうるま府議会議員のチラシ(現時点において配布されているもの)の中には,「橋下徹とうるま譲司の豊中をよくする8つのお話」の第7番目のお話として,次のような文言が記載されているのです.

「大阪都構想の実現でさらにムダがなくなり,使えるお金が増えます(2634億円)」

この2634億円という数字は,府と市(特別区)を合わせた節約額(17年間累計)として,大阪府で試算したものです.
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/40791959.html

ここで,この「節約額2634億円」なるものの大半(法定協議会資料では,1980〜2303億円程度)は現大阪市行政の効率化によってもたらされるものです(!)(注:地下鉄民営化による税収増は,大阪市行政の効率化で増えるものと見なした場合2303億円になります).

だから,「大阪府が大阪市(特別区)から吸い上げた税金は,必ず大阪市に使う」という現在の行政的説明が正しいとするなら,「豊中市で使えるお金」は2634億円にはならないのです! なんといっても,その大半は,大阪市から来ているのですから!

したがって上記文言は,「大阪府が大阪市から吸い上げた税金の一部は,大阪市外に使う」という,「デマ」「ウソ八百」とまで断じた当方の指摘を,あろうことか,まさにその当人が「自身の主張の前提」としていた可能性が暗示されているようにも思えるのですが….いかがでしょうか?

.....

「大阪都」構想,あるいは,「大阪市廃止分割」構想は,今年の5月の投票に参加する大阪市民に甚大なる影響を及ぼします

投票者を中心とした大阪,関西,そして日本の皆様は,上記を含めた各種情報をしっかりとご吟味願えると幸いです.

PS
改めて申し添えるまでも無く,本記事に限らず本メルマガ記事は全て,一人の学者としての見解を示すものです.当方が講義をしたりアドヴァイスする等の形で関与する組織の見解とは一切関係なきものであることを申し添えます.

PPS
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  1. pinoko より

    親の代から大阪市民ですが、今、就職・結婚で市外に住んでいますが、ふるさとの大阪市がつぶされるのには断固反対です。なのに、市外人は同胞と思っていないと言われるのは悲しいです。京都人が3代前から京都に住んでいない人を、「入り人」さんとして差別するのと同様に感じます。市内外を問わず、橋下の横暴にNOを唱える方々と連帯していきたいものです。市内に住んでいる人でも、「1度つぶさなあかんわ」と暴論を吐く橋下信者がいます。大阪愛のない人だと感じるのですが、ニュースも見ないネットも見ない60代の女性は、論理性がなく議論になりません。橋下とよくにています。

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  2. 都構想で不眠症の壱府民 より

    維新の目的が財源なら大阪市長様に政令都市の返上でもやってもらった簡単でいいような気がする、混乱も費用発生もないだろうしね。上宮高校事件の時も市長様はぶっ潰せと言ってました、潰すのがお好きなんでしょう。スポーツ科が問題になりましたが、問題があったとしても社会にスポーツの専門家を供給するという貢献を認めるならば市民の社会的財産を潰せという暴言だと思いました。大阪市も歴史のある自治体です、その組織が社会的価値が有るや無しやの議論をすべきじゃないのかと。できない経営者がやたらと組織をいじくって、企業を潰す例は多いです。

