From 浅野久美@チャンネル桜キャスター_
http://www.ch-sakura.jp/
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●三橋貴明の無料Video「韓国経済の悲惨な現状」
http://www.youtube.com/watch?v=cJ5ZkH04hwE
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『アナタはヨコガミヤブリのヒトですね』
10年くらい前、日本に帰る飛行機の中、隣の席に座った初対面のアメリカ人に、いきなりカタコトの日本語で言われました。
デヴィットボウイ(古い?)をアメリカナイズした感じの、大味ハンサムな中年紳士。
少々ドヤ顔でしたが、目の奥は笑っていたのでクレームではなさそうとみて、こちらもつい『ナンデスカ?』と何故かカタコトで返答。
まあ、設定としてはこんな感じです・・・
機内座席前についている、フライトマガジンや免税品カタログやらが入った小物ポケットに、さらに本と新聞とペットボトルと靴下とはみがきセットを投入し、はみ出す力を抑えつつ、すべてをぎゅっと押し込んでパンパンに膨らんだ状態。ふう、と満足している私を、しばらく横目で眺めていた隣の外人からのひとことがそれ。
『ヨコガミヤブリノヒトデスネ』
カタコトにもほどがある・・・と言いたいくらい、はじめは何を言っているのかまったくわからず、
『横紙破り』が、どうしても『横井カンチャナブリ』と聞こえ、てっきり連合国人と戦争談義か、と慌てて上段の構えを意識したりして・・・。
次第に、発音がこなれて来ると、今度は『横から見破りのヒット!』などと聴こえたりもするわけです。
一体横の席から私の何が見えちゃったのか・・・と慌てて胸元を隠し、意味なくどぎまぎする始末。
そして噛み合わずに何度も聞き返すうちに、私の英語力程度でどうにか理解出来たのは、
『戦場に架ける橋』でもなく、『メジャーリーガーが神々ヒット』ネタでもなく、ましてや『脇から見えてますよ』でもなかったということ(笑)と、難しいけど日本語は奥が深くとても楽しい、ということでした。
『横紙破り』とは、彼が見せてくれた辞書の説明だと、たしか『going your ownway against every reason』的な、特に面白みもない中学英語系でした。しかし、『和紙の本来の自然な繊維の流れを無視して横に裂く、つまり無理に道理を通そうとする無謀な人のことを表す』・・・ということもセンセイから図解で教わって、益々日本語が好きになった、と彼は胸に手を当てながら強調します。
確かに、褒め言葉ではないけれど、ほんのり文化の味がある、
面白い言葉ですものね。
「日本人なのに何故知らないのか?」と驚かれましたが、
いやいやお恥ずかしい・・・と思うのと同時に、
使用頻度の低い単語にもスポットをあて、
外国人の興味を引き出す日本語教師にも感心。
当時30代の日本女性とのことでしたが、
きっと普段から美しい日本語を話される先生なのだと想像し、
私もあれこれ反省することしきり、
な帰国フライトとなったわけです。
機内のポケットをぱんぱんにする客に使うのが正解かどうかはさて
おき、『日本語は、
静かに呟くだけでも何故か気持ちがよくなるすばらしい言葉だ』
と言ってくれたアメリカ紳士にも感謝でした。
外国人が習う外国語では、日本語が世界でも最も難しい、とよく聞きます。文化や歴史に精通しないとマスター出来ない、ということも理解できます。歌舞伎好きの外人は多くても、さすがに落語の会などで欧米人は見た事無いですもんね。
いやはや、日本語が母国語で本当によかったあ・・・
政府観光局発表では、昨年一年間の外国人入国者数は、初めて1000万人を超えたとのこと。
円安も大きな要因だと思いますが、東南アジア各国の日本観光ビザが緩くなったことも増加につながっているのでしょうか。
最近、電車の中や街の中では、いままでそれほど頻繁には見られなかった、ムスリム的なストールを卷いたアジア人と多く出逢います。
聞いてみると大抵がマレーシアからの観光客。たしかに、観光局のホームページによると、
ーーー 国・地域別では、新規入国者の最多は韓国で231万人(前年比21%増)。
以下、台湾217万人(同52%増)、香港を除く中国98万人(同6%減)、
米国74万人(同12%増)と続いた。昨夏に旅行者のビザを免除したタイは
44万人(同77%増)、マレーシアも17万人(同38%増)と大幅に増加した ーーー
とのことです。
移民20万人などという悪夢のようなふざけた話には、横紙でも横車でも蹴破りたい気分ですが、マナーや人柄のよい国からの観光客が増えるのは大歓迎ですね。
そうそう、先日、テレビの情報番組で、
イタリア人の日本大好き青年が、日本での『忍術修行ツアー』
なるもの(イタリア・スペインなどで流行っていて、
道場まで増えているそうですよ)
に参加したミニドキュメントを放送していました。
彼は神社での礼と拍手も手慣れたもので、日本のどこが好きか?
