From 藤井聡@京都大学大学院教授
この度、
『マンガでわかる こんなにヤバいコロナ大不況 消費税凍結とMMTが日本経済を救う」
https://www.amazon.co.jp/dp/4299007263/
が発売となりました!
「コロナ」に関してはこの数ヶ月間、毎週、というかほぼ毎日あれこれと情報を配信してきました。まとまった書籍を出そう出そうと思いながら、なかなか時間がとれず纏めきれない中・・・ようやく、マンガの形で出版することができました!
作家は、「消費増税反対bot」ちゃん。
昨年の10%消費増税を巡る言論戦の中で、大いに活躍頂いた一般のマンガ家さん。
10%消費増税があまりにも理不尽なのに、当方があれこれと解説している内容を理解する人がどうしても限られている、このままでは消費税がそのまま通ってしまう・・・という焦り抱いた「消費増税反対bot」ちゃんが、消費増税の問題を超絶に分かり易く書き、当方が監修する形で世に出版したマンガ『マンガでわかるこんなに危ない! ?消費増税』。
オリエンタルラジオのあっちゃんが、彼のyoutubeの『【政治】消費税増税は本当に必要なのか!?〜不都合な真実編〜②』で本マンガを紹介したことで、大ブレーク。
(※ 今、この動画がどういう訳か今、見れなくなっていますが・・・なぜなのでしょう・・・?)
こうして消費増税反対の機運を大いに盛り上げて頂いたのですが・・・残念ながら政府はそんな世論の声をガン無視して消費増税を決行。
誠に残念な顛末だったわけですが、この時、改めてマンガの威力を深く認識いたしました。それは単に分かり易いというだけでなく、「物語」として様々な理論をご理解頂けるからに他なりません。
そして今、消費増税の国民被害に加えて襲いかかってきている「コロナ禍」においても、凄まじい理不尽が横行しています。
「コロナ禍」においてはまず、緊縮派の人達が、
「今、補償を拡大すると借金でそのうち破綻する~」
「今は非常時だから政府支出拡大も仕方ないけれど、後で、コロナ増税をしないと、ヤバイ~」
というトンデモない事を言い、彼等のせいで政府のコロナ対策もコロナ不況対策も中途半端なままで終わりそうな状況にあります。
そして改革派の人達は、
「この機会に、ホントはない方がいい効率性の低い中小企業は潰れてもらうのが一番ダ~」
なぞと、血も涙も無いような事を言い募り、政府はこうした声に押されて、「損失補償」を支払うことを大いに躊躇し、多くの企業がまさに今、倒産しかかっている状況にあります。さらには自粛派の人達は
「兎に角、しのごの言わず、社会活動を自粛させるのが一番ダ~!」
「兎に角、しのごの言わず、ソーシャルディスタンス2m空けるのが一番ダ~!」
という、思考停止した過剰安全対策を声高に主張し続け、政府がそういう人達の声に押されて8割自粛やソーシャルディスタンス2m対策が進められ、経済も社会も大いに傷付いてしまっているのが現状です。
そして、今の政府の新しい専門家委員会は、緊縮派&代表の小林慶一郎教授と、これまでの自粛政策を推し進めてきた自粛派代表とも言いうる尾身茂教授が加入し、緊縮&改革&自粛政策が過激に進められかねない状況に立ち至っています。
このままでは、去年の消費増税による国家破壊に加えて、緊縮&改革&自粛政策による国家破壊が進みかねない状況にあるのが、我が国日本の現状です。
この状況に対して、どうすれば、分かり易く、「緊縮&改革&自粛」政策の弊害を多くの国民に伝えられるかを日々思案し続けてきたのですが、この度、消費増税反対botちゃんのご協力で「物語の力」で再び、国民に解説してまいりましょう!ということに相成った次第です!
本マンガの主人公はもちろん、あの「高橋あさみ」ちゃん。
彼女が永田町に殴り込みをかけ、「安西つとむ」与党衆議院議員(4期目)や不肖私藤井聡のサポートの下、専門家委員会の「滝浦」教授や「中村やすし」担当大臣や、「九段俊三」与党幹事長らと論戦バトルを繰り広げつつ、
「緊縮派」
「改革派」
「自粛派」
の人々を一つ一つ論破/撃破していき、最後にラスボスである「浅沼一太郎」財務大臣と対決する、というストーリー。
この論戦で高橋あさみちゃん&当方が論じているのが、当方がここ数ヶ月、コロナ禍対策として様々なメディアで配信してきた各種の論説で論じた諸議論。
自粛ばかりしていてはかえって自殺者が何十万人と出るというシミュレーション結果や消費税10%による破壊的影響、諸外国の異次元の財政支出に比した我が国の「限定的」な真水の水準、そして消費税凍結こそが今何よりも求められているという真実―――こういった話を、様々なデータ、グラフ、理論を紹介しつつ解説し、一人一人「敵」を撃破していきます。
こうした解説は、消費増税反対botちゃんが、当方の多くの論説全てに目を通してもらった上で書かれてたもので、決してレベルを下げること無く、「物語」を通して最高に分かり易く書かれています。
そして、ラスボス「浅沼一太郎」財務大臣との戦いで高橋あさみちゃんと当方、ならびに「安西つとむ」議員のタッグで持ち出した最終兵器はもちろんMMT(現代貨幣理論)。
さて、結末や如何に!?!?
というところは、ご覧頂くとして、今、「コロナ禍」というものを乗り越えるために最も必要な諸議論が余すところなく簡潔に詰まった一冊となっています。
是非とも、一人でも多くの国民の方にご覧頂きたいと思います。
『マンガでわかる こんなにヤバいコロナ大不況 消費税凍結とMMTが日本経済を救う」
https://www.amazon.co.jp/dp/4299007263/
何卒、よろしくお願いいたします!
追申1:
この「コロナ不況」からの脱却のためには、徹底的な積極財政に加えて、過剰自粛を回避した経済活動の継続も必要です。ついては、是非、こちらのイベントにもご参加下さい。
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20200728/
【藤井聡】コロナ禍で瀕死の音楽産業・・・起死回生のライブイベント「Show Must Go On」に是非ご参加下さい!
追申2:
コロナ禍の元凶の一つである「改革派」は、様々な弊害をもたらしています。その中の一つが「大阪都構想」。この件、これから折に触れて論じていきますがまずは下記にて詳しく論じました。是非、ご一読ください!
「大阪都構想」は、維新と公明党による大阪市民を対象にした巨大な詐欺である
https://foomii.com/00178/2020072618024669006
【藤井聡】『こんなにヤバいコロナ大不況~消費税凍結とMMTが日本経済を救う!』ご一読下さい!への1件のコメント
2020年7月29日 11:15 PM
オリエンタル中田さんの動画…そうなんですか。
やっぱ、政府関係者に雇われた極道筋にヤッパかなんかを突き付けられて、動画を処分するしか生き残る道を閉ざされたのかもしれません。
なかなか影響力があったからこそでしょうね。
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