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  3. s より

     私も大阪市民だが、大阪府民でもある。だから大阪府はどうなってもいいとは思っていない。大阪圏、関西圏という経済圏の中で、サラリーマンの多くが住む衛星都市のおかげもあり大阪市が一定の繁栄を続けてこれたからである。しかし、大阪都構想という方法で、6兆3千億円という府の借金(25年度末起債残高)を何とかしようというやりかたは、現実的でもないし効果も結局はないだろう。結局、大阪府全体が共倒れして、活力を失う可能性のほうが強い。そもそも、問題は、バブル崩壊以降、大阪府の税収が急減して、当然出費を抑えねばならないのに、大阪市に対抗するためか、先が読めなかったのか、過大な事業を続けたことにある。 大阪府は、実質公債費比率はすでに18%を超え起債許可団体になっている。このままでは財政破たんする恐れもある。一方、大阪市の起債残高は4兆7千億円で、少ないとは言えないが、平松市政当時から年々確実に減っており、実質公債費比率は9%で、横浜、名古屋、川崎、神戸などの政令都市の中でも最も少ない。 大阪圏が発展を維持するためには、中核都市である大阪市と周辺部の衛星都市の役割は当然異なる。中核部分がポテンシャルを減衰させれば、周辺部もダメになる。 元々、当時の社会情勢もあるが、遠因は関空にある。ゼネコンと結託し、埋め立て土量の多さから洪積層まで沈下する恐れがあるとの一部学者の警告を無視して、埋め立てに巨費がかかる泉佐野沖に関空を持っていったことに府の失敗は始まる。今更ながら、もっと大阪に近ければ、はるかに費用は少なく、はるかに多い経済効果があったのではないかと思う。 このように、大阪府は、大阪市内では、大阪市に任せればいいのに無理に対抗施設を作ろうとした。もちろん利用者はそれなりにいるから無駄な施設とは言わないが、必要であれば、市に指摘して大阪市に作らせたらよかったのではないか。府も天下り先も増えるから、事業をやりたかったのかもしれないが、見識がなさすぎる。上級官庁としての誇りがあるなら、金は出さず、知恵をだし、政策提起し、大阪市にやらせればよかったのである。神奈川県は横浜市に対してそのような対応をしている。だから、大阪府のような財政問題は起こっていない。 すべき対処策は大阪都構想とは逆である。大阪市内の府の施設はできるだけ大阪市に引き取ってもらう、大阪市内での事業はできるだけ市にやってもらう。もし余剰人員があるのなら、できるだけ大阪市に引き取ってもらう。もっとも、常識的な方策と思うのだが。 

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  4. 浪速人 より

    敢えて不毛な発言をさせていただきます。大阪市解体には断固反対です。理由は以下です。?大阪市民であるから。?大阪市民=浪速人と認識しており、大阪市外のかたがたとは同胞とは思って   いないから。?納税金は基本的に居住する地域を潤うすために使われるべきと考えるから。親の代からの大阪市民です。 商売人の家庭で育ったからかもしれませんが、お金はすべての基本です。 市外の行政には関心がありません。 良くも悪くも大阪の人は情に厚いなどとの戯言を耳にしますが、私の知る限りでは、大阪人=浪速人は非常にクールです。先のような戯言にも寛大なのは己の生活基盤が磐石だからこその[余裕]なのです。 そして、それらを支えてきたのは大阪市財政です。橋本氏と同じ幼少期を過ごしたひとが、すべて彼と同属とは言いません。 しかし彼の場合はその[境遇]と[血]が(私から見れば)いまの卑しい人格を形成しているとしか思えません。 そんなチンピラに血税を任せることはできません。いままで大阪でお笑い芸人や橋本徹を含めたタレントが選挙で勝てる理由は、新喜劇や高座と同じで政治も余興感覚だからだと思われます。 しかし今回の事態はそんなお花見気分で済ますわけにはいきません。市外のかたに敵愾心は勿論ありません。 大阪市民として、既得権利を著しく侵害されるおそれのある[いま目の前にある危険]には断固としてNOを表明しなくてはならないのです。 

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  5. かえる より

    橋下市長+維新が100点とは思はないが・平松市長+大阪自民・大阪公明で現状維持(or 衰退)以外何を期待できる???・国からの予算を待っているような受け身の姿勢で一極化を是正できる???詭弁というのであれば、上記問いに対する解を頂きたい。

