From 三橋貴明
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●電力自由化をめぐるレント・シーキングを特集した
月刊三橋最新号『日本のエネルギーが危ない!』の配信は、7/10まで。
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【今週のNewsピックアップ】
●続 三橋貴明は赤池まさあき先生を支持します
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11566131877.html
●安全保障と市場主義
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11566744694.html
参議院選挙が始まりました。ネット選挙が解禁になったとはいえ、「メール」(SMTP)による選挙運動は候補者・政党以外は禁止です。というわけで、わたくしは本メールで「○○さんに投票してください」と書くことはできません。
ちなみに、選挙運動とは「特定の選挙において、特定の候補者について、投票依頼をする行為」という定義になっています。
もっとも、選挙と無関係に「○○さんは政治家として素晴らしい。なぜなら・・・」と論評することは、これは選挙活動ではなく政治活動になります。「選挙運動」を除く政治活動は、ネットだろうが、リアルだろうが、いつやっても構いません。国民が憲法で保障されている「言論の自由」の範囲になるわけですね。
以前、禁止されていたのは「ネット上の選挙運動」になります。ちなみに、公示日「前」の選挙運動は、これはネットだろうが、リアルだろうが常に禁止です。整理しますと、
●選挙運動を除く政治活動は、リアルでも、ネットでも、いつでもできる。
●公示日前の選挙運動は、リアルでも、ネットでも禁止
●公示後のリアルの選挙運動は、当然OK
●公示後のネットの選挙運動について、以前は禁止だったが、今回、メール(SMTP、SMSのみ)以外は解禁。但し、候補者と政党はメールでの選挙運動もOK。SNS、FB、ツイッター、ブログなどを用いた選挙運動は、候補者以外の有権者もOK(但し、連絡先明記)
●当たり前ですが、選挙権を持たない未成年者や外国人、そして特定の公務員の選挙運動はどちらにせよ禁止
というわけでございます。参考になりました?
さて、現在の日本は、少なくとも「領土的な安全保障」「次なる大規模自然災害に対する安全保障」そして「インフラ老朽化に対する安全保障」と、三つの安全保障問題を抱えています。そして、日本がTPPに加盟し、農業や医療、電力等の「国境を超えた規制緩和」を強いられた場合(まだ分かりませんが)、「食料安全保障」「医療安全保障」「エネルギー安全保障」もクローズアップされることになるでしょう。
すなわち、今回の参議院選挙は、
「安全保障問題が立て続けに発生している環境下で、政治が対応できるか否か」
を決定づける選挙になるわけです。安倍政権が「ねじれ国会」を解消すれば、国会審議のこれ以上の混乱は回避できます。すなわち、安全保障の確立が早まります。
とはいえ、国会のねじれが解消されると、新古典派的、構造改革的な政策が次々に実行に移され、安倍政権自ら「安全保障の問題」を創り出すというパターンも、当然ながら想定されるわけです。
となれば、日本国民はどうしたらいいのか。現実的な話として、上記の安全保障問題をきちんと理解した政治家(特に与党の政治家)を増やす以外に、何か方法があるというならば教えて欲しいものでございます。
というわけで、三橋は「日本国の安全保障を確立し、さらに安全保障上の問題をわざわざ創り出そうとする連中と対抗するために『大きな声』を確保する」道を選択し、さらに「安全保障の問題」を理解している政治家の方を支援しているわけでございます。
PS
投資家、企業家、構造改革主義者の言う通りに規制緩和&構造改革していたら、
何が起こるのか。電力業界を舞台に進む「強制所得回収制度」を
あなたは許せるか。
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