メディア

2017年2月5日

[三橋実況中継]自らの経験に基づくストーリー

From 三橋貴明

———————————————

【オススメ】

月刊三橋最新号
「2017年の世界と日本『政治的タブーの罠』を見破れ!」
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_mag.php

———————————————

【近況】
暦の上では「春」とのことですが、まだまだ
寒さ厳しい如月、皆様いかがお過ごしでしょうか。

チャンネル桜
「【Front Japan 桜】国債を発行しよう・2 」
で解説いたしましたが、政府が国債発行で借りて
いるお金は、「家計の金融資産」ではありません。
「金融機関の金融資産」である、日銀当座預金です。

すなわち、
「今は家計の金融資産が国の借金(政府の負債)を
上回っているから大丈夫だが、いずれ国の借金が
上回り、破綻する!」といった破綻論が、いかに
「現実」を無視しているかが分かります。
そもそも、政府は家計の金融資産を借りているわけ
ではありませんし、むしろ政府が日銀当座預金を
銀行から借り、国内で支出すると銀行預金
(家計や企業の金融資産)が増えます。

とはいえ、
普通の人は「国債発行のプロセス」など知りません。
結果的に「自らの経験に基づくストーリー」で、
物事を判断しようとしてしまうのです。

「国の借金が多すぎだ。我々家計の銀行預金が借りられ
続け、そのうち銀行預金が尽き、破綻するに決まっている」

といったストーリーは、非常に分かりやすいのです。
多くの国民は、お金とは貸し借りで生まれる、
返済で消えるという基本中の基本すら知りませんので、
「一定量のお金を奪い合う」という発想になってしまうのです。

面白いことに、と言いますか非常にバカげていることに、
経済学という学問もまた「一定量のお金」という考え方に
なっています。何しろ、お金は「交換商品」として
位置づけられているのです。

お金が交換商品という「モノ」であるならば、
「お金を増やせば、デフレ脱却できる」という、
いわゆるリフレ派理論が成立した理由もわかる
というものです。

とはいえ、現実にはお金は「モノ」ではありません。
債務と債権の記録であり、さらに言えば日銀当座
預金のように「政府・銀行は使えるが、国民や一般
企業は使えない」お金もあるわけです。

お金を「完璧に」理解しない限り、
世の中を正しく見ることはできません。

というわけで、三橋経済塾第六期の第一回・第二回に
おいて、お金の問題を集中的に取り上げ、「完璧なる
理解」を塾生にしてもらおうと考えたわけです。

三橋経済塾第六期のご入塾は、以下から可能です。
http://members6.mitsuhashi-keizaijuku.jp/

◆小学館「中国不要論」販売開始しました。
http://amzn.to/2iOe3Ia

◆徳間書店「2017年 アメリカ大転換で分裂する世界 立ち上がる日本」発売開始しました。
http://amzn.to/2gopng3

◆「日中韓政治経済戦争2017ニッポン勝利へのカウントダウン (英和MOOK)」に「”グローバリズム=善”という時が掲載されました。
http://amzn.to/2l2lXS9

◆「現代農業 2017年 03 月号」に、「規制改革推進会議による「農協改革」の愚」が掲載されました。
http://amzn.to/2kntd7Y 

◆週刊アサヒ芸能 連載 列島報告書第103回「新大統領は就任演説で、空前絶後の「レジーム・チェンジ」を宣言した」
http://www.asagei.com/

◆週刊実話 連載「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」 第208回「保護主義の時代、来たれり」
なお、週刊実話の連載は、以下で(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
http://wjn.jp/article/category/4/

◆有料メルマガ 週刊三橋貴明 Vol402 政府の「実質負債」対GDP比率
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
中央政府の負債から、中央政府が保有する「国債・財投債・国庫短期証券」を差し引いた数値を「政府の実質負債」と定義しました。

◆メディア出演

2月8日(水) 6時から文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」に出演します。
http://www.joqr.co.jp/tera/

