From 浅野久美@チャンネル桜キャスター&月刊三橋ナビゲーター
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●世界経済はこのまま破局へと向かうのか?
『月刊三橋』の最新号のテーマは、「2015年の世界と日本」
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『タブー・・ちょっとだけよ(古)』
先日、チャンネル桜の番組で、阿比留瑠比さんの『革マル派はタブーなのか?』という興味深い産経新聞の記事を取り上げました。
http://www.sankei.com/premium/news/141106/prm1411060006-n1.html
予算委員会での安倍総理と枝野民主党幹事長のやりとりの中にはっきりと出て来た単語であるにもかかわらず、新聞数紙は、会話記述をわざわざ『革マル派』から『過激派』というざっくりした単語に置き換えたり、まったくその部分を報じなかったり、逆に誹謗中傷だなどと非難する有り様だったりで、もうわけがわからない・・・という内容でした。
私の世代では、セクトとか過激派と聞いてもすでにかなり遠めの存在で、モノの本で読んだり、また同時代を知るおじさまから聴かされる客観的な情報がまずは基本。もはや、ホコリをかぶったセピア色写真のような、前時代的な香りもぷんぷん・・・
今の若者たちに至っては、タブーどころか、おそらく『かくまる』『かくまる』と連呼したとしても、うどん屋のチェーン店かな・・くらいの認知度ではないでしょうか。
しかし、わざわざ別の単語にすり替え(捏造?)たり外したり(隠蔽?)するほど危険でやばーい禁止用語や禁忌アイテムなのだとすれば、
そんな、世にも口にも出せないような恐ろしい存在と接触している枝野さん(ほか)って一体何者なのでしょう?
隠されてしまうと、かえってその存在の怖さを改めて追求したくなるものですよね。
なんだかうちわとかSMバー云々の問題なんて、ずっとずっとチンケで可愛いものに思えてしまいます。
なんでもアリな時代になったようには見えても、タブーというものは世の中にまだまだ存在しているのでしょうか。
そういえば、日テレのアナウンサー研修中だった女子大生が、水商売経験があることで内定を取り消されたとして裁判にまで発展していますが、たとえアルバイトでも銀座でのお手伝いがタブーだとはちょっと驚きでした。
また、女子アナに『清廉さ』を求める、とする局側のコメントも正直言って違和感がありまくりです。
だって、女子アナといえば、あまり上品とはいえないバラエティー番組にも出たり、
真冬でもキャバ嬢みたいなキャミワンピで、オヤジタレントのセクハラギリギリの弄りに応じながら司会をしたりするじゃありませんか。
長きに渡ってそんなポジションにしてしまったのは、他ならぬテレビ局なのに、何をいまさら、という感じもします。
『清廉さ』を求められる職業があるとすれば政治家が筆頭ですけど、政治家のみなさんがよく利用する高級なお店ならクリーンなのかしら。
とにかく、『水商売』の意味する幅ってすごく広くて、個々のイメージも異なるために当然賛否両論あるわけですが、
だからと言って、即、『社にとって危険な経歴』と断じてしまうのはずいぶん単純だな、と思います。危険というなら、国家転覆の思想を隠してメディアに入社するホンマものの危険人物だって、絶対にいないとも限らないわけですもの。
ただ、そうは言っても、当の女子大生の方も、テレビ局に限らず、憧れの職業に本気で就きたければ、自分の身辺の疑わしき部分は早くからきちんと自覚、整理しておくべきだったとは思います。
まぁ、それでも、正直に上司に告げて相談するあたり、きっと素直で真面目なお嬢様なのでしょう。
もしも後々週刊誌などにその経験を大げさに晒されたとしても、銀座経験あり、大人トークも出来る女子アナ・・・として、社会ネタをみっちり勉強した上で深夜枠を占領するくらいの根性が、本人や局側にあってもよかったのではないのかな・・なんて勝手ながら思ったりもいたしますね。
ちなみに私も学生時代は、自分で学費を稼いでいたので、実に多岐に渡るアルバイトをしましたよ。
窓拭き・家庭教師・旅行添乗員・ピアノ教師・着ぐるみの中身・ベビーシッター・エキストラ・草むしり・事務職・売り子・コーラスガール・受付嬢・巫女さんetc・・・
まだまだ色々やりましたが、お酒を出すお店でのバイトだって経験豊富。でも、学ぶことは多かったけど、『黒い歴史』になるような妙な店はひとつもなかったことだけは断言しておきましょう。
まあ、こーんな超大人のオンナと新卒女子アナさんを同時に語るのもあまりに暴力的かもですが、
先日、「愛国居酒屋のママになるのが夢」と言ったら、チャンネル桜の社長は
「いいねぇ、○○先生や__さんが喜ぶだろう。みんなで通うぞ」と、いろんな意味で太っ腹でした。
てなわけで、いまだに『保守的』なテレビ局よりは、時代は『保守』のチャンネルね・・・などと、北風に巻かれながら静かに吠えている今日この頃・・・