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  6. 真鍋卓介 より

    SCOOP TWEET JAPANESE   COPY RIGHT FREE★大阪都構想 絶対にだめ 決定打 30秒!★著作権一切なし  編集 加筆 コピー 国内外 あらゆるところに ばら撒きリング 超大歓迎♪★政令指定都市 国に直接 物言える 東京の2番目の都市 大阪市 を性急に破壊して 失敗 間違い だったら 橋下 松井 維新の会  落選したら 政治家やめたから 後しらんになったら★いったい 誰が 後責任取れるの? 失敗した時の 責任場所 明確にしないで 何十年と続いた 大阪市 解体?  大阪都構想 通ったら 道州制 日本全国やのに 他人事でないのに★そんなに大切な事なら 5年 10年 20年 話し合ってからでも遅くないし 失敗したら 誰が どこが 元に戻してくれるの?  責任取れる団体 ないし ★あのね郵便局の人と話してたんやけれど 大阪都構想  大阪市の解体と5つの区割りで膨大なコストと混乱が生じること発覚!★5つの区割りで 郵便局 宅急便 佐川  車のカーナビが殆どアップデート出来ないから タクシー 貨物トラック 営業者 配送業者 乗用車 偉い迷惑ですわー★会社の膨大な資料の住所 商品の住所 名詞 パンフレットの住所 だれがその経費払うの? 中小の会社 つぶれてまうで 健康保険所 パソコンの個人情報 電話帳 住民票 戸籍 区役所5つの建設  橋下と松井と維新の会と公明党が負担するんかいな? おこるで ほんま!

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  7. かめの より

    出来れば藤井先生には、・大阪市に集中投資したほうが大阪府民全体の経済にとってもプラスなのか・分散投資したほうがプラスなのかという議論にまで発展させて頂きたいです。

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  8. かめの より

    都構想反対=現状容認ではありませんよ。賛成派がよく使う詭弁ですね。なぜ都構想が東京一極集中を是正する事に繋がるのでしょうか?東京に集中的に投資したものを大阪や名古屋などにも分配するには日本政府の役割が重要なのではないかと思います。一極是正については、予算をしっかりと大阪市に回す事がもっとも影響が大きいのではないでしょうか。

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  9. かめの より

    私も大阪市民で、橋下市長や松井知事の振る舞いはまずいと思います。都構想の協議会で反対派議員が試算の仕方がまずいので試算し直しては、と話したのに対し、松井は「言い出したお前らが調べろや」という、間違いを指摘したら逆切れする不良社員のような態度でした。橋下も論点ずらしで議論を台無しにします。外国人特区だとか、外国人がわんさか増えて、猥雑な街に大阪を変えるって公言していました。もう本当に住めなくなったら奈良に引越そうかとも思います。橋下が存在するだけで非常に不安です。

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  10. 岡田 より

    そもそも論点がおかしいですね。大阪都構想の主テーマは、お金の流れが市から府に行くとか行かないとかいう話でしたっけ?行政のスリム化、意思決定のスピード化を図り今の無駄な時間やコストを省くことが目的では?論点がズレまくってて話にならないですね。テレビ大阪の番組(ノーマネー)でこの方を知り、「この話の流れを崩す人は誰だ?」と気になってましたが、やはり文章でも酷い論点ですね。

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  11. Hide より

    大阪府は、起債許可団体となってる訳ですよね。普通に考えれば、大阪市の金が大阪府に食い潰されると考えるのが妥当かと思います。二重行政がさも悪い様に言われますが、大阪市民は、二重に行政に守られている訳で、また、政令都市として国からも予算も与えられてる訳でしょ?大阪市民は、なぜ?自らそれらを放棄するのか?意味が解りません。

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  12. shiro より

    先の方も仰っておりますが、「大阪市の税金が大阪市外に使用される可能性がある」ということを有権者に伝えているだけです。藤井先生は「大阪市の税金を大阪府全体で使えるようにするべきではない」などと仰っておりません。

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  13. hiropon より

    >大阪市が解体され、むちゃくちゃになる>等と前市長周辺がおっしゃっていますが、私は大阪>市民ですが、全く問題はありません(大阪全体が発展すれば・・・・)>東京都が国に税金が吸い上げられ地方に流れている等と反対する人は一部だけで、日本全体が発展すればいいと思います。>最近の日本人は自分だけが良くなればいいと思う人が増えているのですか?悲しいですね藤井さんが言いたいのは、市外に税金が流れるから反対だといっているのではなくて、「大阪市民さん」みたいに、大阪市の税金が他で使われることを理解した上で府全体が良くなるんだから賛成票を投じるならかまわないけど、情報を伝えないまま投票が行われて後で違うことが起きるというのはおかしいのではないかと言っているのだと思います。

