日本経済

2026年3月14日

【三橋貴明】湾岸諸国のハイパーインフレーション

【今週のNewsピックアップ】
湾岸諸国のベネズエラ化
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12959455455.html
砂上の楼閣
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12959666350.html

ホルムズ海峡が封鎖されたことで、
現代の繁栄の象徴だった湾岸諸国が
危機に瀕しています。
海水淡水化プラントを攻撃され、
食料自給率20%未満でありながら、
食料輸入が滞り、
外国人労働者も動揺している。

ご存じの通り、
湾岸諸国の繁栄というか「供給能力」は、
外国人労働者によって支えられています。
人口約300万人のカタールでは
9割以上、
約1000万人のUAEでも
8~9割が外国人労働者。

ある意味で、
究極のグローバリズム国家が
湾岸諸国だったというわけですね。

そして、
グローバリズムは
「平和」が前提となっている。
「戦争」が始まった以上、
グローバリズムは成立しない。

それどころか、
国内の財やサービスの供給能力は
急減し、
国民が「渇き」「飢え」に
直面することになる。

どれだけ
原油や天然ガスを
生産できたとしても、
「運べない」

この一点で、
国民生活は崩壊するわけです。

あるいは、
周辺に水や食料が余っていたとしても、
やはり、
「運べない」
だけで、
国民が飢え、渇き死にする。

大げさでも何でもなく、
このまま戦争が長期化し、
ホルムズ海峡の通行不能が続くと、
湾岸諸国は
ベネズエラと同じパターンの
崩壊路線を辿ることに
なるのではないでしょうか。

ベネズエラは、
事情は全然違いますが、
「原油の輸出」ができなくなった結果、
正真正銘のハイパーインフレーションに
なりました。

ちなみに、
[三橋TV第1120回]で、
解説しましたが、
第一次大戦後のドイツは、
「諸事情」により
ハイパーインフレーションに
なったものの、
1兆マルクを
1レンテンマルクに
デノミしただけで、
解決しました。
理由は、
そもそもドイツは
当時の世界屈指の経済大国だった、
つまりは供給能力が
十分に存在したためです。

そのため、
デノミと「諸事情」の解消により、
ハイパーインフレーションは解決。
それどころか、
1929年の世界大恐慌で
超デフレーションに突っ込みます。
結果、ナチスが
台頭していくことになりました。

戦後の日本も
アメリカ軍の爆撃により
供給能力を喪失し、
ハイパーではありませんが、
1946年に
年率600%の高インフレに
なりました。
とはいえ、
やはりすぐに収まった。
数年は
高インフレに
苦しむことにはなりましたが、
日本もまた、
供給能力が十分な経済大国だったのでしょう。

それに対し、
ベネズエラや湾岸諸国は、
そもそも化石燃料以外の
生産・輸出を
ほとんどしていない。
投資をしたとしても、
何しろ湾岸諸国の場合は、
「ヒト」という生産要素についても
外国からの輸入(移民労働者)に
激しく依存している。

そういえば、
ベネズエラは
高インフレ
(元々インフレ率は高かったですが)
を受け、
国民が800万人も外国に逃げ出し、
供給能力不足に拍車がかかった。
最終的には、
インフレ率年率6万%超の
ハイパーインフレーション。
しかも、
ベネズエラは
三度のデノミで
10兆ボリバルを
1ボリバルにしたにもかかわらず、
高インフレは収まっていません。
第一次世界大戦後のドイツとは、
明らかに違います。

「供給能力(※自国の)こそが
全てである」

イラン戦争が長引くと、
我々は
↑この現実を
まざまざと見せつけられることに
なるでしょう。

本件について詳しく知りたい方は、
メルマガ週刊三橋貴明Vol880
「砂上の楼閣」
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
ご覧ください。

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第三回 3月21日 三森羊一先生
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◆メルマガ週刊三橋貴明Vol880
「砂上の楼閣」
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
生産の三要素
(モノ、ヒト、ワザ)
の一つ、
ヒトについて九割を
「外国人」に依存してしまっていた国が
どうなるのか? 
今後の湾岸諸国を見れば分かります。

◆メディア出演
A.いません。
でも「神」という概念が
必要だった理由があります。
[三橋TV第1142回]三橋貴明・菅沢こゆき
https://youtu.be/BVaOMR1SALY

イラン戦争勃発!
ホルムズ海峡封鎖で原油ストップ?
中東に原油依存の日本はどうなる?
今後のシナリオを解説します。
[三橋TV第1143回]三橋貴明・菅沢こゆき
https://youtu.be/r62LRqNBR3o

