【今週のNewsピックアップ】
反比例
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12857279690.html
薬あるんやから飲めよ!
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12857831920.html
6月23日、
西田昌司参議院議員(自民党)、
原口一博衆議院議員(立憲民主党)、
たがや亮衆議院議員(れいわ新撰組)、
それに藤井聡先生にご参集いただいた、
「徹底討論!!消費税減税
〜令和の日本に必要な真の経済政策〜」
が開催されました。
700名近くの皆様に
ご参集いただいたこと、
感謝申し上げます。
シンポジウムに
参加していなかった方々のために、
話を整理しておきます。
1. 西田昌司
「財政政策検討本部」の本部長は、
実に素晴らしい「提言」を
提出したにもかかわらず、
2024年骨太の方針議論において、
「プライマリーバランス
2025年度黒字化」
目標について議論をすることを避けた
(一般的には「逃げた」
と表現されるでしょう。)
2.1の理由として、
「特定公債法が2025年度までは
有効だから」と説明していますが、
「で?
2024年の骨太の方針の議論と
何の関係が?」
と突っ込まれることは必然。
(突っ込まれていますが)
3.岸田内閣と自民党の支持率が、
共に10%台に低迷している
4.政権交代になると、
西田議員は
「特例公債法が可決されない」
と危機感を煽っているが、
根拠はない
5.財務官僚が
「特例公債法を通す」
と明言したと西田議員は発言しているが、
事実だとしても、
「政府の利払費分の赤字(特例)国債を
発行することで、
PB黒字化目標と、特例公債法を通す、
は両立する」
という藤井聡先生の指摘は、適切。
PB黒字化目標を堅持しつつ、
特例公債を発行することは可能
(但し、国債利払い分のみ)
6.財務省が国債利払費を含めた
財政収支の黒字を
新たな財政指標にしようとした場合、
「ネットの利払費では、
日本は財政が健全化している」
という突っ込みを受ける。
(しています)
7.自民党の総裁選挙と同時に、
立憲民主党の代表選挙が行われ、
両党共に積極財政派の候補は
必ず出馬する
8.財務省が
「財政収支の黒字化」を
新たな財政目標に掲げる場合、
特例公債法を通してはならない。
色々と、煮詰まった感がありますね。
欧州で衝撃的な選挙結果が
相次いでいますが、
今後、日本も選挙の季節に突入します。
自民党総裁選挙、立憲民主党代表選挙、
総選挙、参議院選挙。
総選挙は今年、あるかも知れません。
(自民党の新総裁が「勝てる」と判断すれば、
衆院を解散するでしょう)
最も「マシ」な結果は、
特に衆院で自民党が大幅に負け、
自公維でも安定政権を作れず、
グダグダと連立の「議論」が
行われることだと思っているのです。
今度こそ、スキャンダル系ではなく
「政策の議論」をして欲しいのです。
◆メルマガのFoomii配信を始めました。
「特別会計の真相」
https://foomii.com/00305/20240629111611126006
◆経営科学出版から
「歴史教科書が教えてくれない
聖徳太子の英雄物語」が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38nike3_980
◆経営科学出版から
「経済大国ニッポンの不自然な没落
なぜ、「信じられない衰退」は現実化したのか」
が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38botu_teika
◆メルマガ週刊三橋貴明Vol791
特別会計の真相
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
特別会計について
「闇」があると主張する人がいますが、
そんなものはありません
(普通に国会で審議され、成立している)。
それにもかかわらず、
なぜ「特別会計」が批判されたのか。
理由はもちろん・・・。
◆メディア出演
三橋TV、続々公開中です。
「少子高齢化と国立大の学費高騰」
~なぜ出生率が下がっていき、
大学の学費は上がり続けるのか?
[三橋TV第877回]三橋貴明・saya
https://youtu.be/fehn6ZlyRc8
財務省の
「日本は国債の利払いがやばい」
という主張はウソだった?!
