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2014年6月10日

【藤井聡】クルマ利用は、ほどほどに。

From 藤井聡@京都大学大学院教授

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●月刊三橋会員限定コンテンツ「経世論入門」(仮)がスタート!
http://keieikagakupub.com/38news/keiseiron/

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先週は、「国土強靱化基本計画」が閣議決定されました! これからはこの基本計画に沿って、「中央」の各省庁にて、各種の強靭化施策が、文字通り本格的に、展開されることとなります。

が! 日本全体の強靭化のためには、「地方」の取り組みが、何よりも大切です。したがって、基本計画の閣議決定と共に定められたのが、

.  「地域強靭化」

の計画策定のガイドラインです。これは例えば、東京なら「東京強靭化計画」、京都なら「京都強靭化計画」をつくる、ということですね。

ついては本日は、この「地域の強靭化」の問題を考えてみたいと思います。

言うまでも無く、地域強靭化にとって必要なのは、地震や洪水の対策を図る。。。。と言う事ですが、強靭化の本質は、

.  「たくましい社会をつくる」

という一点です。

ですが残念なことに、全国各地の都市は今、大きく疲弊し、強靭化どころか、「脆弱化」しています。

この地域の強靭化にとって、とても大切なものが、私たち一人一人の

.  「クルマ利用」

の問題です。

この問題について、(京都市のまちづくりの取り組みの一環として)次の様な動画を配信しております。

『クルマ利用は、ほどほどに。』
http://www.youtube.com/watch?v=DRjW7HzUPwc

この動画でお話している内容の中でも、特に地域の強靭化に関する部分について、少しお話差し上げたいと思います。

まず、全国各地の地方経済は今、大いに疲弊しています。雇用は失われ、人口は減る一方で高齢化が進んでいます。そして中心市街地はゴーストタウンのように、ほとんどの店がシャッターを下ろしたままになる「シャッター街」と化しています。

一方で、郊外の国道等の「道路沿い」には巨大なショッピングセンター(以下、SC)が建ち並び、大量に集客しています。

ですが、そのSCは(幾ばくかの雇用を地域にもたらすものの)、その利益の多くが、遠く離れた大都市(場合によっては外国)の大企業に送金されます。

つまり人々が、「より安くて良い品」なるものを目指した結果、

.  「地域の 『雇用』と『経済』と『産業』と『社会』」

を支える「地域商店街」を含む「地元企業」は淘汰されていくのです。そして一方で、地域外からやってきた大資本家達の「大型SC」が繁栄していく事となります。

こうして、その地域住民が一生懸命稼いだカネが、遠く離れた大都市の大資本家達に吸い上げられ、結果、地域経済はますます疲弊し、地域の衰弱、「脆弱化」は、加速度的に進行していきます。

そして、最悪なことに、当該地域が十分に衰退すれば、大資本家等は、躊躇無く当のSCを撤退させます。結果、当該地域には、買い物できる場所が、全て無くなる、ということになります。

一般に、こうした経緯を経て食料を買う場所が無くなってしまった地域のことは「food desert」(食料の砂漠)と言われています。そして、こうした大資本家達による大型SCを用いた商売は「焼き畑商法」とも言われています。

ここまで至れば、人々はますます、この地域から転出していく事になります。こうして、当該地域の「脆弱化」は決定的なものとなっていくわけです。

・・・・

さて、もしも、こうした状況を鑑み、地域の「強靭化」を果たすとするなら、何が必要でしょうか?

まず考えられるのが、大型SCの立地の「規制」です。ただし、この規制の強化は、今日の各種実情を考えると、必ずしも容易とは言えません。

それを踏まえた時、今、実践上、極めて重要なものとして位置づけるべきものが、

.  「クルマに依存しすぎない様に、一人一人がライフスタイルを変えていく」

という取り組みです。

そもそも、郊外の大型SCへは、クルマが無ければアクセスできません。だから人々がもしもクルマを一切使わなければ、家の近所、あるいは、駅前や中心市街地等にいくほか無くなるのです。

つまり、「人々のクルマ依存傾向の増進」(モータリゼーション)が、まちの構造を根底から変えてしまい、現在のシャッター街化をもたらしたのです。

もしもあなた一人でもクルマを使う事をやめれば、あなたはもう、大型SCに行く事はなくなり、地元商店に行く事が一気に増えます。そして、そういう人々が増えていけば、もともと寂れかけていた地方の商店が、徐々に活気付けられていきます。

・・・とはいえ・・・

クルマは大変に便利なものですし、クルマを使う「習慣」を持っている人は、なかなか、生活習慣を変えることは難しいものです。

が!!

