日本経済

2026年3月9日

【三橋貴明】CECOTの文明

【近況】

始まりは、
CECOT(テロリスト監禁センタ―)でした。

人権を無視し、
司法手続きも無視し、
ギャングを史上空前の凶悪な刑務所に放り込む。

CECOTに監禁された
マラサルバトルチャや
バリオ18のギャングたちは、
一人何十人も殺しています。

殺人のみならず、
麻薬売買、恐喝、誘拐などなど、
残虐な犯罪を繰り返していた。

特に、対アメリカの麻薬ビジネスは
カネになりすぎる。

麻薬ビジネスにより生じた
莫大な利益が、
兵器の購入と「賄賂」に使われる。

賄賂は
政治家や官僚はもちろん、
警察官、軍人、刑務所の看守にも
渡される。

結果的に、
刑務所がギャングたちの拠点と化す。
大物のギャングが暮らす刑務所の独房は、
スイート―ホーム
(本当にこう呼ばれている)
と化していました。

大型テレビとパソコンとWiF完備で
ございますので。
もはや、
何を言っているのか
分かりませんが、
現実がこうだから仕方がありません。

中南米諸国では、
貧困からのし上がるには
ギャングになる以外に方法がない。
エル・メンチョが典型です。
(エル・メンチョは元々
メキシコの貧困アボガド農家の息子)

グローバリズム。
財(アボガド)や人(ギャング)の
国境を越えた移動の自由化。

結果的に、
アメリカに財(麻薬)が流入し、
兵器が買われ、
賄賂としてカネが流れる。

となると、最後はどうなるのか? 
CECOT以外に解答がない。
現代は、
CECOTの文明なのです。

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【三橋貴明】CECOTの文明への1件のコメント

  1. 利根川 より

    >>となると、最後はどうなるのか? 
    CECOT以外に解答がない。>>

    リアリズム。

    誰かの利益のために社会を破壊し続けてきたグローバル市場。そのツケをCECOTという形で支払わされているのは、市場の恩恵にあずかれない多くの一般国民だという(苦笑い
     だから、新自由主義を主導してきたエリート層(エスタブリッシュメント)に対抗すべく、人々はエリート層への逆襲を標榜する者たちを選挙で選んできた。

    ドナルド・トランプ

    ナイジェル・ファラージ

    ボリス・ジョンソン

    マリーヌ・ル・ペン

    マッテオ・サルヴィーニ

    どの人物も新自由主義のエリート層に逆襲する方針については共通している。ただ、時としてこれらの人々がつかの間の勝利を得ることはあっても、長い歴史を振り返ると盤石の構えにある支配階級に立ち向かって挫折するのが通例となっている。

    テキサス大学オースティン校大学院教授マイケル・リンド氏
    「デマゴークに扇動されたポピュリズムは、破壊的・攻撃的ではあっても、特権階級の新自由主義的支配にとって代わる安定的な新体制を構築することはできない。」

    「それは、エリートたちの鼻持ちならないグローバリズムやポリティカル・コレクトネスといった綺麗事に反発する下品で露骨なカウンターカルチャー以上のものではないのである。」

    私はよく「自称保守」という言葉を使って日本の保守層を馬鹿にしていますが、それは彼らが「下品で露骨なカウンターカルチャー」に過ぎず、安定的な新体制を構築する能力(政権担当能力)がないからです。
     

    ”安定的な新体制を構築するために「最低限必要なもの」、それが経済に関する知識(信用創造)”

    世の中に「資産」だけを一方的に増やせると思っている者達「財政健全化だ!国の借金を減らせ!」こういう者達はおよびじゃないってことです。政治スタンスの右・左は関係ありません。
     私が参政党やれいわ新選組の話題はだしても日本保守党の話題は出さない理由がこれですね。
     その経済に関する知識を正したパイオニアが三橋さんだったわけだ、YouTubeのコメント欄にも書かれていたけど、日本に三橋貴明が居てよかったですね~…
     

    鼻持ちならないエリート
    「CECOT(刑務所)に入れられるような犯罪者は『努力』が足りないんだ!」

    鼻持ちならないエリート
    「環境を理由に犯罪に走るのは『あまえ』!」

    鼻持ちならないエリート
    「与えられた『カード』で勝負せよ!腐らず努力を続ければ必ず成功する!」

    親に時間もカネを出してもらって勉学スポーツに注力できる環境を与えてもらった甘ったれのエリートの皆さんはこのようにおっしゃっておられますが、リアリストに現実に連行していただきましょう(笑