〜財務官僚が自ら暴露してしまいました……
[三橋TV第878回]三橋貴明・saya
https://youtu.be/tBWVBc9y3h8
ついに川田龍平議員らが
「ローカルフード法」を国会へ提出
〜日本の農家はこうやって守れ
[三橋TV第879回]三橋貴明・saya
https://youtu.be/jn5l10v-gI0
日本は経済成長していない。
確かにその通りです。
ならば、日本経済を成長させるためには
どうしたら良いのでしょうか。
日本経済の成長に
本当に必要な指標、考え方、
そして政策を、
わたし、シンガーsayaと共に
学んでいただくのが
「シンガーsayaの3分間エコノミクス
第二巻」です。
さあ、私と共に経済成長について
「ゼロ」から学んで下さい。
特別コンテンツとして、
三橋貴明&saya
「シンガーsayaが
三橋先生にひたすら聞いてみた第一回」
の全編もご視聴いただけます。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/economics/
◆三橋経済塾
7月20日(土)、
三橋経済塾第十三期第七回対面講義
お申込み受付を開始いたしました。
https://members13.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=2155
ゲスト講師は藤井聡先生です。
◆チャンネルAJER
「国債の利払いが増えて破綻する論を、
財務官僚が、
国会答弁で否定してしまった。(前半)」
三橋貴明 AJER2024.6.25
https://youtu.be/KeSeBgZ_xYc
【三橋貴明】今度こそ政策の議論を!への1件のコメント
2024年7月2日 10:41 PM
先日の新・経世済民新聞の記事「特別会計に『闇』はない」を読んで思いましたが、財務省の「ご説明」に騙されている人間のなんと多いことか…、おそらく、財務省がご説明に行くような相手というのは社会の上澄みの人達で、有識者や有名インフルエンサーともなるとそういった層との付き合いも多くなる。そこで、財務省の嘘が伝播していくといった仕組みなんでしょうね。
有識者「消費税は間接税です」(←消費税は直接税です。2023年 2月10日 衆議院内閣委員会 たがや議員参照)
インフルエンサー「インボイス制度は今までお客から預かった消費税を自分の懐にいれてしまっていた連中に天誅を下す良い制度」(←森永康平のビズアップチャンネル第138回参照)
特別会計については、元官僚の室伏謙一さんが解説している室伏謙一『霞が関リークス』が詳しいかと思いますので、良ければそちらの方ご視聴ください。
ところで、2024年7月1日の読売編集手帳に以下のような記事が載っていました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
博報堂生活総合研究所が先ごろ発表した、日本、中国、東南アジア諸国連合での生活調査(対象は各国15~59歳の男女1万1000人)で、「自分の将来のイメージは暗い」と答えた人が、
1位 日本 40%
2位 シンガポール 14%
日本が突出して多いという結果となった。
ここまで開きがあるのかと驚いた
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まあ、30年も不景気(需要不足によるデフレ不況)やってるのなんて日本くらいですしね(苦笑い
しかも、人為的に需要不足が引き起こされてきたわけで…需要不足の時に増税をするアホがどこに居るのか(日本に居るなぁ
さて、こんなことを言うと、
「俺は手取り20万程度だが、毎月、好きなゲームも買えているし貯金もできてる。働いていて金がないなんて言ってる奴は無駄遣いしてるだけ。こんな素晴らしい日本に住んでいて何が不満なんだ!」
と言われてしまうわけですが、国民生活基礎調査(2020年7月公開データ)によると、この20年で日本国民の所得の中央値は約108万円も低下しています。
<所得の中央値>
1995年545万円
2019年度437万円
このままいくと、我々の下の世代は更に貧乏になっていくと予想できます。あなたは逃げ切れるから良いのかもしれませんが、下の世代からは恨まれるでしょうね。加えて言うと、需要不足で困っているのだから「無駄遣い」してもらわないと商売あがったりなんですよね。でも、増税で「無駄遣い」するお金を取り上げられちゃうんでいつまでたっても需要不足が埋まらないと…日本人は「災害史観」なんだなあと
災害は人々に酷い傷跡を残しますが、一瞬で通り過ぎて行ってくれます。文句を言わず我慢していれば状況は徐々に改善していくわけです。しかし、大陸のような「戦争史観」だとこれが違ってくる。
大陸側は日本のように年がら年中「巨大災害」に見舞われるわけではないが、その代わり異民族による虐殺に悩まされてきた。
災害とは違い、敵兵は我慢をしていても通り過ぎて行ったりはしない。我慢をしていても状況は改善しない。敵を打ち破らなければ自分たちは生き残れない。
日本と大陸側の一番の違いはここなんじゃないでしょうか。
アニメ「攻殻機動隊」の主人公、草薙素子のセリフに以下のものがあります
草薙素子「世の中に不満があるなら自分を変えろ!それが嫌なら、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ!!」
攻殻機動隊の作者も日本人ですし、草薙素子のゴーストもやはり日本人なんだなあと。日本人は縄文時代からやってることがあまり変わっていないと聞きますが、個人レベルでどこでどんな経験をしても魂に染み付いた性分というのは変わらないのかもしれませんね。
さて、日本ですが、ここ30年におよぶ需要不足は先ほども言ったように政府の緊縮増税によってもたらされてきました。加害者がいる場合、それをほったらかしにして己を変えたって何の意味もないし、ましてや我慢していても状況は改善しないのですよ。
国民が「緊縮増税をする政治家は誰であろうと当選させない」という意思を選挙で見せない限り、棚から牡丹餅でも降ってこなければ永久に日本は経済停滞を続け、いずれアジアの最貧国になるでしょう。
コメントに返信する
メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です
コメントを残す
メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です