よくよく考えてみると、ほとんどの人々は気付いていませんが、クルマばかりの暮らしでは、たくさんのものを失っているのです。

クルマを維持するには、相当なオカネを余計に使っています。

.  (一日あたりの出費は、多くの場合千円〜二、三千円程度にも上ります!)
.  _http://www.jcomm.or.jp/info/cost.html

クルマのせいで歩かなくなって、「肥満」のリスクが増えてしまいます。
.  (クルマ通勤者の肥満率は、それ以外の人々の実に約1.5倍!)
.  _http://www.jcomm.or.jp/info/healthy.html

クルマを使えば、常に「人をひき殺してしまう」危険性を抱える事になります。
.  (クルマをよく使う人においては、その確率は実に250人に一人!)
.  http://www.jcomm.or.jp/info/accident.html

そして何より、皆がクルマばかりを使い続ければ、大切な「自分の地域」を失っていくことともなります。

そんな事を考えれば、クルマに頼り「すぎる」暮らしは、「暮らしの豊かさ」を「蝕んで」いることは明白といって、差し支えありません。

もちろん、いきなりクルマを手放すのは難しいでしょうが、
・買い物は自転車を使うようにしたり、
・週に一回は電車で通勤するようにしたり、あるいは、
・週末の外出は、クルマを使わないようにする….
なんていう事なら、誰にでも始められそうですね。

ちなみに当方は、二十代の頃は、年間数万キロ、クルマを乗り回す、超ヘビーユーザーだったのですが(笑)、こんな「クルマの問題」に思いが至ってから、徐々にクルマ利用を減らしていって、最終的には三十過ぎの頃には、クルマを手放してしまいました。そして今では、クルマがないのが当たり前、という暮らしになりました(そもそも、クルマがなければ、クルマが無くても生きていける所に、住まいを構えるようになるのです!)。

おかげさまで、それ以降、近所の商店街にばかり行くようになり、我が家と地域社会、地域の自然との密接な関わり合いは、より濃厚になりました。

きっと、皆さんの暮らしも、クルマとの距離感を、少し考え直せば、今よりももう少し「豊か」になるのではないかと、思います。

そして、その分だけ、あなたのまちも豊かに、そして、より活気あるものに(つまり、強靱に!)なっていくのではないかと、思います。

是非とも、皆さん、『クルマ利用は、ほどほどに。』
http://www.youtube.com/watch?v=DRjW7HzUPwc

では、また来週!

PS
今回のお話にご関心の方は、こちらをどうぞ!
http://www.jcomm.or.jp/

PPS
月刊三橋会員専用サイトにて、藤井聡解説Video
「武器としての『政<まつりごと>の哲学』」を公開中
http://keieikagakupub.com/38news/benefits/

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http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index.php

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「土木と文学」にご関心の方は、こちら。
http://www.youtube.com/watch?v=v1QARVOm_SE

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【藤井聡】クルマ利用は、ほどほどに。への14件のコメント

  1. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >(使ったことはないので想像ですが)私も使った経験はありませんので、マスコミ経由のあやふやな知識しかありません。ネットでは、この記事などが参考になるのではないでしょうか。http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38595

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  2. 海外助教 より

    おお、そうだったんですか!日本の近況が良く分からなくて・・・もう5年以上も海外暮らしです。日本も便利になって行きますねえ・・・戻りたい・・・「新聞が溜まっていた」とかで孤独死が発見されることもあるようですが、「御用聞き」で地域が有機的に繋がるメリットがあるかもしれませんね。ただ、昔の「三河屋さん」的な御用聞きに比べて、コンビニからの宅配は無機質的なものかもしれません。(使ったことはないので想像ですが)「コンビニのバイト」では十分に地域の顧客に応じて専門知識を提供するのは難しいと思います。地元の商店街が復活すれば、専門店によるきめ細かなサービスが復活し、より豊かな地域生活が出来るかもしれませんね。今回の記事に関連する面白い記事がありました。「歩行者に優しい都市ほどGDPが高い」という調査結果です。http://wired.jp/2014/06/25/walkable-cities-income-education/因果関係は示されていませんでしたが、「町が人を育てる」も「人が町を育てる」も、どちらもありそうな話です。さらに「高学歴者が多かった」というのも面白い点です。面白い町だから知的な人が集まるのか、面白い町だから知的な人が育つのか。京都の観光で藤井教授が指摘されているように、「良く観る」ことも関連するのでしょう。https://www.youtube.com/watch?v=C3erF38l6T8歩くたびに新たな発見がある街ってのは良いですね。脳への刺激とか、健康増進とかと合わせて考えると面白いですね。「好ましい街づくり」のヒントになるかもしれません。

