From 鶴田正平
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●電力自由化をめぐるレント・シーキングを特集した
月刊三橋最新号『日本のエネルギーが危ない!』の配信は、7/10まで。
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980_2013_06/index.php
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みなさんご無沙汰しております!
藤井先生が今週は、レジリエンス懇談会のワーキングでの議論が立て込んでおられるとのことで…久々にピンチヒッターを務めさせて頂きます、鶴田正平でございます。
藤井先生の代理にはかなり力不足で恐縮でございますが、(トップロープに上るのに30秒ほどかかっちゃった…なゴールデンボンバーな)しょっぱいファイトにならないよう、精一杯、努めさせて頂きますので、よろしくお願いします!
…さて、いよいよ参議院選挙、となりましたですね。下馬評では、自民党が圧勝するのでは…と言われていますが、もちろん、選挙は、蓋を開けてみなければ分かりません。
ですから、有権者の皆さんは、あれこれと今、いろんな事をお考えになっておられるのではないかと思います。
で、このメルマガ読者のかなりの部分の方はどう思っておられるかを、僭越ながら想像させていただきますと、おそらくは、次の様な感じじゃぁないかなぁ…と思います。
「東田剛さんなんかがあぁだこぉだいってるの聞いてると、なんか自民もやばそうなかんじだけど。。。だからといって民主党ってのはちょっとありえねぇな感じだし、維新ってのもメチャクチャだし、共産党や社民ってのはもう論外だし。。。。そりゃまぁ自民党だわなぁ」
もちろん、感情の温度差はいろいろおありだと思いますが、おそらくは本メルマガ読者層なら、アベレージ、こんな感じが優勢じゃぁないかと思います。それにまぁ、広く世論全体を概観しても、まぁ、こんな感じじゃぁないかと思います。
…が、そんな中でも、忘れちゃぁ行けない重要な論点がございます。
もう既に言わずもがなかと思いますが…参議院選挙というのは「政党選択」だけではなくて、「政治家選択」の場でもある、という点であります!
そもそも、自民党という党はメチャでかい党です。その中には、相当な意見の幅があるわけです。
A)「財出、強靭化、構造強化をやらにゃぁならん&TPPってそれどぉよぉ」な主張をしておられる先生方
もおられる一方で、
B)「TPPってば、いいもんっすよ。それに、財出なんてもうやめちゃいましょぉよぉ。日本の借金こえーし。そうそう、強靭化なんて野暮なことはもう金輪際口にしないでね」な主張をしておられる先生方
もおられるわけです。
で!
もし仮に、ねじれが解消して、与党安定政権が誕生するのだとすれば、その時に重要になるのは、今度は、「党内議論だ」ということなのです!
で、党内議論で、A)が勝つかB)が勝つかで、日本の舵取りが抜本的に変わってくるのです。
そもそもそれって何も不思議なことではなくて、ごくごく当たり前のことで、ねじれる前の日本政治ってのは、そうやって動いてた訳で、それこそが「ねじれ解消」の意義なのです。
なので!
「B」がお好きな方は「A」をこき下ろして「Bおし」で行ってもらってもまぁ、勝手に好きにしてもらっていいのですが、
「Aじゃなきゃイカンだろ!Bだったら、この国潰れるだろ!!」という方は、仮に自民押しの方でも「B」をこき下ろして、「ガンガンAおし」ってのをやりしまくるのも、選挙後の日本の政治の流れに、大きな影響を与え得ることになるのです!!
ってことで、猪木も長州も嫌いだったけど前田だけはチェックだった方も、三沢も川田も嫌いだったけどどうも永源だけは気になってんだよなぁ、な方も、ちょっとしたつばぜり合いをやりながらえも一応いっしょにプロレスみてたわけですから、党選択だけじゃぁなくて、各党の中のどのレスラーおしで行くのか、も、重要な国民の判断になるわけです。
ちなみに鶴田正平は、全日が潰れそうになった今でも、全ての団体の中の全てのレスラーの中に、馬場さん影をどうにかこうにか見いだしながら、その馬場遺伝子の多寡に応じて、団体関係なく、レスラーおし圧力を未だに調整しています(だいぶ、難しくなってきましたが 苦笑)。
ってことで、皆さん!、
どの団体おすかも大事ですが、
どのレスラーおすのかってのも、大事だってことでございますので、残された時間、しっかり、誰おしで行くのかを、ご吟味ください!
ではまた来週!!
ツールータっ、オーー!
ツールータっ、オーー!
ツールータっ、オーー!
ツールータっ、オーー!
・・・・
【鶴田正平】政治家おしへの1件のコメント
2013年7月9日 7:48 PM
政党だけでなく個人を見て投票するのは本当に大事だと思います。どうして良いのか分からないなと思っているのは、例えばTPPに関しては自民党はどちらかと言えば反対派の議員が多かったのですが結局まともな議論を経ずに交渉参加の決定がなされてしまったことです。実は中野ホサ官もおっしゃっていた通り負け戦であることはよく分かっているのですがこういう現象を見ていると本当に分からないですね。結局反対派が何人いても通るものは通っちゃうのかと思うと。私は政治家がある程度嘘をついたり妥協せざるを得ないのは理解できるのですがこう言っていることとやっていることに食い違いが多いとやっぱり有権者としては辛いですよ。責任を問いたいのですが他に選択肢がないと責任を問えないのです。民主にしろ自民にしろ責任をとれと言いたいのですが他の人を見ると「もっと酷いことをやってやるぜ!」と堂々と言っていたりしますからね。共産党が言っているのと同じことを言うのはちょっと嫌なんですが「ねじれ解消が選挙の争点」というのも国民をバカにしていると思うんですよ。ここまで党利党略を全面に出されても。やっぱり野党、参議院と云ったブレーキをかける機能は必要だとは思うんです。ただまあたしかに野党もメチャメチャだと思うので悩みますが。。。とにかく今回は政党に対しての分析はあまり重視せずに政治家個人を精査して票を投じたいと考えています。
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