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  14. あーる より

    最も重要な論点は「大阪市の税金を大阪府全体で使えるようにするべきか?大阪市だけで使うべきか?」という点にある気がしますが、どうでしょうか?藤井先生が「大阪市の税金を大阪府全体で使えるようにするべきではない」と考える理由をメルマガ等で(公開する形で)説明してくださるとありがたいです。これまで出た文章中にあるなら、そこを教えてくださるだけでも助かります。また、「大阪市の税金を市内だけで使う場合でも、特別区5区に分けることが問題となる理由」についても教えてくださるとありがたいです。単に特別区にする意味がなくなるだけ、かもしれませんが。お時間のあるときで良いので、宜しくお願いします。

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  15. ミーコ より

    大阪市は関や平松が頑張ったおかげで借金は残っているものの収支は黒字化されています一方大阪府は橋下府知事になって赤字化したようですですからカジノや自分たちの進めたい公共事業に投資するお金を大阪市から持ってくる必要があるのだと思いますだからと言って政令市を権限のない赤子のような特別区にしていい訳ありませんそもそも水道事業等で大阪市の職員にばかにされたことが事の発端のようですそして大阪市に乗り込んできた訳ですが、つまり私怨からです世界でも例のない特別区制度が東京で成り立っているのは、財源が豊なのと、特別区の住民が東京都の7割を占めているからです大阪市の場合はその反対の3割しかいません大阪市民よ橋下に騙されてわいけませんそうゆう人ほど口が上手いのです

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  16. 大阪都構想の真の目的とは? より

    大阪市5分割にYESかNOか?この藤井氏の問題提起で、大阪都構想の本当の目的がわかったような気がする。大阪市を小分けして、それによって生まれる行政に関わる利権を獲得し、あわよくば、道州制につなげる事で、隣県の行政にも首を突っ込もうというのが狙いなのではないだろうか?大阪市の分割のドサクサに紛れて市の権益に手を突っ込み、仲間内でそれを山分けしようと思うなら、大阪都という名称は格好の隠れ蓑にもなる。だとしたら、藤井氏が全力で都構想を阻止しようとしている理由も頷ける。維新熱もすっかり冷めてしまい、堺市との合併も頓挫した今、橋下氏は安倍総理の構想支持発言を「うれしくてしょうがない」と歓迎していた。そんな中、藤井氏による問題提起は都合が悪くてしょうがなかったのだろう。案の定、ツイッターで連呼しまくり、発狂したように、藤井氏を煽り続けている。ろくな反論もせずに「コウカイトウヤロウゼ。ニゲルナヨ」西田氏と藤井氏の動画を何度も投稿する様は正気とは思えない。つまり、都合が悪いんでしょうね。こんなのを相手にするのは労力の無駄。毅然として、言論に徹する姿勢を断固支持。しかし、2年以上前の動画だったが、西田氏との討論での「鯛」のたとえ、秀逸過ぎて、爆笑してしまった。

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  17. ミーコ より

    大阪市は関や平松が頑張ったおかげで借金は残っているものの収支は黒字化されています一方で大阪府は橋下になって赤字化したようですですからカジノや自分たちの進めたい公共事業に投資するお金を大阪市から持ってくる必要があるのだと思います

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  18. 解体反対 より

    協定書自体は非常にスカスカに作ってあって、隙だらけです。なのでツッコミどころ満載ですが、通ってしまえば維新の天下となっています。協定書20ページに、「特別区の条例や予算など特別の設置の日までに準備すべき事項については、その内容に応じて、大阪府知事と大阪市長が必要な協議を行い、定めるものとする。」とあります。つまり、スカスカに作っておいて、残りは全て二人で決めると書いてあるワケです。全くの白紙委任、金額の入ってない借用証書を書くようなものです。通常、契約書では、契約書に記載されていない事項については、甲と乙が協議の上、定めるものとする。というのはありますが、甲と甲の友達が協議の上、定めるものとする、と書いているわけであり、あまりに酷い内容です。こんな白紙委任をしてまで大阪を維新にまかさねばならないのか、よーく考えてみる必要があります。