2月3日(金) チャンネル桜【Front Japan 桜】国債を発行しよう・2 / 春だから仕事の話をしよう[桜H29/2/3]に出演しました。
https://youtu.be/SNsHgBJdV10
http://www.nicovideo.jp/watch/1486110660

◆三橋経済塾

1月22日開催の、三橋経済塾第六期 第一回対面講義をアップ致しました。
http://members6.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=1813
インターネット受講の皆様、お待たせいたしました。

2月18日(土)開催の、三橋経済塾第六期 第二回対面講義の詳細と申込方法をご案内致します。
http://members6.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=1834
ゲスト講師は竹村公太郎先生!

—発行者より—

【オススメ】

2016年は激動とも言える一年だった。

イギリスのEU離脱(ブレグジット)、
アメリカ大統領選挙のトランプ氏の勝利、
さらにはフランスやドイツでテロが多発した。

これから世界はどうなっていくのか。
その中で、日本はどう動くべきなのか。

三橋貴明が思考停止の世界と日本を目覚めさせる。

月刊三橋最新号
「2017年の世界と日本『政治的タブーの罠』を見破れ!」
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_mag.php
※この号に申し込めるのは2/9(木)まで

関連記事

メディア

[三橋実況中継] 途轍もないクライマックスシーン

メディア

[三橋実況中継]シンギュラリティの時代へ

メディア

[三橋実況中継] 秋田のミニ新幹線

メディア

【平松禎史】霧につつまれたハリネズミのつぶやき:第廿八話

メディア

【三橋貴明】地方から雇用が改善している日本

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です

名前

メールアドレス

ウェブサイト

コメント

メルマガ会員登録はこちら

週間ランキング

  1. 1

    1

    【小浜逸郎】技術文明との向き合い方

  2. 2

    2

    【三橋貴明】民主主義国「日本」最悪の問題

  3. 3

    3

    【三橋貴明】おカネとは何なのか?

  4. 4

    4

    【竹村公太郎】西部邁先生の教え

  5. 5

    5

    【三橋貴明】またもや「デフレ型」経済成長

  6. 6

    6

    【藤井聡】危機と対峙する保守思想誌、『表現者クライテリオン』...

  7. 7

    7

    【三橋貴明】イタリアの「国の借金」問題

  8. 8

    8

    【三橋貴明】実質消費の四年連続減少が意味するもの

  9. 9

    9

    【三橋貴明】移民問題の「国民 対 国民」

  10. 10

    10

    【三橋貴明】言葉を正す

MORE

累計ランキング

  1. 1

    1

    【藤井聡】大阪都構想:知っていてほしい7つの事実

  2. 2

    2

    【藤井聡】「公明党・大阪市議団が日本を破壊する」というリスク...

  3. 3

    3

    【藤井聡】「橋下入閣」は、日本に巨大被害をもたらします。

  4. 4

    4

    【藤井聡】「日本が再び、被爆国となる」という、今そこに在る危...

  5. 5

    5

    【三橋貴明】人間の屑たち

最新記事

  1. 日本経済

    【三橋貴明】人手不足のリスクとチャンス(前編)

  2. 日本経済

    【三橋貴明】実質消費の四年連続減少が意味するもの

  3. 欧州

    【三橋貴明】イタリアの「国の借金」問題

  4. 日本経済

    【三橋貴明】民主主義国「日本」最悪の問題

  5. 日本経済

    【三橋貴明】おカネとは何なのか?

  6. 欧州

    【三橋貴明】移民問題の「国民 対 国民」

  7. 日本経済

    【三橋貴明】またもや「デフレ型」経済成長

  8. コラム

    【小浜逸郎】技術文明との向き合い方

  9. 日本経済

    【三橋貴明】日本国の縮図

  10. 日本経済

    【三橋貴明】リニア新幹線と文房具、あるいはカローラ

MORE

タグクラウド