忍術の魅力は?・・などという質問には、丁寧な日本語で、
『花情和楽』などという、
これまた外人好きしそうな単語を混じえてきちんと答えていました
。
『花情和楽』、なかなか日常会話には出ませんよねえ・・・
そういえば、わびさびという言葉が大好きで、日本のアイドルにも詳しいシンガポールの友人から、知り合った頃に
『桜の花を背景に、あなたが着物を着た写真を送ってね』
と言われていたのに、なかなか桜と着物のタイミングが合わず、もう5、6年ほど経っています。
先日、さかき漣先生もコラムで『もっと着物を身近に』と勧めて下さいましたが、おかげで私もやっとその気になりつつある今日この頃(さかき先生、ご指導お願いします)。
今年の桜満開の時には、ぜひ、花びらをまといながらしとやかな和服姿を撮って、外国の友人にプチ『花情和楽』?を届けてみようかと。
ところで、着つけも慣れが必要ですが、和服だと髪型もちょっと困るんですよね・・・
ぱっつりしたボブスタイル(おかっぱ)はオシャレだけど手間がかかるし、オトナの階段をだいぶ昇った女子には、頭頂部のおだんごヘアはある意味『ヨコガミ破り』(笑)・・・・
で、改めてマスターしたいのが、数年前に作り方動画まで頻発して話題となった『ティモちゃんヘア(ティモシェンコ元首相)』みたいなきっちりした三つ編み(ティアラ編み)や、女子アナがよくやるざっくりした編み込みスタイルですかね。
あの類なら手先の少々大雑把な人でも頑張れそうだし、着物にも合いそうです。
うーん・・・
さっきまで、タブレットとカメラと高級マットレスの駆け込み購入の金策で頭がいっぱいでしたが、なんだか気持ちがふわりと春めいてまいりました。
『不器用ですから』などと言い訳している場合ではありませんね。
この春こそ、今度こそ、日本の女子らしさをもっと追求しよう!!
(たびたび言っているような気がしますが、ま、いっか)
PS
なぜ、韓国国民はグローバル資本主義の被害者なのか?
http://www.youtube.com/watch?v=ZK5RY5rIGs8
【浅野久美】『ヨコガミを破るのは・・・』への2件のコメント
2014年3月16日 12:05 PM
亀レスですが・・・「頭頂部のおだんごヘア」に抵抗がある場合は「夜会巻き」がオススメです♪専用のコームを使えば簡単ですよ。
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2014年3月16日 8:43 PM
浅野 久美 様 はじめまして、野口英巳(ひでみ)と、申します。昭和35年生まれです。長く生きてきましたが、俯き加減で視野の狭い暮らし方をしてきました。 浅野さんは、サッカー、お好きでしたね。私は、20代半ばに、「日本人のくせに、野球、知らないの?」と、フランス人に言われて、ムキになって、ルールやチーム・リーグ、選手の名など、覚えた事がありました。やがて、野球が斜陽とされ、サッカーに光をあてる時勢となる頃、年配の元野球選手、別所さんと青田さんとが、「名球界は、金田が、俺たちを除け者にする為に、作ったんだよな。」と、”プロ野球ニュース”で話していた事が、記憶に残っています。 子供の頃、校庭では、サッカーが盛んだった埼玉県与野市で育って、野球かサッカーか、なんて、どうということではないのですが、こんな年齢になるまで、知らない事の多さに愕然としています。 2008年にネットに繋がる事ができていなかったら、・・・考えると恐ろしいです。新聞・TV・ラジオ、ここで紹介される書籍、・・・これらに耐えられないと感じて、パソコンを始めたのに、メディアって鈍感なのか、不愉快な事を繰り返し流し続けます。(’08年以前は、私もその住人だった)大勢をつくりだす装置に取り込まれている人達と話すのは、苦しいです。 和服・髪・化粧、・・・高く感じるハードルをよじ登っては、落ち、・・・くりかえしてます、ほんの半年足らずです。知りたい事が、沢山あります。文明開化とかって、西洋化を受け入れる前の化粧・髪の整え方に興味が、あります。 御活躍、うれしく拝見しています。 ひでみ
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