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  19. 解体反対 より

    新しいしくみには新しい利権が生まれます。新しいしくみを作る人に新しい利権が手に入ります。大阪市はなくなり、大阪府が絶対的な支配力を増すのですから、大阪市にぶら下がっている利権を新たな巻き取り方で収奪するモノと思われます。

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  20. 市民 より

    すみません、呼び捨てになってました。「そりゃそうでしょ。納得。」さんとするべきでした。失礼しました。

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  21. 市民 より

    >どうして大阪人って、こうやたら視野が狭いのか?色々と、大所高所から(嘲笑)上から目線で解説なさってる方に、大阪市民でない方々が多いような気がしますが?大阪市民の財布が、大阪府民の財布として一つになることくらい、ケチくさい大阪市民はわかってますよ。「そりゃそうでしょ。納得。」が大阪市民なのかどうか知りませんが、本来は東京に税が一局集中していることも考え直すべきことだと思いますよ。1億人で協力連携していくのならね。

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  22. 佐藤 より

    とうりすがり様に同意します。藤井教授のおっしゃりたいことは、結局のところ「大阪都構想が実現すれば大阪市民が損するかもよ」としか言っていないように感じます。では、大阪市の巨額な財政赤字を解消するにはどうすれば良いのか?その視点に立ったご意見を伺いたいです。私の感じる大阪都構想は「大阪市民の負担をできるだけ少なくし、大阪市の巨額な財政赤字を解消するための手段」です。いまの体制のまま(府知事と市長が変わっても)、財政赤字を本気で解消する手段をご提案いただければと思います。

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  23. かえる より

    > 国際、国内のソフト面、ハード面のアクセスの劣化興味深いです。具体的にこれを解決しようとしている政党・団体・個人は存在するのでしょうか?存在するのであれば教えて頂けますか?

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  24. 某掲示板から転載。(こんなコピペを発見しました) より

    全然同じじゃありません。大医者は国家を直す。貴方にこの意味が解ります?国家や社会は生きものであり、生き物を見るから大医は国家を治すのです。私が時間に拘るのも病気は早く直さないと生き物は他生物に襲われたり、死んだり、長く引きずるどころか一生背負う後遺症が残るからです。私の論では大阪が稼げなくなってしまい衰退した要因は国際、国内のソフト面、ハード面のアクセスの劣化が病理と見ているので、府市の問題ではないと見ています。むしろ、国際、国内的なアクセスの改善によって、都市に資源が最集積し、稼げるようになれば府市域への投資ができて、府市はアクセス面から自然に統合されていきますよ。情報の共有だってアクセスでしょ。貴方のご家庭だって奥さんを街で拉致してきたわけじゃないでしょ?無理やり引っ付けるという事が何を生むかは国や社会を生き物と見ているかの違いでしょう。生き物は必要だから自然に合体、共生し生き残りを図ります。大阪都構想はただの捕食ですよ。人さらい。消化したらそれで終わり。ミトコンドリアのように宿主の中でエネルギーは生産してくれない。生き物を見る手法とそうでない手法では根本的に異なりますよ。宗教的に例えれば神と悪魔の違いぐらい異なります。生き物はそう簡単にわからない、だから上から目線で作れるわけないです。今ある世界と丁寧に対話していく覚悟、それが神様を尊重した考え方、人が生き物を好き勝手に作れるなんて神様を人が超えると考えられるならそれは悪魔の発想。法学で言えば法の支配と人の支配というわけですね。この勝負はもう歴史で結果はでてますな。あしからず。

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  25. とおりすがり より

    これまでの経緯を知らないので的外れだったらすみません。後追いで来た詳細がよく分かってない一般国民の意見とでも思ってください。藤井教授が指摘されている7つの事実というのは、内容的に漠然としすぎているので、具体的に資料などを添付し、まず、それらの事実の何が問題なのかを具体的に適示または例示し、公開質問書という形で橋下市長や松井?知事に送付し回答を貰うよう要求すればいいのでは? 回答を貰ってから争点を整理したうえで、改めて渡邉哲也氏か青山繁晴氏など中立的な行司役付きで公開討論をやればいいのではないでしょうか。お二方が二重行政のすべてが無駄だとか、すべて必要だとかいう極論を主張してるのかどうかも知りませんし、国政と違い地方の場合の赤字財政の解決法は予算縮減くらいしかないだろうし、全肯定や全否定、人格攻撃などに走らず、どんな方法であれ、「まず争点を明らかにしてから」議論していただきたいと思います。