とはいえ、軍歌しか歌えないようなバリバリ過ぎる居酒屋にだけは絶対にしたくないぞ、
と改めて誓う、将来おしゃれな居酒屋オーナー志望の浅野です。
みなさま、今週もお仕事大変お疲れさまでした。
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まあ黒歴史、とまではいかなくても、みなさん何かしら『あれは抹消したい』というエピソードは持っていますよね。
昔、怪しい宗教にハマって親を泣かせたとか、カンニングがバレて落第したとか、
ストリッパーを追っかけて会社を辞めたとか、日本国籍狙いの外人女に騙されて結婚して財産を取られて逃げられて捨てられたとか(以上、全部知り合いの実話)
・・・思い出したくないことは誰にでもあるものです。
私も最近、久しぶりに会った友人に、過去の黒っぽい歴史のひとつを掘り起こされたばかり。
8〜9年ほど前、ある有名なダイエット食品のモニターモデルとして女性雑誌の広告に出たことがあるのですが、「あんた、あれって詐欺よね」と彼女は言うではありませんか。
そう、モニターとは、『使用前』『使用後』の写真を出して「カラダが軽くなりましたぁ」「血行がよくなりました」「人生が変わってバラ色です」「主人にもほめられました〜」(あくまでも本人の感想です)・・・とかっていう、例のアレ。
今でこそ、置き換えダイエット食品の類いは多々ありますが、
そのメーカーは業界では先駆け的な存在の、信頼も歴史もある正統派ブランド。
たまたま体脂肪が29%になって意気消沈していた時に、知り合いから紹介されてのモニター入り。
夏までにはかつての華奢なボディに戻したい・・・と、一応はやる気満々だったものの、
でもこれがけっこう面倒くさいのです。
メーカーから送られて来るドリンクやシェイプアップグッズなどを使用して、細かい生活記録を出してその成果を度々提出するわけなのですが、結局私は担当者のご指導もあまり守れず、たった1キロほど、誤差程度に減量しただけの、モニターとしてはどう見ても超劣等生でした。
(メーカーの名誉のために言いますが、他のモデルやモニターさんはみなさんしっかりと成功していましたよ)
ただし、何故『成功例』として私が広告に出たかといえば、この場合、重要なのは努力や結果などではないのです。
結局、明らかな差異を感じられる『使用前』のぽっちゃり写真があればそれで大成功なのですから。
私が事前に担当者に出したのは、横ボーダーのシャツに、ヒヨコ的な膨張色のもこもこカーディガンスタイル、という、
太って見える衣装の定番。これがまたさらに、日差しの加減や角度のせいか、ものすんごく膨張して、驚くほどの迫力で写っている写真だったのです(実際にはそれほど太った時期の写真ではなかったのに)。
しかし、どうやら担当の方はそれだけでも「シメタ」と思ったようです。何しろ、その写真に比べれば、例え体脂肪29%であっても、
何もしない現時点で、私は、まるで努力して大きな成果を得たかのようなすでに優良モニターのポジションだったのですから。
で、撮影当日は、スタイリストさんやヘアメークさんもついて、ベテランのカメラマンと照明さんが極力スマートに撮ってくれるというわけ。
そりゃもう、「わー、すごく変わった」となりますよね。
んー、これってやっぱり私は誇大広告に加担したことになるのでしょうか。
さらに後日、発売された女性雑誌の広告誌面を見てある意味納得しました。
例の『使用前』のぽっちゃりヒヨコ写真の下には、なんと
『太っていたこの頃は、オシャレも手抜きでした(笑)』というあまりに無慈悲なキャプションが!!
ウソだ!勝手に作るな〜!と、地団駄を踏みながら、どう見ても主役は私ではなく私の過去の写真・・
であるそのページを勢い良く閉じた・・・という、ちょっとだけ黒い、封印希望な恥ずかしい歴史のひとつでございました。
ではでは、
調子に乗って喋り過ぎて、JAROに訴えられるかもしれないので今回はこの辺にいたします。
バタバタと忙しくなる季節ですね。
元気に冬を乗り越えましょう。よい週末を!
PS
世界経済はこのまま破局へと向かうのか?
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【浅野久美】タブー・・ちょっとだけよ(古)への1件のコメント
2014年12月14日 11:25 AM
♪遠い世界に♪五つの赤い風船全学連の猛者が棒ふりまわし石をなげ火つけをしいていたころの歌でしょうか。。。歌詞にありますけれど、、「これが日本だ私の国だ」こんな国になさったのは「あなたがた」の世代ではないのでせうか??とある新聞記者にお尋ねしましたら「いや もう少し下の世代」とのこと。ふるゆきや 昭和は遠くなりにけり明日の「戦」は雪合戦になりそうですねヤレヤレでございます。
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