政治

2020年7月27日

【三橋貴明】人類が悪夢の未来を回避するために

【今週のNewsピックアップ】

主体的な「対中政策」の転換を!
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12613215625.html

ブレグジットとMMTポリティクス
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12613235812.html

昨日の続きですが、イギリス関連で、
在英ジャーナリストの木村正人氏が
興味深い記事を書いていました。

『来年の日米軍事演習に
 英最新鋭空母クイーン・エリザベスが参加か 
 空母打撃群のインド太平洋常駐も
 https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200714-00188110/

特に、注目は以下。

『英国立経済社会研究所(NIESR)は
 中国の国内需要が6%減れば
 イギリスの国内総生産(GDP)は
 1%縮小すると予測。

 香港や5G問題を引火点に英中貿易戦争に
 発展すればGDPはさらに縮小し、
 インフレ率や金利が押し上げられるだろうと
 警鐘を鳴らしています。』

イギリスはユーロに加盟しておらず、
さらにブレグジットが実現したため、
財政的な「主権」を完全に取り戻しました。

となると、MMTポリティクスが可能になります。

イギリスのGDPは約2.9兆ドルですから、
GDPの1%は約290億ドル。
日本円にして、約3兆円。

ジョンソン首相は、コロナ危機を受け、
6月30日に、「必要なのはニューディールだ」
と、演説しています。

具体的には、イギリス経済立て直しのために、
道路や学校、病院への50億ポンド
(約6600億円)規模のインフラ投資とのことです。

イギリスは主権通貨国であり、かつては
「世界の工場」であったほどに
供給能力の蓄積がありました。

6600億円とはいわずに、
インフレ率が許す限り財政を拡大し、
需要の回復と供給能力の向上を目指せばいい。

ちなみに、最新(2020年4月)の
イギリスのインフレ率は0.8%。
長期金利はわずか0.27%。

日本ほどではありませんが、
低インフレ・低金利のイギリス、
しかも「主権通貨国」のイギリスは、
MMTポリティクスが可能なのです。

主権通貨国で、低インフレ。

MMTポリティクスにより、
財政的な制約がない
(厳密には「小さい」ですが)という前提がある以上、

「中国様の機嫌を損ねると、国民が困窮する」
といった事態にはならない。

逆に、財政的な縛りが大きく
(例、ユーロ加盟国、国内の供給能力が乏しい国、
 主権通貨国ではない国)、
外需(特に中国)依存が大きいとなると、
「外交」が縛られてしまう。

スイス政府の「民間防衛」に、
「(※外国を侵略する際の)もっとも経済効率の高い戦法、
 つまり、最も安上りのやり方は、
 常に、あらゆる方法で、その国を
 経済的沈滞-不景気に陥れることである。

 腹のへった者は、パンを約束する者の
 言うことを聞くのだから。」
という一文があります。

まさに、その通り。

他国に経済的に依存すると、
貿易等により外国を初めとする政策が
コントロールされてしまう。

だからこそ、三橋はデビュー当初から
「中国依存の日本経済」という言葉を
徹底的に否定してきたのです。

そして、日米英やオーストラリア、カナダ、
ニュージーランド、スイスといった国々は、
MMTポリティクスにより、
政府の貨幣発行(財政出動)で
国民を豊かにする経済を実現できる。

となれば、共産党独裁国家の悪政に対し、
堂々とものを言えるのです。

本来であれば、ですが。

対中関係が悪化すると、GDPが
1%マイナス成長になる? 
なめるんじゃない。

日本国は消費税増税という国家的自殺行為により、
19年10-12月期の経済成長率が
年率換算▲7.1%になっとるんですよ。

主権通貨国、かつ供給能力が十分な国々が、
MMTポリティクスを実践できるか、否か。

この一点に、人類が中共のコントロール下に
置かれるという「悪夢の未来」を
回避できるかどうかがかかっていると思うのです。

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 経団連の欺瞞(小学館)」が刊行になりました。
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◆「自民党の消滅(ベストセラーズ)」
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◆週刊実話 連載「三橋貴明の
 『マスコミに騙されるな!』」 
 第378回 全ての国民を、全ての災害から守る

 なお、週刊実話の連載は、
 以下で(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
 https://npn.co.jp/category/society

◆メルマガ 週刊三橋貴明 Vol583 
 国債という「国家の資本」
 http://www.mag2.com/m/P0007991.html
 
 国債とは国家の「資本」です。
 もっとも、国家と企業は目的が異なるため
 (国家はNPOです)、同じ資本とはいえ、
 意味が異なります。国債の真実を探ります。

◆メディア出演

心拍数がハイパーインフレーション!
中野剛志、希望を語る
[三橋TV264回]中野剛志・森永康平・高家望愛
https://youtu.be/MmB2SRTnYU4

聖徳太子に学ぶ日本人 
自分が聖人で相手が愚人とは限らない 
みんな凡夫なんだよ
[三橋TV第265回]三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/Dap8BP6MSyw

緊縮財政で国民が死んだ。
ならば財政拡大だ!とは、ならない日本の病
[三橋TV第266回]三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/iy4ptJg3Rew

特別コンテンツもリリースされています。

コロナ恐慌 日本はギリシャのように
財政破綻するの?【三橋貴明】
https://youtu.be/i9GX9zgUcaU

チャンネル桜
「Front Japan 桜」に出演しました。

【Front Japan 桜】閣議決定!
骨太の方針2020 / 海の日に海洋国家日本の将来を考える
/ 映画評論家から見た三浦春馬ショック[桜R2/7/20] https://youtu.be/yYI8uK_ucyI

【ch桜・別館】番組編成に悩む
テレビ局にご提案があります![桜R2/7/20] https://youtu.be/FDTCLY4gUjA

【RE:明るい経済教室 #5】
経済学者は嘘つきだ!溺れたらヤバイ
「貨幣プール論」[R2/7/24] https://youtu.be/SxKteg4Cl1o

◆三橋経済塾

7月18日(土) 
三橋経済塾第九期第七回対面講義が開催されました。
https://members9.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?page_id=75

ゲスト講師は、作家・古代史研究家 
長浜浩明先生でした。

インターネット受講の皆様は、
しばらくお待ちください。

三橋経済塾ご入塾はこちらから。
https://members9.mitsuhashi-keizaijuku.jp/

◆チャンネルAJER 
今週の更新はありません。

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【三橋貴明】人類が悪夢の未来を回避するためにへの1件のコメント

  1. 大和魂 より

    この題名には国民それぞれが持ち場持ち場で携わる中での気概を遺憾な無く発揮し悔い無く取り組んで頂きたいと思います。例えば医療関係者ならばコロナ禍での奮起であり、五輪関係者ならば東京五輪が出来るような取り組みとかです。さらにはGOTO政策に携わる関係者ならばそこで奮戦奮闘したり、また豪雨災害地域ならばその復興だとかそこで必死に大人が共に取り組めば子供たちの眠にそれが伝わり希望が持てるような社会となり、やがてはそれが活性化して好転すると考えているからです。特に五輪選手ならば西竹一さんを見習ってその後に繋げて貰わないと本当に役立たずの税金泥棒で人生を終えるだけだとなるから、コロナを終息出来るような取り組みを行動に起こして五輪開催出来るように奮起して頂きたいです!

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