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2014年7月19日

【浅野久美】祭りのあと

From 浅野久美@チャンネル桜キャスター

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あらら、7月も後半・・・2014年もすでに半分以上終わってしまいましたね。

「今年こそ断捨離をして広く暮らそう!」
「ダイエット4キロで久々にプール!」
「たまに和服を着て『おお、いいね』などの評価を貰う」
「2年前から借りている落語のCDを返して友達に奢る」
「乱視の眼鏡を作って、目を細めて出来るおでこのシワをなくしたい」
「ネイルサロンデビューして、手の大きさを可愛い爪でごまかす」
「昨年『愛国?』に目覚めた会社経営の知人に、三橋さんの本をごそっと引き渡そう」・・・等々。
例によって年頭にいくつものto doリストを立てていたはずですが、今のところ、ネイルサロン以外はまだクリア出来ておりません。
ワールドカップも終わり、すっかり気が抜けてしまった祭りの後・・せめて実のある下半期としたいものです。

とはいえ、毎日午前2時〜4時キックオフの試合を観ていた日々の後遺症か、昨日も今朝も一昨日も、たぶん明日の朝も、きっかり3時30分に目が醒めてしまう浅野です。そのままご近所のお掃除を始めれば、早くも立派なシニアモード。レレレのレ〜(わかる人にはわかるはず)
・・ということで、梅雨も南から徐々に明け、本格的な夏も間近ですね。
みなさま、蒸し暑い中、今週もお仕事お疲れさまでした。

ちなみに、ネイルって、プロにケアしてもらうと見違えるほど丈夫になるんですね・・・私はここ数年、先が微妙に剥がれて二枚爪になりがちだったのですが、最近は
水仕事に泥仕事(草むしりとか)、缶ビールのプルトップ・・・どんなに指先を酷使しても全然平っちゃら。まるで生まれ変わったようでとても元気快適なのですよ。
やはり、舌も爪も一枚でなければいけませんね。

大抵は、舌を二枚持っているのが主に政治家だったりしますが(我が国の首相は何枚でしょう)、
しかし、政治家といえば、南米大会初のヨーロッパ優勝となった瞬間も、現地に駆けつけて立ち合い、自国選手とハグをして喜び合うメルケル首相と、出て来ると同時に、スタンドからの大ブーイングを浴びたブラジルのジルマルセフ大統領・・・
並ぶとふくよかな体型もなんとなく似ているし、どちらも女性元首として大いに注目を浴びた華やかなお二人・・・なのにあの極端な明暗たるや。
ましてや、選挙を控えて誰よりもブラジル優勝を祈っていたはずのジルマ大統領です。
歴史的な惨敗を喫した憎き相手国の首相が、観客席からでなく、堂々と表彰式のメインの場に並んでいるわけですから心の内はどんなものだったでしょうか。
一体どちらが開催国のリーダーかわからなくなるような、存在感の薄いジルマさんの陰影はあまりに対象的で切な過ぎました

そういえば、決勝でドイツに敗けたアルゼンチンも女性の大統領ですが、もしアルゼンチンが勝っていたとしても、フェルナンデス大統領なら、メルケルさんほど前面に出て、ドヤドヤアピールはしなかったのではないか、と想像してしまいます(試合そのものは体調不良でスタジアムには来なかったとのこと)。
それだけ、単なるお国柄や御本人のキャラでなく、国の現状や背景が大きく現れるのもこういった舞台なのかもしれませんね。
今回のワールドカップも、多くのドラマがありましたが、最後にして、ものすごいシリアスなラストシーンを目撃してしまった気分です。

ところで、優勝候補でありながら、早々とグループステージで敗退してしまったスペインやイタリア、ポルトガルなどは、現地での情報を得る限りでは、いつもの大会よりもサポーターの数は激減した、ということで、映像からもそれは明らかに伝わって来ました。
とりわけフットワークのよい若手サポーターは、毎大会、大挙して世界中の現地に賑々しく入り、サッカー大国らしく、派手な応援でスタジアムを席巻していたものですが、さすがに失業者が溢れている現状では、それどころではないのでしょうか。
先行き不安で暗鬱な国情の下、優勝候補の自国チームの活躍を共通の拠り所としていたであろうスペイン、イタリアの人々にとって、悪夢のようなグループリーグ敗退でどれほど国中の意気が沈んだかは、充分に想像出来ます。