減税を邪魔していた
「PB黒字化単年度目標」を
高市首相は変える?!
[三橋TV第1144回]三橋貴明・菅沢こゆき
https://youtu.be/II7l0ULjXLo

特別コンテンツ配信中。
結局、何がダメ?
女系天皇論の「盲点」
(茂木誠×三橋貴明)
https://youtu.be/Jh6vJcqJuP8

朝鮮半島「空白の5000年」と
日本人のルーツ
(長浜浩明×三橋貴明)
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【三橋貴明】湾岸諸国のハイパーインフレーションへの3件のコメント

  1. 利根川 より

    >>「供給能力(※自国の)こそが
    全てである」>>

    ザイム真理教徒が連呼する「国際社会の信認」って、自国の供給能力(生産能力)のことなんですよね~…

    ”お金に価値があるのではない、お金は価値のある物(生産物)を買えるから価値があるのだし、その価値のある生産物をその国の人が生産できるから、その国が発行する貨幣を運用する意味がある”

    まあ、自国貨幣が納税手段である地域に限っての話ですけどね。

    ”生産したら税金かかりますし、税は自国通貨以外では支払えない。だから、自国通貨には価値がある”

     つまり、お金の発行(新規国債の発行)をケチって、日本国内の生産能力をボロボロに老朽化させたザイム真理教徒自身が日本で最も国際社会の信認を損ねた存在だってことです(苦笑い

    >>ホルムズ海峡が封鎖されたことで、
    現代の繁栄の象徴だった湾岸諸国が
    危機に瀕しています。
    海水淡水化プラントを攻撃され、
    食料自給率20%未満でありながら、
    食料輸入が滞り、
    外国人労働者も動揺している。>>

    ジョン・ミアシャイマー教授のインタビューを視聴しましたが、ミアシャイマー教授からみても今回のイラン戦争は「やっちまった案件」にカテゴライズされるものみたいです。

    中東:イランとの和解を反故にして一方的に潰そうと試みたが予定通り行かず世界中で原油高騰の嵐

    東アジア:韓国の防空ミサイルも沖縄の海兵隊も中東に持っていくだけじゃなく、自衛隊にも出動が要請されている。東アジア方面がら空き

    ヨーロッパ:アメリカは既にウクライナからは手を引いている

     去年、ヘグセス長官は、アメリカ一国で世界中をカバーすることはできないのだから、同盟国は自衛する意識を持つべきだと言っていました。私もそう思いました。であるなら、自衛するための力を持っていかれてしまうのは困ります。東アジアがら空きやないかい!

    高市首相はそこの所、ちゃんと言うべきですよ

    そんな中、自民党から出馬して落選をした慶応義塾大学の岸博幸さんは以下のようなコメントを出している。

    ~~~~~~~~~~~~~
    未だにリベラルの人は、日本はトランプにイラン攻撃の問題点(国際法違反)を毅然と指摘すべき、明確に反対しているスペインを見習えというけど、スペインと日本の置かれている立場を無視しちゃダメだと思う。理想も大事だけど、外交ではリアリティの方が大事では。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    といったお花畑脳全開のコメントをしておられました(苦笑い
     要するに、今まで通りアメリカにおんぶにだっこしてもらっていれば安泰だってことみたいですが、上の方でも述べた通り、アメリカは中東でも東アジアでもヨーロッパでも戦線を維持できる体制にありません。そのことはヘグセス国防総省長官自身も認めています。だから、同盟国は自衛しろって言っていたわけだ。

    アメリカか中国にたかっていれば大勝利なんて時代は終わりました

    これからは独自外交が求められるし、それができるように自力を強化していかなければなりません。

    大人の社会科チャンネル-tetsuya-
    自衛隊はホルムズ海峡に行けない?法的根拠も正当性もない要求に高市政権はどうする?