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  26. かえる より

    現状に対する危機意識は結構似ているのかもしれません。あとは手法の問題。ご指摘の通り、道州制は長い道のりなので、それまでの都道府県レベルの連携強化は欠かせないというところの意見は同じです。ただ私は今のままでは都道府県の連携はおろか府市レベルの連携すらいつまでたってもできないのではと感じています。(今は進んでいると思いますが、また元アナウンサーを市長に選んでしまったりすると。。)さらに、大阪はカジノ賛成で兵庫は反対とか、スピード感を持って進めなそうな意見の相違がボトルネックになってしまいそうです。大阪周辺はそこそこ大きな都市が多くてまた歴史もあるので、プライドを捨てて連携するというのは難しいのではと思っています。まとめると・そうは言っても直近での都道府県の連携強化は欠かせない・長い目では関西州というレベルで司令塔一本化すべき・少なくとも今回の投票で賛成多数になると府と市の連携は一本化されるよって都構想賛成

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  27. そりゃそうでしょ。納得。 より

    上山信一さんは学者=哲人ではなく、似非学者=ソフィストだと私は思うな。最近、肩書があれば知識人という人が多くて困りますね。最初の哲人タレース、あるいはソクラテス、プラトン、アリストテレスにXX大学の学者とか肩書があったとお考えですかね?物事を図る規準というか正邪の天秤=価値観の在り方は大事ですよね。それを人は教養と申します。そしてその価値観から法は紡がれます。立法であります。

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  28. メイ より

    長くなってしまって、すみませんが、捕捉させて頂けますでしょうか。 公開討論を、仮に藤井先生がお断わりになったとしたら、それは当たり前の事だと思うのです。学者さんから批判されたからといって公開討論を申し入れるような首長が、どこにいるのか・・。 もし受け入れたとしたら、本来的ではないやり方だけれども、橋下氏を慮って藤井先生が受け入れてさしあげた、という事になるでしょうね。 また橋下氏にとっても、難しくなるのではないでしょうか。 藤井先生ををやり込めれば、「市長たる者が、これが一般人に対する態度かしら、大人げない」「どちらが上の立場か判らせてやる、とでも思っているような振る舞い」と思われて、幻滅されるでしょうし・・。 逆もまた(橋下氏にとって)問題ありでしょうし。 どちらが優位、という形をとらずに、ただ騒いで引き分けみたいにしても、「ああ、いつもの両論併記ね?」「パフォーマンスかな?」と多くの人が思うだけではないか、と考えれば、これは自ら迷路に入る事になるかもしれませんね。

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  29. そりゃそうでしょ。納得。 より

    貴方みたいなのは時間が無限にあって、競争相手が親切に待ってくれるという前提があるんだね。このグローバル化の大競争時代に1分1秒の時間が命取りだよ。北陸新幹線をみなさいよ。大阪が数年揉めているうちに他は都市は視野を広げて、都道府県の枠を超えるノウハウを積み上げながら国内、国外、アクセスを改善し、どんどん追い上げてきている。行政区画なんか後回しだ。行政単位を結合するから、統合されるわけじゃなくてハードやソフト面でアクセスを改善するから統合されるんだよ。これって世界史にあまた出てくる帝国の統治を見れば当たり前の常識論だよね。こんな速度の速い時代に狭い狭い都道府県の枠で府市合併なんかとろとろやっていたら、藤井教授の指摘的通り完全に乗り遅れますね。大阪はアクセスが劣化し相対的に孤立します。皆、歴史に学ばない、おかしな行政区画からの上から目線の無茶な机上の空論の統合論の発想と、その時間的遅れが致命的だといってるわけですね。今は民主制なんですよ。維新時の体制は民主制じゃないよ。そんな簡単に道州制なんかできるわけないし、道州制だってもう20年前の発想だ。20年前は今、世界ナンバー2の経済大国の中国はどの位置にいました?道州制だって実施できても古臭くて、今や狭すぎる国土の統合の通過点に過ぎないのに。WW2で機甲部隊に突進していくコサック騎兵みたいな狂気じみた時代錯誤感を感じる。騎兵の機動力=速度で近代戦は全く戦えませんから。大阪はね。戦国時代以降ずっと都市として恵まれて来たから危機感が足りないんですよ。もはやこの出遅れでは他都市に追い上げられて、衰退が止まらず、石山本願寺ができる前に戻る流れは止まらないでしょうね。