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  3. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >ドローンによる宅配サービスなんてのも開発さ>れているようで、「商店街から」の宅配も出来>るかもしれません。ご存知のことでしょうが、「コンビニからの宅配」はぼちぼち展開されはじめているそうです。(さずがにドローンは実用化されていませんが)これは、「酒屋のご用聞き」の復活と解釈することができます。「酒屋」を「コンビニ」に換装するにあたって、封じられたはずの慣行だったはずなのですが。。。

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  4. 拓三 より

    そのとうり。でもここで考えてほしい。この20年弱、その考えが主流になり、グローバル化も進み、地場産業が衰退し、地元商店街は、シャッター街、また若者の都市への流動が問題になり、なおかつTPPでどうなるか。この先、地方がもっと衰退すれば、都市企業も撤退どころか、その企業でさえ、衰退するんちゃうか。結果を見れば、地方が自力で経済発展するのは、難しいやろ。雀の涙であろうが、地方は必要なんや。法人税も企業別で考えても、おもろいで。それと、災害大国である事実を忘れたらあかん。

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  5. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >そやけど、今の日本、特に大都市の人間は、個>人の利益を確保するのに、我武者らに生きてる>さかい、地方の人間が、国の金で利益を生むの>が、腹立つんやろな。地方から吸い上げた金も>あるのに。違う。地方の仕事といいながら、それを東京のゼネコンが請け負い、地元には雀の涙。こういうカラクリが指摘されて久しいから、都市住民としても、「国土の均衡ある発展」などという美辞麗句には踊らされはしないのです。

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  6. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >車を使わないようにする、のではなく、>車がないと生活できないような街づくり>を変えていくしかないと思います。そうです。現在はよくても、高齢化の進展で、クルマ(少なくとも自家用車)頼みのライフスタイルは次第にキツくなってくるような気がする。

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  7. 拓三 より

    地方には、財政出動やらなあかん。そやけど、今の日本、特に大都市の人間は、個人の利益を確保するのに、我武者らに生きてるさかい、地方の人間が、国の金で利益を生むのが、腹立つんやろな。地方から吸い上げた金もあるのに。藤井はん、今回の「クルマ利用はほどほどに」ぐらいの、抵抗しか、もう無いんですか。

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  9. 海外助教 より

    申し訳ございません、もう一つ書き込みです。健康管理に「かかりつけの医者」をもつメリットを聞きますが、遠くのデパートより地元の商店街での人間関係を高めれば犯罪の抑止や災害時の助け合いにも有利でしょうね。しかし、一方で「田舎の閉鎖性」の害も聞きます。これは他の人のコメントにもありましたが、私自身が思うことも最近ありました。逃げ道が無い環境にアレルギーをもった人が「キズナをぶっ壊してやる」と八墓村みたいなテロを仕掛けてきても困ります。ヒキコモリで精神に異常をきたしたり、因習にとらわれた村で連続殺人事件が起きたり、国家でも孤立の結果ロクでもないことをやらかします。人々が自分にあった環境に身をおき自己実現を果たし、助け合うことができる、「人間同士」と「共同体同士」の様々なレベルでの個性化と交流のバランスが大切だと感じます。適切な距離で適切な交流をもつ、濃すぎず薄すぎずの人間関係を保つ智慧や工夫が必要でしょう。これも、経済的な余裕が生まれることで交易などを通じて解決できることかも知れませんが、心理学的・経済学的・社会学的に何か研究があれば勉強してみたいです。