    tetsuyaさん
    「ホルムズ海峡の危機って第一期トランプ政権時にもあったんですよ、2019年ですけどね」

    「あの時もトランプ大統領が各国に呼び掛けてホルムズ海峡のタンカーを護衛するための有志連合を作ろうとしたわけですけども」

    「当時の安倍総理はあれだけ親密だったトランプに頼まれてもその誘いを断ったんですね。有志連合には入らなかったわけですよ。」

    「日本としては中立を保ったと。安倍さん自身もイランに入ってハメネイ氏と会談してハメネイ氏から核開発をしないという言葉を引き出してきたわけです」

    ~中略~

    「1953年に日章丸事件というのがあって、当時のイランの油田はイギリスに全部支配されていて、イランで油田が出てもイラン人の富には全然ならなかったわけですよ」

    「全部イギリスに持っていかれちゃったわけですから」

    「それを打破するためにイランが一方的に油田の国有化を宣言してイギリスを締め出そうとしたわけです」

    「それに対してイギリスが怒ってイランを海上封鎖してイランからの石油輸出を禁止するということを言ったわけですね」

    「これに日本人の出光佐三が『この封鎖には法的根拠がない』と」

    「イギリスの海上封鎖を突破して日章丸というタンカーをイランに送ってイランからの石油輸入を開始したわけです」

    「これは世界的にも大ニュースになってイラン人にも広く知られているらしいです」

    「イギリスから搾取されてイランが苦しんでいる時に日本がイランの石油を買いに来てくれたということで、日本に対する好意的エピソードということでイラン人も知っている」

    「今回も日本はアメリカの同盟国だけど、正当性がない戦闘には参加しないよと、中立だから日本のタンカーは通してくれということでイラン政府に言えば聞いてくれる可能性はあるかもしれない」

    「これをやったら高市さんは英雄になれますけど、残念ながら高市さんじゃ無理だろうなと思いますね」

    「最初からイラン、イスラエル双方に自制を求めるとか言っておけばよかったのに、最初っからイランだけを批判しちゃってるわけですから」

    「高市さんは安倍さんを尊敬してるはずなのに、安倍さんが積み重ねてきたイランとの関係も、ここでおじゃんにしちゃったと言えるわけです」

    tetsyaさん、いつもながら非の打ち所がない正論をありがとうございます。この激動の時代に安倍さんの数少ない功績すらおじゃんにする人物を選んだ有権者には

    「どうして…」

    と問いたい。土台である内政もぼろっぼろなんで、独自外交どころの話じゃないわな(苦笑い

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      1. 利根川 より

        給付付き税額控除とは何者か?