サッカーまでもがドイツ一人勝ち、とも言われる結果になってしまいましたが、個人的には、なるべくシンプルにスポーツに興じたいので、普段は敢えて能書き的なことはあまり考えないようにしています。
が、しかし、熱狂と興奮とともに、素直にドイツ優勝を讃えていたものの、後日に問題となってしまった、選手たちの祝勝会における『差別的猿歩きダンス』?・・・あのデリカシーのないふざけ方で、
ワールドカップの金色の輝きが、ちょっと錆び付いてしまいました。

このジェスチャーのニュアンスや流れが正直よくわからないので何とも言えませんが、確かにとてつもなく下品な香りのするパフォーマンス。
わざわざ試合前に各国選手による『アンチ差別宣言』まで行われた今大会だっただけに、帰国してからの行動も厳しい目で見られて当然。
『南米人はこう歩く〜、ゲルマン人はこう歩く〜』などと、踊りに合わせて歌ったそうですが、歌っているクローゼ選手にしても、そもそもはたしかポーランド人ですよね。
ドイツチームのお仲間には、黒人のボアテング選手やトルコ移民系のエジル選手もいるのに、やはりドイツ人の本音はこんな調子なのかな。

ただ、間違いなく言えることは、選手たちも、冷静に見えながらも自信満々に強気で決勝を迎えたわけではなく、相手のアルゼンチンが怖くて畏ろしくて、
ましてや明らかなアウェイになること必至で相当緊張していたのでしょうね。
たぶん(想像ですが)、宿泊先などで、士気を高める時には、何かと内々であのような形で盛り上げていたのだと思います。『メッシなんか怖くないぞ』『俺たちの方が大きいぞ』という、
脅威を和らげる暗示。
ゲッツェ選手が交代する時に、レーヴ監督が『メッシよりすごいとこを見せてやれ』と、具体的に名前を出して鼓舞したそうですから、どれほど意識していたかわかります。
つまり、アルゼンチンという存在はそれほど偉大だった、ってことですな。
まあ、だからと言ってそのテンションを公に晒して、差別だのという問題を引き起こすのはスポーツ脳過ぎてダサいけど
現にドイツの評判が少し落ちて、相対的にアルゼンチンの勇姿の方がインパクトを残す大会になってしまった・・・

そういえば、『がっかり』とは少し違いますが、
あの、歓喜にむせぶ優勝決定の直後・・震天動地の名シーンになるはずだった、
美しい涙を流す選手たちの闘いを終えた姿・・・そこにいきなりそれぞれの恋人だかガールフレンドだかが一気にピッチに下りて来て、すかさずぶちゅぶちゅよれよれベタベタし始めましたよね・・・・
何なのアレ?
しかも何故か皆さん、揃えたようなピチピチのショートパンツ姿。
最初、チアガールとか、ミス・カーニバル的な軍団のお祝いサービスかと思いました。

おいおい、ワールドカップの最高のファイナルを飾り、ついさっきまで全世界を感動させた神聖なマラカナンのピッチサイドが、まるで場末のキャバクラみたいになってしまったじゃんか!!!!(怒)
と大きく舌打ちしたのは、私だけでしょうか。

子供さんが入るくらいなら普通に微笑ましいけど、彼女さんたちとは出来ればピッチの外で好きなだけ喜びを分かち合って欲しかった。
やっぱり、私はご近所のお掃除予備軍の古い人間なのかなぁ。

てなわけで、色々あった2014年ワールドカップブラジル大会。
次はロシアだ!
また4年後を楽しみに。

みなさま、よい週末を!

PS
中東有事でホルムズ海峡が封鎖されたら、
日本経済に何が起こるのか? 三橋貴明が無料音声で解説中
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