    ハーバード大学教授マイケル・サンデル氏
    「努力すれば成功できるというのはただの”幻想”です。」

    ただの幻想ですよ。
    目を開けたまま幻想を見てるって…日本のエリート達はクスリでもやってるのかって(苦笑い

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    サンデル教授
    「たとえば、東京大学の場合は、学生の60%以上が、日本の所得上位14%の家庭から来ています。」

    「ハーバード大学でも、3分の2の学生はアメリカの所得規模上位20%の家庭出身でした。」

    「アイビーリーグに通う学生は、所得規模の下位50%の家庭よりも、トップ1%の家庭から来ている人が多いのです。」

    「もちろん、私は大学入試のための努力を否定はしません。でも、常々学生に対して、その成功は本当に自分の努力のおかげだけなのかを疑うように促しています。」

    「こんな反論があります。それは、『低収入の家庭に生まれても、頑張れば成功することは可能である』というものです。」

    「もちろん、それが当てはまる人もいます。しかし、それはほんの一握りの人だけの話です。」

    「OECD(経済協力開発機構)のデータを見れば明らかです。」

    「これは、社会的地位の上昇に何世代かかるかを計測し、世界中の国を比較したものです。下位10%の家庭に生まれた人が中流階級に到達するまでにかかった世代数を計測しています。」

    「アメリカでは5世代、日本では4世代かかっています。」

    「最初は『努力したものは報われる』という”平等”を約束していたはずの能力主義が、今では格差を正当化するものとして機能してしまっている。」

    「世襲貴族が復活している。現代社会は封建社会に退化しつつある。」

    ※実力も運のうち 能力主義は正義か? (ハヤカワ文庫NF)より抜粋
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    三橋さん
    「財務省の法人企業統計調査から、資本金十億円以上(金融・保険除く)の日本企業の売上高、配当金、人件費、投資(ソフトウェア除く)をグラフ化しました。」

    三橋さん
    「日本がデフレ化した1997年度と比較すると、売上高が1.13倍、人件費が1.03倍、ソフトウエア除く投資が1.01倍。それに対して、配当金は9.74倍。」

    ということでね。

    「努力は報われる」

    その希望だけを餌に、ひたすら働いて使いつぶされてくれる便利な奴隷がたくさんいた方がエリートの皆さんにとっては都合がいいってことみたいですね。

    サンデル教授
    「最初は『努力したものは報われる』という”平等”を約束していたはずの能力主義が、今では格差を正当化するものとして機能してしまっている。」

    格差を正当化するためのレトリックを捻り出してくれるから主流派経済学は「主流派」でいられるってわけだ(苦笑い
     念のため言っておきますが、私がダメなのは私のせいです。環境のせいでも社会のせいでもありません。しかし、日本がダメになったのは私のせいではないってことですよ。
     

    マイケル・リンド氏
    「欧米諸国の管理者エリートは、下からのポピュリストの反乱に対処しようとして、ポピュリストのみならず、すべての反体制派による政治活動やメディアへのアクセスを制限することで、労働者階級の徹底的な弾圧に走るかもしれない。」

    「さもなければ、支配的な管理者階級は、移民、貿易、国内政などの問題で多少の譲歩をすることで、反抗的なポピュリストを懐柔しようとするかもしれない。」

    「しかしながら、一握りのオーバークラスの管理者が、多数の労働者階級と真の意味で権力を分かち合おうとしない限り、いくら再分配で富を分け与えたり、敬意を示す象徴的なポーズをとったりしたところで、新しい階級闘争を終わらせることはできないだろう。」

    「欧米民主主義諸国において真の階級平和を実現するには、経済、政治、文化といった社会権力の3つの領域すべてにおいて、大学教育を受けていない多数の人々に真の意思決定権を取り戻させるとともに、国内労働者と移民労働者を団結させ、両者の地位を高める必要がある。」

    不毛な階級闘争を終わらせない限り、西側諸国はポピュリスト政権と新自由主義政権の間を行ったり来たりしつつ衰退を続けるだけです。

    一握りのオーバークラスに権力を集中させることをやめて、多くの中間団体を復興し、権力の分散を行わないと民主制は終わります。いまこそ求む、聖徳太子!

    「ハーブの香り、聖徳太子」

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