        高市政権の肝いり政策とのことですが、内容がよくわからないってことで…三橋さんが解説してくれました。以下、ザックリ書き起こし⇓

        ~~~~~~~~~~~~~~~~~
        三橋さん「給付付き税額控除を高市さんにご説明したのは森信茂樹です。」←(出オチ

        三橋さん「東京財団のエコノミストで『元財務官僚』です」

        三橋さん「給付付き税額控除ってなんなの?」

        三橋さん「給付付き税額控除は消費税とからめて話をされてますけど、(消費税とは)関係ありませんから」

        三橋さん「給付付き税額控除は所得税減税です」

        三橋さん「例えば、今年は全国民、所得税を10万円控除しましょうとなりました」

        三橋さん「払った所得税から10万円、戻ってくる。還付されるわけですけども、所得税10万円払ってない人もいるわけ」

        三橋さん「例えば、所得税3万しか払ってない人がいますよと」

        三橋さん「そうすると、マックスで3万円しか還付されない。7万円足りないの」

        三橋さん「それを(7万円を)給付しましょうというのが『給付付き税額控除』」

        三橋さん「なんでそんなことやるの?」

        三橋さん「低所得者対策なんです」

        三橋さん「消費税が上がると物価も上がりますが、皆が支払った中には『消費税相当額』が含まれている」

        三橋さん「この『消費税相当額』が、低所得者の方が所得に対する割合がでかくなる」

        ※消費税10% 年収200万円の人から20万円奪うと死ぬが、年収2000万円の人から200万円奪っても死にはしない

        三橋さん「消費税の逆進性。低所得者ほど所得に占める消費税相当額が大きい」

        三橋さん「ということで、消費税相当額について還付しようという話とセットになったのが『給付付き税額控除』」

        三橋さん「そんなこと言うなら消費税一律減税すりゃいいじゃないかという話ですが、財務省はそれは絶対嫌なんです」

        三橋さん「(財務省は)消費税なくしたくない。でも、消費税は低所得者の方が負担が重いというのは事実」

        財務省「じゃあ、消費者の方にいくら何に使ったかレシートに残してもらいましょう」

        財務省「1年後、それまでに支払った消費税相当額分を計算して10万円分所得税を控除するか、足りない分は給付しましょう」

        三橋さん「確定申告よりややこしい。だって1年間に消費した額、全部チェックしないといけないんだよ?」

        三橋さん「今のシステムじゃ絶対無理」

        三橋さん「これ、本気でやるのならマイナンバーと支出を紐付けるしかない」

        三橋さん「絶対嫌だよ、そんなの(笑」

        三橋さん「めちゃくちゃ不正が横行するにきまってる」

        三橋さん「こういう馬鹿なことをやって、一連の消費税食料品のみ0をやるとどうなるのか」

        三橋さん「消費税の批判の一つである逆進性、これについては『(給付付き税額控除で)対策うってますよ』ということになる」

        三橋さん「さらに、消費税の食料品のみ0で税率は三段階になる(0%、8%、10%)」

        三橋さん「税率が複雑になるとインボイスは必須になる」

        三橋さん「低所得者に給付で手当てして、複数税率でインボイスを固定。それから全体の増税をしていくんです」

        三橋さん「絶対、財務省はこれ狙ってるよ」

        三橋さん「(給付付き税額控除は)最終的に上げるために(増税するために)やるわけ」

        三橋さん「消費税あげると『低所得者は困るんです』って批判するんだけど、『だから給付付き税額控除いれたでしょ』って」

        こゆきさん「言い訳がきくようになるんだ」

        三橋さん「そうそう!」

        こゆきさん「それを高市さんは進めるんですかね?」

        三橋さん「言い出しっぺは森信茂樹(財務官僚)ですから」

        こゆきさん「それに対して納得されて進めているってことですか?」

        三橋さん「高市さんの性格的に、なんて言ったらいいんだろう、消費税減税みたいに全体的にみんなの所得が増えますよっていうのが好きじゃないんだよね」

        三橋さん「でも、低所得者に対する配慮が必要だよねって言われると、『そりゃそうよね』ってなる」

        こゆきさん「好きじゃない?」

        三橋さん「一番わかりやすいのが農家個別補償、あれ、高市さん嫌い」

        三橋さん「『だって働かないで所得貰うんでしょ?(by高市総理)』」

        三橋さん「そういう話じゃないんだよ!」

        三橋さん「そんなこと言ったら公務員(官僚)どうなるんだよ、ホントに所得に見合った働きやってんのかお前!」

        三橋さん「農家個別補償で一部の農家は割得になるかもしれないけど、それによって農業の生産力を維持した方が…大した金額じゃないんだから」

        三橋さん「私はそういうノリなんです」

        三橋さん「生活保護も『俺が払った税金で~』って奴がガーガー言ってきたけど、、、」

        三橋さん「不正受給があるのは確かです。でも、0.4%なんです。たかだかその程度で何を言ってるの?」

        三橋さん「そもそも日本はなかなか受給できないからね、生活保護。そっちの方がよっぽど問題じゃねーかと」

        三橋さん「皆、頭の中『カネ、カネ、カネ』だから、そういうところ目くじら立てるわけ。個別補償とか生活保護が典型ですね」

        三橋さん「高市さん、そういうの(個別補償とか生活保護)嫌いなんだろうな~と」

        三橋さん「高市さんが好きなのは『働こう!みんな!』っていうノリが好きなのよ、わかるでしょ(苦笑い」

        三橋さん「ただ、流石に低所得者に対する補償があまりにもないと良心がとがめるらしく、よりにもよって森信茂樹(財務官僚)の給付付き税額控除とか言い出しちゃったわけ」

        三橋さん「ついでに言うと、どういうシステムになるかわからないからね?」

        三橋さん「私はベーシックな部分と消費税に紐づけした部分を話しましたが、実際、どうなるかは分からない」

        三橋さん「イギリス方式で(給付付き税額控除)やると、マイナンバーにあらゆる所得を紐づけてしまって失業手当とか年金とか全部一括で払えるようにしてるわけ、税金も社会保険料も」

        三橋さん「でも、それやるには日本は10年くらいシステム投資やらないと無理だわ」

        三橋さん「ここまで複雑怪奇だとできるのかどうかもわからない」

        三橋さん「税金ひとつとっても国税庁と厚生労働省(社会保険料)と情報がバラバラに点在してるわけです」

        三橋さん「それを統合するとか、本当にできるのかなと」

        三橋さん「結論、給付付き税額控除について長々としゃべってきましたが、こんなのできない」

        三橋さん「もしやろうとしたら持続化給付金なみの面倒くささになりますよ」
        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

        ”高市さんが好きなのは『働こう!みんな!』っていうノリ”

        うんうん、だからさ、どれだけ労働者増やしたって、低賃金セクハラ・パワハラ当たり前の職場なんか避けて通られるわけ、人手不足埋まらないわけ、だから、政府が最低限、賃金水準は補助して上げるべきだろって言ってるわけ!