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  30. 荒川太郎 より

    道州制にしたらすべてがバラ色になる、という幻想に取りつかれている人が多いような気がしますね。そのためには大阪市民をだまして府に予算を吸い上げ、その府知事の力を近県にも及ぼして現状を打破するのだ!という単純な思考なのでしょう。しかし、その府知事、もしくは大阪都知事に力が集中しすぎて暴走したときどうなるか?ということも考えないといけません。軍事面だけでなく、内政面でもお花畑になってしまった日本人が正しい判断をすることができるか興味があります。もし強大な力を持った地方自治体が外国勢力に乗っ取られたらどうなるのか。。。外国人の地方参政権のみならず、中華系の帰化人が官僚や政治家になるのももう目前に迫っています。。。

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  31. 荒川太郎 より

    橋下氏は他の人をもっとむちゃくちゃに冒涜していますけど、それはどうするんですか?子供みたいな言いがかりで言論封殺はいけませんな。

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  32. メイ より

     大阪全体が謀略的な何かに、飲み込まれかけているような感じがします。大阪だけではありませんが・・。 藤井先生のご指摘はもっともで、非常に大切な事だなと感じました。 ご自身の為では無く、大阪の皆さんの為に情報を提供して下さいました。 私個人の感じ方ですが、「大阪の二重行政が悪い」と言うのは、「大阪市が力を持つのは無駄なので良くない」と同義だと思いますし、「大阪市の既得権をこちらへよこせ」、という意味のような? 既得権益を過剰に批判する人というのは、自分がその既得権を得たくてとってかわろうとしているかもしれないし・・。 私たちは、自分たちの権利を守る事に、ためらいを持ちやすくなっている気がします。「差別だ」とか「自己中だ」とか言われてしまうからでしょうか。でもそれが、敵に利する事もあるのかもしれない。あるいは「ワンなんとか」と、キレイ事で黙らされたり・・。 自分のものなら、堂々と、「これは私のものです」と主張する事に、何のためらいがいるでしょうか。 橋下氏は、本当に大阪の為を思っておられるなら、「大阪都構想が大阪住民の福祉を損ねる可能性があるのなら、藤井先生、もう少し詳しくご説明ください」と仰るはずだと思います。 苦しむ人々の中には橋下氏を応援し、批判から庇ってくれたような方も含まれるでしょうに・・。 しかし「公開討論」を提案されたところをみると、ご自分の立場を充分に理解なさっておられないように見えます。 橋下さんは、自治体の長であり、批判される側であり、一般の方とは、ある種、対等ではなく、疑問を呈されたなら、誠実に答弁する義務がある立場と思います。 民主主義社会において、権力を持つ人は批判されるのも仕事、のような面があるのです。 そもそも市町村の統廃合や、それに類する事に関して、私はあまり望ましくないと思っております。身近な役所や公的な仕事をする方が減るという事は、住民にとっても、きめ細かい支援も得にくくなるなど、問題も多いと思います。  

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  33. かえる より

    府域だけでは視野が狭いという意見がありましたが、都構想の延長線上にあるもの、それは道州制です。道州制が実現すると大阪はおそらく関西州というような枠組みになり、文化と経済の大阪、歴史の京都&奈良を含んだ世界にも誇れる大都市圏が出来上がると思います。道州制の実現に当たっては日本国としての地方自治の仕組みが変わる事がもちろん前提としてありますが、今回の大阪都構想と同じように、財源&権限の移動が欠かせないと思っています。つ_[limit]

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