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  10. 海外助教 より

    資源や環境の観点からも「クルマへの過剰な依存」は問題ですね。以前バルセロナに行ったとき、街中に自転車用の道路が整備され、トラムも走っていて「へ〜」と感心しました。「田舎では車がないと生活できない」とも聞きますが、言い換えれば「発展すれば車が要らない」ということですね。日本の実家には自動車がありません(家狭いし)が、特に不便は無いです。しかし、「都会化すれば」と「田舎だから」は「ニワトリと卵」のようなものです。すでにクルマに依存した社会では、目先の「便利さ」は非常に魅力的ですし、老人や女性など「買い物は重いし」と言います。現状で商店街がさびれ、このような人が「お買い物」の主体である限りは「脱クルマ」は難しいでしょうね。やはり、テクノロジーの助けがいると考えられます。実家の親は電動アシスト自転車でスーパーに買い物に行っていますが、「転んだらどうしよう」と心配です。(帰省したときは手伝いますけど)自転車よりも安全で安くて重い荷物も持てて「近くに気軽に行ける」が「遠出には向かない」超小型車が売れれば・・・専門外ですが、実用化が近いロボットカーや電気自動車が切欠になるかもしれません。ドローンによる宅配サービスなんてのも開発されているようで、「商店街から」の宅配も出来るかもしれません。ITを使って調和の取れた交通を実現する、「パーソナルな公共交通機関」という矛盾した存在も可能なようです。科学技術好きとしてはワクワクものです。いずれにせよ、メリットがデメリットを上回ったとき、水の沸騰のように一気に流れが変わることも考えられます。それまでは地道にメリットを伸ばし(周りに説明し)て変化の下ごしらえをしていくしかないでしょうね。

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  11. 荒川太郎 より

    この手の話題は反発を食らいやすいですね。人々は便利さに一度慣れてしまうとそこから離れることが難しくなります。そこを考慮した対策が必要だと思います。車を使わないようにする、のではなく、車がないと生活できないような街づくりを変えていくしかないと思います。まぁ、わかっていて書かれているのだと思いますけどね。ただ、今の政権を見ていると、寂れかけた地元の商店街が復活するような政策よりも、SCを優遇するようなことしかやらないような気がしてきました。実際はどうなんでしょうかね?

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  12. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    日本の基幹産業(要するにトヨタのこと)に反旗を翻された、その勇気には敬意を表します。『自動車の社会的費用』、ここに蘇えり。でも、もう、手遅れ。コンビニ、ファストフード(牛丼、ハンバーガー)、ファミレス、百均ショップ、レンタルビデオ、古本屋。そのどれ一つとしてビッグビジネスの息のかかってないものはなく、地元にカネが落ちる気がまったくしない。。。これは、もう、車を捨てるとか捨てないとか、SCを使う使わないとかいう以前の問題じゃないでしょうか。それより、駅前商店街と仰るが、地方の富の流失を問題にするなら、鉄道が一番まずいでしょう。「全ての道は東京に通ず」 これを一番よく体現しているのが鉄道です。というわけで、リニア新幹線などというものは、やめにしといた方がよさそうです。

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  13. ふりい より

    バイクという選択肢が例にあってもいいと思うのですが。そして乗らなくなったら、買わなくなるわけです。国内の需要が減れば自動車関メーカーの国内生産の理由が減り、生産の海外シフトが加速し国内雇用が減りませんか?話の本題が「大型資本による地域経済の破壊」に始まったのに個人の自動車用途攻撃にすり替わっています。貴兄は大資本優先なのですか?なぜ尻込みするのですか。プラグマティズムの作法では……..はぁ…….

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  14. 神奈川県skatou より

    藤井先生にめちゃくちゃ同意です。完璧同意です。トラムにコミバス万歳です。なのですが、だからこそ、周囲からいろいろ聞き、また考えます。妻はいなかの出身ですが、郊外のSCは、東北のド田舎では都会的文化が香る貴重な場所であり、窒息しそうな、息苦しい閉鎖的人間関係の固着した田舎空間で、10代の若者が唯一いきをする非難場所だという点です。大学で上京してから自分らしい人生、とまで言ってます。あとは「公共交通」をどう復活させるか、ということかもしれないです。ハードでなくてソフトです。自分は毎日通勤で電車に乗りますが(痛勤電車?)今朝も混んだ車内に乗り込み神経質そうなオバサンの座る前に立とうと思ったら足を前に投げ出して必死にスマホを覗いていて、「足蹴らないでくれる?」とガンとばしてきました。出入口では人がつぶれそうに混んでるのに座ったらロイヤルサルーン席だとばかり、だらしなく腰を前に出して浅く座り、脚を投げ出して「当然の権利」を主張するオッサン、オバサンOL、図体のでかい学生(自分も小さくはないのですが)の見苦しい光景を毎朝毎朝くりかえし見るにつけ、自己の権利や快適の追求から、譲り合い、協力共感、痛み合いの甘受に日本全体の常識がシフトしないと、また「クルマならばパジャマで運転してもガラスにフィルム張ってるから問題ねぇ」的な公私の切り替えのない現状を変えていくことから始めないと、とも思うわけで、そう簡単にはいかない、つまり「望まれない可能性がある」ということを危惧いたします。正常な「社会」を取り戻すためにも公共交通こそ困難で反発があるが大事なのだ、だからこそやるんだ、と、自分は思うのですが。

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