        三橋さん「介護職が年収1000万クラスの職ならみんなやりたがりますよ」

        そういうことだよ!自分も儲かって社会のためにもなるとか最高だろ。
         働くことがいいことだとか愛国だとか、そんな説教臭いこと言われなくても待遇が良けりゃ皆よろこんでやるんだよ。バブル崩壊前、消費税増税やっちまうまでの日本はそうだっただろ?

        牛若丸三太郎
        「24時間、働~けますか!ビジネスマ~ン!ビジネスマ~ン!ジャパニ~イズ、ビジネスマン!」
        (リゲインCMソングより)

        今、エッセンシャルワーカーと呼ばれる職種で人手不足が起きています。社会の基盤となる職種がボロボロなのにどうやってシステム投資なんてやるんだっての(苦笑い
         誰がシステム投資のための部材を生産するのか、誰がその部材を運ぶのか、誰かそれらの人達が食べる物を用意するのか、基礎がボロボロなのにその上に建物を建てるなんて狂気の沙汰だよ。
         

        ”働くことは良いことだとか、愛国だとか、そういう説教を垂れるのは坊主や教師の仕事であって政治家の仕事じゃね~ンだよ”

        説教なんかしなくても、「やりたくなる」システムにするのが政治家の仕事だろうが。

        三橋さん「そんなこと言ったら公務員(官僚)どうなるんだよ、ホントに所得に見合った働きやってんのかお前!」

        政治家(公務員)は見合った働きやってねえと思うぜ、失われた30年って何だよ(苦笑い

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        1. 利根川 より

           本日、安藤裕参議院議員が国会質疑に立ちました。
           予算成立急ぐのは分かるけど、民主制国家として国会審議は時短などしないでしっかりやった方がいいんじゃないか、といったものでした。
           この意見、X(旧ツイッター)の方でも発信していましたが、高市総理の支持者に左翼扱いされていましたね(苦笑い
           なつかしいな~、10年前の保守層も「全部、中韓のせい!」ってやってたんですが、三橋さんらが「ちゃんとデータみろ」「日本が不況なのは需要不足だから」と指摘して、反自民ってことで左翼扱いされてましたからね(苦笑い
           

          <NHK日曜討論 3月15日>

          自民・小林政調会長(コバホーク)
          「審議時間が短いと批判されますが、我々与党は土曜日にも委員会を開いて審議を進めようと提案したんですよ。しかし、それを拒否したのは野党の皆さんではありませんか。」

          参政党・豊田真由子議員
          「土曜日の開催が見送られた唯一の理由は、予算の要である担当の赤沢大臣がいらっしゃらないという点につきます。予算を議論する場に肝心の大臣が不在のまま形式的に進めるなど国会としてあり得ません。」

          コバホークさんも元財務官僚ですけども、どうしてこんな国会軽視の姿勢がとれるのかというと、その秘密がコチラ⇓

          「財務省はメディアをコントロールする」元財務省幹部・榊原英資が暴露したヤバすぎる実態とは[三橋TV第1010回]そろそろやめにしたいヒノキ・より

          ヒノキさん「今回紹介するのは、こちらの榊原英資の『財務官僚の仕事力 最強官庁の知られざる出世事情(SB新書)』」

          ヒノキさん「財務省側の人間が書いた本を紹介する話ということになっております」

          ヒノキさん「榊原さんという方は元財務官なんですよ」

          ヒノキさん「財務省のナンバー2かナンバー3」

          ヒノキさん「この本でもすぐ出てくるんですけど、三権分立は建前だってはっきり言いきっちゃってるんですよ」

          ~~~~~~~~~~~~~~~~
          ①法案・予算案・政策作成
          →三権分立はタテマエ P20
          *実態はひたすら根回し P156

          ②「黒子に徹して根回し」
          →報道機関にも根回し P151
          ~~~~~~~~~~~~~~~

          三橋さん「本人が言ってるの?」

          ヒノキさん「本人が言ってます。20ページに書いてあります。あんなのはタテマエなんですよと」

          三橋さん「すげえな」

          ヒノキさん「法案だったり予算案だったり政策案だったり、あんなのは官僚が事前に根回ししてるんだから実際に作ってるのは官僚なんだよと」

          ヒノキさん「立法府として国会はあるけど、実際には事後承諾なんだよと」

          ヒノキさん「民主主義マジ大丈夫かというようなことを平然と言い放っているんですよね」

          後編で解説されていますが、世界でも珍しいくらい日本では官僚が何でも決めちゃって、政治家は事後承諾でオッケー出してるだけみたいになっちゃっているそうな。まあ、政治家は仕事をしてるフリをしてるだけってことみたいですね。
           でもね、安倍総理もそうでしたが、一応、民主制っていう建前はあるので、ちゃんと国会審議はやってたんですけど、高市政権ではその建前すらまともに取り繕わなくなった。まあ、財務官僚からすれば既に官僚が決めたことなんだから、国会審議なんて茶番はいらないだろってことなんでしょうけどね…
           
          自民党の連中は支持者をことごとく裏切りますが、審議時間短縮も含め、高市政権は過去一酷いですね。

          下野時代の麻生太郎さん
          「日本政府の借金は政府の借金であって国民の借金じゃない。じゃあ、満期になったらどうするのか?(借款債)印刷して返すだけ。だって日本円なんだから。」

          財務大臣時代の麻生太郎さん
          「政府の借金ね、国債でやってるんだから、後世の人達に更に借金を増やせってことですか、あなたのために。」

          選挙前の安倍晋三さん
          「やはり、デフレから完全に脱却するまでは消費税の増税はダメだと思いますね。」

          総理になった安倍晋三さん
          「三党合意なんで消費税増税します。」

          総裁選時の岸田文雄さん
          「私も積極財政派だ!令和の所得倍増計画やるぞ!」

          総理になった岸田文雄さん
          「令和の”金融”所得倍増計画です。」

          裏切り方ひどいね、そう思った方もいるかもしれませんが、どの人も一応、三橋さんたちの主張している内容には目を通しているし、選挙に勝つまでは三橋さんの主張を口にしているわけですよ、まあ、選挙終わったら裏切りますけどね(苦笑い
           でもね、高市さんは三橋さんたちの主張に目を通していないのに「積極財政派」みたいな顔でしれっと三橋さんの番組に出してもらってたんですよ。
           で、参議院選挙の際に高市さんが日曜討論で何を言ったのかというと、、、

          高市さん
          「消費税は社会保障の財源だから減税はできない」

          といったものでした。
           三橋さんらの主張は、税というのは自国通貨に価値を持たせたり、景気の自動安定化装置だったり、格差の縮小したり、行動変容を促したり、様々な役割があるが、何かの財源にするために徴収しているわけじゃないんだよ、というものです。これを説明するのにスペンディング・ファーストとか信用創造を持ち出して説明してたわけです。
           高市さんのコメントをみれば丸わかりですが、あの人は支持してもらおうっていうのに相手の主張にすら目を通していなかったんですよ。
           まあ、それでも、総理になってどうしてもやりたいことがあって、何を利用してでもやり遂げるんだってことなら、むしろ立派なものですが…

          高市総理
          「消費減税は私の悲願」

          PRESIDENT Online
          「公式ブログの記事1000本を検証したけど、消費税についてはむしろ増税を正当化してますよね?」

          これですからね。
          要は、総理になったという社会的ステータスが欲しかったのであって総理になってやりたかったことがあったわけではないんじゃないかと。
           三橋さんをはじめ、積極財政をうったえた初期メンバーは右からも左からも叩かれながらチャンネル登録数90万(三橋TV)まで地道に教育をやってきたわけじゃないですか。それをさ、社会的ステータスが欲しいなんてしょうもない理由で利用したんだとしたら腹が立つってレベルの話じゃないわけですよ。
           ところで、自民党の積極財政派は何をやっているんだい?高市総理が森信茂樹さんに取り込まれているっていうぞ?

          もうね、自民党は滅びるべきです

          参政党を含むすべての政党(の積極財政派)に期待します。

          追伸:
          国際政治学者の伊藤貫さんやジョン・ミアシャイマー教授が、多少強引な手を使ってでも中立国になれる実力を持っておかないと危ないよと言ってましたが、、、これ(イラン戦争)のことか~…
          本物の有識者、すげえわ。
          私のような凡人は危機が目の前に迫ってくるまで分かりませんが、本当に頭がいい人たちはことが起こるずっと前にすでにその事象は見えているわけだ…ああ、だから優秀な人って絶望して自殺とかしちゃうのか。優秀じゃなくて助かったなわたし~⤴

          優秀な人たち、生きろーーーーーー!

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